小樽出張の2日目は、小樽芸術村(似鳥美術館)を巡った。

一応ガイド付きではあったが、〇鳥会長自らも私たち一行に展示物の説明をしてくださった。

 

一点一点に思い入れがおありのようで、説明にも熱が入る。

 

 

小樽には明治から大正期に造られた建造物が多数建ち並び、芸術村ではそれをほぼそのままの姿で美術館として使っている。

 

なんとも洒落ている。

 

前半は19世紀から20世紀初頭に英国やフランスで作られたステンドグラスを見ることができた。

当時の製造方法の解説など、すごく丁寧に記されていたのが印象的だ。

 

 

 

 

この大天使ミカエルなど、細部まで丁寧に作りこまれている。

発色も鮮やかだ。

 

 

これだけのものを揃えるのはとてつもない資金力と行動力が必要だろう。

 

 

下の写真のステンドグラスの中央には、英国コインでもおなじみの聖ジョージの竜退治が描かれている。

これだけ大きいと壮麗だ。

 

 

館内での撮影を許可していただき、最後にパシャリと撮影したのは、藤田嗣治(レオナール・フジタ)の「カフェにて」だ。

 

本美術館内でも屈指の名画だ。
 
以前、「なんでも鑑定団」が来館した際についた鑑定価格は10億円だったとのこと。
私の持っている絵画より3桁から4桁は高額だ。笑

 

 

このような感じで北海道小樽市への出張を無事に終えた。

ハードスケジュールではあったが、仕事の合間に充実したひと時を過ごすことができたことにはとても満足している。