もうすぐ20作目! 宇宙人ジョーンズのCMを振り返ってみることにしました 2006年~2007年 | 続きは、CMのあとすぐ!

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インターネットの企業サイトや、動画サイトにあるテレビCM動画を中心にご紹介しながら、CMや動画、CMソングについて、私独自の視点でいろいろと感想を述べているブログです。

テーマ:

「このろくでもない、すばらしい世界」


をキャッチコピーに、2006年4月4日から続いている、ある惑星の宇宙人が、アメリカの有名俳優のトミー・リー・ジョーンズにそっくりの地球人に化け、地球の潜入調査を行うというコンセプトのもとに続いている、サントリーの缶コーヒー「ボス レインボーマウンテンブレンド」のCMである「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」。


実は、私もこのブログを始めてから4年以上がたつんですが、宇宙人ジョーンズのCMをサントリーのブログテーマで取り上げるのは、これが初めてとなります。


まあ、これも私のブログで2005年度から毎年記事にしている「ACC CMフェスティバル」では、2007年度よりベストテンの順位内にランキングされていたことがあったので、その都度記事内では取り上げてはいたんですけどね。


◆2006年の「宇宙人ジョーンズ・登場」篇~2007年の「秋葉原」篇までを振り返ってみることにしました


その宇宙人ジョーンズ地球探査のシリーズのCMですが、今年で3年目になるとともに、もうすぐ20作目を迎えることがわかりました!


そこで、2006年4月4日の「宇宙人ジョーンズ・登場」篇~2007年12月31日にオンエアされた「秋葉原」篇までのCMを私なりに振り返ってみることにしました。


もちろん、宇宙人でありながら、鋭い名言も多い調査報告もありますからね♪


●2006年度


1.「宇宙人ジョーンズ・登場」篇(記念すべき第1作目)


男1「宇宙人がさ、地球人にまぎれて普通に暮らしてるって話知ってる?」 

男2「いや」

男2「地球を調査しているんだって。
   しかも、映画見て化けたらしくて、トミー・リー・ジョーンズにそっくりなんだって。

   アハハハハハ」


男性2人の会話を耳にした宇宙人ジョーンズ(以下、ジョーンズ)は、


「この惑星の人間はどこか抜けている。
 ただ、この惑星の夜明けは美しい」


と、独り言を言うかのように調査報告をすることに。


以後、ジョーンズは、様々な職業に就くことで、地球の潜入調査を始めることになる。


2.「宇宙人ジョーンズ・ディスカウントストア」篇
職業:ディスカウントストアの店員


「この惑星の住人は、物欲に支配されている。
 生きるために必要なものなどそんなにあるはずがないのに」


「すみません、これいくらですか?」


「うぁ、宇宙人だぁ~」


と、値段を尋ねたり、宇宙人ジョーンズに驚く2人の客に、


「イチキュッパ、イチキュッパ、イチキュッパ」


と、イチキュッパを連呼するジョーンズ。


調査報告「この惑星の住人は、イチキュッパ(1980円)が大好きだ」


3.「宅配便(微糖)」篇
4.「宅配便(レインボーマウンテン)」篇

職業:宅配便の配達員


「この惑星では、常にスピードが求められる。
 何をそんなに急ぐ必要があるのだろうか」

「宅配です、宅配です」


「ありがとうございました」


と、ジョーンズが宅配の荷物をお客様の自宅に届け、お礼を言って宅配便の車に戻ってみると、2人の警察官(レギュラー)によって駐車禁止をとられてしまうことに。


調査報告「しかも…この惑星の駐車禁止は厳しい」


5.「カラオケ」篇
職業:カラオケ店の店員


「この惑星の住人の“歌”と呼ばれるわめき声は全く耳障りだ」


カラオケ店の店員としてひと仕事を終えたジョーンズが飲み屋のカウンターに座っていると、そこに置かれたテレビから流れていたのは、ベテラン演歌歌手の八代亜紀さんの大ヒット曲「舟唄」だった。


それを、しみじみといった表情で見ていたジョーンズ。


調査報告「この惑星の(テレビから流れてきた「舟唄」を歌っている)八代亜紀は、泣ける」


●2007年度


6.「競争社会」篇
職業:ホストクラブのホスト

「この惑星の住人は、絶えず競い合い、無意味な順位を付けて喜んでいる」


売れっ子ホスト(城崎仁)のいるお店でホストとして働くことになったジョーンズ。

しかし、ホストらしくない風貌や、女性客(若槻千夏)が、「アンタさぁ、向いてないんじゃないの?」と言い放ったことで腹を立てることも。


けれど、痛いところをつかれただけに、反論できないジョーンズ。


ホストらしくない風貌のジョーンズではあったが、心機一転して見た目を大変身。


髪型と服装を変え、日焼けサロンにまで行く徹底ぶり。


その変身ぶりに満足のジョーンズ。


調査報告「ただ…この惑星の日焼けサロンは、すごい」


7.「品質訴求」篇
7.のCMは、新しくなったレインボーマウンテンの缶コーヒーは、産地直送、厳選手摘みということをアピールするCMであったため、職業、ジョーンズの調査報告はなし。


8.「牧場」篇
職業:とある牧場の厩務員


「この惑星の馬と呼ばれる生物は、人々の夢や希望を背負わされている」


競馬の競走馬として活躍後、引退して種馬となったディープインパクトは、なんと1日に3回も種付けするんですという女性レポーターのレポートに対して、ジョーンズが放った、調査報告を兼ねた一言。


調査報告「この惑星では、退職してからもきつい」


9.「公園」篇
職業:フリーペーパーの公園でのサンプリング


「この惑星の住人は、なぜ犬と呼ばれる奇妙な生物と共同生活を送っているのだろうか?」


とあるフリーペーパーの公園でのサンプリングで、慣れない手つきで、配るもなかなか通行人に受け取ってもらえないため、先輩格の女性(柳原可奈子)に厳しく怒られてしまうジョーンズ。


仕事がうまくいかずに、公園のベンチで落ち込むジョーンズのもとに歩み寄ってきたのは、とても愛らしい豆柴。


その豆柴を見て、ジョーンズが放った調査報告を兼ねた一言。


調査報告「ただ…この惑星の豆柴はかわいい」


10.「空港」篇
職業:空港の手荷物検査官


「この惑星の住人は、夏という季節になると、大移動を始める。
 まったくご苦労なことだ」


夏休みで賑わう空港に現れた、2人の子供を連れて家族旅行に行く上島竜平・広川ひかる夫妻。


金属探知機の「ピー」というアラーム音に興味を持った2人の子供たちが、何度も金属探知機とくぐってアラームを鳴らし、遊び始めてしまう。周りで列を待つ人たちは大変迷惑そう。


それでも上島竜平・広川ひかる夫妻は怒らず、笑って見ているだけ。


その様子を見ていた、手荷物検査官のジョーンズは、

「この惑星の親、子どもを叱らない」


と思いながらも、宇宙人らしい怖い表情で「コラー!」と怒鳴ったことで固まって動けなくなってしまった上島ご夫妻に、周りの人たちは一斉に拍手を送ることに。


11.「帰還」篇

帰還命令のため、宇宙人デーブ(デーブ・スペクター)と宇宙人ゆうこりん(小倉優子)らとともに宇宙船に乗り、地球を離れるジョーンズ。


宇宙船の中では、


ジョーンズ「まったくろくでもない星だった…」


宇宙人デーブ「しかし、ひどい星だったねぇ」


宇宙人ゆうこりん「二度と戻りたくないですぅ」


と、地球にいた頃の不平と不満話に花が咲いている様子。


しかし、故郷に戻れることでデーブとゆうこりんの表情は晴れやかなのに対し、ジョーンズは、どこか物憂げな表情で座っている。


どうやらジョーンズは、地球で様々な職業を経験し、ひと仕事終えた後の缶コーヒーを懐かしく思っているようだ。


地球がますます離れていくその瞬間、ジョーンズが何かを思い出したように、乗っていた宇宙船が急旋回し、地球へと戻っていくことに。


気が付くと、いつものボスの自動販売機の前。


「別に(地球に)戻ることないじゃん」と呆れる二人を横目に、レインボーマウンテンブレンドを取り出して飲み始めるジョーンズ。


やはり、


「この惑星の缶コーヒーだけは、やめられない」


ようである。


一度は帰還命令が出たものの、自らの意思で地球調査を続行することになった宇宙人ジョーンズ。


どうやら、また次の仕事を探すこととなるみたいだ。


12.「温泉」篇
職業:温泉旅館の番頭


「この惑星の住人は、温泉と呼ばれる場所に来ると、なぜ妙にテンションが上がるのだろうか」


旅館で番頭として働いているジョーンズに、お客として家族と一緒に来た男性(阿藤快)が、旅館にあった卓球台の脇を通りかかったところ、「番頭さん、やりませんか?」と、ジョーンズを卓球に誘ってしまった男性。


温泉卓球にはかなりの自信があったものの、いざ始めてみると、ピンポン玉が当たっても微動だにしないジョーンズに対して、男性は全く歯が立たず、ただなんとか打ち返すのが精一杯の様子。


ついには、ジョーンズに強烈なスマッシュを決められ、あえなくラリーは終わってしまう。

温泉卓球に勝利し、初めての卓球というスポーツを体験したジョーンズが、調査報告を兼ねて満足げに放った一言。


調査報告「ただ、この惑星の温泉卓球は、楽しい」


13.「秋葉原」篇
職業:取材班の照明マン


「アキバはこんな風になっているらしいです」


と言って秋葉原の街をレポートしている男性タレント(北野誠)を、


「この惑星の秋葉原と呼ばれる土地は、異様な熱気に包まれている」


と圧倒されながら、取材班の照明マンとして見つめるジョーンズ。


一通り取材も終わり、そのままメイドカフェで休憩を取る取材班。


ジョーンズにメイドとしてついたのは、メガネをかけたあこちゃん(葉村あこ)という名前の女の子。


メニューでオムライスを頼むと、ケチャップで「萌え」と書かれたオムライスが。


しかも、萌え萌えジャンケンであこちゃんに勝つと、オムライスを食べさせてくれるらしい。


呆気に取られながらも、あこちゃんとジャンケンをしてみると、なんとジョーンズが勝ってしまう。


「あーん、パクッ」と、あこちゃんに促されるままにオムライスを口にしたジョーンズ。


それを見たあこちゃんは、


「あこキュンキュンしちゃいますぅ」


と、笑顔でキュンキュンポーズを。


オムライスのおいしさと、あこちゃんの可愛らしいメイド姿としゃべり方に対して、ジョーンズが調査報告を兼ねての一言。


調査報告「この惑星のオムライスは…萌え」



と、ここまでが2006年~2007年度までの宇宙人ジョーンズのCMとなります。


では次の記事では、2008年4月1日の「農家」篇~2009年6月20日にオンエアされた「知事」篇までを振り返った後、私なりの感想も少し書いてみることにしましょう。



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