【昨日のビール】
中ジョッキ:7杯
芋焼酎ロック:3杯
【昨日の実績】
自転車:×
筋トレ:×
お菓子断ち:◯
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2024年7月1日の月曜日。
この日、前職で世話になった仲間と新宿で待ち合わせしていた。時間は19時、しがないサラリーマンが心置きなく酒を浴び、腹いっぱいに食べられる店を探した。しかもかなりお安い値段の店である。以前T川氏と、もう一人の友達K段氏と訪れた飲み放題、食べ放題の素敵な店だ。
仕事終了まであと20分ほどになったらソワソワが止まらなくなる。5分前には机上の整理、整頓、清潔、清掃、酒飲み、躾の6Sを敢行、30秒前にPCシャットダウンの準備に取り掛かる。準備なんて何もないのだが。
そして終業時間ジャストにシャットダウンしたら、すぐさま身支度をして家を飛び出すのだ。さながらF1のタイヤ交換ピットインのような一糸乱れぬ効率化され尽くした、飲みに行く前の一連の行動。酒飲みには絶対に欠かせない必須スキルである。何の役にも立たないが。
外は小雨がパラつくあいにくの空模様だったが気にしない。雨が降ったからといって酒がマズくなるわけではないのだ。私は折り畳み傘を広げ、すれ違う車の運転手にバレないように満面の笑みを浮かべて駅を目指すのであった。
ガタゴトと電車に揺られて新宿駅に到着した。店は東口にあるのでショートカットしてJRの乗換改札口を通り東口側出口を通過した。すると「ピンポーン」と鳴ってゲートが点滅した。ムムッ!いったいこれはなんだ?私は多少焦りながらも、すぐ横にある駅員の窓口に状況を説明した。ICカードはスマホに入れてあるので言われた通りスマホを確認用の機械の上に乗せる。
「大丈夫ですよー。ちゃんと認証されています。このまま電車にお乗りください」
若い女性駅員が元気よくそう言った。
「いえ、改札を出るんですけど」
私がそう答えると駅員がちょっと困ったような顔で説明してくれた。
「あー、通過されたんですね。その場合、入場料として150円頂くのですがよろしいですか?」
「よろしいですか?」と聞かれ「イヤです」と言える状況の訳がない。
「あ、どうぞ、どうぞ」
あーあ、150円損したじゃんか!
横着せずにちゃんと正規のルートを歩けばよかったのね!
でも、去年の夏はこんなこと言われなかったぞ!
と、心の中で思い切り叫んでから駅員に笑顔で別れを告げた。
150円か。
ビールのレギュラー缶1本損したな。
気にしない、気にしない。
しない、しない。
しないぞ。
うん、しない。
久しぶりの新宿。そういえば前回は妻とパスタを食べに来た時だったな。
トボトボ歩いて目指したのは、口の中に含んだ毒霧に注意が必要なグレート歌舞伎町。
雑居ビルの5階にあるその店のへと引き上げてくれるエレベータの前に立つ。階数を知らせるモニターを見上げると、そこには「休止中」の文字が赤く光っていた。マジか、、、やれやれ、5階まで階段かよ。
ムムッ!いや、待てよ。発想を転換すると、これで一杯目のビールがすこぶる旨くなるではないか!やった、やったぞ!と、あくまでも脳天気な大酒飲みの私なのである。
店に入ると5分ほどで全員が揃った。
それでは参ろうではないか!カブキロックスじゃなかった、歌舞伎町での再会を祝し、優しいオナゴの眠る街、お江戸の彼方へ、吉幾三!
さっそく乾杯ッ!
ブハーッ!
飲み放題なのにプレミアムモルツ!
制服、じゃなかった、至福とはこのことなのだ!
今日集まったメンバーは前職でお世話になった2人。一人は1年ほど前に一緒に飲んだ、現在は小さな会社を営む10歳年下アラフィフ社長。
もう一人は、私が転職する際にわざわざ2人きりの酒宴を開いてくれた竹野内豊似の7歳年下アラフィフイケオジ。約4年前の酒宴の際は私に対して「お世話になったので、今日は好きなものを好きなだけ食べて飲んでください」と言ってご馳走してくれた人。私は感動して涙したイケオジなのである。それからはリモート飲みを1回やったきりで、リアル飲み会は事あるごとにアクシデントで中止となって会わず終いでいた。どちらも久しぶりの楽しいメンバーなのである。
よし!食べようではないか。
鮮魚のカルパッチョ。健康志向で旨し。
ついこの前も食べたような気がするが、だし巻き卵。旨し。
定番、鶏のから揚げ。外せない。
似たようなメニューになってしまったがチキン南蛮。食べ放題だから気にしない。
串焼き5本盛のタレ。
こちらは塩焼き。
いやぁ、たまらん!ビールもおかわりし放題である。夢のようなひと時。竹野内豊はまだ前職の会社にとどまっている。しかし、一年ほど前、退職願を申し出たら配置転換プラス給与の大幅アップを提示されたそうである。そのままズルズルと現状に至るそうだがまだ転職はあきらめていないようだった。チャンスは必ずやって来る、頑張れ!応援するぜ!
ヨシッ、この勢いでまだまだ食うぞ!
シーザーサラダ。野菜もたくさん食べやサイ。
エビチャーハンも食っとこう!食べ放題、グヒヒ。
フライドポテトは竹野内豊が全部食べた。今日は好きなだけ飲んで好きなだけ食べなさい。割り勘だからね。
その間もプレミアムモルツは進む。だいぶ腹は落ち着いてきた。
えっ?お茶づけ頼んだ?
高菜チャーハンも、、、
お、おい、食える?大丈夫か?
頼んだのは私だが。
ここまで来たら、ついに若社長と竹野内豊の箸が止まった。それはそうだ。飲み放題、食い放題で終わりの計画など一切立てず、本能の赴くままにオーダーしてきたのだ。
ヒェーッ!また串5本頼んだの?
私だけど。
串焼き5本盛を持ってきた店員が我々のテーブルの上に並ぶ大量の料理を見てこう言った。
「お客様、料理を残したら別料金をいただきますのでご了承ください」
「。。。」
皆無言になって下を向いてしまった。
私以外はね。
私は震えた。武者震いだ。おお!こ、このシチュエーションはアレではないか!
夢にまで見たアレ!
そう、大食い系ユーチューバーの動画を見ながらヨダレを垂らして涙をのんでいた私。いつか私もそのように、目の前に並ぶデカ盛りフードをむしゃむしゃと食べ進んでみたい。やってみたい、やり遂げたい、と切に願っていたのだが今日がその時、絶好の場面なのだ。
よーし、喰らうぞっ!
やってやる。他の2人はもうアテにならない。僕がやらなきゃ誰がやる?ガンバロン、ガンバロン、男の子なら優しく強く♪
どんどんと食べ進む私。ああ、チャーハンをこうやってモリモリ食べたかった。串焼きをこうやってモグモグ頬張りたかった。夢がかなっているぞ!今がその時だ、ああ、満足だ。
ゲッ?最後にもう一品、クリームコロッケが出てきた、、、
さすがの私も限界が近くなった。9割7分がた食べたところで天使のささやきが聞こえる。
「お客様、そろそろ閉店時間になりますのでお会計をお願いします」
カタコトの日本語で女性店員が会計という名の免罪符を持ってきたではないか。ラッキー!
こ、これでこの価格なのか!!!1人あたり4000円もいかない金額を支払い、3人は颯爽と夜の新宿歌舞伎町に飛び出した。もちろん5階分の階段を下りてだが。
この日は月曜日という事で各々自粛体制をとったため再会を約束して、ここの店一軒だけでお開き。私もまじめに自宅最寄り駅から帰る途中のコンビニにも寄らず、まっすぐ帰った。まっすぐ帰ったのだが、バカねバカね、よせばいいのに風呂上がりからの芋焼酎ロックをグビリと煽った。
おかげで今朝はかなりな二日酔いでなかなか起きられなかった。
後悔など全くないのだが、、、
いやぁ、思い返しても満足の飲み会だった。
また行こう。
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昨日、飲みすぎ、食べすぎで膨満感を満喫している私が今ここにいる。
暴飲暴食を後悔してもしかたない。
後悔したからと言って体重が落ちる訳でもなく、体脂肪が減る訳でもないのだ。
だから私は走る。
走り続ける。
ランニングやサイクリングで。
ビールをこよなく愛する皆さま
もちろん旨いビールに旨い肴を大量にいただくためである
であるからして
やっぱり今宵も
キンキンに冷えたビールで
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。
くだらなく、長いブログにお付き合いいただき、感謝。












































































