2022年09月20日に Sri Mangalam 経堂店が閉店した後、吉祥寺の Sappadu Ready でのイヴェントを経て、一時帰国していたシェフの Karunanithy Shankar さん。早くも日本に凱旋し、幡ヶ谷の新店 Thanjai Meals で再び腕を振うことになった。グランド・オープンは2023年01月14日(土)。思っていたより展開が早かったな。ちなみに、店名の Thanjai、Shankar さんの故郷である古都 Thanjavur の呼称。

 

ということで、遅まきながら2023年01月19日(木)、ランチ・タイムに初訪問。場所は京王新線幡ヶ谷駅近くの六号通り商店街を少し入った左側(もう少し奥まで行くとアノ店とかアノ店とか)。階段を昇って2階の店舗入り口へ。

 

 

 

ちょうど空いている時間帯で、待つことなく無事入店。事前情報で薄々気付いてはいたが、案の定、Ramesh シェフの姿も厨房に(笑)。Ramesh シェフは Sri Mangalam 経堂店閉店後、しばらくは神奈川県秦野市の Arusuvaii の厨房で南インド料理を担当していた(現在の Arusuvaii ではオーナーの父上であるヴェテラン・シェフが担当している模様)。で、どういう経緯なのかは知らないが Shankar / Ramesh の経堂コンビの復活ということになったようだ。めでたしめでたし。

 

この日は珍しく初めから Non Veg Meals 気分だったので、迷いなくオーダー。

 

チョイスしたノン・ヴェジ・アイテムはマトン。恐らく mutton thengai kuzhambu (マトンのスパイシー・ココナッツ・ミルク煮込み)kalpasi (ブラック・ストーン・フラワー) の効いた、典型的なウマーなヤツ。

 

そしてノン・ヴェジ固定枠の chicken dry。 マサラ・オイルをたっぷり纏った鶏肉が絶品。油は正義。やっぱノン・ヴェジも美味いな。

 

経堂時代と変わらない、安定の keerai kootu (青菜と豆のココナッツ・ミルク煮)

 

この日のピクルス枠は elumichai oorugai (レモンのスパイス・オイル漬け)。初めて食べた時は酸っぱ辛くてビックリするけど、慣れてくると必須アイテムに感じられるから面白い。

 

湯気が立っていてレンズが曇るので焦りながら撮ったらこんなブレブレの写真に(笑)。kathirikkai (茄子) などの野菜がたっぷり入った sambar (樹豆と野菜の煮込み)。洗練された美味さ。もちろんお代わりもいただいた。

 

こちらも経堂時代と変わらない rasam (スパイシー・サワー・スープ)。やはり sambar rasam が美味しいとテンションが爆上りする。

 

デザート及び appalam (豆粉薄煎餅) ponni arisi (タミル・ナードゥの小粒米) を含めた全景画像もご査収くださいまし。この日の ponni はもう少し水分が少ない方が良かった感じ(と言いつつもしっかりお代わりした)。

 

デザートのスウィーツはお馴染みの semiya payasam (ヴェルミツェッリのミルク煮)

 

食後に何を飲もうかと考えながら食べ終えようとしていると、Shankar シェフから masala chai (スパイシー・ミルク・ティー) のサルヴィス。その上、自らエア・ブレンドまでしてくれた。有難うございます!

 

経堂よりも少し遠くなってしまったことは残念だけど、「メニューにないものも作りますよ」と言っていただいたので、お言葉に甘えてディナー・タイムに何かシェフズ・スぺサルなヤツを作ってもらうことにしよう。

 

ごちそうさま。

 

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※参照過去ログ

 → ザ・ファイナル・ラウンド / スリマンガラム ( Sri Mangalam )【経堂】

 → 秦野市でノンヴェジ・ミールスを / アルスヴァイ ( Arusuvaii )【渋沢】

 → 秦野市の新たな南北インド料理店 / アルスヴァイ ( Arusuvaii )【渋沢】