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- 31Dec
2019年最後の入手品(貿易銀)
あるルートから明治8年の貿易銀を入手しました。本日、現金取引で手渡しで購入しました。貿易銀はこれで4枚目ですが、これまで入手した貿易銀の中では最も美しい輝きです。菊紋面は平地に若干のアタリはあるものの、準未使用に近いコンディションです。癖のあるトーンはなく、輝きがとても美しいです。グレードは、PCGSのAU58です。そして、入手価格は13.5です。このクラスのこの状態にしては安価に手に入れることができました。これまで持っていたものは、多かれ少なかれトーンのかかったものでしたので、このような雰囲気の貿易銀は新鮮味があります。それにしても、コインの世界は深いですね。このコインを譲ってくださった方は、途中収集しなかった時期があったとはいえこの道50年の大ベテランで、手変りに非常に詳しい方でした。入手するルートは多様で、裸で入手してスラブ化をし、コイン商主催のオークションやヤフオクに出品されているとのことです。メルカリ、ヤフオクはお宝がごろごろあるようです。私の目の届かないところで大変なお宝が捨て値で取引されることもあるようです。見ている人はよく見ているということでしょう。非常にいい出会いでした。
- 25Dec
アンティーク・コインで資産を防衛せよ
この本は、その辺にある投資煽り本とは全然違います。平木啓一氏の著書ですので、非常に現実的な内容です。オススメの一冊です。
- 21Dec
1842年 バイエルン 2ターラー銀貨(ロイヤルウエディング)
日本コインオークションは残念ながらボウズでした。思いのほか私の狙っていたコインが競り上がり、手を出すのをやめました。そして、JCCで目を付けていたコインなのですが、18世紀のコインでありながらMS63とハイグレードで、かつNGCにおけるTOP POPではありますが、元々現存数の多いコインであり、MS63と言えども市場取引価格に比べるとやや高値の設定でしたので、購入を控えました。もっとも、唯一のMS63であることから、他の年号のMS63の取引実績を参考にせざるを得ず、実際このコインが大手オークションに出品されればどこまで競り上がるかは未知数ではあります。その次の候補として以前より目を付けていたのが、バイエルンのロイヤルウエディングです。19世紀前半に多種類発行されたバイエルンの記念貨シリーズの中核のものです。グレードはMS62とまずまずです。マクシミリアン2世(1842年当時は王太子)とマリー(プロイセン王ヴィルヘルムの娘で当時16歳の美女)の肖像が美しく描かれています。同年号のヴァルハラ宮完成記念貨も欲しいところではありますが、こちらの方が芸術的ですので、入手したいと思っておりました。状態としては、摩耗はなくうっすらとかかったトーンが良い雰囲気です。裏面はルートヴィヒ1世です。やはり摩耗はなく、うっすら古色トーンがかかっています。直径41mm、重さが37.1gはやはり迫力があります。スラブを持った時の重量感が2ターラーの魅力です。このコインはG社での購入です。当初6万円だったのですが、歳末セールで5.5まで値下げられ、過去のオークション実績が手数料込みで500~620ドル程度だったこともあり、検討対象としていました。先に述べた通り、日本コインオークション、JCCの価格交渉などを経て、結果的に第一希望になったコインですが、G社に電話で連絡し、Tさんに価格交渉をした結果5となり、購入しました。そして、5という価格ではありますが、キャッシュレス決済で5%の還元があるので、ポイント付与などを考えると4.7での購入となりました。店頭価格としては異例の安さです。掘り出し物とは思わぬところで思わぬ形で見つかるものです。情報収集というのは本当に大切だと感じた次第です。
- 12Dec
第50回 日本コインオークションの事前入札
現在、日本コインオークションには2枚入札しております。一枚は年代的には最古に近いであろうドイツの都市景観ターラー、もう一枚はアジアのコインです。特に、都市景観が競り上がってきています。決してグレードは高くないですが、トップグレードであり、過去の取引実績もほとんどないので、相場観がいまいちつかめません。しかしながら、雰囲気的にそろそろ相場を超越しそうです。雰囲気とはズバリ、同年代の同地方の都市景観ターラーのカタログ価格と、過去のオークション実績から類推したおおよその価値です。価値は残存枚数と知名度、あとは人気によって決まりますが、過去の取引実績が少ない=現存数が少ないだけであればいいのですが、そうとも限りません。知名度があまりないor人気がない、ということも十分あり得ます。「人気も知名度もあるけれど現存数が少ないので取引実績が拾い出せない」ということであればもう少し戦ってみてもいいでしょうが、野生の勘が黄色信号を灯しているので、もうこれ以上追うつもりはありません次に超えられると白旗で別のコインに入札します。一方、アジアの某コインは私の入札だけですが、ウォッチが少なからずあり、越されるのは必至でしょう。こちらも深追いはしません。結果的に落札できればよし、ボウズでも仕方なしといったところでしょうか。皆さんはいかがでしょうか?
- 09Dec
1863年 フランクフルト ターラー銀貨(レーマー広場)MS63
以前、まさぴょんさんがMS62の同コインをグレーディングにクロスで出され、MS62という結果に落胆されていました。私の持つMS63(NGC)は自分的にはかなり状態が良いと感じていたので、今一度アップしてみたいと思います。紋章面もかなり状態はいいと思いますがいかがでしょうか。ヤフオクで即決にて購入しましたが、確か落札価格は3.9ほどだったと思います。買った当初は相場通りの価格と感じていましたが、今思うと少し安く買えたかなという印象です。
- 08Dec
ドイツ領ニューギニアの5マルク銀貨
まだ、ヤフーブログ時代にアップした記事です。このコイン、状態は決して良くはないですが、世界的な銘品ですし人気の高いものなので、今でも大切に保管しています。
- 07Dec
旧円銀を購入しました
先日、ヤフオクでたまたま見かけた出品物に興味がわきましたので、購入しました。明治3年銘の旧円銀です。真贋不明とのことでしたが、直径と重量と雰囲気が良好でしたので、ほどほどの額で入札しましたら、そのまま落札となりました。竜図面の状態は、古色トーンの付いた極美品クラスです。そして、出品画像では微妙な感じでしたが、よく見ると希少な正貝圓です。菊紋面も良好なコンディションです。摩耗やスレ、アタリはほとんどありません。このコインの落札額は、送料を入れて2.2でした。正貝圓で極美品クラスであることを考えれば、かなり安価ではないかと思います。到着後、念のためにギザの数を数えたら198本でした。直径は約38.5mmで、重量は26.94gです。本物に間違いないでしょう。にしても、このコインはもっと安価に買える見込みでしたが、真贋不明にもかかわらずそれなりに上がりました。解る人には解るのでしょうし、見る人は見ているということでしょうか。このコインは、次回のW社のグレーディングのキャンペーンの際にNGCに出そうと思います。多分AU55は付くでしょう。
- 05Dec
JCCでスイスの都市景観ターラー銀貨を購入しました
先日、初めてJCCでコインを購入しました。以前よりteruri20さんのブログで時々目にしていましたが、雰囲気的にやや割高かな?という印象があったので、手が出せずにいました。今回、JCCで扱っているコインをじっくり見ていると、何枚か気になる都市景観ターラー銀貨があったので、とりわけお買い得そうなものを一枚購入しました。1793年銘のスイスバーゼルの都市景観です。この時代のスイスの都市景観は、若干打ちが弱く、アジャストマークも少なからずあるのですが、景観の出来はそこそこ繊細です。光の角度を変えると、まるで絵画のような都市景観の図柄が浮き彫りになって見えます。素晴らしいデザインだと思います。裏面はバジリスクです。このコインの台は元々別のコインだったようです。前のコインの文字が少し残っていますが、そういうところも含めて味のあるコインです。こちらも光の角度を変えると、バジリスクがかっこよく浮き彫りになって見えます。摩耗は、このデザインのコインとしては少なめではないかと思います。グレードは、NGCのAU55で、2018年9月に1080ドルというオークションレコード出した現物です。https://coins.ha.com/itm/basel/world-coins-switzerland/switzerland-basel-canton-taler-1793-h-au55-ngc-/a/3067-35105.s?ic4=ListView-ShortDescription-071515カタログ価格は、XF40が1500ドル、MS60が3000ドルとなっていますが、NGCのプライスガイドではXF40は1300ドル、MS60は2500ドルと若干下がっています。それでも数あるバーゼルの都市景観ターラー銀貨の中では頭一つ出ています。JCCで購入してみた感想ですが、代表のYさんはとてもいい雰囲気の方で、安心して取引できました。お金さえあれば、ほかにも欲しいコインがあるので、また利用してみたいですし、今度浜松町に行った際には実際に伺ってみたいと思いました。
- 04Dec
NGCでのグレードが変わった?!
先月、一度はXF45で唯一品としてNGCの打率表に登録されました。数字さえ付けばこんなもんだろうと思っていました。ところが、昨日確認してみると、XF45が消え、XF40に変更されていました。コンピュータへの登録間違いだったのでしょうか?45から40へ下がったのですが、気持ち的にはショックでもありません。D評価やVF35まで下がってしまえばショックですが。出荷前のチェックで気付いたのでしょうが、こういうことは結構あるのかもしれませんね。
- 02Dec
日本の貿易銀コレクションの難度
日本の貿易銀は、広い意味では明治3年銘の円銀、明治7年銘以降大正3年まで発行された新円銀も含みますが、ここでは「貿易銀」の文字が刻まれた明治8年から明治10年にかけて発行された、Trade Dollarに限定させていただこうと思います。貿易銀に関しては、約300万枚発行されましたが、すべての年号で現存数が少なく、仮に残っていたとしてもチョップ打ち、修正品、洗い品が大部分です。グレーディングに出して数字の付いているもの、あるいは、今後数字の付きそうなものとなると極めて少ないでしょう。ちなみに、グレーディングされて数字の付いているものは、2019年12月1日現在PCGSは345枚、NGCが204枚となっております。合計で549枚です(PLや丸銀打ちを加味しています。)年号別には、PCGSですと明治8年は143枚、明治9年は142枚、明治10年は60枚で、NGCの場合、明治8年は78枚、明治9年は90枚、明治10年は36枚です。PCGSとNGCのトータルでは、明治8年は221枚、明治9年は232枚、明治10年は96枚となっています。やはり、明治10年は状態のいいものの残存数が少ないようです。私は現在、すべての年号をPCGSの数字付きで完集していて、合計3枚のスラブ入り数字付きを所有しています。549枚のうちどの程度が日本国内にとどまっているのかは不明ですが、日本中探してもスラブ入りで数字の付いたものはその半数程度かもしれません。あとは、香港や台湾、中国、欧米に渡っているでしょう。そう考えると、日本国内にあるスラブ入りの100分の1程度以上は私が所有していることになります。現在、日本にはコインコレクターが2万人ほどいるといわれていますが、そのうちの相当数は現行貨(ギザ10や記念貨幣等の)コレクターで、次いで穴銭古金銀類が多く、あとは紙幣コレクターです。何かで見たことあるのですが、日本の近代貨幣や外国コインを本格的に集めているアンティークコインコレクターは1000人にも満たないそうです。仮に、日本のコレクター人口が1000人程度とすれば、1000人で554枚の貿易銀を取りあっていることになります。オークションに時々スラブ入りの貿易銀が出品されますが、その回によって落札価格がバラつくのはある意味仕方ないかもしれません。貿易銀はすべての年号を完集したとはいえ、見ればやはりほしくなる、ある種の魔力がありますから。昨日の練習7.1kmジョギング=39分47秒※km5分36秒当月の累積距離=7.1km追伸昨日は大阪マラソンには参加できずDNSとなりました。最近腰痛がひどく、体調も良くないので、致し方ありません。
- 27Nov
コインの大きさを比較してみました
普段、円銀だの都市景観だのと記事でよく紹介していますが、いつも写真にはケース(スラブ)に入った状態のコインが写っており、今一つ大きさが実感しにくいと思われます。今回は、コインにあまり興味のない通りすがりの方にも分かりやすく、その大きさを実感していただきたく、記事にしてみます。まずは、明治時代の1円銀貨です。通称「円銀」と呼ばれるものです。写真では明治13年(1880年)に製造された円銀と、その横には現行貨幣である100円硬貨を並べてみました。見ていただくとお分かりのように、随分と大きさには違いがあります。円銀サイズの硬貨は、この時代日本でも諸外国でも多くの種類が発行され、広く流通しました。ちなみに、100円硬貨の大きさは、直径22.6mm、重さが4.8グラムです。大きさ、重さとも絶妙に扱いやすい硬貨で、小銭入れに入れていても邪魔になりません。対して、明治13年の円銀は、直径が38.6mm、重さが26.9グラムです。直径もさることながら、厚みも倍近くはありますので、重量は5.5倍以上の開きがあります。しかも、140年近く前のコインであるにもかかわらず、現行貨幣よりもデザインが繊細です。実に素晴らしいです。次に、このブログでよく出てくるワードの「都市景観ターラー銀貨」の大きさを見てみましょう。こちらは、先ほど紹介した円銀よりも少し大きなサイズですが、都市景観を始めとした神聖ローマ圏のターラー銀貨の標準的な大きさはこのサイズです。一般的なターラー銀貨の大きさは、直径が41mmから43mm、重さは28グラムから29グラムとなります。写真に収めた都市景観ターラー銀貨は1756年銘であり、今から260年以上前にドイツで製造されたものです。街並みの繊細な図案が目を引きます。当時のドイツをはじめとした西洋諸国の造幣技術がいかに優れていたかを物語っております。私が、コインに魅了されているのは、その大きさと重量感、そして優れた図案によるところが大きいです。今後も楽しく収集活動とブログを続けてまいりますので、気になることがありましたら遠慮なくコメントを残してくださいませ。
- 26Nov
1768年 ニュルンベルク 都市景観ターラー銀貨
本日は、泰星オークションでの落札品3枚目の紹介です。1768年銘のニュルンベルクの都市景観ターラーです。都市景観は凸部がやや摩耗していることと、天空の目の光線(左側)に小さなスクラッチがあります。このスクラッチの大きさからすれば、数字が付かなくなるほどの影響はないと思われますが・・・。1枚目の写真は、いつもコイン撮影に使っているニコンのCOOLPIX 5700で撮影し、2枚目は、その後継機であるCOOLPIX 8800での撮影です。紋章面も同様にカメラ2台で写してみました。光の明るさ等は同じですが、8800でマクロ撮影をした場合、測光方式がスポットに固定されてしまうため、写り方やピント合わせが5700とやや異なります。設定次第では工夫のしようがあるのかもしれませんが、普通にオートで撮影すれば旧式機である5700の方がいい感じです。ちなみに、5700は2002年(17年前)のコンパクト機の最上位機で、8800は2004年の最上位機です。どちらも発売当時は新品で10万以上だったかと記憶しています。カメラの話はこの辺で置いておきまして、コインの方ですが、このコインは両面ともやや使用感があります。数字が付けばAU50から53程度であろうかと見ています。落札価格は2.6とお手ごろでした。別ロットの同じコインは3.5まで上がりましたので、やはり光線の小さなスクラッチを気にしたコレクターが強気の入札を控えたものと考えます。このコインも、しばらく寝かしておいて、機が熟したらグレーディングに出そうと思います。少し色を付ければスクラッチも気にならないレベルになるでしょうし。今回の泰星オークションは都市景観3枚でジャスト10という価格でした。スラブに入った数字付であれば、こんな価格では済まなかったと思われます。ゆえに、全てが目論見通りAU50から53となれば、それなりに含み益が出そうですので、次回のグレーディングキャンペーンまでにはしっかりと仕込んでおきたいと思います。
- 24Nov
1841年 フランクフルト 都市景観2ターラー銀貨
泰星オークションで落札したコインの2枚目は、1841年銘ドイツフランクフルトの2ターラー銀貨です。直径41mm、重さが37グラム以上ある大型銀貨です。今回手に入れたものは、少し摩耗はあるものの、1万円スタートだったので入札していました。両面ともプルーフライクで、カタログや写真で見るよりも実物のコンディションは良好です。エッジには文字が刻まれています。2ターラーというだけあって、かなりの厚みがあります。このコインに関しては裏面に若干トーンがかかっており、未洗いとは思われますが、ややトーンが弱いので、しばらく直射日光と外気に晒そうと思います。そうして、いずれはグレーディングに出すつもりです。グレーディングに出して数字が付けば、AU50からAU53となるでしょう。ちなみに、このコインの落札価格は2.7でした。前回のオークションワールドではAU53が4.9まで競られましたので、それと同程度の数字が付けば、かなりの含み益となるでしょう。裸コインでも数字の付きそうなコインは未だあるはずです。そういうコインを何とか発掘し、上手く落札して、スラブ化を推進してコレクションに加えつつ、だぶついたコレクションを世に放ちたいですね。コレクションを整理しながら資金繰りを効率的に行えれば、その資金をもとに更にコレクションの質を高めることができるでしょう。私は、一枚何百万円とか1千万円とかの高額品を少数持つ、いわゆる「一騎当千」タイプではなく、そこそこの質のものを数多く持つことでデザインの優れたコインを網羅的に保持することを良しとしていますので、金庫のキャパに収まる範囲内でコレクションの質を高めたいと思います。
- 23Nov
1772年 フランクフルト 都市景観ターラー銀貨
先週終了した第74回泰星誌上ネットオークションでの落札品は3枚でした。最初に記事にするのは、1772年銘フランクフルトの都市景観ターラー銀貨です。都市景観面はこれといった欠点はないですが、凸部に摩耗が見られます。紋章面も鷲の胸のあたりが若干摩耗していますが、これといった欠点は見当たりません。オークションワールドでは、teruri20さんがこれのMS62を17.1で落札されていました。あのコインは実にいい状態でした。このコインは、少し時間をおいてグレーディングに出そうと思っていますが、良くてAU53でしょうか。ただし、落札価格はその分控えめで、4.7でした。というわけで、AU50以上取れればいい買い物といえるかもしれません。本日の練習7.1kmジョギング=41分16秒※km5分48秒当月の累積距離=45.9km
- 20Nov
グレーディングの結果が判明
ひと月半前の10月5日に、W社さんにグレーディングを依頼していたコインのグレードが判明しました。このコインを買ったときは、以下のような記事を掲載しました。************************************購入価格は、ヤフオクで2万8千円でした。裸でしたし、このコインの存在や、他の年号より希少価値があると分かる方が少なかったのでしょう。あっけなく落札出来た記憶があります。そして、グレーディング結果は下の写真の一番上段のものです。「1713A AUGSBURG DAV-1107A TALER MS」で表示されています。昨日までこのコインの名称すら表示されていませんでしたが、昨夜帰宅後画面をスクロールさせると、この行とXF45に1枚が突如新たに表示されていました。現在までグレーディングされていなかったコインが初めて登録されるとこんな風になるんだ、と感心した次第です。当然ながら、このコインはPCGSではグレーディングされておらず、NGCでも私のもの1枚のみです。一枚とはいえ、TOP POPです。カタログ価格は、以前のブログ記事でも記載していますが、XF40で1100ドルです。過去の国内外のオークションでの取引実績が見つからないので、カタログ価格の信憑性は何とも言えませんが、他の種類のオーストリアの双頭鷲ターラー銀貨に比べると、2~3倍程度の高額品ですので、レアではあると思います。2万8千円はやはり非常にお買い得であったことでしょう。最近は、お友達でも数字が付かなかったり、私自身も立て続けに「ALTERED SURFACE(表面の改変)」でスラブにすら入らなかったコインが近頃ありました(NGC)ので、teruri20さんとも話していましたが、両社ともこのところ評価が厳しくなっているのではないか?スラブに入るかどうか、数字が付くかどうかなど、ルールが厳格化されているのではないか?と考えてしまいます。とはいいましても、こうやって数字の付くコインにはしっかりと付くんですね。贋作は勿論徹底的に排除されるべきですし、スラブに絶対に入らないよう、最新の機器を用いて慎重に鑑定してもらいたいところです。そして、その副次的効果として、表面の改変や洗いの痕跡の発見精度がこれまで以上に増せば、数字の持つ意味も大きく増すことでしょう。評価の厳格化が本当に行われているのであれば、過去に数字が付いたものを出し直しD評価に転落することも考えられます。グレーディング会社それぞれの特質を理解したうえで、出し直しやクロスなどの検討をすべきでしょうかね。
- 19Nov
1793年 ドイツ レーゲンスブルクの都市景観ターラー銀貨
今日は、レーゲンスブルクの都市景観を接写してみました。ただし、前回のオークションワールドで落札したMS62の1756年ではなく、1793年(GCB)です。ぜひグレードを当ててみてください。空は美しく、建物の凸部が2か所ほど若干平らにはなっていますが、木々に摩耗はなく、枝葉までしっかりと残っています。かなり状態はいいです。フランツ2世の肖像も摩耗はほとんどありません。広い平地も僅かにスレやアタリはありますが、非常に状態はいいです。このコインは、レーゲンスブルクの都市景観では最後に造られたもののようです。それ以前の都市景観と違い、やや19世紀のコインの雰囲気を醸しております。さて、グレードはPCGSのAU55です。私の見立てでは、AU58は取れそうな雰囲気です。もしかすると、MS60をも狙えるかもしれません。このコインがどうしてAU55にとどまったのか?ただし、その分落札価格は控えめでした(7.1と手数料。)再グレードを依頼するか迷っているコインの一つでもあります。その際、数字が付かなくなるリスクを負ってスラブを割って出すか、そのままクロスするか、どうするかですね。
- 17Nov
12月1日は大阪マラソン
12月1日まであと2週間となりました。実に4年ぶりとなるフルマラソン(42.195km)です。自己ベストは3時間12分ですが、その記録を出して、早5年半以上たちます。練習強度は、この3年で半分以下となりました。最盛期である2012年から2014年ごろは月間300km以上走っていましたが、今では50kmにも満たないありさまです。まぁ、完走はできるのでしょうが、4時間を切ったりするのは不可能でしょう。今回の目標は5時間台です。楽しく走って、結果として完走できればそれでいいと思っています。本日の練習5.2kmジョギング=29分44秒※km5分43秒当月の累積距離=38.8km
- 16Nov
1802年(AN11) ナポレオン5フラン銀貨
今日は、以前オークションワールドで落札した、1802年(AN11)のナポレオン5フラン銀貨を記事にしたいと思います。ナポレオン肖像の5フランといえば、1815年製造の百日天下が有名です。それ以外にも、年号別、ミントマーク別に様々な種類があって、コレクターには非常に人気の高いジャンルです。とりわけ、無冠のコインは長年流通したこともあり、状態のいいものが非常に少なく希少性抜群です。このコインも摩耗はほぼなく、状態は良好です。裏面も彫がしっかりしています。この年代のものは、文字や額面が摩耗で消えてしまっているものが多く、これだけ状態のいいものは数えるほどしかありません。両面とも肌はプルーフライクで、その上にうっすらと古色トーンがかかっています。グレードは、NGCのAU58です。NGCの数字付きはトータルで36枚(2019年11月現在)あり、AU58は17位タイです。グレーディング枚数だけ見れば現存数は必ずしも少なくない印象ですが、実際はかなり希少で、オークションに出品されればものすごく競り上がります。AU58ですと、手数料込みで10万円は覚悟しなければならないでしょう。このコインは5桁で入手できましたが、運が良かっただけです。さて、明日は第74回泰星オークションです。私は8枚に入札しており、トップは4枚です。そのまま落札できればいいですが、そうは問屋は卸さないでしょうか。本日の練習7.1kmジョギング=40分56秒※km5分45秒当月の累積距離=33.6km
- 13Nov
1843年 フランクフルトの都市景観2ターラー銀貨を接写
約2年半前にヤフオクで落札した表記のコインです。随分前に一度記事にしましたが、ヤフーブログ時代でしたので、今一度写真を載せます。今回はコイン全体ではなく、コインの中央部分を接写してみました。まず、都市景観面ですが、このコインの泣き所である建物の窓はきれいに残っております。また、広い空にはキズらしいキズはありません。非常に摩耗しやすい太陽の光線も先端までしっかりと残っております。太陽光については、実線と実線の間に点線がありますが、ここはかなり摩耗しやすい箇所です。また、実線も真上に伸びている線とその周辺は、MSクラスでもない限り先端まで残っているものは少ないです。このコインはいずれも完璧に残っています。裏面も接写です。いい感じのトーンに、くっきりと刻印された額面、そしてリースが美しいです。こう見えてグレードは決して高くはなく、AU55ですが、巷のAU58を上回る状態です。写真では分かりませんが、ブルートーンが絶妙です。購入価格はグレードなりの7諭吉ほどでしたが、少なくともヤフオクでこの状態のものはそうそう出てこないので、出てくれば入札合戦になることは避けられません。多くの組合加盟店主催のオークションでも、この保存状態のものはあまりお目にかかれませんので、やはり競り上がります。状態のあまり良くないものや、数字の付いていないスラブ入りは時々見かけますが、価格動向を見ていますと、この都市景観2ターラー銀貨は状態による価格差が大きい部類に入るでしょう。MS61を超えるグレードともなれば20万円は下りませんが、出会いがあれば手に入れてみたいところではあります。














