天皇誕生日スペシャル / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【経堂】

突然入って来たニュースにビックリしなかった人はいないだろう。タンジャイ・ミールスが２号店をオープン予定で、しかもそれが経堂のあの(元フード・タイム→元スリマンガラム経堂)店舗とは。まあ、相当思い入れのある場所だったのだろうなとは想像がつく。

オープンは2024年02月11日(土)。ということで、当日ピーク時刻を外して行ってみたが、行列で断念。２日間オープニング特別メニューなので、翌日もトライしてみたが、入れず。まあ、無理に混んでいる時に行く必要もないので落ち着いてから、ということで、2024年02月23日(金)、ようやく初訪問。

この日はランチ・タイムに祝日(天皇誕生日)スペシャル・メニューが提供された。幡ヶ谷でもランチ・タイムに異なるスペシャル・メニューが提供されていたり、雨天だったことなどが影響してか、この日はすんなり入店できた。幡ヶ谷はラメーシュさんが作っているのかと思いきや、実はシャンカーさんがそのほとんどを仕込みにいっていたとのことでビックリ仰天。スーパーマンか！

初めて行ったお店なのに、シェフもフロア・マネジャーも馴染みの人で妙な安心感がある(インド料理店あるある)。収納部分が一部取り払われていたりして、スリマンガラム時代と比べると座席数が増えていた。

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左が mutton Nilgiri (マトンのグリーン・ココナッツ・グレイヴィ煮込み)。Nilgiri は、たいていコリアンダーやミントのようなハーブなどの緑色のペイストで煮込み、爽やかさを演出する。

右が sambar (樹豆と野菜の煮込み)。こちらは安心安定の慣れ親しんだ味。お代わりもいただいた。

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kathirikkai bajji (マッシュした茄子の酸味煮込み)。コングナードゥあたりで人気の料理らしい。これは一口食べてビックリ。なかなかクセのある味で、すぐには脳が追い付かない感じ。どうしてこういう味になるのかが全く分からなかった。

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左が vazhaipoo vadai (バナナの蕾入り揚げ豆スナック)。バナナの蕾が多めに入っていて、揚げコンディションも良く、むちゃくちゃ美味い。これなら chatni (ツケダレ) 類が無くても全然いい。

右は sakkarai pasi paruppu sundal (緑豆のスウィーツ)。こちらはデザートとして最後にいただいた。まあ、インド版のオーソドックスな「あんこ」だね。

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左が kodi vepudu (鶏肉のスパイス炒め)。ここで突然アーンドラ料理(笑)。スパイス使いが独特で、チェッティナードゥの炒めものとは全然違って興味深かった。

右が methili meen 65 (わかさぎの唐揚げ)。無限に食べられる美味いヤツ。

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pachai pattani paal thengai sadam (ドライ・グリーン・ピーズ入りココナッツ・ライス)。バスマティ・ライスを使用。シャンカーさんはこれを pulao と呼んでいた(笑)。まあ、呼称は結構ユルいものだから別に問題ない。で、これはお代わり可の対象じゃなかったはずだけど、お客さんが少なかったせいか、いただいてしまった。まあ、臨機応変ということで。