フロットマニング・風車のある丘
8月下旬も近づきました。
お天気なのに涼しい風が吹いて
もう秋の気配を感じはじめています。
裏庭の陽だまりがありがたく思えるってことは・・
ドイツの夏も終盤にかかっている証拠だわね。
爽やかな今日の犬散歩は
アウトバーンを挟んでアリアンツアレーナの反対側に位置する
フロットマニングの風車丘(Fröttmaninger Windradberg)に行ってきた。
フロットマニングは古代ケルト人(元来バイエルン人はケルト系)の
祭事が行われたという由緒ある土地。
19世紀の頃までは教会と農家4件からなる集落だったが、
戦後にアウトバーンのミュンヘン北ジャンクションを作るために
撤回を要され、その後さらにゴミ処理場も設置されてしまう。
現在その村の面影を残すのはHeilige Kreuz Kirche(聖十字教会)のみ。
すれすれのところを車がビュンビュン飛ばす・・・という気の毒な場所なんですが、
教会自体は後期ロマネスク式のもので
小さな敷地内には木立の間に墓地もあって
寂びれた別世界で気に入ってます。
ジャンクションの片隅に追いやられた教会
ゴミ処理場の方は小高い丘になったところでフタをして緑地化。
後から植えられた木々も大きく育ち、
てっぺんにはミュンヘン唯一の風力発電用風車が立つ。
歩道橋で結ばれたアリアンツアレーナとともに市民の憩いの場として
汚名挽回の昨今なのだ。
市の何パーセントの電力をまかなってるんだか・・? 風車丘から北西にアリアンツアレーナを望む
お天気の良い日には
ミュンヘン全景の向うにアルプスの山並みまで一望できるんですよ。
我が家の犬もこの緑の芝生を駆け巡るのが大好き
ここ数年来、
丘の斜面をスキーゲレンデとしてオープンしようって
馬鹿げたプランがありましてね。
いえ、プランじゃないわ、昨冬にはマジで
スノーマシーンで雪作ってスキーしたらしい![]()
温暖化の今日、アルプスならともかく
平地のミュンヘンでスキーをしようって人間の横暴な考えに呆れます。
なんたって、ミュンヘンは2018年の冬季オリンピック開催地として
立候補してるんだからねぇ~。耳を疑っちゃいましたよ![]()
ちなみに、後釜ゴミの山はジャンクションの
北側に着々と大きく育っております。

