前回訪問時に、Parotta Virundhu (パロタのご馳走) のイヴェントを実施予定であるという告知を見てしまい、万難を排して2023年03月18日(土)、遅めのランチ・タイムに訪問。

 

普段は小田急線の代々木上原駅から歩いていくが、この日は雨だったので下北沢駅から京王を利用。ちなみに、幡ヶ谷駅は京王新線(新線新宿駅を通っている路線)しか停車しないので要注意。ややこしいよな。

 

着席するとバナナ・リーフが敷かれ、次々に料理がサーヴされる方式だ。

 

thayir sadham fritter (ヨーグルト・ライスのコロッケ風)thayir sadham (ヨーグルトご飯) は特に南インド料理としては有名なものだが、まさかそれに衣をつけて揚げるてあるとは。しかも、かじってみると、中に elumichai oorugai (レモンの漬物) が入っている。 揚げ物なのにとても爽やかで新鮮な味わいだ。

 

左が meen varuval / fish fry (魚のスパイス揚げ)。魚は鰆を使用。まあ、美味しいに決まってるよな。

 

右が chicken 65 (南インド風鶏肉のスパイシー唐揚げ)。揚げた後にチリソースと絡めて軽く炒めるタイプもあるが、これは唐揚げタイプ。

 

左は vengaya thayir pachadi (玉葱のヨーグルト・サラダ)

 

右は vazhaipoo kola urundai (バナナの花の揚げ団子)vazhaipoo (バナナの花) masala vadai / 

paruppu vadai (豆コロッケ) に入れたりもする。以前、京都のTADKAにてマニさん作のを食べたことがあったが、kola urundai (揚げ団子) にしたものは初めて。結構しっかりバナナの花の食感があって美味しい!

 

thengai paal sadham (ココナッツ・ミルクご飯)。これ、前回訪問時に食べた semiya upma と同様に、ちょっとチーズっぽい食感と旨味があって、非常に美味しい。ここに vengaya thayir pachadi を混ぜて食べるとさらに美味しくなる。

 

attukal soup (マトン・スープ)。意外にも塩気も辛味も控え目ではあるが、マトンの旨味が凝縮されている。

 

mutton chops (マトンのセミ・ドライ・グレイヴィ)。骨付き肉も可食部がたっぷり。

 

そして、parotta (精製粉生地の鉄板焼きフラット・ブレッド) の上には、左側に vegetable salna (野菜と豆の煮込み)、右側に nattu kozhi kuzhambu (地鶏のスパイシー煮込み) がぶっ掛けられる。

 

デザートを含めた全景画像もご査収くださいまし。

 

parotta は食べ放題で、最低でも3枚!と思ったものの、このグレイヴィを吸ったモチモチの parotta をそんなに食べられるはずもなく、2枚で撃沈。

 

デザートの shahi tukda (揚げ食パンのミルク漬け)。ムガール帝国時代からの伝統的なスウィーツ。ドライ・フルーツのトッピングがオサレ。は~、大満足。

 

こういうイヴェントが割と頻繁に告知されるので、ホントに目が離せない。レギュラーのディナーに行けるのはいつになるやら。