ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 -67ページ目

フリースランド式お茶の楽しみ方 ~青と緑の北ドイツ紀行~

ドイツはコーヒー飲みの国かと思いがちだが

フリースランド人は茶飲み族として有名なんです。

普通のスーパーでも英国ブランドと並んで

東フリースランドブレンド(Ostfriesischer Tee)は必ず手に入る。

ミルクティーにぴったりのアッサム主体の濃厚なお茶。


東インド会社時代隣国オランダを通して

普及もしやすかったのでしょう。

お水は軟水だし気候的にも距離的にもイギリスに近いしね、

その辺にお茶愛好の秘密があるのかしら・・?

この土地の人々は日に5,6回はお茶を飲む。

ウィキペディアによると、東フリースランド人の紅茶飲量は

年間一人当たり280ℓ(一日0.76ℓ)

国単位で比較するとアイルランド等に次いで

世界4位にあたるんだって。


ノルデンの郷土&お茶博物館で

フリースランド式ティータイムを体験できるというので

早速参上しました。

地元のおばさんがフリースランド人とお茶に関する

こぼれ話を楽しくおしゃべりしながら

参加者(この日は15名ほど)に”正しく淹れた”紅茶をサービス。

まろやかほんのり甘いミルクティーをいただいて

気分もほっと和みました。


”Teetied”(Teezeit=ティータイム)の重要ポイントは・・・


 ・ 暖めたポットにお茶をカップ数+ポット分の茶匙を入れたら

 ・ 沸騰湯をポットの半分まで注ぐ

 ・ 4~5分経ったら、残りの湯を追加

 ・ Kluntje(氷砂糖)を一つ入れておいた小さめのカップに注ぐ

   (氷砂糖がキリリ~ン・・・って音を立てる)

 ・ 小さい茶匙一杯の生クリームをそぉ~っと流しいれる

   (お茶の琥珀色の中でもくもくと雲ができる)

 ・ これをスプーンで掻き混ぜずに3口で飲み干す

   (1=一番上のクリーム、2=真ん中層の紅茶、3=氷砂糖の甘み)

 ・ 最低3杯はいただく

 ・ もう要りませんという意味でスプーンをカップの中に入れる

   (スプーンはそのためだけに存在する!)


Wölkchen(ちぎれ雲)ができるようにそぉっと生クリームを流しいれる


このティータイム、午前11時と午後3時の他にも

必要に応じて実践されるとのこと。

カップがモカくらいに小さいので、結構何倍でも

飲めてしまいます。



赤バラシリーズの他青いドレスマーも典型的模様


そのお茶碗ですが、フリースランドでは

伝統的にチューリンゲンのWallendorfer社

赤バラシリーズ(Rot Dresmer)

と青いドレスマーシリーズ(Blau Dresmer)が

広く愛されているとのことだ。


かく言うわたくしも

後日市内のお茶屋さんで青いドレスマーのカップ(20ユーロ)を一客と

Kluntjeと、肝心のお茶も当地で老舗の銘柄を調達しましたですドキドキ


     

左からOnnoBehrends、Bünting、Thieleの老舗御三家


ミュンヘンはアルプスの山水で超硬水だからなぁ~

家で飲んだらまたちょっと違った味がするのかもしれませんね。


最後に、東フリースランド人のお茶好きを伝えるエピソード。


第二次世界大戦直後の食糧難時代、

少ないお茶の配給に困ったフリースランド人は

手元にある卵やバターやベーコンを背負ってルール地方に行き

炭鉱労働者たちからお茶の配給券と物々交換してもらった・・・。












堤防と干潟のある風景 ~青と緑の北ドイツ紀行~

ジャンクションだらけのルール地方のアウトバーンを

なんとか切り抜け、あとはひたすらオランダとの国境と平行して

北上。間もなく限りない平地が続くようになる。

この辺になると建物は赤いレンガ造りスタイル、

古い家などは茅葺だったりして可愛らしい。



風車もいっぱい


ドイツ最北西東フリースランド(Ostfriesland)に入ったわけだ。

アウトバーンはエムス川河口の港町エムデン(Emden)でお終い。

残り30キロは田舎道をさらに北に走り

やっと辿りつきましたノルデン(Norden)。

貸し別荘チェックインの時間までまだ3時間ほどあるので

とにかく北海を見ようと車で5分ほどの

海岸沿いのノルトダイヒ(Norddeich)まで足を伸ばす。

お日様いっぱい穏やかな今日、最果ての・・・ってムードは全くなし。

皆さんサイクリングしたり散歩したり凧揚げしたりしてる。

浅すぎるせいか泳いでる人はいなかったわね~。

(引き潮時には干潟散策ができるのだ)


いつ天気が崩れるか分かったもんじゃないから

私たちも今のうちに日光浴しておこうっと。

土手にピクニックシート広げて

ごろんと仰向けになる。

そよ風が気持ちいいな。

海の向うに東フリースランド七諸島のうちの

ノルダーナイ島とユイスト島も見える。



5mくらいの高さの堤防の向うに



遠浅の海が広がってた



さて、チェックイン約束の4時。

貸し別荘Seahouse

ミュンヘンの私たちの家のあたりとよく似た

ごく普通の住宅街にありました。



ユイスト島在住の大家さんから請け負ってるという

管理人のおばさんヤンセン夫人がモイーン!

(東フリースランドではハローのかわりに一日中これなのだ)と

にこやかに招き入れてくれたお家は・・

いかにも海が近い土地らしく、マリンな雰囲気にまとめてて

小物やリネンも趣味が良い。



紅茶好きフリースランドには欠かせないティールーム



リビングルームは明るくちょっぴり北欧風だなぁ


この家をベースに

これから1週間浜風に吹かれながら

フリースランドを探検します。

ルール地方・工業文化街道めぐり その二 ~青と緑の北ドイツ紀行~

時々利用するキャンプ場。

なんたって宿泊費節約には最適なんです。

それに子供にとってはホテルで部屋に閉じ込められてるよか

ずっと楽しいらしい。

うちにはADAC(ドイツ自動車連盟=JAFのドイツ版ね)から

毎年出版されるキャンピングガイドが常備されてて、

車の中でこれとにらめっこしながら

その日のキャンプ場探しをする・・というパターン。

今回のキャンプ場は2泊で50ユーロ、

まぁドイツにしては中の下くらいのレベルでしょうか。


北海にたどりつくまでのその場しのぎだし

お天気も上々だし許せるというものよ。

これで雨が降ったりすると、根性なしの私は

メゲちゃうんですが。


さて、だだっ広い野原にテーブルとイスを出しての朝食後、

馬や羊が草を食む牧場を眺めながら

ルール川のやや下流にあるハッティンゲン市(Hattingen)へ向かう。

150年前に設立され、ルール重工業の隆盛から没落まで

見守ってきたHenrichhütte(ヘンリッヒ製鋼所)が目的だ。


遠くからもすぐ分かる煙突と溶鉱炉


溶鉱炉の火が消えた今工業博物館として復活して、

製鋼の歴史や作業過程から

従業員とその家族の製鋼所と密着した生活の様子までを

学べるようになっている。

結婚式(ここでっ?あせる)やコンサートやパーティといった

イベントもできるらしい。



元々石炭が取れる土地だった


石炭採掘から溶鉱炉(無用になったので中国に売り飛ばしたんだって)

を経て、最後は精錬された鉄が作られる・・・

特に溶鉱炉での作業は高温と毒ガスで常に危険と背中合わせだったそうだ。

うんうん、これならあの2000キロカロリーの食事も必要だなぁ~などと

関係ないこと頭に浮かべてる私をよそに、

夫は息子に工場の中をあれこれ説明してるわ。


溶鉱炉のてっぺんから見下ろす


敷地内の施設は荒れ果てぺんぺん草が生えてるんですが、

それがまた男のロマンを感じさせるんでしょうかねぇ。

タルコフスキーの”ノスタルジア”に出てくる

廃屋と水溜りのシーンみたいだなぁ~なんて

感動してる夫。



ノスタルジアの風景

あ~あ、鉄の塊は十分見ました。

お腹が空いたので

スーパーでパンやサラダ、チーズなど買いこんで

ピクニックをする。

午後は街道のルートマップを片手にドライブだ。

ハッティンゲンからルール川沿いに

Zeche Nachtigal(ナイティンンゲール鉱山なんて可愛い名前!)まで走り

ここでコーヒータイム。

観光チンチン電車やサイクリングで移動してあちこち見て回るのも面白そうねグッド!


他にもエッセンには

世界文化遺産のZeche Zollverein(ツォルフェライン炭鉱)や

ヴィスコンティの”地獄に落ちた勇者ども”のモデルだったという

鋼鉄王クルップ一族のお屋敷Villa Hügelなんてのも興味深いなぁ。


ドイツの刑事物テレビドラマ”Tatort”(事件現場)で

ドゥイスブルクのシマンスキー刑事の大好物

元祖カレーソーセージもね、せっかくだからトライしてみたいもんだ。

などなど、期待せずも訪れてみれば

欲が出てくる。

これらはまたの機会にってことにしましょう。

(果たしてまた来るのかどうか・・・?)










ルール地方・工業文化街道めぐり その一 ~青と緑の北ドイツ紀行~

南ドイツのミュンヘンから貸し別荘のある北海の町ノルデンまでは

約1000キロの道のり。

一気に走るには同行の犬もハードでしょう・・・

なんて、犬のせいにしちゃあいけませんね。

わたくしたちも年とともにゆっくりのんびりの

旅が得意になりました。


というわけで

初日は4時間走ってフランクフルト止まり。

お友達宅にお世話になりました。

今日は北西に向かってさらに約200キロ。

目的地はドルトムンだ。

延々続く山がちの風景を抜け、

やって来ましたルール地方。


ルール地方(Ruhrgebiet=ルァ地方)っていうと

ドイツ一の工業地帯って学校で習ったですよね~。

ドイツの人間にとっても、炭鉱やら工場やらが

立ち並び労働者が多い地域って感覚があるらしい。

ライン川とその支流のルール川・リッペ川の間に密集する

各市を総合すると、人口5百万以上の”大都市”だ。

サッカーファンには、ドルトムントやシャルケやボーフムなど

ブンデスリーガのチームでおなじみでしょう。

私もそのくらいの知識しかありませんでした。


ところが

炭鉱産業が落ち目になった今、

廃屋と化した数々の工場を観光のスポットとして再利用してるそうだ。

その名もRoute der Industriekultur (工業文化街道)。

ふぅ~ん、想像力に乏しい私には製鉄所の廃墟も観光名所になるなんて

イメージ湧かないんですけどね・・・。

技術系の夫の一声で、いくつか見学することになりました。


まず立ち寄ったのが

ハーゲンのヴェストファーレン野外博物館

谷間の町のさらに奥まったところに

昔の木組みの家が点々としている。

ここでは産業革命でブレークする以前から存在した

炭鉱業をはじめとする職人業の流れを知ることができました。

鍛冶屋・縄職人・ビール醸造・パン職人・製紙業・革職人・染物屋等々。

各工房で実技披露もしてくれます。

手際の良い職人さんの仕事振りを見るのは楽しいもの。


Hagenの野外博物館



ルール地方って意外と緑が深い


まるで日本の山奥の温泉町?を彷彿させる雰囲気。

鍛冶屋の煙突から煙もくもく・・・トンテンカンテンかなづちの

音が響いてます。

時間はちょうどお昼時。

地ビールを飲ませてくれるお店は残念ながらお犬様御免なので

谷の一番奥に暗~くどっしり立ってるレストランを目指す。

せっかくヴェストファーレンに来たんだから

土地の名物を食べたいと選んだ一品は・・・


豚ばら肉(分厚いベーコンだぁ)

ジャーマンポテト

煮豆(ったって、ほとんど煮崩れ状態)

申し訳程度のにんじんソテー


いやぁ~量もすごいし目が点になっちゃいました。かお

味は悪くないんですけどね~

私などは一生に一度食べたらもう十分よ。

朝から晩まで炭鉱で働いた男たちだから

ビール飲みながらこーゆーのを食しても許されるというもの・・・。

ここは日本人になって写真に撮ってしまいました。



気分は2000キロカロリー


今日と明日は

ハーゲンとドルトムントの間

ルール川沿いにあるキャンプ場にテントを張ります。

地図で見るとアウトバーンが網の目のように走る

とんでもないところか・・と思いきや

眼下にルール川が流れる高台。山側には古城の塔なんかも見える。

大方夏休みも終わってるのか、テント族は皆無で

広々~の野原を独り占め状態。


ルール川沿いのキャンプ場にテントを張る


今夜はもうほとんど絶食でもよいくらいだが・・

お湯を沸かして持参したNissinのカップヌードルをズルズルとすする。

明日は80年代までフルで機能していたという鉄鋼所を見学よ~。

なんとロマンチック。





ミュンヘンに戻ってきました

爽やかな秋晴れのミュンヘンに

昨日帰ってきました。

2週間のドイツ南北縦割りの旅は

私にとって未開の地ばかり。

大自然あり・歴史あり・文化あり・・

ドイツはドイツでも色々だなぁー。


旅の思い出とお土産と洗濯物の山で満

溢れかえってた車くんは頑張ったので

しばらく長距離はお役御免してあげましょう。

今日は洗濯機回すこと4回。

こっちは明日もさらにお仕事が続きますよ~。


親子でデジカメ二台で取りまくった写真を整理したら

ボチボチと報告書をまとめます。

とりあえずは

夫も息子も今週一杯お休みだし

(=パソコン占領できないのだっ・・・くくくガーン

もうちょっとだけバカンス気分の私です。

しばらく休養

明日から

北海方面に旅に出ます。

帰宅は2週間後。

帰ってきたら間もなく新学年度もスタートするし、

またせっせと旅行の報告書まとめします。


残暑=初秋のミュンヘンより

フロットマニング・風車のある丘

8月下旬も近づきました。

お天気なのに涼しい風が吹いて

もう秋の気配を感じはじめています。

裏庭の陽だまりがありがたく思えるってことは・・

ドイツの夏も終盤にかかっている証拠だわね。


爽やかな今日の犬散歩は

アウトバーンを挟んでアリアンツアレーナの反対側に位置する

フロットマニングの風車丘(Fröttmaninger Windradberg)に行ってきた。


フロットマニングは古代ケルト人(元来バイエルン人はケルト系)の

祭事が行われたという由緒ある土地。

19世紀の頃までは教会と農家4件からなる集落だったが、

戦後にアウトバーンのミュンヘン北ジャンクションを作るために

撤回を要され、その後さらにゴミ処理場も設置されてしまう。

現在その村の面影を残すのはHeilige Kreuz Kirche(聖十字教会)のみ。

すれすれのところを車がビュンビュン飛ばす・・・という気の毒な場所なんですが、

教会自体は後期ロマネスク式のもので

小さな敷地内には木立の間に墓地もあって

寂びれた別世界で気に入ってます。


Hl.KreuzKirche
ジャンクションの片隅に追いやられた教会

ゴミ処理場の方は小高い丘になったところでフタをして緑地化。

後から植えられた木々も大きく育ち、

てっぺんにはミュンヘン唯一の風力発電用風車が立つ。

歩道橋で結ばれたアリアンツアレーナとともに市民の憩いの場として

汚名挽回の昨今なのだ。


Windrad        Windradberg2

市の何パーセントの電力をまかなってるんだか・・?         風車丘から北西にアリアンツアレーナを望む


お天気の良い日には

ミュンヘン全景の向うにアルプスの山並みまで一望できるんですよ。


Windradberg1
我が家の犬もこの緑の芝生を駆け巡るのが大好き

ここ数年来、
丘の斜面をスキーゲレンデとしてオープンしようって

馬鹿げたプランがありましてね。

いえ、プランじゃないわ、昨冬にはマジで

スノーマシーンで雪作ってスキーしたらしい雪

温暖化の今日、アルプスならともかく

平地のミュンヘンでスキーをしようって人間の横暴な考えに呆れます。

なんたって、ミュンヘンは2018年の冬季オリンピック開催地として

立候補してるんだからねぇ~。耳を疑っちゃいましたよ叫び


ちなみに、後釜ゴミの山はジャンクションの

北側に着々と大きく育っております。


ナショナルエルフの新しい門出は・・

2年前の地元ワールドカップ時の

ものすごい盛り上がりには及ばなかったけれど

ドイツチームが準優勝して結構楽しかった欧州選手権。

そんな日々が遠く感じられる今、

オリンピックの影に隠れながらも

昨日ニュールンベルクで新チームの第一戦があった。

ウォーミングアップ的親善試合で、対戦相手はベルギー。


オリンピックのせいなのか、

はたまた夏休みで旅行中の人間が多いせいなのか、

観客席はずいぶん空席が目立つ。

いや・・先週末第一節がスタートしたブンデスリーガでは

各スタジアムとも客入り上々だというもんなぁ。

どうしたんでしょーね。

ミュンヘンだったら行ってあげてもよかったですのに。

とにかく

この試合にあたっての事前報道では

どうも景気のいいニュースが聞こえてこなかったんだなぁ。

まずは怪我人の数。

ゴールキーパー天国といわれる程キーパー人材には

こと欠かないドイツにあって、ポスト・レーマン候補のトップ、

レヴァークーゼンのアドラー(23歳)とシャルケのノイアー(22歳)の若手2人が休養中の他


         
一番手はイケメン系アドラー君          近所にいそうな男の子ノイアー君


年長組キャプテン・バラックも強面フリングスもドイツのブラジル人(?)シュナイダーと

怪我人リストは長くなる一方。


残った選手たちで構成された昨日のラインアップは

なんとなぁ~く小粒な感じが否めない。

最終的に2対0で勝ちましたけどね、

パスはずれまくるし、ずっと弱いはずのベルギー相手に四苦八苦。

相変わらずイマイチなクローゼ他フォワード陣も不発に終わり、

唯一活躍したのは、ホントに小粒なラーム君とマリン君。

2人のパス&ゴールがなかったら、超つまらない試合だったでしょう。

これじゃぁ空席目立っても文句言えないわダウン


それでね、

昨日の新聞に気になる記事が載っていたの。

良い子が揃った和気あいあいチームに微妙な亀裂が入っているという内容。

その原因の一つがキャプテンであるバラックだって。


     

独裁者ポーズ?バラック         ・・と犬猿の仲ビアホフ(レーヴ監督と)


EM決勝戦でスペインに負けた直後にスタジアムで

バラックがチームマネージャのビアホフに食って掛かってたのよね。

他の選手が間に入ってようやく殴り合いを避けられたとか・・。

(何が原因だったのか知られていませんが)

バラックのキャプテンとしての資質を疑う選手も少なくないという話。

言葉態度が独裁的で、今まで仲が良いとされていたフリングスさえも辟易したとか。

夏の結婚パーティにはチームメイトはほとんど招待しなかったとか。


往生際悪いレーマン


さらに、決勝戦を最後にナショナルチームから引退すると

予想されてたご老体レーマン(38歳)も、まだ続けるつもりがあるらしいと知って

監督があわてて密会して諦めさせたんだって。オイオイ・・・ガーン


表立っては問題ない風に”装ってきた”?チームも

やっぱり人の子。いろいろあるみたいですねぇ。

で、それをうまくまとめるべきレーヴ監督は

調和を求めるばかりに、問題からうまく回り道して避けてきたのではないかと。

うーむ。独裁者がチームを引っ張れば不満。

やりたい放題の選手がいれば不満。

良い子過ぎても不満。

平和主義の監督でも気にいらぬ・・

要するに、どっちに転がってもうまくないってことですか。

こういうことが問題になること自体に問題があるんじゃないかな。

でも少なくとも、数年前までのディーバの集合体みたいな

チームじゃないですからね。私は応援しますよっ、皆さん。


ボーデン湖に遠足 その三

土曜日早朝6時に

村の教会の鐘の音で目が覚める。

昨日の長雨とうってかわって

青空が広がってるじゃないですか音譜


昨夜遅くあんなに食べたのにお腹が空いてる・・・

もぉ~さっさと朝食しにいきましょ。

朝食ビュッフェも充実で、シリアル・手作りジャムや

パン、ジュースなどが並んでる。

飲み物、卵、チーズ、ハム(おかげでスライスしたてで美味しいわ)は特注。

オーダー取りに来たおかみさん、夜も遅かったでしょうに

民族衣装バッチリ決めて、さっそうと爽やか笑顔です。


さて、9時に宿を出発。

湖の最西端のLudwigshafenのキャンプ場まで車で20分程、

まだちょっと時間があるから、しつこく昨日通り過ぎたSalemでストップしてみよう。

もっとも開館時間は9時半とのことで、

外からちょっぴりのぞいただけですが。

質素な生活を目指したシトー派修道院

人里離れた谷間をわざわざ選んだといいます。

ここも今でもずいぶん人里離れてるけど、

その反面有名寄宿学校や宮殿、教会など一般公開もしてるので

結構な観光客数です。



Salemのお庭は柵の外から覗いただけしょぼん

湖畔の町Uhldingenからは

右手に果樹園、左手に”シュバーベンの海”ボーデン湖を

眺めながらのドライブ。

道端のあちこちに果物直売店がたってる。

そうだ、そろそろZwetschgen(プルーン)の季節だわね。買って帰ろ。

帰宅したら、晩夏の定番ケーキZwetschgendaschiを焼きましょう。


ツベチケンダーチ

ツベチゲンダーチって名前がゴツイですが美味。生クリーム添えでどうぞ。


10時ジャストにキャンプ場に到着。

若者たちがウジャウジャとたむろしてるあそこだわね。

雨が降ったり湖で濡れたせいでしょう、

洗濯物がいっぱい干してある~

一番最初にもらえるヨット免許をゲットして満足ぎみの息子と

ドロだらけ臭ってますあしリュックサックを車に積み込んで帰路につく。

ちょっぴり成長したかしらね~。



ボーデン湖キャンプ場近く。今日はお天気で気持ちいい


帰りにRavensburgで昼飯ストップ。

ゲーム(ラビリンス、メモリー)やパズル、書籍などで世界的にその名も高い

Ravensburger社の本拠地です。

私はそっち方面でしか知らなかったこの町、

中世の面影を残す旧市街がなかなか素敵なんです。
狭い路地といくつもの塔と木組みの家並み・・。


ラーベンスブルク・フラウエン塔

狭い路地がちょっとイタリアっぽく感じられました。


ここでゆっくりのんびり散策したい・・・ところだったのに、

さっさと飯食って家に帰ろうと急かす若者約一名。

あ~あ、だからいやなのよね。

早く子抜きで旅行ができるようになるといいってもんよプンプン


Ravensburgからしばし森と村と丘が交差する美しい風景の中を走る。

起伏もカーブも多く、運転手の夫は楽しーとお喜び。
アウトバーンに乗ってしまったら、これでこの小トリップもお終いです。

2日間でもずいぶん充実した時を過ごせました。

夏の大旅行は10日後に控えてます。

今度はドイツ横断北海沿いまでの長丁場。

すでにブツブツ文句いってる若者が約一名・・・。















ボーデン湖に遠足 その二

ボーデン湖畔はドイツでも

一番温暖な気候のお陰で果物の産地です。

林檎、サクランボ、洋ナシやスモモなど、

春にはあたり一面花咲いて美しいんですよ桜

また、ブドウ畑も多くBaden地方のワインとして有名。


洋ナシ
洋ナシや林檎の木だらけ


なだらかな丘陵地に広がる果樹園や

森の合間に点在する可愛らしい村々。

この辺はバイエルンのアルプス風田舎屋と違って、

木組みの家なのだ。


2箇所の渋滞から解放されて、

湖畔のUhldingen~谷間の村Salem~目的地Lippertsreute

ルートはそんな風景を楽しみながらドライブしました。

いかんせん、相変わらず雨が降ってるし雨

予定より2時間遅れてるし、

今日はもう直行で鷲亭に向かうことにする。


旅籠(Gasthof)鷲亭

村を突き抜けてる道路に面して立つ

立派な木組みの建物ですぐに見つかる。

なんでも300年来の老舗で

目下のご主人(厨房担当)は11代目だとか。

ふと、GasthofPensionHotelの違いってなんだろうって考えた。

元来GasthofやPensionにはホテルと違ってフロントがなく、

前者は夕食を食べさせる宿、後者は原則として朝食のみなのだそう。

ふ~む、なるほど。”お膳やご飯の支度・・”(Tischlein deck dich...このお話好きだったなぁ)

といったメルヘンに出てくるお宿もそうだわね・・指輪王でホビットたちがお泊りしたのも。


この鷲亭でも、レストランのレジでウェトレスのおねーさんに名前を言うと、

いきなり部屋の鍵をはいどうぞと渡された。

インテリアはなかなかロマンチックで趣味もよい。


3階右側の窓が私たちの部屋

さて、7時近くお腹もすいてきたので、

さっそくレストランに行ってみると、

超満席なので8時半くらいに来てくれって言われた。

えぇ~っそれまで待つんですか・・ハートブレイク

仕方ないんで、村の中を散歩することに。

とはいっても村自体は特に見るべきものはなくって、

ぐるっと一回りしたらおしまい。

どうやらこの宿が一番のアトラクションらしい。

部屋に戻ってシャワーしてるうちにやっと時間になった。


地元の素材を使った郷土料理とワインが

自慢らしいレストラン。

金曜日の夜だからなのかどうか、

とにかく田舎の店でこんなに流行ってるのは

美味しい証拠かな・・?

今夜のメニューにはボーデン湖産のお魚はなかったので、


鹿肉のさいころステーキ・アミガサタケのソース和え

手作りシュペッツレ(シュバーベンといえばこのパスタが有名)

サラダ  18.90ユーロ


を注文。ワインは隣村Salemの赤。

みんなが食べてたデザートにやっぱり食指が動いて


クレームブリュレと苺アイス


を追加してしまった。

ミックスサラダは多すぎず、素材も新鮮だ。

ステーキはいい具合にミディアムでジューシー。

臭みもないし、きのこソースもよく合います。

私の知ってるシュペッツレは極小サイズのすいとんなんだけど、

ここのはまるで薄焼き卵みたい。

デザートはアイスも多分手作り風だったわね。

もちろんクレームブリュレは美味でした。

ワインワインはいかにもバーデン産らしく軽くてフルーティ。

鹿肉にはもうちょっと濃厚なのでもよかったかな。


こんな風に10時過ぎまで食べまくり

(いけませんよねぇ・・太るもとだわ)

2人で合計60ユーロでした。


普通の田舎料理というよりは

ちょっぴりグレードアップしたお料理ですが、

店内はアットホームな雰囲気で子連れのお客さんも

多く、好感が持てます。

よく気がつく感じの良いサーピスもマル合格

給仕をさっそうと切り盛りするおかみさんは

すらりとスタイルよくってかっこよかったわぁ目


お宿の話でまた長引いてしまいました。

翌日のことは第三弾にて。