【昨日のビール】
ロング缶:4本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:5杯
【昨日の実績】
自転車:〇
筋トレ:×
お菓子断ち:×(素煎りピーナッツ)
昨日は、あ、昨日もたくさん飲んだ。日中に体をたくさん動かしたので仕方のないことである。たくさん動いてたくさん飲む、これが健康の秘訣なのだ。
----------
2024年7月13日の土曜日。
この週末は祝日の海の日が入って3連休である。そして連休初日のこの日、朝からいろいろと予定を入れていた。まずはプールの予約をしていたのだ。アメブロのブロガーさんであるLotusさんに教えてもらったプール開きの日がこの日だったのだ。Lotusさんのブログを読んですぐに予約を入れたのだが、オープンの10時枠はすでに全て埋まっていて、私が取れたのは10時半からだった。
勢いあまって予約したのだが、よく考えるとこの日にプールへ行ったらLotusさんにお会いできるではないか。このアメーバブログで見つけたLotusさんの記事が面白おかしく、そして格好の良い文章であり、すぐにフォロアーになった。しかも自宅がそう離れていない場所におありのようで、見慣れた風景の写真などがよく載せられている。コメントもやり取りさせていただいたりしているうちに、なんだか勝手に昔からの知人のような存在として捉えているきらいがあった。
しかし、駄菓子菓子である。まったくもって一度もお会いしたことがないのだ。お会いしたことが無いから顔が分からない。顔が分からないからプールで会っても誰がLotusさんなのか絶対に分からないのだ。仮に、もしこの人だろうな、と思うような人が出現したとして、何と言って声をかければよいのか。
「あのー、間違ってたらすみません。もしやあなたはLotusさんじゃないですか?」
なんて言って、全然別人だったらどうしよう。
「ハ?なんですか?ナニさん?」
なんて返されたら恥ずかしすぎる。
「あ、すみません。人違いでした。失礼しました」
お互い海パンを履いた50代半ばのオジサンたちがプールサイドでやり取りしている姿を想像するとシュールすぎる。とかなんとか、そんなことを考えながら、この日の朝、予約時間に間に合うようプールに向かって妻に借りた電動自転車のペダルを漕いだ。
曇りの予報が出ていたがハズレて嬉しい多摩川右岸。
京王線の電車が通ったのでパチリ。
そうしていると、LINEの通知がブルっとなった。止まって見てみると、変態パパ活仲間のド変態先輩ではないか。この日、私がプールに行くことを知らせていたのだが、ド変態先輩も10時から予約していて、現地で会いましょうという内容だった。
しかし、私が予約した時点で最速の入場時間は10時半だったのに、それより早い時間の予約が取れたのだろうか?近所には似たような名前のプールがいくつかあるので、間違えているのではないか?そのような内容のことを返すと、確かにそうですね、と返ってきた。まあ、現地で会えたら会いましょう、そう締めくくると、改めてプールを目指す。
到着した。まずはLotusさんが来ていたらおそらく見つかるだろう愛用の自転車、金剛号を探した。ざっと100台くらい止められた駐輪場を見渡してみるが、それらしきものは見当たらなかった。ここで、可能性として今日はLotusさんが来ていないか、または他の手段を使ってやって来たかということになる。ド変態先輩は車で来ているはずだ。
受付を済ませて更衣室で着替える。なるだけ端っこで人が混んできても比較的余裕で着替えられる場所にあるロッカーを選んだ。まだ早い時間なので、空いているロッカーがたくさんあったが、私が選んだロッカーの下だけ1つ使用中だった。海水パンツは来るときからすでに履いてきたので、Tシャツを脱ぐと荷物をロッカーに全部入れてさっそくプールに向かう。
バスタオルとゴーグルを持って入水前に通る、あの消毒液がたっぷり入った腰のあたりまでの水に浸かったら、レッツゴー1匹!ド変態先輩とLotusさんが待つプールサイドの彼方へ、吉幾三!
まずは熱中症予防のために自販機で飲み物を買った。その時、チャック付きの海パンポケットに小銭を入れていたのだが、一緒にハンドタオルを入れっぱなしにしていたことに気づいた。先ほどの消毒水でビッショリ濡れてしまっている。あとで乾かそう。自販機からペットボトルを取り出したら、流れるプールを1周して見て回ることにした。ド変態先輩は顔が分かるので、来ているのであればすぐに見つけられるだろう。問題はLotusさんだ。私が知っているLotusさんの情報は以下である。
・身長165センチ
・体重60キロ前後
・スキンヘッド
・クロールの練習をしている(たぶん)
ムムッ!こ、これで人を探せとな?情報が少なすぎるではないか。それでもスキンヘッドという特徴は結構見つけやすい条件である。私は一縷の望みを持ってプールサイドを歩いた。
すると、すぐさまスキンヘッドの男性が現れた。しかし、よーく見ると幼い男の子を連れて歩いているようである。これは違うな。同時にド変態先輩も探すが見当たらない。よし、頭を切り替えて今日はたくさん泳ごう。そして、探し人が出現したら声をかけよう。そのようにして流れるプールを離れ、競技用の50メートルプールの方へ移動した。
どちらかというと、こっちのプールの方にLotusさんはいるはずだ。などと思いながらゆっくりとプールサイドを歩く。とりあえず、スキンヘッドの人だけ見つけてみよう。そう思いながら競技用のプールサイドに立った瞬間、度肝を抜かれた。なななんと、スキンヘッドの人が6人くらいいるではないか。なんというスキンヘッド率の高いプールなのだ。
あまりプールサイドで周りをキョロキョロ見るのは好まれることではないので、濡れてしまったハンドタオルを椅子にかけて干したら、まずは準備体操を入念に行った。体操しながらもやっぱり気になるスキンヘッドの方々。さりげなく屈伸などをしながら一人ひとり見つめた。しかし、分からない。まったく分からないのだ。当たり前だが。
さあ、気持ちを入れ替えて泳ごう。私は平泳ぎ専門。冷たすぎないちょうど良い水温のプールに入ってゆっくりと久しぶりの水の中を楽しんだ。ちょうど昨年の今頃は50肩の痛みで悪戦苦闘していた時期である。プールに来てもクロールができずに平泳ぎで痛みに耐えながら泳いだ記憶がよみがえってきた。しかし今年は完治している。クロールだってできるぞ。調子に乗ってクロールに切り替えたらもの凄く息が上がった。平泳ぎ以外はほとんどできない私は溺れそうになりながらプールサイドにたどり着いた。
「これから10分間の休憩に入ります」
場内アナウンスが流れ、泳いでいた全員がプールサイドに上がった。ざっと30人ほどだろうか。その中に気になるスキンヘッドの方が1人いた。背格好がLotusさんとほぼ同じ。さっきからずっとクロールで泳いでいる人なのだ。休憩時間に私の目の前を通った。Lotusさんは私が今日、ここに来ることを知っている。しかし、同様に私の顔を見たことがない。そして私に関する情報はほとんどお持ちでないだろう。ジョージクルーニーと同じ顔である、ということ以外は。
気になるクロールで泳いでいたスキンヘッドの方がLotusさんだったらどうしよう。私は本気で話しかけてみようかと思った。休憩しているLotusさんと思しき方にゆっくり歩いて近づく。向こうも私に気づいたようで、直視はしていないが、なんとなくこちらの存在に反応し始めているようだ。高鳴る心臓の鼓動を抑え、思い切って話しかけてみた
「あのー、間違っていたらすみません。ブログなんてやられていないですよね?」
「エッ?もしかしてcornさんですか?」
「はい!そうです!cornです!初めましてー」
という場面を想像していると「ピーッ」という笛の音がけたたましく鳴り響いて、休憩時間は終わった。Lotusさんに話しかけたという話は私の勝手な妄想であり、現実に戻ると、また平泳ぎに専念することにした。気になるスキンヘッドの人もクロールを延々と続けている。ド変態先輩家族も見つからない。息子さんの顔も知っているので、いればすぐに分かるはずだ。
ゆっくりたっぷりのんびり平泳ぎを続けていると、そろそろ2時間の制限時間が近付いてきた。今日はこれでおしまいにしよう。バスタオルで体を拭いてゴーグルを握ると更衣室に向かった。今日はLotusさんにもド変態先輩似も会えなかった。考え直したのだが、あのクロールを練習していたLotusさんではないかと思っていた人だが、肌の色がものすごく白かった。普段、Lotusさんのブログを読んでいると通勤時のウォーキングや自転車に乗られていることがたくさん書かれている。なので本当のLotusさんは自然と顔などが日焼けしているだろう。やっぱりあの人ではないな、などと思いながら到着した更衣室のロッカーを開けた。
着替えを取り出して体を拭いていると、なんと、先ほどのLotusさんではないか?と思った人が私の横に立った。そして「すみません」と一言。なんと来た時にガラガラだったロッカーの中で私が選んだ場所の下にあるロッカーに、その方は荷物を入れていたのである。こ、これは何たる偶然!いやぁ、これは何かの縁、やっぱりこの人はLotusさんで間違いないだろう。聞いてみるか。
などと考えていたら、その方は非常にテキパキと着替えを済ませ、疾風のごとく更衣室を後にしたのであった。イカン、追いかけよう。最後のチャンス。あの人がLotusさんだったら、駐輪場で金剛号に乗るはずである。チャンスだ。ビッグチャンスである。私もすぐさま着替えを済ませ、後を追おうとしたその時である。やらかしてしまった。濡れたハンドタオルを乾かすためにプールサイドの椅子に置きっぱなしにしていたのを忘れていたのだ。クソーッ!
このまま、タオルは忘れて帰ってあとから落とし物として届けられているのを取りに来るか、それともLotusさんのことはあきらめてハンドタオルを取りに戻るか。私は後者を選んだ。そのハンドタオルはその昔、妻からプレゼントで貰ったものだったからである。急いでプールサイドに戻りハンドタオルを拾い上げた。そして戻ろうと思った矢先、さっきのスキンヘッドの人がプールサイド脇のフェンス越しに歩いているのが見えた。おお!チャンスだ。わたしはフェンス際に駆け寄りその人の行方を追った。すると意外な行動をとっていた。
その方は駐輪場の方に行ったかと思うと、そのまま通り過ぎてプール際の小道を歩いて進み、姿が見えなくなったのだ。金剛号には乗らなかった。違う人だったのか、、、などとボンヤリ思いながら外へ出た。
Lotusさんとは会えなかったが、蓮は綺麗に咲いていた。
なんとなくスキンヘッドの人が歩いて行った方向に行くとSLが飾ってある。子供たちが幼い頃、何度も遊びに連れてきた場所である。
その後ろにはこんなのもあった。電気機関車だそうである。初めてみた。
帰り道。いつもは富士山が見える方向は雲がたくさん出ていた。
そして自宅に帰りつくと、ド変態先輩からLINEが入った。
「cornさん、来てました?競技用の50メートルプールで息子とずっと泳いでいたんですよ!」
「??」
ド変態先輩は来ていたのか、、、
何とも人を探すという事は難しいことである。広大な宇宙の中の銀河系の中の太陽系の中の地球という惑星の中の日本の中の東京の中の23区以外の多摩地区と呼ばれる地域に存在するブロガーさんを見つけることは本当に難しいことだが、長年の付き合いで何度も会ったことがあり、一緒に自転車に乗ってお酒も飲んだことのある友人を50メートルプールの中で見つけられないのだ。
世の中難しいものである。
ビールをこよなく愛する皆さま
このことについては
やっぱりそう
飲みながらゆっくり考えることにしようではないか
であるからして
今宵もやっぱり
キンキンに冷えたビール
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。






























































