義援金は、単なる善意では終わらず、自分にも返ってくることを知ってから募金や寄付をしよう! | 続きは、CMのあとすぐ!

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この記事は、2010年3月22日更新の、東北・関東大震災後の支援と救済に、海外や日本の芸能人や有名人からの義援金が続々! の関連記事で、個人で義援金の募金や寄付をすることを対象とした内容となっています。


東北・関東大震災が発生してから、この記事を更新した日で言うときょうで15日。


つまり2週間余りを迎えました。


この間に、海外からの芸能人や有名人、世界各国。


そして日本でも、多くの芸能人や有名人、日本全国の人たちからも次々と義援金が寄せられています!


その義援金の寄付先ですが、テレビ局や各都道府県でも義援金を募集しているところでも、圧倒的に「日本赤十字社」が窓口になってることが多いのにお気づきのことと思います。


東北・関東大震災の被災者のため、全国から日本赤十字社本部に寄せられている義援金が、3月14日~20日の1週間で、なんと223億1531万円!


これにより、2週間で約164億円が集まった「阪神・淡路大震災」を上回る結果となりました!


日本赤十字の義援金といえば、歌手の安室奈美恵さんや浜崎あゆみさん。


そして、北海道日本ファイターズのダルビッシュ有選手も、日本赤十字社を通じて義援金を送られていました。


5億円の義援金を送ったことで話題となった、人気アイドルグループAKB48も、日本赤十字社と協議して、3月14日に 「AKB48プロジェクト義援金」という義援金送付窓口を開設し、ファンの方からの義援金を募集しています。


そのように、各マスコミ、歌手、スポーツ選手など、数ある義援金を受け付けている支援団体のうち日本赤十字社を選んで募金や寄付をするというのは、それだけ日本赤十字社が信頼されていることにもなりますね。


私も、テレビ番組の被災地の現状を伝える特集やレポートで、宮城県石巻市で唯一の拠点となっている「石巻赤十字病院」や、日本赤十字社の方が、避難所での被災者の治療にあたっている様子を見ていますので、募金をするなら日本赤十字社にしたいと思っています。


◆日本赤十字社について


そのように、日本の芸能人や有名人はもちろん、各テレビ局、団体、インターネットで、ショッピングやサービスを利用することでポイントが獲得でき、そのポイントを使って募金ができるサイトなど、数多くの義援金を募集している総合窓口となっているほど信頼されている日本赤十字社は、1952年に制定された日本赤十字社法によって設立された特殊法人。


そして、この後でも触れる、「社員」と呼ばれる個人参加者の結合による社団法人類似組織でもあります。


★チョコっと一言!

赤十字社とは、スイス人実業家アンリ・デュナンの提唱により創立された、「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」の7原則を掲げて、世界各国に存在する人道的活動団体であるということでした。


日本赤十字社は、日本において赤十字活動を行なう唯一の団体なのだそうです。


また、日本赤十字社の運営は「社員」と呼ばれる会員からの寄付金や、日本赤十字社の運営のための寄付金で賄われています。


そのため、義援金が日本赤十字社のスタッフの給与に使われることはなく、全額被災者に分配されるとが、今回調べてみて初めてわかりました。


日本赤十字社の社員といえば、赤十字のテレビCMで、女優の藤原紀香さんが、今年で赤十字の社員になってから4年目を迎えていたことが紹介されていましたよね。


日本赤十字社の「社員」とは、赤十字の人道的な活動に賛同し、毎年500円以上の資金協力をしていただく方のこと。


面接試験などはなく、所定の手続きをすれば、個人・法人を問わず、どなたでも社員になることができるということでした。


ですから、たとえ紀香さんが東北・関東大震災のための義援金を送っていなくても、すでに4年前から赤十字の活動に社員として寄付金で協力されていることになるわけなんですね。


参考リンク

【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|赤十字社員に参加したい


◆寄付するなら日本赤十字社にしようと思ったきっかけとなった本


日本の芸能人や有名人の多くが日本赤十字社に寄付をしていることで、私も寄付をするならそうしたいと思った日本赤十字社なんですが、実はもっと前に、「寄付をするなら日本赤十字社にしたい」と思ったきっかけとなった本がありました。


それは、故・浅野宗平著の『ふしぎな記録(第2巻)改訂版』 というタイトルの本です。


この本は、もともと1999年8月に発刊され、現在は改訂版として販売されているんですが、その内容は、ズバリお金に関することです。


お金に関する本ではありながらも、その内容はかなり異質なものでした。


というのも、この本の特徴を2つの言葉で表すと、次のようになるからです。


「お金には神通力がある」


「人間に金をまわして裁きする」


これを見ただけでも、書店によくある金運が良くなる本とはちょっと趣が違うことがわかりますね。


『ふしぎな記録 第2巻』では、お金はどのように作られたかをはじめとした、お金にまつわるいろんな不思議なお話が紹介されています。


中でも、私がとても興味深く読んだのが、「煙草のアパート」と「五万円の病気」でした。


煙草のアパートというのは、たとえば、「日帰り温泉に行ったつもり」とか「服を買ったつもり」と、何かをしたつもり、どこかに行ったつもりとなって、そこで使ったであろうお金を貯金する方法。


いわゆる「つもり貯金」のお話です。


私的には、「ファーストフードのセットを買ったつもり」「ペットボトルのジュースを買ったつもり」と、より一般庶民的にたとえたほうがしっくりときますけどね。(^^ゞ


そのお話というのが、あるアパートに住んでいた人が、「煙草を買ったつもり」と思いながらつもり貯金を続けていったことで起こってしまった、ちょっと恐ろしい内容となっています。


「五万円の病気」は、病気になったときのためにと思って五万円を貯めていたある女性が、本当に医療費が五万円の病気になってしまったという、こちらも不思議なお話となっていました。


ほかにも、読んだら不思議なことばかりと言えるようなお話がたくさん紹介されています。


では、どのような思いでお金を貯めたらいいのか?


『ふしぎな記録 第2巻』では、その方法も紹介されています。


それと、『ふしぎな記録(第2巻)』では、寄付をするオススメのところとして「赤十字(つまり日本赤十字社のこと)」と「神社」が挙げられていたことを付け加えておきます。


価格は、一般の単行本と比べると少し高めなんですが、私としては、義援金を募金したり寄付したりする前に、ぜひ読んでおきたい本としてオススメいたします!


【送料無料】ふしぎな記録(第2巻)改訂版


下にご紹介のリンクでは、中古本も何点か取り扱っています。


ふしぎな記録―自由宗教えの道〈第2巻〉


さらに、第2巻を含めたふしぎな記録シリーズの一覧は、下のリンクをクリック!


浅見宗平著 ふしぎな記録シリーズ

◆「オ~マジナイ!?」というサイトの金運UPの秘術のコンテンツで、あらためて寄付することの大切さを知りました。


それと、本だけでなく、インターネットのサイトでも何か金運が良くなりそうな方法がないものかなぁ~と思いながらいろんなホームページやブログを見ていたところ、「オ~マジナイ!?」というサイトの金運UPの秘術というコンテンツのうち<Vol、18 最終回「金のなる木の作り方」> という内容がありました。


ここでは、「霊界に金のなる木を作る方法」または「因果応報(良い事をすればよい事が返ってくる、悪い事をすれば悪い事が返ってくる)の、善因善果の善因を作る方法」と紹介されていましたが、実はこれは、前の項目でもご紹介の浅野宗平著の『ふしぎな記録(第2巻)改訂版』 にも載っていた内容でもありました。


★チョコっと一言!

善因善果とは、「因果の道理」の中でも出てくる言葉でもあります。


「因果の道理」とは、仏教の根本的な教理であり、お釈迦様が発見した「大宇宙の真理」とされるもので、善因善果(善を行なえば、善い結果が返る)・悪因悪果(悪を行なえば、悪い結果が返る)・自因自果(自分の行ないの報いは、自分に返る)の3つがあります。


また、これらを知れば、浄土宗の宗祖である法然上人が説いた廃悪修善(悪を廃し善を実践する)の心が起きてくるものであるとも言われているそうです。


なお、、「霊界に金のなる木を作る方法」というのは、自分が善意で寄付したお金は“霊界”にある“金の木”に実ることを指していました。


そのことを考えると、募金をするにしても、たとえばコンビニで買い物をしたときに余ったおつりを、レジのそばに置いてある募金箱に入れる程度で協力したほうがいいのか?


ウェブページ内の決められた所をクリックすると、個人や企業がクリックされた回数に応じて、環境問題や人道支援などに取り組むNGOやNPOなどの団体に現金を送金する「クリック募金」で協力したほうがいいのか?


ショッピングやサービスを利用することでポイントが貯まるポイントサイトで、それを現金のかわりに義援金として協力したほうがいいのか?


それとも、自分にとってちょっと懐が痛いなと感じる、千円札、二千円札(この前久々に手にしました)、五千円札、一万円札のどれかを、身銭を切るという形でお札単位で募金していったほうがいいのか?


いずれの方法も、その人の善意によるものですから、いちがいにどれがいいなどとは言えません。


ただ、自分が義援金として善意で募金したお金は、単なる善意では終わらず、霊界にある金の木に実ること。


つまり、自分にも返ってくることを知ったうえで募金や寄付をしたほうがいいかもしれないでしょう。


◆高校生には負けていられない! 最低でも1万円、できればそれ以上の額を目標に募金したいと思いました


これは、男の子だったのか女の子だったかはわかりませんでしたが、YouTubeのある動画に寄せられていた高校生からのコメントです。


「17才で5000円募金したんで、大人のみなさんはそれ以上ね!」


これを読んで、これは高校生には負けていられない! と思ったのでした。


なにしろ、世の中が大不況である中において、高校生における、親戚縁者、あるいは親からもらったお年玉の額も、今年は平均するとかなり少なかったのではないかと思います。


たとえアルバイトで稼ぐといっても、いまは大不況でアルバイトの求人もそんなにないらしいので、それで貯めたものだったとしたら、高校生としてはけっこうなけなしのお金だったのかもしれませんからね。


そう考えると、いまの高校生の5000円は大変貴重であるといえます。


ですから私も、最低でも1万円。


できれば、それ以上の額を目標に日本赤十字社に募金したいと思ったのでした。


◆義援金詐欺にご注意を!


ところで義援金といえば、東北・関東大震災が発生してから、それに便乗した義援金詐欺が増えているそうです!


具体的には、実在する団体や市役所職員を名乗り、被災地への義援金をかたり現金を騙し取るというもので、電話やメール、郵便はがき、訪問による詐欺が多発しているとのこと。


そういえばこの前、街頭募金で、ある容疑者の男性による自作の募金箱でありながらも、街頭で何人もの善意ある募金をいただいたにもかかわらず、容疑者が募金箱の中から現金を取り出し、自動販売機でコーヒーを買おうとしていたところを20代の男性に発見され逮捕されてしまったという、実に罰当たりな義援金詐欺もありましたね。


また、私がユーザーのYahoo!Japanでも、Yahoo!基金、Yahoo!インターネット募金など、Yahoo!の関係者を名乗り、義援金の協力のお願いの電話や、Yahoo!カスタマーセンターと称し、義援金に協力してほしいというメールが届き、指定した銀行口座に振り込んでほしいという勧誘をしているといったケースもありました。


もちろん、Yahoo!では義援金の呼びかけを電話やメールで行なってはいません。


あと、2010年3月13日更新の、今回の東北地方太平洋沖地震について、ブロガーの一人として記事を書かせていただきます の記事でもご紹介したことがあった、インターネット募金「緊急災害募金」 - Yahoo!ボランティア というサイトにも、Yahoo!からではないリンクがあるのだそうです。


もちろん上のリンクは、私がYahoo!Japanのトップページからインターネット募金のリンクをクリックして表示させたページを別ウィンドウで開くようにリンクしたもので、私もここからYahoo!ポイントを募金しました。


ですから、Yahoo!ポイントを保有されていて、これから募金を考えておられる方は、安心してクリック後、「緊急災害募金(東北地方太平洋地震)」から募金をしてみてくださいね(1ポイント=1円で、1ポイントから募金ができます)。


みなさんも、義援金を募金するときには、信頼できる団体の募金箱か、インターネットのサイト。


あるいは、直接送る場合でも正確な送り先を確かめてから送ってくださいますよう、ぐれぐれもご注意ください。


◆寄付した募金が25%も引かれて、しかも被災地でなくアフリカの国に回っている団体もある!


みなさんは、義援金を募金箱に入れたり、現金で送るときに、


「募金したお金は、被災者のために全額使ってほしい」


そう思って募金している方も多いと思います。


けれども、東北・関東大震災の義援金として募金を受け付けている団体のうち、たとえば歌手のアグネス・チャンが広告塔となっている「日本ユニセフ」は、募金したお金のうち25%が手数料(25%は協会の運営費のためだそうですがとして、それが天下り役員の懐に流れているという噂も…)として引かれて、しかもそれがアフリカなどの国に回っているそうなんです!


★チョコっと一言!
一口にユニセフといっても、上記した「日本ユニセフ(日本ユニセフ協会)」もあれば「ユニセフ(UNICEF 国際連合児童基金)」と、2つのユニセフがあり、どちらもまったく別の組織であるとのこと。


その違いは、日本ユニセフのアグネス・チャンは日本ユニセフ協会大使(本物のユニセフ親善大使ではない)、ユニセフの黒柳徹子さんはユニセフ親善大使(UNICEFが正式に任命)。


また、アグネスさんは日本ユニセフの大使であって、国際ユニセフには認定されていません。


日本で認定されている国際ユニセフ大使は黒柳徹子さんなんだそうです。

それに、日本ユニセフは、名簿業者から買取った個人情報によるDMでの募金集めなど、その手法に問題があるらしいのです。


その点ユニセフについては、必要経費最小限で運営されているそうなので、日本ユニセフと比べれば、まだ好感が持てますね。


◆直接日本赤十字社に寄付をしたい そういう人は直接口座に振り込もう!


これも調べてみて初めて知ったことですが、日本赤十字社に寄せられた義援金は、一度集められ、新聞社やテレビ局も含めた民間人で構成されている「義援金配分委員会」で立てられた配分計画に基づいて、分配方法や必要な額を決定した後、被災者に届けられるとのこと。


また、一度で配分せず、何回かに分けて被災者に直接配分されるということでした。


しかしながら、現時点では受け皿となる義援金配分委員会ができていませんし、被災者の方に義援金が配分されるのは、被害の全容が判明するまでと言われています。


それでも、義援金の額は多ければ多いほどいいはずなので、今後も義援金の募金や寄付の活動は積極的に続けていくべきであると思っています。


私自身、義援金として募金するお金は、まさに「貧者の一灯(※参照)」と言えるかもしれません。


それでも、義援金を受け付けている期間までは、可能な限り募金に協力していきたいと考えています。


募金箱やテレビ局の専用口座でも日本赤十字社を通じて募金はできますが、直接日本赤十字社に寄付をされたい方は、下のリンクをクリックすると、振り込み用の専用口座と、その送金方法が種類別に詳しく記載されています。


私も郵便振替の口座番号をメモしましたので、近いうちに郵便局の窓口か振込用紙でまとまった額を寄付をする予定です。


ということで、下のリンクの義援金の受付は、2011年9月30日までとなっています。


【日本赤十字社】東北関東大震災義援金を受け付けます


※貧者の一灯(ひんしゃのいっとう)

仏教の逸話で「長者の万灯(ちょうじゃのまんとう)より貧者の一灯」にある言葉。


その意味は、金持ちの多くの寄進よりも、貧しい者の心のこもったわずかの寄進のほうが功徳が大きい。


形式よりも真心が大切であるということのたとえでもあるということでした。


「長者の万灯より貧者の一灯」の逸話についてもっと詳しく知りたい方は、下のリンク先が参考になると思われます。


参考リンク

布施の心がけ3 長者の万灯よりも貧者の一灯|仏教の教え