// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220708
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
選挙に出かけるアナーキスト。
 
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220708
【期日前投票】
 僕はアナーキストなので、投票には行かないことにしていた。
 しかし時間的にも余裕ができてきたので、投票に出かけるようになった。
 
 個人主義は国家の衰退を促進するし、自由主義というのは個々人の品位や能力によって社会の機能が決まるため、民度が低い状態にあってはいずれも理想的には機能しないと判断したこともある。
 
 民度というのはネットスラングかと思っていたら、正しく辞書に載っていた。
 正しく日本は民度が低下し続けていると私は思っている。
 
>>>
 
 政治の主義主張についてあれこれ論ずるつもりは特にない。
 しかし、政治の主義主張について論ずることを嫌う傾向などについて、いくつか思うことがあるので書いておこうかな。
 
 日本人が潜在的に話題として忌避するのが「政治/宗教/自分の月収」である。
(ちなみに僕は体験も含め、これらについて開示することにあまり抵抗がない)
 
 僕の弟子なども(あんなにお金が好きな ── あるいは執着している ── のに)自分の月収だけは言わない。
 じつにそういう人は多い。
 まぁ、こちらとしても誰がいくらの手取りで就労していようとどうでもいいと言えばその通りである。
 しかしローンを組んだりすれば(NISAなど、投資性金融商品口座を開設するときもだったか)必然に、年収くらいはざっくりと尋ねられるはずである。
 
 僕自身は会社員の頃から、誰に尋ねられても気にせず答えていた。
 僕という人間の就労に対して付けられた値段は、僕の ── あるいはその切り売りしている時間の ── 価値ではなく、意味でもなく、従って能力を示すものでもなく、単に会社という組織が僕に対して払うことのできる数値でしかなかったからだ。
 つまるところ会社組織が「オカネモチー」であれば、そこに属する部品の値段も青天井になるかもしれないが、会社組織だって、常々オカネモチーなわけではないから、細々と経営を続ける組織の中にあってはいかに有能であろうと支払われる賃金には限界がある。
 
 ゆえに彼我の差は、異なる集団に属している場合はもちろんのこと、同一集団に属している場合であっても、意味を持たない。
 たとえばa社に勤務するAさんがb社に勤務するBさんより手取り賃金が多かったとしても、AさんがBさんより無能で、どうしようもない人間である可能性は否定できない。
 それはa社がa社の基準でAさんに渡すことになっている契約の問題であり、先に述べた組織の経済力はもちろん、能力評価に対する倫理であるとか、内部の人間関係などという本来の業務にほとんど関係しない要素によっても影響を受けるからである。
 誰かと比較して賃金が安かろうと高かろうと、その個体のもつ価値に変化はない。
 相対的な比較は意味を持たない。
 
 では同一組織内ならどうなのかというと、多少なり年功序列の傾向はあるだろうし(あってもよいだろうし)、だいたいにおいて現場で実力を発揮して会社に利益を生み出す人間よりも、それらを管理する人間の方が(実務能力はもちろん、もしかしたら管理能力そのものさえ劣っていても)高めの賃金を受け取るようにできている。
 会社組織の賃金の基本は「ご苦労賃」なのである。
 利益を生み出したことによるインセンティブ(歩合給)100%にしているならば、多少は「能力に応じた給与」と呼べるだろうけれど、そんなことはおそらく違法に近いはずだ。
 結果的に、賃金給与について彼我に差があっても恥ずかしいことは何もないといえる。
 むしろ使い方に人間性(あるいは獣性)が現れるはずで、恥ずかしい使い方をしていないかということをたまには振り返りたい。
 
>>>
 
 営利組織に話を戻すと、利益を生み出さない諸々の作業や業務ややり取りが、組織を円滑に運び、結果的に利益を作っていることは否定の余地もない。
 価値は見えない(観察者が判定できない)ところにも隠れている。
 真の価値や意味とはそのくらい臆病かつ恥ずかしがり屋で、そうした繊細なメカニズムはカミサマしか知らないのだと、ファンタジックに言い回すこともできる。
 
 旧来の日本はそうした奥ゆかしさを大切にしていたから、繊細なメカニズムの深奥にある些事さえも汲み取っていたのだろう。もちろんそれには弊害もあるだろうが、粗野でがさつであっても良しとはしない部分は有用に思える。
 翻って現代は、粗野でがさつで鈍感で無能な管理職であっても、分かりやすい判定ができるような価値をアッピルした者が勝つので、必然に繊細なメカニズムが失われるか、あるいは弱者に押し付けられてゆくのだろう。
 
 しかしトイレを掃除する人がいなければ、会社のイメージがダウンして、売上げが低下する可能性だってある。
 少なくとも僕はトイレとその掃除をないがしろにしている会社や店舗や人間は嫌いである。
 狩りをするイキモノとして排泄のあとを濁さない意識は大事だと思うし、ビジネスが狩りでないなどという綺麗ごとを僕は信じない。
 種を蒔けば作物が手に入るなんて、地主や役人の発想である。
 
 といって、昨今の政治家は国民という種をよりよく育てることをさえしないから、国家が痩せるのである。
 そうは言っても、国民が政治家を育てるわけではない。
 国家における家長とは、すなわち政治家であるから、政治家が国民ではなく、それ以外の何かを大切にした結果が今のこの国家なのだろう。
 
 ゆとり教育が悪かったとは僕は思っていないが、人間らしい人間が次々失われている社会を見ていると、その文化基盤にある価値観は、どれほど貧しくなっているかと悲嘆させられる。
 円周率は3でも良いが、社会を構成する上で経済や数値より大事なこともあるのだと、心から思っている人間が多い社会であればと思う。
 
>>>

 おそらく「政治/宗教/自分の月収」について開示することは、何らかの摩擦抵抗が発生し、それによって人間関係に支障を来すと考えている人がいるのだろう。
 もしそんなことで人間関係がおかしくなるのだとすれば、そういう人間関係はおかしくしておいた方がいいだろう。
 
 たとえば僕の弟子はある宗教の結構熱心な信者であり、僕もときどき連れて行かれたが、気が向かないと全然行かないどころか、その信仰を腐すことも平気でする。それでもお互いの人間関係には問題がない。むしろ信頼関係の確認要素ですらである。
 
 たとえば友人のBPが妻子持ちなのにときどき不倫をしている事実を僕は知っているが、それでとやかく責め立てる気にもならないのでそっとしている ── ときどき「奥様に会ったときにどんな顔をすればいいのか困る」などと非難がましく笑いのネタにするが。
 僕が困ればBPは助けてくれるし逆も然りだ。たまに奥様と顔を合わせるとき、どんな顔をしていればいいのか悩むくらいである。
 
 対立的な価値観を持つ人とであっても、手を繋いでいつづけることは可能だし、容易だ。
 それを畏れ、それができない ── あるいは困難だ ── と思っている人は、単純にその人自身が、対立的な価値観を持つ人を攻撃する傾向が強いからだろうと想像する。
 
 他人より給与が低いと嗤われると思っている人は、他人の給与が低いと嗤うのではないだろうか。
 他人の不倫やパートナーの浮気について烈火のごとく怒る人は、なんというか、人間の機微についての考察が浅い気がする。
 他人は他人である。
 自分以外はすべて他人だし、それと手を繋ぐのにあれこれむつかしい条件を積み重ねて自身を省みることなく見識高いカオをしているようでは、空回りしている婚活難民のようになってしまうぞ(弟子の顔を思い浮かべつつ)。
 
 政治や宗教は、人間や社会のために役立つべくしてあるはずなので、それについて議論することを恐れたりするのは本末転倒というか、単純に社会性を逸脱する行為とさえ思える。
 
 僕は本来個人主義的な人間なのだが ── 事実、その思想が具現したような生活をしている ── 、同時に天邪鬼なので、多数が個人主義的であることを認識した昨今、脳内だけ社会派になりつつある。
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :青猫α:黒猫:銀猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Diary-Ecology-Engineering-Interface-Link-Mechanics-
 
[Module]
  -Condencer-Generator-Reactor-
 
[Object]
  -Human-Koban-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:
 
//EOF
 
<<<文字数の都合により「その1」から続く。
 
 
【火着けと吸い方】
 
<用意するもの>
 
○ お気に入りの「加湿済み」煙草
○ 飲み物や食べ物
 
 まさか煙草の吸い方だとか、火の着け方があるとは思わないだろう?
 
 しかし茶道があるように、本当は煙草道があってもいいくらいだ。
 なにせ本来はカミサマへの捧げ物だからな。
 
1.好きな着火具を用意しろ。
 マッチ、オイルライター、なんだっていい。100円ライターが悪いわけではない。それだって立派なスタイルだ。
 しかしマッチなら火薬の、オイルライターならオイルの香りが煙草の香りにブレンドされる。そのくらいは知っているだろう。
 だったら着火具も相応に試してみてはどうだろう。100円ライターを悪く言うつもりはないが「使い捨てではない」ライターをひとつくらい持っていても悪くないと思うぞ。
 
2.遠火で火を着けろ。
 直火であぶるのが悪いとは言わない。しかしそれは高温で焦がすことになるし、オイルや樹脂の煤が付く。
 それが悪いとは言わないが、もう少し離して、火から1cmほど離して吸ってみるといい。ちゃんと火が付くはずだ。
 どうしても着かないなら直火であぶっていい。
 
 それからシガレット吸いは決まって吸い込みながら火を着けるが、シガー(葉巻)のように、口にくわえないで着火してもいい。
 まるで煙草の吸い方を知らない奴に思われるかもしれないが、なかなかどうして、最初の着火でオイルやマッチの煙を煙草葉全体に染み込ませないので、最後まで喫味がいい。まぁ、好みだから好きにしろ。
 
3.ゆっくり吸い込め。
 どうせお前の煙草は、燃焼剤が添加されているんだろう?
 そういう煙草は、火を着けたら最後、放っておいても最後まで燃える。
 ちょっと吸い込めば、すぐに火種が赤々と光を放つだろう。
 そんな吸い方をしてはいけない。
 
 ゆっくり、そうっと、口の中に煙を含め。火種が明るくならないように気をつけて、そうっとだ。
 
4.味わえ。 
 こら、いきなり喉を通して肺まで吸い込むな。
 
 せっかく火を着けたのだ。
 まずは舌根で喉に蓋をして、口の中だけで煙を味わえ。
 紫煙の香りと、口の中に広がる味、クリームのような存在感を堪能してもいいではないか。
 
 肺喫煙者は、ここで舌根の蓋を外して、喉を通せばいい。
 
 口腔喫煙者は、舌根の蓋を外さず、まずは口を少し開けてみよう。
 吐き出す動作はしなくていい。ただそっと、口を開くのだ。半口の半分くらいでいい。
 煙が流れるはずだ。口からも出てくるし、鼻にも少し抜ける。香りと味がそれぞれ変化するはずだ。
 
5.ゆっくり煙を吐き出す。
 
 煙を吐くときも、そっと押し出すようにしたほうが、味や香りが損なわれにくい。
 好みだから好きにしていいが、せっかく好きな煙草を、好きなタイミングで味わうのだ。のんびり愉しもうではないか。
 
6.余韻。
 吐き出したらすぐに次の煙を吸い込んだりするな。
 可能なら、吸ったときよりさらにゆっくりと、空気を吹いて煙草の中の煙を外に出してやってもいい。
 こうすると本当に最後まで、雑味のない煙を味わうことができる。
 
 さて、煙草の味と香りはどうだったろう。
 ひと口目は、クリアでフレッシュな味わいのはずだ。
 ここで一息入れて、飲み物を味わってはどうだろう。
 コーヒーや紅茶、緑茶も味わい深い。
 着香系(カプセル入り含む)なら、炭酸水も合うだろう。
 もちろん水や白湯もいい。より煙草葉の余韻が味わえるはずだ。
 
 30秒から1分くらいは火種を休めよう。
 そうすることで高温になることを避けられる。
 そうしてまた、吸い口を重ねよう。
 
7.まとめ。
 煙草は吸い口を重ねるごとに重厚な味わいになるが、高温で吸っていると苦みや辛み、雑味が増す。
 これはニコチンだけではなくタールが発生(燃焼あるいは気化)するためだ。
 ニコチンや煙草本来の香味成分はかなり低温で気化するが、タールは高温にならないと燃焼しない。
 ただし差分は200℃くらいなので、あっという間にタールが気化する温度になってしまう。
 
 シガレットでも、高温で燃焼させ続けると、灰が白っぽくなる。
 一方、低温で燃焼した灰は、黒っぽい。つまりタールがそれだけ灰に残留している。
 吸い殻を見れば、吸い方が多少は分かるということだ。
 火種の温度を上げずに、しかし燃焼を維持するために、加湿したり吸い方を工夫して、美味しい煙を味わってほしい。
 
 ちなみにニコチン自体には依存性があるが、発がん性や喫煙関連疾患については直接の影響を与えるというエビデンスは今のところない。
 一般に知られる煙草の発がん性と嫌悪刺激をもたらす成分は、主にタール分とケミカル(燃焼剤や香料など)によるものだ。
 
 もちろんニコチンだけを抽出して過剰摂取するようなこと(ヴェポライザなどでそういうリキッドもあるのかもしれない。興味がないので分からない)があれば急性中毒などにかかるかもしれないが、上記のような喫煙方法であればそんなことにもならない。
 市販のシガレットでも、ケミカルの少ない(紙と紙を接着する糊だけの)ものもある。
 有名なところだとアメリカンスピリット、ショートピースなどがそうだ。
 
 ちなみに私はショートピースをだいたい20〜30分掛けて吸う。
(シガーやパイプや煙管も喫むし、喉が弱いので、肺喫煙は一切しない)
 フィルタレスとはいえ、着火剤がなく、きちんと加湿し、ゆっくり味わっていると、かなり長く愉しめる。
 冒頭で1日平均3本と言ったな。つまり1時間半くらいは煙草を吸っていることになる。十分だろう。
 
 数分で灰にするような喫煙をしていれば数十本を費やしてしまうだろうが、果たしてそんな喫煙は、幸せだろうか。
 
 
【加湿:中級編】
 
 タッパーとアルミホイルとティシューを使う方法は、安くて楽だが格好が悪い。
 外で煙草を吸うときにタッパーから煙草を出していると、警察を呼ばれるかもしれないし(笑)。
 
 箱に戻してもいいが、箱はだいたい通気性がよくて、すぐに乾燥してしまう。
 ここはシガレットケースを買おう。
 ピースは幸いにして、缶ピースがある。缶は再利用が可能なので、僕はこれをシリコンコーキングで密閉度を高めて使っている。
<趣味喫煙者の仕込み風景>
 
 市販品でも密閉度の高いシガレットケースは売っている。
 また加湿に使えるものも、けっこうあるので紹介しておこう。
 
<煙草ケース>
 
 ステンレス製で、一般的なキングサイズが入る。100sなどのロングサイズは蓋ができないと思う。
 ショートサイズは余るが、ゆるめに入れれば問題はない。
 
<調湿剤>
 
 湿度を一定に保つ。
 カビが発生するのはだいたい70%以上の湿度の時なので、梅雨時などは気をつけたいが、僕は72%を愛用している。
 また下記の加湿石と組み合わせることで、かなりの回数、再利用が可能である。
 
<加湿石>
 
 水を含ませて、保湿剤と一緒にシガレットケースに入れて加湿する。
 説明書きにもあるが、精製水や蒸留水を使うのがベター。
 一方で、僕のような貧乏人は沸騰した湯で10分ほど茹でて、冷ましてから水分をよく拭き取り、使う方法もある。
 水道水ではミネラル分が徐々に気孔を塞いでしまうので、軟水を使うと良い。
 スーパーなどでペットボトルだけ買うと、軟水をもらえるところがあるだろう? ああいうのでいいんだ。
 当然だが、ミネラルウォーターは使うな。
 
 
>>>
 
 趣味喫煙者だと言いながら、今までまともに煙草の吸い方を書いたことがなかった。
 いかんせん、嗜好品である。
 熱くて辛い煙草が好みの人がいたとして、それを嗤うことが誰にできようか。
 
 また喫煙者が少ないことは悪いことではないだろう。
 
 人間はどうやら、思った以上にケダモノだから、自制を失うことも多いようだ。
 ストレスを感じると取りあえずがっつくように煙草を吸う人もいる。
 おそらく不幸な(美味しくない)煙草の吸い方ではあるが、それを非難することが誰にできようか。
 
 嫌煙者が多い事実、時代背景もある。
 WHOはコロナウイルスのせいでずいぶんと評価が下がったが、そもそもWHOが煙草を非難し始めたのが発端だったと記憶している。
 もはや煙草は害悪でしかないというのはコモンセンスだろうし、煙草をやめられないというのは、阿呆で非常識な中毒者で自制が効かず、自己中心的で健康意識も低く、他者に対する配慮も衛生観念もない野蛮な俗物だと断ぜられるのかもしれない。
 
 まぁ、多くの中毒者(ニコチンに限らず、アルコールだろうと、それ以外の薬物だろうと)はそれに当てはまるし、煙草は合法的である分、マナーの悪い人もまだまだいるようだ。
 そうした意味でも、僕は喫煙者を増やしたいとは思っていない。
 喫煙の愉しみは飲酒と同じで、好きな人が、自分の好みで、適量を愉しむべきだろう。
(自制を失うという点においては、アルコールの方がはるかに作用が強いように観察され、他者にとっても危険だと思える。公共交通機関など、飲酒したら乗れなくしてもいいような気がするが)
 
 そもそも我々の多くは「煙草の吸い方」をきちんと学んで(あるいは教わって)それを味わっているのかと問われると、そうとも思えない。
 僕もパイプ煙草の喫煙者(のブログ)に倣って、あれこれ調湿や火種の維持を学んで初めて、シガレットの本当の美味しさに気がついた。
(シガレットの煙が不味くて、数年禁煙していたこともある)
 しかし残念なことに、そうした先人たちは何らかの事情で趣味喫煙を続けられなくなったり、あるいはそうしたブログが更新されず、やがてはインターネットの海に飲まれてしまう。
 
 一方で巷に溢れる煙草製品の多くは、手軽であることだけを優先したものが多く、電子タバコや加熱式タバコ、ヴェポライザなどはケミカル臭をまき散らして、本来の煙草とはほど遠い俗物にさえ思えてくる(個人の感想です)。
 
 このブログの読者に喫煙者はおそらく皆無だと思うが、通りすがりの喫煙者がいたら、一度でいいから上記の吸い方を試してみてほしい。
 アルミホイルとティシューとタッパーなら、ほとんどどの家にもあるはずだし、夏場なら半日、冬場でも3日程度で加湿は可能だ。
 
 シガレットは間に合わせのように、何の気なしに、手軽に吸えるのは事実だが、雑に吸って味わえるかといえばそんなこともない。
 たとえば素晴らしい食材も、調理法ひとつで美味しくもなれば消し炭にもなる。
 
 僕は煙草をやめられないのではなくて、やめられるからこそ、できればやめたくないのである。
 不味い煙草を、仕方なく暇つぶしのように吸っている人が、少しの工夫で、もっと豊かな趣味喫煙の時間を味わえたなら、それは人間にとっても煙草にとっても、幸せなことのような気がして。
 また嫌煙者にも「喫煙者が皆、そろって阿呆で間抜けで常識知らずで自制の効かないクズだ」と断ぜられない文化が残ればいいと思って。
(禁煙とは「吸いたくないから吸わない」のではなく、つまるところ喫煙の否定だからだ)
 
 涼しくなった頃、人気のない公園のベンチで、日なたぼっこをしながら1本の煙草を美味しそうに燻らせる、皺だらけのお爺さんに、いつかなれたら素敵だと思う。
 
 もちろん現在喫煙をしていない人は、わざわざ吸わない方がいいだろう。
 愉しみはあるけれど、リスクもあるものだ。
 それを判断し、決断できるのが、大人ではないのか。
 
 
 
<猫の写真もほしいんだろう?>
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :青猫α:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Blood-Darkness-Diary-Ecology-Interface-Love-Maintenance-Mechanics-Technology-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Generator-Reactor-
 
[Object]
  -Poison-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:
 
 
 
//EOF
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220707
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
喫煙者ではなく愛煙家なものですから。
SUBTITLE:
~ Love Smokes. ~
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220707
 
 病院に行って健康診断を受ける。市町村のものである。
 基本的に、会社組織などで強制されない限りは定期検診なんて受けなかったのだが、あと18年程度をほどよく健康に過ごす ── そして急死する ── ことが望ましい。
 
 街の開業医のすべてがそうだとは思わないが、数値任せの医者が多いのは事実だ。
 脂質異常症は ── 僕のような遺伝性も含め ── さほど珍しい病気ではなくなったようだけれど、採血して、数値で判断されて、投薬指示と生活指導を受けるというのであればどこで受けても変わらない。
 誰もが長生きしたいと思ってると思うなよ、とは思うのだが、こういうことは無闇に公言しない方がいいことは心得ているので医者にも言わない。
「煙草、1日3本程度ということなら、やめられるのでは」というおなじみの生活指導については「そうですよねぇ〜、いつでもやめられるんですよ。あっはっは!」と笑い、言外に(従うつもりはありません)と伝える。
「それじゃ、お大事に」と即答で帰された。
 え、なにこの「アタマワルイ奴は死ね」っていう扱い。
 命と煙草を天秤に掛けたら、普通、煙草の方が重いよ?(誇張しています)
 
 僕にとって喫煙は趣味である。
「できればやめたい」という喫煙者が意外に多いことに驚いたことがある ── なぜやめないのだろう? ── が、これまでの観察の結果から判断するに、どうやら人間というのは思った以上に動物なのだ。
 昨今の性加害事件を見ても思う。果たしてあれが大人のすることなのだろうか。
 今のところ、知性を持ったケダモノがいちばん厄介だと結論している。
 
 そう考えると、人間らしく、おもいやりのある、共感性の高い、統合的な認知判断力を持つ、一意的な理屈や倫理や感情に振り回されない存在は、希有である。人間は思っていたより少ないようだ。
 
 煙草の話に戻すと、僕は「できるだけ吸い続けたい」。
 趣味だから当然である。
 葉巻もパイプ煙草も煙管もシガレットも好きである。
 シーシャ(水タバコ)やシャグ(手巻き)はあまりしないがこれは好みの問題だろう。
 
 ということで、今回は「弟子の婚活が上手くいくために何が必要か」という話題に始まり「想像したありようを実現するための手法」をテーマをお送りしようと思っていたのだが先送りにして、美味しい煙草(シガレット)の吸い方について(需要もなければ時代に逆行するのだろうけれど)書いてみようと思う。
 
>>>
 
【仕込み:初級編】
 
<用意するもの>
○ タッパー
○ アルミホイル
○ 爪楊枝(もしくは竹串)
○ ティシューペーパー
○ 水(可能なら精製水)
○ 常喫している煙草
 
 諸君、煙草は好きかね? 私は好きだ。
 あの発酵した煙草葉の香りは、火を着けなくとも香ばしく、焚けば芳しく、煙は甘やかだ。
 
 僕のポエムを読んでいるあいだに上記のものは用意できたかね?
 
 それではさっそく始めよう。
 
1.どうせお前の家には精製水なんてないんだろう。俺もない。
 ないものを無理に買う必要なんてない。
 水道水(20ccもあればかなり余る)を沸騰させて冷ましておくこと。
 これは水道水に含まれているごく微量のカビを死滅させるためだ。数日(大量に仕込む場合はひと月)以上も70%程度の湿度を保っていると梅雨から夏にかけては特に、煙草にカビが生える。
 カビの生えた煙草は、まったく喫味が悪くなる。不味くはないのだが、味が薄くなるのだ。それに気分も良くない。
 なので水の準備が一番大事だといってもいい。面倒くさがらず、ちゃんと沸騰させろ。
 
2.ティシューペーパーを折りたたんでから水(上記1)に浸し、軽く絞る。
 指で強くつまんでも水が滴らない程度に、しっかりと、しかし軽く絞る。
 面倒くさがるな。水分量の制御が大事なんだ。
 
3.アルミホイルを広げて、ティシュー(2)を置く。
 次いで、アルミホイルを折りたたんでゆく。
 どうだ、簡単だろう。
 
4.折りたたんだアルミホイル(3)に対して、爪楊枝(もしくは竹串)で穴を開ける。
 折りたたんだ面が分厚くなっている場合、無理して開けなくてもいいし、開けてもいい。好きにしろ。
 
5.タッパーにお前の常喫している煙草と穴を開けたアルミホイルで包まれたティシュー(4)を入れる。
 どうせお前は面倒くさがりだろうから、パッケージのまま入れてもいいが、本当はパッケージから出して入れた方がいい。パッケージが湿気でフニャったり、最悪カビたりするので。
 
6.数日待て。
 夏場なら、陽の当たる窓辺に置いておけば、6時間ほどで仕込みが完了する。
 本当は湿度を与えてから数日寝かせた方がより安定して、場合によっては熟成(発酵が促進)される。
 まぁ、お前の煙草はケミカル(薬品)まみれかもしれないから、期待はするな。
 
7.まとめ
 上記の仕込みを「加湿」と呼ぶ。まぁ、読んで字のとおりだ。
 簡単だろう。作業自体は10分も掛からずできるはずだ。
 
 なぜ加湿なんて面倒なことをするのか。
 いい質問だ。
 
 草取りをして、草焼きをしたことがあるか?
 あれは数日乾燥させるとよく燃えるのだが、刈り取ったばかりの草は燃えにくい。
 なぜといって水分量が多いために燃焼しづらくなっているからだ。
 燃焼のメカニズムは他で勉強してもらうとして、水分量を増やすと燃焼温度が上がりにくくなる。
 燃焼による熱エナジィが、水分の蒸散によって失われるからだ。
 この「あまり高温にならない」というのが煙草を美味しく吸う上で非常に重要だ。
 覚えておけ。高温で吸うな。
 
 
 
>>>文字数の都合により「その2」へ続く。
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220624
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
波動方程式は社会性の原理を説明できるのか。
SUBTITLE:
~ Life game. ~
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220624
 
 前橋に泊まりで飲みに行くぞ〜!
 と思ったその日に電源系のトラブル。
 インバータは動作せず、バッテリィのモニタが考えられない数値を表示している。
 以来、キャビンで涼むことができずにいる。くそう! くそう!
 
>>>
220625
 
 夜にTU(中学生からの友人)がやって来る。
 拾って飼い始めた迷い猫 ── 拾ったその日から飼い方やしつけの相談を受けている ── が離乳したため、離乳食が不要になったらしい。
 ちょうどよいのでありがたくいただく。
 
 TUとの会話の中で、彼の奥様に関する愚痴を聞く。
(僕は基本的に、誰かの愚痴を聞くのを愉しみにしている部分がある)
 詳細は省くが、彼の奥様が変なスピリチュアル系 YouTuber の動画にハマってしまったらしい(以前にもその話は聞いている)のだが、その動画の中でやれ龍神が出てきてみたり、かと思えばミカエルだかガブリエルだかの大天使の話が出たり、挙げ句に振動数だのといった、雑多な固有名詞と概念系が取り扱われているらしく、ちょっと失笑もののその内容について談笑する。
 
 振動数というのは理工系の言葉である。振動が物理運動なのだから物理学から生まれたのではないかと思う。
 スピリチュアル(笑)界隈では、波動という単語も使われているのを見かける。
 波動も振動や周波に関連した物理の用語で、エナジィの伝達によって周期的な波(液体によるそれとは限らない)が発生し、媒介となる物質内で広がる現象のことである。波の発生によってエナジィが伝達するともいえる。
 水の波紋も波動なら、落雷も波動ではないだろうか。高卒なので細かいことはよぐわがんにゃい(都合よく低学歴を利用する)けれど。
 
 スピリチュアル(笑)界隈で、それらがどのように取り扱われているかは僕には分からない。
 そもそも科学的再現性を持たない現象なのだから、科学用語を転用しないでほしいとは感じる。
 独自の単語を生み出すことが困難(能力的貧困)であれば仕方ないのだろう。あるいは集団心理特性と物理運動特性に、一定以上の類似が見られるのかもしれない。それならまぁ、許されるか。
 
── 振動は単独でも可能だが、波動は伝えるものと伝えられるもの(発信者と受信者、および伝わる何らかのエナジィそのもの)が必要で、集団心理においてもある種の法則性をもって心理的エナジィ(感情や価値観)が伝播し、運動を起こすと考えられないこともない。
 まぁでも「振動数」ならせめて「ヴァイヴス」とか、「波動」なら「ウェイブ」とか「エモレイト(Emo-rate)」とか、それっぽい別用語(ヴァイヴスは音楽、ことにクラブシーンが発祥と言われるが、古典的にはヴィブラフォンのことだったと思う)を使うなり作るなりすればいいのに、とは思う。
 
 いずれにしても「振動数」という単語で笑いが止まらなくなってしまった僕に、彼がそのざっくりとした(動画内で説明されている)概念について教えてくれた。
 なんでも「いい感じ」になると人間の(心理的な? あるいは霊的な?)振動数が上がって、「悪い感じ」になると振動数が下がるのだとか。
 有り体に言って、クラブシーンの「ヴァイヴス」とほぼ同じものである ── もうヴァイヴスでいいじゃねえか。
 
 そのスピリチュアル(笑)動画によると、自分の振動数を下げるような相手や環境はどんどん切り捨てた方が幸せになれる、的なことを言っていたらしい。
 分からなくはないけれど、それって社会性の放棄じゃないの? というのが彼の持論であり、僕も同意するところではある。
 
>>>
 
 しかしTUによると、僕は「昔から一緒に居て、気持ち良くない関係性になった相手は、過去の経緯に関係なく切り捨てるタイプ」であったらしい。
 言われてみるとそのとおり。
 僕は昔から社会不適合な性質を抱え、社会を(自分の中の社会性を、ではなく)放棄すること ── つまりは社会から自分という存在を放棄してもらうこと ── を意識的にであれ無意識的にであれ、望んでいた。
(子供の頃に、自分以外に誰もいない世界を夢想していたのは、その現れだろう)
 
 僕は関係性(あるいは相手に対する勝手な評価)が劣悪になると、相手と疎遠になることを厭(いと)わないどころか、きっぱりと行き来をやめてしまう。疎遠になるように徐々に距離を置くことさえ稀だ。それを不自然だと思ったこともない。
 恋人も、きっぱり別れてしまったり、少しずつ疎遠になった ── そのくらいうっすらとした縁である ── 為に恋人なのか知り合いなのか分からないままのケースもある。
 
 嫌な人間を切り捨ててしまう性質は、そのまま社会不適合な性質である。
 多少気分が悪くても、過去に良いと思えることがあったなら今後の事態が好転することもあるし、恩義などがあるならなおさら、自分の都合だけで関係性を制御しようというのは自分勝手だろう。
 また将来的に良いことが期待できるなら、関係を維持する意味を見出せるかもしれない。
 損得勘定と言われてしまえばそのとおりだし、それを嫌う傾向を自分が持っていることも理解している。
 しかし多少の損(心理的な損も含む)があったからといって、相手との関係を切り捨ててしまうのは、つまり損得勘定の瞬発的な発露である。好きも嫌いもなく、損得勘定を実践していることになる。
 
 幸か不幸か、僕は基本的に他人に恩義を感じるような状況を作らない傾向が強い。
 日常生活におけるだいたいのことは独りでしてしまうから助けを求めないし、心理的不調も ── 仮にそれに原因があったところで ── 他の誰かに悩みを相談することも、愚痴を言うことさえもない。
 他人を利用したくないと思っているから、他人を寄せ付けないように心掛けてしまう。
 側に居れば、どんなに損得勘定を嫌っていても、親しいから期待してしまったり、親しいから利用している気分になってしまうことがある。小さなことであれば利用したくなることさえある。そして同時に僕はそれを嫌う。
 
 他人に何かを与えることについては(時折、ひどく面倒くさい気分になるのを除いて)気にならないのだが、他人から何かを受け取るのが苦手である。
 僕は子供時代から猫の飼育に掛かるすべての費用のほか、文房具や衣類を自費で購入していた。
 もちろん父上が買ってきてくれることもあったが、必要だと思ったときに、必要だと思ったものを、自分で購入できる自由が好きだった。
 高校時代はお弁当を作るのがあまりにも下手な自分に落胆し、しかし購買部で食糧を手に入れるだけの財力がなかったので昼食を抜いて過ごした(僕の1日1食で済む体質は、この頃に醸成された)。
 家(あるいは父親)が貧しいことを理解していて、それが父親の無能さによるものでも、怠惰によるものでもないことを知っていた ── 父上は心筋梗塞を抱えてなお、昼夜を問わずに働いていた ── のに、一般家庭と同じくらいにはお小遣いを僕(や姉や妹)に渡していたので、僕は学校で必要とされる集金さえ、少額なら自分の小遣いで払うことがあったし、それについて誰を責めるつもりも、自分の行いが美談になるとも思っていない。
(むしろ僕には当たり前のことだったので、今まで誰かに話したことはない)
 
 恩義を感じる何かがそこにあって、こちらが対価を支払っていない場合、それは相手にとって何らかの損失である可能性がある。僕はそれをことさらに恐れる。誰かから何かを奪うなど論外で、差し出される何かさえ、僕は受け取ることを恐れる。対価として提供するものは、果たして相手にとって相応の価値を持っているだろうか?
 それを受け取ることによって、僕は自分の自由を失うかもしれない。
 あるいは、僕が相手の自由を奪うかもしれない。
 
 今でこそ大人になったので、人間は基本的に余剰のものを与えることこそしても、身を削って何かを差し出すことは稀だと理解できるようになった。ただ、かつての僕は、身を削る以外に差し出すものを持たなかった。
 それでも自分の有用性を誰かに示すには、自己肯定をするには、身を削るしか方法がなかったのだ。
 だから誰かが僕に何かを差し出すとき、もしかしたら身を削っているのではないかと本能的に心配してしまう。恐れてしまう。どうかそんなことをしないでほしいと思ってしまう。誕生日のプレゼントを素直に受け取れない。同じ原理で気遣いをさせてしまう気がして、プレゼントを選ぶこともできない。
── もっとも最近は、毎月のようにに姉上からプレゼント(献上品)を受け取るので、すっかり慣れてきたが。
 
>>>
 
 他にも、たとえば距離が近い人間とは、理解し合えない価値観に苦痛を感じてしまう。
 
 僕の鬱屈しやすい気質でいえば、これだけ自由に暮らしているのに鬱屈するなんて、不可解を通り越して不快に思える人もいるだろう。
 長生きしたくなかったり、生きることに飽きているのも変わらない。
 手を変え品を変え、自分を騙して気を逸らし、誤魔化しながら生きているフシもある。
 今やそれを悪いこととは思わなくなった。それは社会的に見ればよい傾向だろうけれど、僕個人からすれば単なる堕落である。
 それでも ── 堕落しても ── 解決すべき事案があるわけだから仕方ないと思っているが、人生に愉しみがあるから、未来に希望があるから今日も明日も生きていられる、という本能や価値観を僕は持っていない。
 こんな愚痴をまともに理解して、そのうえ適切に気分を(ヴァイヴス、もしくは振動数を)上げるアドバイスができる人間がいるとは僕には思えない。
 ぱっと見、僕はラッキィでハッピィに見えるだろうし、それを否定する気になれない。
 ために僕は、誰かに自分の鬱屈した気分を吐露することもできない。それはまず理解されるはずがない。
 痛みも苦しみも悲しみも憎しみも孤独も愛しさも切なさも心強さも(ねぇ、ここ。笑うところだからね)、僕の感じるそれはかなりの確率で僕だけのものであって、誰かの共感を得ることはおよそ困難、あるいは不可能だろう。
 
 心理的寂しさについてもすっかり制御下に置いてしまったので、もはや孤独や疎外感を恐れる気持ちがなくなってしまったし、独りが寂しくて誰かと話をしたいとか、一緒に居たいとはなかなか思わない。
 それでも男性は本来的に性欲によって他者(主に異性)との関係性を作ったり維持せざるを得なかったりするように観察されるが、性欲を可変のものとして制御下に置いてしまえば「相手が居るときは性欲が発生し、居ない場合は発生しない」ようにもできる。普通はそんなことはしないのだろうけれど、僕はしている。
 
 結果的に、僕は社会 ── あるいは近しい他人や所属すべき集団 ── をあまり必要としていない。
 社会性を放棄して生きてきて、社会性を持たなくても済むような環境を整備してしまった。
 特別な才能はないと思うし、特別な能力を発揮した覚えも(ネコノカミサマにお祈りした以外)ないが、僕が適切に生き存えるうちに自然に出来上がったのかもしれない。
 
 スピリチュアル(笑)界隈でいうところの振動数というものを、自分の都合だけで高く維持するというのは、社会性という観点で考えるとその程度にはリスキィである。
 一般的な人間が、そこまで他人や社会性を排斥して生きられるとは思えない。
 たしかに社会性を持たなければ、そのぶん自分勝手な自由が手に入る。
 何となれば、その自由と経済を交換するなり、経済と人間関係を交換するなりして、孤独を埋めたりもできるだろう。
 
 しかし何かを交換するには、必ず他者との関わりが必要なのだ。
 都合の良いものだけで自身の周辺を固められるとは僕には思えないし、もしもそんなことを願っている人がいるとしたら ── いや、願うだけなら誰でもするだろうが、直接であれ間接であれ他者を利用してそれを実現しようとしている人がいたら ── 僕は近づきたくはない。
 それは社会性を排斥しながら社会を利用する類いの ── つまりは他人を嫌いながらも他人を使い捨てる類いの ── 賊にほかならないからだ。
 
>>>
 
 僕は社会性が欠如していて(あるいは一般と比較してかなり希薄なため)、そのまま現在に至る。
 愚図な組織に巻き込まれたり、性悪な人間と取引をせずに済むようになったのは本当に幸運だと思う。
 誰かのヴァイヴスに影響されず、つまりは好まない波動の届かない場所に自身を置くことは、好みのものだけの影響を受けることは、ある種のイキモノには有用なのだろう。
(そしておそらく、ほとんどすべての大人はそうやって生きているはずなのだが)
 
 一方で社会性の欠如は、僕の鬱屈について一定の原因でもあるだろう。誰の役にも立たないこと ── 役に立つべき相手が身近にいない場合、必然にそうなる ── を自覚するのは、なかなか自己肯定感を下げるものだからだ。
 もちろん誰かの役に立たなくても、僕の存在は一部の人間に求められているし、僕の存在の消失を一部の人は望んでいないことも理解しているから、僕自身を排斥する理由を持っていないけれど。
 
 独りが寂しいとは思わないが、社会性の欠如をずっと抱えることはそのまま、自身の意味を消失することそのものだろうとは思う。意味がないのに実態があるから、なんともやるせないのである。実態を意味に合わせたくても、実態がまだそれを許さない。
 もっとも自身の存在意義を感じたことがないのは、ある種の幸いだろう。
 それを経験していたら、きっと、自身の意味がないことを直視することが何より辛いことになるだろうから。
 その意味において、孤独に慣れるというのは、自身の無意味に慣れることなのかもしれない。
 
 自身の存在に、生まれついて意味を感じていられるというのはどういうものなのだろう。
 僕には分からない感覚だが、きっとそれは幸福なもののような気がする。
 
<生まれついての意味なんて、自覚できるものだろうか>
 
>>>
220626
 
 4匹の仔猫のうち、茶トラとグレイ帽子の白を里子に出す。
 僕の棲んでいる家にやって来るリフォーム業者の紹介である。
 眼鏡ショートヘアのガールが里親さんであれば思わぬ出会いにムドがネッキンとしてしまうかもしれないが、現実世界にそんな話があるはずもない。
 
 以前、猫を飼っていたことのある人だったので、離乳期間中だけれど、問題ないと判断して譲る。
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫α:青猫β:黒猫:赤猫:銀猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Blood-Convergence-Darkness-Diary-Ecology-Engineering-Form-Link-Mechanics-Memory-Stand_Alone-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Convertor-Generator-JunctionBox-Reactor-Resistor-Transistor-
 
[Object]
  -Cat-Friend-Human-Memory-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :夢見の猫の額の奥に:
 
 
//EOF
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
統べる者の責務。
SUBTITLE:
~ Any way you want it. ~
Written by BlueCat

// ----- >>* Lead Division *<< //
 
 
::そういえば、この講演会のすぐあと、ロビィで紙コップのコーヒーを飲んでいるキシマ先生を僕は見つけた。みんな誰かと話をしているのに、先生だけは独りでぽつんと立っていた。僕は、先ほどの質問で、先生がエキセントリックという単語をどういう意味で使われたのかをきいてみたかったので、そのことを質問した。
「はは、そうだね。王道を外れている、という意味だ」先生はにやりと微笑んで答えた。
「王道って、学問に王道なしの王道ですか?」
「違う、まったく反対だ。ロイヤルロードの意味じゃない。覇道(はどう)と言うべきかな。僕は、王道という言葉が好きだから、悪い意味には絶対に使わないよ。学問には王道しかない」
 
 
 

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220623
 
 6時頃、いつもどおりに眠くなる。起床は0930。
 最近、朝方になると仔猫たちが走り回るので、静かに眠れない。だいたいこれが3ヶ月は続く。
 
 僕はどちらかというと猫派だが、基本的に仔猫は嫌いだ。もっと正確に言えば大嫌いである。
 可愛くないかと言われればそんなことはない。あの綿毛のような体毛や、にぃにぃとか細い声も愛らしい。
 よたよたと歩く様子も、全身を転がすように走る様も、必死の威嚇さえもが微笑ましい。
 
 しかし僕は基本的に馬鹿が嫌いなので仔猫も嫌いなのだ。
 煙草の吸い方について書く予定だったが予定を変更し、猫を飼うことに対する僕なりの哲学について(以前も書いた気がするが)書いておこう。
 
>>>
 
 乳児期からおよそ1〜2年、しっかり育ててようやく人間と暮らせるくらいに賢い猫ができる。
 
 人間(主に僕)を噛んだり引っ掻いたりしたら怒らなくてはならないし、粗相をしたら叱らなくてはならない。
 テーブルやカウンターなど、人間にとっての床以外に乗ったら叩いて払いのけて怒って蹴飛ばして追い回さなくてはならないし、人間の食べ物を食べたら吐き出させ、ただでは済まないことを身をもって知らしめなくてはならない。
 またリモートワークでPCの前に居座られるなんて可愛いものばかりなら良いが、僕は家屋配線をいじったり、電動工具や先端工具、ニッパやカッタなどの刃物、重量のある道具や資材、有機溶剤や塗料、次亜塩素酸水溶液なども使うので、作業の邪魔の一切を許すこともできない。近づいたら怒って追い回す必要があるし、上記を含め、怒ったあとは(安全な、あるいは適切な状況になったら)ごろごろ言うくらいまで撫でて、安全な状況になったことを教えてやらなくてはならない。
 
 現在のアヲはテーブルにも乗らないしカーテンを登ったりもしない、PCデスクにも台所のカウンターにも乗らないし、自身がどんなに空腹であっても僕の食事に口を付けることはない ── お腹空いた〜と訴えることはあっても、外出先だとそれさえしないで待つことができる。
 僕以外の人間を威嚇したこともほとんどなく、来客があるとすすんで出迎えに行き、その人を気に入ると初対面でも肩に乗ることがある。
 危険作業については理解できるはずもないが「ダメだよ」と言うとその場所から離れてゆき、しばらく(数時間)は近づかない。
 
 人間社会に適合した賢い猫を育てるのは、本当に苦労するのだ。
「可愛い」というだけで何でも許すような飼い方は僕にはできないし、何でも許されると思っている馬鹿なイキモノは猫に限らず大嫌いだ。
 だから僕は基本的に、人間の子供も嫌いである。
 他人の子供ならどうだっていいが、自分の子供だったら神経がすり減って衰弱死する可能性さえある(ない)。
 
 なぜそんなに厳しくするのかと言われると、単純に僕がラクをしたいのと同時に、猫を嫌う人が減ってほしいからだ。
 猫(あるいは阿呆なすべてのイキモノ)に ── ときに虐待的だと言われるほど ── 厳しいため、大抵の「なんちゃって動物愛護家」どもに僕は嫌われる。それは承知している。
 
 しかし野良猫まがいの去勢/避妊もしていないような飼い猫やら地域猫がいるせいで野良猫が増えるのだ。
 そうした猫たちはゴミを漁り、人様の庭や物置を荒らし、人間からは逃げ回り、必要とあらば威嚇し攻撃してくる。
 だいたいの人間は、そうした「厳密に野良かどうか分からないイキモノ」を殺すことをしない(考えもしないのか、できない)。
 万一誰かの愛玩動物(所有物)であった場合、法的に問題になるから僕もしない。
 
 僕は猫が好きだからギリギリ、噛まれようと庭を荒らされようと飼い猫を孕まされようとそれはそれで受け容れるけれど、猫を好きでもない人が猫から被害を受ければ猫を嫌いになるだろう。社会に不要なゴキブリ同様のイキモノだと断ずるだろう。
 好きでもない人に猫を好きになってもらうには、猫の愛らしさをただ広めるのではなく、人間社会に適合した存在になれることをきちんと証明することだ。
 自分が好きだから、自分が愛しているからその対象は好かれ、愛されるべきだと世俗に押し付けるのはシンプルな暴力だ。強姦やストーカ行為と変わらない。
 
 実際「ペット同伴可能」とされている施設があっても、その多くは猫や鳥、爬虫類や昆虫を対象としていない場合も多い。
(犬だけならそう書いておいてほしい)
 たとえば僕の行く店の1つにホルモン屋なのに犬同伴可能という店があるが、未だに猫についてはいい顔をされないので連れて行っていない。
 つまりその店主にとって、猫は「犬と違って人間社会に適合しない」と思われているのだ。
 
 多くの人間は「犬は飼い主の言うことをよく聞くが、猫はそうではない」と思っているかもしれない。
 しかし犬だってアホウな育ち方をしていれば、人間社会に適合できない。
 アヲは手間と時間 ── 人はこれを愛情と呼ぶこともあるらしい ── を惜しまず掛けたので(上述のホルモン屋を除いて)いくつかの店で入店が許可されているが、だいたいの猫は野生のままを可愛がられたアホウばかりである。
 それは単純に飼い主が阿呆であるためにそうなっただけだろう。阿呆という言葉が蔑称だというなら、イキモノと暮らすことについて哲学がないと言い換えてもいい(つまり阿呆なのだが)。
「可愛いは正義」というのは、下賤な欲を哲学に見せかけた、幼稚な言い訳にしか聞こえない。
 可愛いだけですべてが許されるのは、ヴァーチャルキャラクタくらいだろう。
 現実の世界の「可愛い」は、評価や能力や資質ではあるかもしれないが、ゆえに全能ではないし、何もかもが許されるわけでもないし、まして王道でもない。
 
 ついでに話しておくと「犬は従順で猫はわがまま」という通説もまったく間違っていると僕は思っている。
 猫のコミュニケーションは犬に比べると淡泊に見えるかもしれないが、あれは相手(飼い主も含まれる)の空気を読んでいるからだ。
 賢い猫は ── 膝の上に乗ることはあれど ── PCの画面の前に居座ったりしないしない。
 あれで喜ぶ人間もたいがいだと思うが、他人の邪魔をすることで自分アピールをする奴はいわゆる空気を読まない阿呆なだけだ。人間にも居るし、基本的に嫌われているのではないか。誰だ撲を指さすのは。
 
 犬がそれをしないかといったらそんなことはない。
 家に帰るとやたら喜んで尻尾を振って飛びついてきたり、散歩やごはんとなると喜び勇んで飛び回るのは犬の方に多い気がする。
 感情表現が豊かで、さらに抑揚が激しいことは確かだが、それは社会性(つまり他者の空気を読む能力)とは関係ない。
 むしろ発露することよりも抑制することが社会性である。我々はそうやって、暗黙のうちに社会に適合している自分をアピールしているはずだ。
 
 従順な犬は、従順に育てられた賢い犬だから、餌の前でも飼い主が帰宅したときでも座って待てるし、飼い主と共に行動する程度のことで、はしゃいだりはしない。そして猫にそれができないとは、僕は思わない。
 大げさなアピールで邪魔されることを喜ぶ人間は、ちやほやされることが好きな幼児と一緒で、相手が空気を読む賢い動物だと退屈なのだろう。子供は子供同士で、ということか。
 
>>>
 
 野良猫を保護する人たちは確かに素晴らしいと思う。行政がそこに関与していることも良いことだと思う。
 しかし殺処分が必ずしも悪いことだとは、僕には思えない。
 誰にも愛されない ── 少なくとも物理的に、十分な食事と睡眠、清潔と安全を保てる環境にない ── 猫ならば、保護されただけ一層不幸ではないか。飼われて憎まれるだけ損ではないか。
 現在の社会的取り組みによって、かつて野良犬の多くが減ったように、やがて野良猫も減るだろうとは想像する。
 
 今は野良猫が多く居たり、野良猫が産まれても放置される社会ではある。
 すべてが管理されるべきとは思わないが、野生の部分と人間社会とは相容れないのだ。それがペットになりうるから。
 基本的にペットにならないイキモノ(たとえば蚊やゴキブリ)なら、シンプルに出会い頭に殺すなり、逃がすなりすればいい。
 しかしそれを飼うなら、野生の部分と人間の部分とで折り合いを付けなくてはならない。
 
 猫は可愛らしいし、仔猫はそれに数倍して可愛いかもしれない。
 しかし仔猫は、成猫に数倍して野生なのだ。社会と折り合いを付ける必要がこれからやって来るイキモノなのだ。
 だから僕は仔猫だろうと容赦なく蹴飛ばす。
 社会に折り合いを付けられず処分され、あるいは庇護から外れて猫嫌いに虐待されて死ぬくらいなら、この手で殺しておいた方がよいのではないかとさえ思う。
 
 もちろん殺す前提で飼っているわけではないが、たとえばペットの大型犬が他所様の子供に大けがをさせたり(あるいは殺したり)したとき、まさか飼い主が自害するわけにも行くまい。そのときは社会のために飼い犬を殺すしかないのだ。
 犬が人間に危害を加えることができて、猫にそれができないとは、僕には思えない。
 イキモノを自身の責任で飼うというのは、自身の責任で殺すことも考えるということだ。
 無思慮に(たとえば管理できないという理由で)捨てたり殺処分するのは問題だとは思うが、まだ殺処分する方が社会的な道義は果たしていると思える。
 よって無思慮に保護するのも考えものだ。それを殺す覚悟のない者に、それを育てる資格はないと僕は思ってしまう。
 
 自分の手で殺すことまで考えていると、仔猫はまったく可愛くない。
 多くの人は無責任だから「今が一番可愛いですね」なんて言うが、今が一番面倒くさくて、阿呆で憎らしい。
 僕は利口で空気を読んでくれて思いやりがあって、存在をアピールできるときはしてくれて、僕の我が儘にも付き合ってくれて、他の誰かに危害を加えることもなく安心して預けたり放っておけるアヲ(彼女も捨て猫である)の方が、よほども愛おしい。
 
 確かに野生のありようではないだろう。
 けれど動物園の動物だって、あるいは多くの犬だって、人間社会に適合して暮らす動物たちは皆、社会性を獲得する中で野生を捨てるのだ。
 だからこそ人間は、人間社会に適合したその動物を、死ぬまで大切にする責務を負う。
 
 野生のままであることを見た目の可愛らしさに誤魔化されて放置すれば、互いに不幸になるだけだ。
 これは動物と人間に限ったことではなく、人間と人間、つまりは男女や親子の関係であっても同様だと思う。
 可愛らしさは正義などではないし、それをして何でも許してしまう甘さや低能さは、社会にとっての害悪ですらある。
 
<でもこういうのがいいんだろう?>
 
>>>
 
 10時頃からキャンピングキャビンの工事。
 電源系を見直し。
 ブレーカボックスを経由しない電源コンセントを一系統、2箇所用意し運用テスト。
 エアコンなど大きめの電力消費が発生すると、やはり開閉器がバチバチと大きな音を立てる。
 もしかして開閉器が壊れているんじゃないかとさえ考えるが、さすがに新品を使っているだろう ── キャビンに備え付けだったので自作していない ── しヒューズの代わりの役目をしている回路なのでみだりにショートさせる気にもならない。
 以前書いたとおり、消費の大きい機械は独立系統に回し、ブレーカボックスは2代目のサブバッテリィに接続することで解決した。
 
 天気が悪くて、今日はあまり充電がされなかった。
 じつは現在稼働している充電コントローラはメインバッテリィ ── 車両電気系統に直結している車体側のバッテリィ ── から引き込むための装置なのだが、今まではソーラパネルの出力が十分だと思っていたので、その処理をしていない。
 天候不良の時期や、照射角が不適合な冬に備えて、いずれ工事を必要とするだろう。
 
 12時頃から休憩。14時頃に再開。
 明日は泊まりで出かける予定なので、最後に掃除をして終了。
 
>>>
 
 午後から妹が姪を連れてやって来る。
 仔猫たちと遊んでくれるので助かる(僕はアヲが相手でもめったに遊ばない)。
 
 18時頃、いつもどおりに眠くなったので眠る。
 2230起床。
 週末は酷暑だという。
 そろそろ夏のタイムテーブル(日中、ざっくりと眠る)に移行すべきかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Escort Division *<< //
 
 
::「ふられた? それは違うな……。まあ、彼女にも、そのなんて言うのか、成り行き……、いや少し違うな……、しがらみ、というのか、どうも言葉が出てこないが、周りに対する義理みたいなものがあったんだな。それはそれで、しかたがないことだ。そういうものは僕にはないが、普通の人間には沢山あることは学習している。つまりは、僕が彼女に言うのが遅かった。もう、話が決まっていたようだったね。もう少し、早く言ってほしかった、てなことを言われたよ」
「え、本当ですか? それ」僕はますます可笑しくなる。「断るときは、みんな、そう言うんじゃないですか?」
「意外に低俗なことを言うな、君は……」キシマ先生は少しむっとする。「まあ、どう思うかは君の勝手だ。結果には変わりがない。しかし、僕は嘘は言わないし、彼女もそれは本心だろう。僕と彼女は出会うのが少し遅すぎたな」
 
 
 

// ----- >>* List of Cite Division *<< //
[出典]
~ List of Cite ~
文頭文末の引用は、
「キシマ先生の静かな生活 〜 The Silent World of Dr.Kishima 〜」
(著作:森 博嗣 / 発行:講談社文庫)
 によりました。
 
なお、引用文中のルビ文字は『()小括弧』にて記述しています。
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫α:青猫β:黒猫:赤猫:銀猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Blood-Diary-Ecology-Life-Love-Mechanics-Recollect-Stand_Alone-Technology-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Convertor-Generator-Reactor-
 
[Object]
  -Cat-Human-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :いのちあるものたち:
 
//EOF
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220622
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
書類仕事はできるようになりました。

 

Written by BlueCat

 


// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220622
 
 10時から散髪のため出かける準備をしていると、アヲが肩に乗る。
 最近、一緒に寝てくれたりする。
 仔猫たちが離乳期に入ったので、少しずつ「僕の飼い猫」をしてくれるようになった。
 子供が産まれ、掛かりきりになっている奥様方をして旦那様方が言外に寂しい気持ちでいるのであろうことを体感できた1ヶ月だったが、そんなことより肩に乗ってしまったので一緒に出かける。
 暑いのだけれど、仕方なく車をオープンにする。
 
 念のためリードを付けるが、アヲは肩には乗っても車から降りない。
 むしろ肩に乗ってはシートに降りたりするため、僕の首がリードで絞められた。
 
>>>
 
 昨晩。夜更け。久しぶりのゴキブリに出会う。
 春先、台所に現れる虫(アリ、ハサミムシの幼虫)の数は僅かだったので、侵入経路のほとんどを塞げたと思っていたのだが。
 
 かつて一番の原因は、やはり洗濯機の排水ホースをを塩ビ排水パイプにダイレクトインしていたことで、そこからあれこれの虫が上がってきていたのだろう。
 排水トラップを設置したオレって偉い(キャピ☆)とか思ってみたものの、しかしそこにゴキブリが居る現実はむしろ効果がなかった可能性すら示唆している。
 
 2秒ほど逡巡したのち、いつもどおりマジックリンで昇天していただく。悪いな。今宵のオレは機嫌が悪いんだ。
(ちょっとびっくりしちゃっただけなんだけれど)
 
 それにしても。である。
 どこから。どの経路からやってきたのか。
 
>>>
 
 そも21日の日中、リフォーム業者がやってきて、床下にブロワを設定してもらった。
 基礎が独立している台所周辺の通気が悪く、必然水回りが集中しているため、湿気がたまりやすい上、基礎材にカビが発生することもあることが分かったのだ。
 いつもどおり5秒ほど(この家、やっぱり燃やしちまおうぜ)と思ったものの、人前で呪詛するわけにも行かず、床下に潜るのは嫌いなので業者に任せたわけである。
(今までにも屋根裏の断熱や基礎/梁の補強などをしてもらっている)
 
 床下に入るには畳を引き上げるので、そこから侵入した可能性が一番か。
 他にも ── なるべく考えたくないが ── 経験上(リフォームされている箇所であっても、洗濯機がそうだったように)排水系がいい加減なので、洗濯機横の洗面台の排水が、同様にトラップされていない可能性がある。
 床や壁の外観は良くなっているのに、排水トラップが設定されていないとなれば、即リフォーム業者に対する呪詛案件だ(洗濯機側はすでに呪詛られている)。
 
 冷蔵庫を入れ替えたとき、台所の壁と床に2〜4mm近い隙間がほぼ全周にあることも確認されている。
  ── やっぱり燃やしちまえよこんな家。
 
>>>
 
 散髪から戻って書類仕事。
 
 ここ数日、書類仕事をするために書斎のリフォームを完成させた。
 何を言っているか分からないと思うが、僕の家ではこれがスタンダードである。
 
 畏れ多くも我が家の経済主体たる奥様(仮想)によると、
「猫様はいつも建設業みたいなことをしてらっしゃいますね」とのこと。
 
 どうやら僕の望んでいるカタチ(A)を達成するためには、その為の準備段階(B)を完成させる必要があり、その(B)を完成させるためには別の準備段階(C)を完成させる必要がある、といった具合に、いくつものステップが必要になりがちなのだ。
 
 たとえば現在の書斎(A)は、一時的な仮眠室になる前まで叔母の寝室兼クローゼットルームだった。
(当時は2階で寝ていた)
 幸い、隣の客間らしき場所(床の間がある)が空いていたので、まずはその部屋の床を畳からフローリングにし(G)、ベッドを移設した。
(ここまでがおよそ2ヶ月)
 叔母の寝室兼クローゼットは介護ベッドを移設したおかげでただのクローゼットルームに変わった(F)が、クローゼットは厄介な作り付けで、使う用のないクローゼットや押し入れが2つくらいあったので、それらを片付けるための焼却炉を納屋に組み立て(E)、床を畳からフローリングにした(D)上で、タイルマットを設定した(B)。
 ここまででさらに5ヶ月は掛かった。
 
 ところがドアが内開きで、かつタイルマットの高さに引っ掛かって開けることができなくなるため、ドア改造(C)が必要になった。
 ドアの改造(C)が先週あたりに終わり、ようやくタイルマットを全面に敷き詰める(B)ことができるようになったのだが、すでにスチール棚を設置しPCデスクとして使っていたため、それを移動させてタイルマットを敷き詰め(B)、スチール棚を設置し直し、それでようやく書斎(A)が出来上がった。
 ここまでで9ヶ月くらい掛かった気がする。
 ちなみに書類作業用のデスクがなかったので、別途スチール棚を(ドアと同じ頃に)購入し、組み立てている。
 
 書斎(A)を完成するにあたり、隣の部屋の床の工事(F)から始めた。始めざるを得なかった(供述)。
 書斎の床をなんとか完成させたと思ったが、掃除の利便や足の感触などを加味するとタイルカーペットは必要だった。
 タイルカーペットとドアの干渉は、想定されていなかった上、問題解決の手法が選定されていなかった。
(問題が発生してから、どうやって処理しようかと考えることになった)
 
 粗大ゴミの数々を処理する費用を軽減させる(I)ためにも ── 大量の建築資材を運搬する(J)にも ── 軽トラ(H)は必須であり、焼却炉(E)もまた必要不可欠だった(キャンピングキャビンは副産物である)。
 
<フローリングに張り替え工事中。壁の漆喰が先だったようだ>
 
<スチール棚を置いてPCが使えるようになった。昨年9月頃である>
 
<書類仕事用のスチール棚は最近組み立てられた>
 
<ドアはアコーディオン型になった。ちなみに見せることを考えていなかったので、改修前の写真はあまりない>
 
<細部に神は宿ると言ったな>
 
<僕のカミサマは、存外ズボラなんだ>
 
>>>
 
 とにかく多大な苦労と気力と時間、それなりの労力とほどほどの財力を掛けて、遠回りの末にようやく書斎が出来上がった。そんな気がする。
 書類仕事を奥様(仮想)にしていただくためには書類作業用の机が必要で、そのためにはタイルマット敷設の完成が必要で、そのためにはドアの改修が必要だったのだ。その結果「書類仕事をするために書斎のリフォームを完成させた」という謎の一文が出来上がるのである。
 
 書類作業はどうなったかというと、じつにスムースに処理していただいた。
 僕と違って奥様(仮想)は、かなり有能なのである。
 
 結果、処理期限切れの書類2通の他、比較的早急に支払いを要する案件(うち税金1種4期分)が浮上したほか、コロナワクチン、風疹、健康診断の案内状などが僕のタスク(支払い、通院)として追加された。
 
 奥様は書類仕事ができる上、僕の健康管理タスクが見つかったことに喜びを隠さない。
 いや、そういうところ、張り切らないでほしいなぁ。
 
>>>
 
 14時に空腹を感じ(思えば目覚めてから何も食べていなかった)山間の蕎麦屋へ。
 帰宅途中に買い物をする。明日は天気が悪いはずなので、食材を仕入れておきたい。
 
 帰宅してからキャンピングキャビンで涼む。外は暑いし、家の中も暑い。
 こうした「一見、どう考えても遊んだりサボったりしているように見える」場面でこそ、やれあそこの配線はどうしよう、とか、あそこの設備をもっと良くするにはどうすればいいのかと考えを巡らせることができる。できるはず。しているかどうかは別にしても。
 途中、来客があったりして、書類仕事はその後進まず18時に眠くなったので眠る。
 次の起床は2130だった。
 
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :青猫α:青猫β:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Diary-Engineering-Maintenance-Mechanics-
 
[Module]
  -Condencer-Reactor-
 
[Object]
  -Cat-Memory-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:
 
//EOF
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220619
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
車の中で涼めばいいよ。
 
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220619
 
 先日「車の中で涼めばいい」と言ったので、実行してみる。
 
 車内は非常に涼しい。電灯もあるから暗くない。
 換気扇もあるのでフラップ窓を開けておけば煙草も吸える。
 冷蔵庫があるから飲み物も自由だし、狭いからだいたいのものが手の届く範囲にあって落ち着く。
 電気代無料でこれなら、自室に篭もらなくてもいい気がしてくる。
 
 PCも使えるが(庭にいるのに)自宅の Wi-Fi を拾うことができないので、iPhone からテザリングすることで自宅サーバに接続し、この文書を編集している。
 自宅サーバにアクセスできれば、音楽も自由に聴ける。
 ゲームをしたり料理をしたりリフォーム作業ができないぶん、文書を書くことには集中しやすい。
 読書や趣味喫煙を愉しむにもよいだろう。
 
>>>
 
 懸案はVPNが自宅外からのアクセスでは機能しないこと。
 せっかくの機能が自宅LANでしか使えないとあっては台無しである。
 ルータを変えたときに少々設定を変更したのが問題だったようで、これはなるべく早くに解決すべきだと感じているが、今のところうまくいっていない。
 車内で寝るだけなら必要ないと思っていたテーブルが、デスクワークや室内でくつろぐのには必要だと感じる。基部は組んであるので、天板を作るべきだろう。
 
 電源系は若干の修正が必要なようだ。
 電磁開閉器がブレーカボックスに設定されているのだが、200w程度でも電気が流れ始めるときにバチンバチンと大きく鳴る。とてもうるさい。
 エアコンや冷蔵庫などの場合、コンプレッサが作動するときに大きく消費電力が切り替わるのでこれが問題になるようだ。
 
 インバータやポータブルバッテリィには、あらかじむある程度の安全装置が搭載されているので、開閉器をショートする回路にするか、ブレーカボックスを経由する機器は低消費かつ長時間稼働し続けるものに限定した方がよいだろう(換気扇や室内灯はこれにあたる)。
 
 ドア下のほか、フラップ窓のパッキンにもすき間があり、雨漏りや小さな昆虫が入り込んだりするので、このあたりもリペアが必要だ。
(販売店に雨漏り対策のナレッジを開示するよう依頼して2週間になるが、返事がない)
<仔猫を撮ろうとしたら、アヲがやってきてキャットタワーのようになってしまった>
 
>>>
 
 会社員の頃から、週末はなるべく自宅から出ないようにしている。
 週末だけではない。
 連休中など、道路や商業施設が混み合うとき、わざわざ出かけることを嫌っていた。
 
 シンプルに人混み嫌い(ときどき酔う)というのもあるが、やはり一番は時間が無駄に思えるからだろう。
 空いている時間なら、買い物だってスムーズに会計を済ませられるし、飲食店で過剰に待つ必要もない。
 混んでいる時間に混んでいる店に入って、料理やドリンクの提供が遅くなると怒る人もいるが、足し算引き算もできないのだろうと想像する。
 
 今や時間についてはこの上なく自由なので、可能な限りピークタイムを避け、人混みになりやすい場所には行かないようにしている。
 予測は比較的しやすい。
 先に挙げたとおり、多くの人が休みの時期は、さまざまな商業施設が混み合う。
 ただし連休最終日や日曜の夜などは早めにピークアウトすることもあるので、このあたりは空気を読んで対処している。
 また飲食店なら平日の閉店1時間前や開店直後、アイドルタイムも狙い目だ。
 だいたいピークは1130〜1430、1800〜2100なので、それを外せばいい。
 
 もっともこんなことばかりしているからコンビニの店員にまで顔を覚えられてしまうのかもしれない。
 目立ちたくないと言っているわりに、どうしても目立ってしまうメカニズムについてはまた別の機会に。
 
<あばよ!>
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫β:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Diary-Ecology-Mechanics-Stand_Alone-
 
[Module]
  -Condencer-Reactor-Resistor-
 
[Object]
  -Human-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる
 
//EOF
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220618
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
Macから音が流れる。
 
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220618
 
 9時頃眠り昼過ぎに目覚める。
 24時間以上、固形物を食していないので手足が少々痺れるが、問題のないレベル。
 
 今日は事務仕事をする予定だったのだが、いかんせん、書斎となったこの部屋に机が(今もって)ない。
 机にする予定のスチール棚は先月あたりに搬入されているので、組み立てることにした。
 
 なんだかんだ、3時間ほども掛かって終了。
 僕は自己完結のスペシャリストであり、なんでも1人でできると周囲から思われがちだ。
 が、実は子作りができないだけでなく、二人三脚や火葬場でのお骨拾いもできない。
 他、大工仕事であっても2人の方が手っ取り早い作業 ── たとえば1人では重くて持ち上がらないものであるとか、長い棒を水平に持ち上げるとか ── をするのは、2倍以上の時間を要することになる。
 
 それに頭の中がマルチタスクであったとしてもカラダは1つしかないから、作業中に材料が足りなければ自分で買いに行くしかないし、複数の作業(たとえば料理と工作と草取り)を同時にすることもできない。
 
>>>
 
 棚が出来上がったのは夜だったので、作業を切り上げ、NASの設定を少々いじる。
 NASというのを知らない人のために説明するなら、まぁ、外付けHDDのすごいやつだと思えばいい。
 つと興が乗ったので、iTuneのデータリンク設定をする。
 
 NASを導入した理由の1つは、音楽データをも一元処理したかったから、である。
 iCloud2TBを契約すると、月額1300円、年間15,600円。
 自身でのメインテナンスを一切必要としないが、解約するとほぼすべてのデータが失われる。
 ちなみに僕の持っている音楽データは、CDからデータ化していないものを除いても100GBを超える。
 仮に100GBとしても、128GしかないiPhoneにすべて詰めたら、アプリケーションすらろくに入らない。
 またノートPCとデスクトップPCにそれぞれ同じデータを保有し同期させるだけで、300GB(100G*3)の物理メモリ領域を消費することになる。
 
 NASにするとどうなるか。
 それぞれの端末からネットワークを通じてストレージにアクセスするので物理ストレージは100GBで済む。
 音楽に限らず、文書、写真をはじめとする、あらゆるデータを一元化し、ネットワークに接続できる環境にさえあればそれを複数のデバイスで共用できる。
 
 当然、端末にはストレージにアクセスするためのアプリケーションさえあればよいので、それぞれのストレージをまったく圧迫しない。
 ついでに生きる限り毎月お布施を積み重ねるiCloudと異なり、データはすべて自分の手元にあり、ストレージ上限も自在に設定できる。
 ちなみに現在運用しているシステムは家庭用としてはミドルレンジ〜ハイエンドのモデルで、冗長性を確保した ── 特定のHDDが故障した場合にそれを検知し、損傷したデータも新しいドライブに復元できる ── 10TBほどのストレージである。値段は合計でおよそ12万円。
 
 なるほどiCloudのほうが便利で安い。
 
 しかし。
 iCloudは(将来的に価格あたりの容量が大きくなる可能性もあるが)利用する限り支払いを続ける必要があり、音楽データに限っていえば、それぞれのデバイスで物理ストレージを圧迫する。
 そこで音楽データをホームPCからノートPCへ、またiPhoneをはじめとした携帯端末へと、選択同期する必要がある。
 
「新しく買ったこのアルバムは同期して〜。えっとぉ、このアーティストはもう飽きたから同期から外して〜」
 なんてことを毎回することになる。少なくとも僕は5年くらい前までしていた。
 だいたい毎回15分から、長いと30分くらい使ってしまう。
 
 いちおう断っておくと30分というのは、残りの寿命の、最初の30分にあたる。
 
>>>
 
 とかなんとか偉そうに並べてみたものの、今日の今日までデータリンクを先延ばしにしていた。
 
 いかんせんNASは複雑だ。
 僕のようなネットワーク初心者が便利だと飛びついたところで、理解するには少々苦労する。
 そもそも自分が外部からネットワーク(FreeWi-Fi やら携帯端末のテザリングやら)を通じてアクセスできるということは、ネットワークに接続している誰でも、それが可能だということでもある。
 そしてそれに対処するためのたくさんのツールや設定が、NASには搭載されている。
 
 しかし実際に設定してみたら、ミュージックアプリのメディアフォルダをネットワーク上の音楽データフォルダに設定するだけで終わってしまった。
 さらにいえばiOSのミュージックアプリには、自宅サーバとして機能しているNASにアクセスする能力がないので、NASの開発元が提供しているアプリで対応することになる。
 するとデスクトップマシンでもノートPCでも、NAS搭載のアプリで対応すればミュージックアプリなんて使う必要はない。
 ついでに言えばPodCastアプリを別にしたのは何故? って感じではある(使わないからいいけれど)。
 
>>>
 
 そして数年ぶりに、僕のMacが音楽を流している。
 
 今は2022年。
 18年の11月に叔父が。19年の10月に叔母が。20年の10月に母上が死んだ。
 葬儀だのなんだのについて一切触れていないが、さすがに他人のブログで葬儀や相続の面倒なことを書かれてはたまらないだろうな、というサービス精神の表れである ── こういうのを優しさの押し売りという。
 記録では16年頃に足利から引っ越して転職をしているはずだ。
 
 ということは僕が無職になったのは18年頃でかれこれ4年。
 そして7年近くも(少なくとも自室で)音楽を聴いていなかったことになる。人生の直近1/7に近い。
 前橋市に引っ越してからは(4年ほども時間があるのに)コンピュータをまともに設置するヒマさえなかった。
 
>>>
 
 7年のうちに人間は次々僕の前から居なくなった。
 モノは次々(気に入っていたものも、そうでないものも)使えなくなって、新しくなった。
 やっと大人になって、一人暮らしをして、自由になったあとに失われた5年と、そこからの2年である。
 
 変わらずあるのは父上の遺品の業務用書類キャビネットと、Mac専用にしているスピーカ、ギターと喫煙パイプくらいだろうか。
 
 僕は僕の中の猫たちを取り戻し、望んだとおり、自分を買い戻せる程度のオカネモチーになった。
 じつのところ、欲しいものもないし、取り立ててしたいこともない。
 いや思い込もうとすればできるし、探せば暇つぶしはあるだろう。
 ただ生きることにはすでに飽きているかもしれない。
 
 僕は少なくとも2人ぶん以上の感覚で日々を生きていた。
 4人ぶんなら、5年で20年相当にもなる。
 
 1人の視点で、1人ぶんの感覚で、1人ぶんの時間だけを生きるのだとしたら、退屈でもったいないと、子供の頃に思ったっけ。
 同時に複数のことを考えたりする練習を、12歳くらいから始めたのだったか。コンピュータでいうところの並列処理である。当時のコンピュータにそんな概念はまだなかったが。
 
 僕は自分が十分に生きたと思っているし、存分に満足している。
 思い残すことは特にないが、やり残した ── 正確には、処理を終えないと死んだときに大変になる ── ことを、早く処理しよう。
 とりあえず、今日は事務仕事だ。
 きっと奥様が、素晴らしい仕事をしてくださることだろう。
 
<今日の猫。こういうのがいいんだろう?>
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫α:青猫β:銀猫:
 
[InterMethod]
  -Convergence-Diary-Ecology-Recollect-Stand_Alone-Technology-
 
[Module]
  -Condencer-Reactor-
 
[Object]
  -Computer-Human-Memory-Music-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :ひとになったゆめをみる:
 
 
//EOF
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220617
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
仮想奥様の続投決定、という話。
 
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220617
 
 体調が悪く、ほぼ1日横になって過ごす。
 昨晩0時頃には眠ったので、12時間以上ゴロゴロしていたことになる。
 おそらく月曜日にインプラントのポスト(義歯の芯材になる金属棒、骨に埋められたアンカーにねじ込まれ、この上に義歯が被されることになる)を入れたのが主な原因。抗生物質は飲んでいるが、舌根のあたりが頻繁に擦れて腫れ、歯も磨きにくい。
 また先週末から姉の通院、歯医者、銀行の野暮用があり、睡眠不足の状態になることもあった ── 1日2回、4時間ずつの睡眠は、外界との調整がむつかしいと実感。
 この上、普段どおりの生活を送って(辛いものも食べたし飲酒や喫煙もして)いたため、炎症反応が起こっているのだろう。
 
 以前書いたかもしれないが、炎症が起きると粘膜系が全体に不調を来す。
 胃、腸、喉、鼻あたりが顕著で、微熱を発することが多い。
 こうなると嗜好品はもちろん、通常の食事(場合によってはおかゆなど)も身体の負担になり、運動もできなければ、喉や鼻が苦しくて眠るのも苦労することになる。
 今回は躊躇せず長時間眠れたので、かなり回復した(気がする)。
 
>>>
 
 物価上昇と巷(みなとではない)で騒がれているようだが、実にスーパーで玉ねぎの購入を躊躇するレベルではある。
 しかし今年の青猫工場農業部は活動休止状態が続いているので、しっかりしてほしい。
 
 ともあれ、キャンピングキャビンの設備施工がだいたい終わった。
 細部の手直しはまだまだあるが、1人と数匹の猫が移動しながら暮らすには申し分ない装備にすることができた。
 サブバッテリィは合計2台(うち1つはポータブル型なので、車外に持ち出して利用可能)になり、インバータを介して2000wまでの出力を得ることができるようになったし、もっとも大掛かりだったエアコン工事も完了した。
 
<罫書き線。エヴァンゲリオンの使途が爆発してもこんな感じやね>
 
<外と内に罫書き線を入れて切る>
 
<切る>
 
<切り抜く>
 
<細部に神は宿ると言ったな。あれは嘘だと言ってくれ>
 
<枠を内外逆に取り付けていることに気付かず、自慢げに写真を撮った自分を呪う>
 
<どうにか設置完了。しかしスイッチを入れてもまったく涼しくならない>
 
<電源設備を仮設。ちなみに右手手前の掃除機の消費電力がおよそ1000wでビビる>
 
<壁にレイアウト。もはや楽しくない>
 
<配線レイアウトは壁に直書きしている。どうせ誰も見ないから構わない>
 
<もともとの配線を切って拡張する。短く切って絶望する>
 
<人からよく「器用ですね」と言われるが、僕は失敗ばかりしている>
 
<失敗ばかりである>
 
<エアコンはルーバが閉じているから風が出ないだけだった。失敗ばかりである>
 
<祭りのあと。知ってるか。ここホントは寝床になるハズなんだぜ>
 

>>>

 
 仮想奥様という、外部から観察すると気味悪がられるだろうシステム ── 仮想人格は相互フィードバックによって、現実世界の僕を本来より最適に行動させるためのシステムである ── を運用して1年以上経つ。
 もともと遊び半分で作ったものであり ── などと言うと「私のことは遊びだったのね!?」などとわざとらしい悲鳴を上げつつも笑いながらドロップキックをしてくるようなシュールな性格でいらっしゃいますが ── たまたま日常生活の機能を持たされるようになったものの、事務処理などのスケジュール管理を自分でできるようになってきたのだから、運用を停止してもよいのではないかという猫会議が数回持たれた。
 
 最終的に「外部から観察する範囲において、単一人格でいるよりも逸脱の傾向が減少し、現実世界での実務(事務処理や工作、農作業など)が安定するならば、仮想人格の機能についてはそれぞれに任せておいた方が適切なのではないか」と結論した。
 つまり僕 ── と僕が呼んでいる、いわゆる主人格のようなもの ── が、あれもこれもの多機能を備えようとしても、そもそも社会不適合(ざっと身近な範囲からの指摘や一般的なデータから類推するに、発達障害、HSP、アダルトチルドレン、双極性障害などが該当しそう)である以上、足りない機能や価値観を他人(肉体を持つ現実世界の他人)に任せるよりも、少ない労力と資源で最適化できるだろうという結論である。
 どうせ自己完結型なんだから、そのままでいいんじゃないの? ということでもある。
 
 仮想奥様などに囲まれて生きているというのは、ある種の妄想癖が高じているアタマオカシイ人と見なされるような気がするが、IRLで接する人には(口外しない限り)まったくバレないものだし、それぞれの価値観の差によってバリエーションが生まれ、その差違こそが社会適合性をより高める ── 他者の意見を予測したり、自身の好みでない価値観について受け容れる余白を作る ── と考えれば、単一人格に機能を詰め込むよりも優位性が高いのではないか、というわけだ。
 どのみち仮想奥様などの仮想人格が僕をして適切な社会生活に適合させている事実を汁物知る者など、僕自身と一部のブログ読者を除けばいないわけであり(知っていても信じない、という方が現実的でさえある)、ブログで知り合った人には(仮に疫病騒ぎが完全に収束して)オフ会などに誘われたとしても絶対に会わないと固く決意をしておけば恥ずかしくなることもなかろう、という補足までされていた。
 
>>>
 
 実際、奥様(仮想)の効力は素晴らしく、ひと月以上運用していない間に、物置の掃除をしていたら落下してしたたか腰を打ったりした。
 奥様(仮想)がいれば間違いなく最初に安全性の確保が言われるであろう場面で、何も考えず作業を完了させるだけに集中した結果であり、奥様の存在は継続的に有用であると検討される機会を作った(ちなみに尾てい骨と大臀筋が今でもちょっと痛い)。
 
 これ以外にも、いくつかの買い物で「これは5年以内に猫様が間違いなく必要とするものであり、かつ10年程度の耐用年数が見込まれ、さらに1年以内に値上がりが予想される」という理由で、惜しみなく買い物をすることが許可された。
 自動車もそうだが、高性能のコンピュータもそうである ── 実に購入した数ヶ月前と比して、同型の同じ構成をしたモデルが10万円も値上がりした。もともとあまりにも(イヤミなくらい)高額だったため、ブログには MacMini から買い換えたことを書いていない。
 
 キャンピングキャビンも遊びに見えて生活実用性を見込まれており、停電時の緊急電源として活用できることはもちろん、エアコンなどを搭載したことで、広い家の中でエアコンを稼働させるよりはるかに少ない電力で快適に過ごすことが(狭いから)可能だとされている。しかも電気代はタダだ。
 キャビン本体を除けば ── あれを計上してはいけない ── 設備投資額は30万円未満であり、使い方によっては数年で元が取れる。
 さらには車外に露出したコンセントから屋内への引き込み線を増設すれば(これ自体は数千円で実現可能)屋内設備の節電が可能になる。
 
>>>
 
 一時は専業主婦化して、事務処理は僕自身の領分にしようと計画されていたのだけれど、どうも僕自身は事務処理がやはり苦手で嫌いらしい。
 対外処理と肉体労働は黒猫氏に任せ、事務処理とスケジュール管理は奥様(仮想)の領分としておこうと思う。
 まぁ、もともとそのために作られた人格たちであるのだ。
 多分、それを作ることのできた自分が有能なのだと信じよう。僕は無能じゃないんだ、といつまで信じられるかは甚だ疑問だけれど。
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
 
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :工場長:青猫α:青猫β:
 
[InterMethod]
  -Algorithm-Darkness-Diary-Engineering-Interface-Maintenance-Mechanics-Stand_Alone-Style-Technology-
 
[Module]
  -Condencer-Connector-Convertor-Generator-Resistor-
 
[Object]
  -Camouflage-Computer-Garden-Koban-Tool-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :工場長の設計室:ひとになったゆめをみる:
 
//EOF
 
 
 
// ----- >>* Initialize Division *<< //
// TimeLine:220613
// NOTE:
// ----- >>* Header Division *<< //
TITLE:
お酒メモ:日本酒:玉川
Written by BlueCat

// ----- >>* Body Division *<< //
//[Body]
220613
 
 日本酒を買いに高崎へ。
 Kさん(僕の想い人のひとり。人間かつ男性なので肉体関係はない。年に数回も会わない)に教えられたのである。
 
 行ってみて驚いた。
 いろいろ勉強になったが、今回は書かないでおこう。
 SNSはもちろん、Webサイトも開設しない方針で40年ほど営業されているらしい。
 ともすれば経済活動とSNSをはじめとするWebが必須だと考えることが当たり前だとされる ── 事実、広くディスプレイするという点では間違っていない ── 昨今において、その姿勢に垣間見える哲学に感銘を受ける。
 
 稀少酒の取扱いもあるので、僕も店名などは公開しない。
(もっとも、メーカのサイトを見れば、群馬県の取扱店は1店舗のみだが)
 
 
>>>
 
 以下、いずれも木下酒造の作品。
 
【玉川:Ice Breaker】
 2021仕込み、2022製造。
 メーカはロックで試すことを推奨している要冷蔵商品。
 トップノートは華やかだけれど癖のない香りと甘さ、微かな酸味。
 ミドルノートで麹の香りを強く感じる。
 日本酒らしいラストノートは日本酒ならではの旨みと香り。
 コントラストが鮮明なのに、ロックにすると都度都度味わいが変わるのでついつい盃が進む、すっきりとした素晴らしいお酒。
 ストレートで飲むと、ミドルノートがラストノートに重なり、日本酒の力強い旨みが引き立つ。
 
 
【玉川:純米(山廃)白ラベル】
 20仕込み、21製造。
 驚きの夏越し常温熟成、常温保管可能な生酒(火入れをしていない)。その(室温の)まま現在(22年)に至っている。
(常識的には、未開封だとしても、生酒を常温で1年置くなど狂気の沙汰である)
 口に含む前から激しいほどの麹の完全発酵した香りがする。色合いは琥珀色。
 すでに熟成酒の風格。
 本みりんに近い部分もあるが、日本酒の強い香りに感じる人もいると思う。
 口に含んだ瞬間に、日本酒の強烈な旨みと、さらに強い香りが口腔に充満する。微かな苦みが味を引き立てる。
 嫌みもなければ腐敗臭も酸化したえぐみもない。
 日本酒好きには無二の味わい。
 ロックにしてなおウィスキィや焼酎のような力強い味わい。ブランディにも匹敵する複雑な香り。
 
 ラベルには「冷蔵庫にて保存」とあるが、店主によれば、開栓後も常温保管で問題ないらしい。
 実際に、店頭では常温に置かれていたので、ためしに室温放置している。
 もしかしたら、味が変わらないのかもしれない。
 ちなみにアルコールは驚きの21〜22度。
 ザラメや蜂蜜を少し加えれば、貴醸酒のように、食後のデザート酒として使える気がする。まぁ邪道だがそれも道だ。
 
 
【玉川:純米(山廃)赤ラベル にごり】
 21仕込み、22製造。
 にごり酒が好きなので、ついでに買う。ちなみにメーカサイトには非掲載。
 
 白ラベルほど極端ではないが、にごり酒としては力強い味わい。
 トップノートはあっさりしているが、クリーミィでしっかりした味。
 旨みとまろやかさのバランスが絶妙で、ロックにすると飲みやすく味わいの変化が楽しい。
 
 ちなみにこれも、常温保存で問題ないらしい。
(ラベルでは冷蔵保存と記載されている)
 
>>>
 
 順番的には、IceBreaker>赤ラベル にごり>白ラベル と飲む方がよい気がする。
 
 とにかく白ラベルの力強い味わいは特筆に値し、日本酒が好きだと言う人であっても好みが分かれるだろうと思えるくらい、日本酒らしい強さに満ち満ちている。
 
 一方でIceBreakerの華やかな飲み口と日本酒らしい旨みは、あっさりとした料理も邪魔しない美しさで調和していて、食前から食後まで安定した愉しみを提供してくれる気がする。
 
 驚くべきことに、これらの時に力強く、時に華やかで繊細な味を演出する木下酒造の杜氏は外国人である。
 
>>>
 
 今まで、お酒や煙草についてはブログでの評を控えていた。
 僕には他に書くべきことがあるような気がしていたし、嗜好品の味の好みなんて千差万別だから、広く読者がいる場合は尚更に、それを開示し記録する意味を見出さなかったのではある。
 
 しかし、書く「べき」とされることなどあまりないこと、読者はきわめて限定的で嗜好品には興味もなさそうなこと、さらには自分自身の記憶が曖昧なだけでなく今後ますます消沈する傾向を考えて、可能な範囲で記録を取ることにした。
 ためにあくまで僕自身のためのノートであり、広く他者に勧めるつもりなどまったくないことは明記しておきたい。
 
 
 
 
 
 
 

// ----- >>* Junction Division *<< //
[NEXUS]
~ Junction Box ~
// ----- >>* Tag Division *<< //
[Engineer]
  :青猫α:黒猫:
 
[InterMethod]
  -Diary-Love-
 
[Module]
  -Reactor-
[Object]
  -Dish-Night-Poison-
 
// ----- >>* Categorize Division *<< //
[Cat-Ego-Lies]
  :キッチンマットで虎視眈々:
 
 
//EOF