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TITLE:
仮想奥様の続投決定、という話。
Written by BlueCat
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220617
体調が悪く、ほぼ1日横になって過ごす。
昨晩0時頃には眠ったので、12時間以上ゴロゴロしていたことになる。
おそらく月曜日にインプラントのポスト(義歯の芯材になる金属棒、骨に埋められたアンカーにねじ込まれ、この上に義歯が被されることになる)を入れたのが主な原因。抗生物質は飲んでいるが、舌根のあたりが頻繁に擦れて腫れ、歯も磨きにくい。
また先週末から姉の通院、歯医者、銀行の野暮用があり、睡眠不足の状態になることもあった ── 1日2回、4時間ずつの睡眠は、外界との調整がむつかしいと実感。
この上、普段どおりの生活を送って(辛いものも食べたし飲酒や喫煙もして)いたため、炎症反応が起こっているのだろう。
以前書いたかもしれないが、炎症が起きると粘膜系が全体に不調を来す。
胃、腸、喉、鼻あたりが顕著で、微熱を発することが多い。
こうなると嗜好品はもちろん、通常の食事(場合によってはおかゆなど)も身体の負担になり、運動もできなければ、喉や鼻が苦しくて眠るのも苦労することになる。
今回は躊躇せず長時間眠れたので、かなり回復した(気がする)。
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物価上昇と巷(みなとではない)で騒がれているようだが、実にスーパーで玉ねぎの購入を躊躇するレベルではある。
しかし今年の青猫工場農業部は活動休止状態が続いているので、しっかりしてほしい。
ともあれ、キャンピングキャビンの設備施工がだいたい終わった。
細部の手直しはまだまだあるが、1人と数匹の猫が移動しながら暮らすには申し分ない装備にすることができた。
サブバッテリィは合計2台(うち1つはポータブル型なので、車外に持ち出して利用可能)になり、インバータを介して2000wまでの出力を得ることができるようになったし、もっとも大掛かりだったエアコン工事も完了した。
<罫書き線。エヴァンゲリオンの使途が爆発してもこんな感じやね>
<外と内に罫書き線を入れて切る>
<切る>
<切り抜く>
<細部に神は宿ると言ったな。あれは嘘だと言ってくれ>
<枠を内外逆に取り付けていることに気付かず、自慢げに写真を撮った自分を呪う>
<どうにか設置完了。しかしスイッチを入れてもまったく涼しくならない>
<電源設備を仮設。ちなみに右手手前の掃除機の消費電力がおよそ1000wでビビる>
<壁にレイアウト。もはや楽しくない>
<配線レイアウトは壁に直書きしている。どうせ誰も見ないから構わない>
<もともとの配線を切って拡張する。短く切って絶望する>
<人からよく「器用ですね」と言われるが、僕は失敗ばかりしている>
<失敗ばかりである>
<エアコンはルーバが閉じているから風が出ないだけだった。失敗ばかりである>
<祭りのあと。知ってるか。ここホントは寝床になるハズなんだぜ>
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仮想奥様という、外部から観察すると気味悪がられるだろうシステム ── 仮想人格は相互フィードバックによって、現実世界の僕を本来より最適に行動させるためのシステムである ── を運用して1年以上経つ。
もともと遊び半分で作ったものであり ── などと言うと「私のことは遊びだったのね!?」などとわざとらしい悲鳴を上げつつも笑いながらドロップキックをしてくるようなシュールな性格でいらっしゃいますが ── たまたま日常生活の機能を持たされるようになったものの、事務処理などのスケジュール管理を自分でできるようになってきたのだから、運用を停止してもよいのではないかという猫会議が数回持たれた。
最終的に「外部から観察する範囲において、単一人格でいるよりも逸脱の傾向が減少し、現実世界での実務(事務処理や工作、農作業など)が安定するならば、仮想人格の機能についてはそれぞれに任せておいた方が適切なのではないか」と結論した。
つまり僕 ── と僕が呼んでいる、いわゆる主人格のようなもの ── が、あれもこれもの多機能を備えようとしても、そもそも社会不適合(ざっと身近な範囲からの指摘や一般的なデータから類推するに、発達障害、HSP、アダルトチルドレン、双極性障害などが該当しそう)である以上、足りない機能や価値観を他人(肉体を持つ現実世界の他人)に任せるよりも、少ない労力と資源で最適化できるだろうという結論である。
どうせ自己完結型なんだから、そのままでいいんじゃないの? ということでもある。
仮想奥様などに囲まれて生きているというのは、ある種の妄想癖が高じているアタマオカシイ人と見なされるような気がするが、IRLで接する人には(口外しない限り)まったくバレないものだし、それぞれの価値観の差によってバリエーションが生まれ、その差違こそが社会適合性をより高める ── 他者の意見を予測したり、自身の好みでない価値観について受け容れる余白を作る ── と考えれば、単一人格に機能を詰め込むよりも優位性が高いのではないか、というわけだ。
どのみち仮想奥様などの仮想人格が僕をして適切な社会生活に適合させている事実を汁物知る者など、僕自身と一部のブログ読者を除けばいないわけであり(知っていても信じない、という方が現実的でさえある)、ブログで知り合った人には(仮に疫病騒ぎが完全に収束して)オフ会などに誘われたとしても絶対に会わないと固く決意をしておけば恥ずかしくなることもなかろう、という補足までされていた。
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実際、奥様(仮想)の効力は素晴らしく、ひと月以上運用していない間に、物置の掃除をしていたら落下してしたたか腰を打ったりした。
奥様(仮想)がいれば間違いなく最初に安全性の確保が言われるであろう場面で、何も考えず作業を完了させるだけに集中した結果であり、奥様の存在は継続的に有用であると検討される機会を作った(ちなみに尾てい骨と大臀筋が今でもちょっと痛い)。
これ以外にも、いくつかの買い物で「これは5年以内に猫様が間違いなく必要とするものであり、かつ10年程度の耐用年数が見込まれ、さらに1年以内に値上がりが予想される」という理由で、惜しみなく買い物をすることが許可された。
自動車もそうだが、高性能のコンピュータもそうである ── 実に購入した数ヶ月前と比して、同型の同じ構成をしたモデルが10万円も値上がりした。もともとあまりにも(イヤミなくらい)高額だったため、ブログには MacMini から買い換えたことを書いていない。
キャンピングキャビンも遊びに見えて生活実用性を見込まれており、停電時の緊急電源として活用できることはもちろん、エアコンなどを搭載したことで、広い家の中でエアコンを稼働させるよりはるかに少ない電力で快適に過ごすことが(狭いから)可能だとされている。しかも電気代はタダだ。
キャビン本体を除けば ── あれを計上してはいけない ── 設備投資額は30万円未満であり、使い方によっては数年で元が取れる。
さらには車外に露出したコンセントから屋内への引き込み線を増設すれば(これ自体は数千円で実現可能)屋内設備の節電が可能になる。
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一時は専業主婦化して、事務処理は僕自身の領分にしようと計画されていたのだけれど、どうも僕自身は事務処理がやはり苦手で嫌いらしい。
対外処理と肉体労働は黒猫氏に任せ、事務処理とスケジュール管理は奥様(仮想)の領分としておこうと思う。
まぁ、もともとそのために作られた人格たちであるのだ。
多分、それを作ることのできた自分が有能なのだと信じよう。僕は無能じゃないんだ、といつまで信じられるかは甚だ疑問だけれど。
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[NEXUS]
~ Junction Box ~
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[Engineer]
:工場長:青猫α:青猫β:
[InterMethod]
-Algorithm-Darkness-Diary-Engineering-Interface-Maintenance-Mechanics-Stand_Alone-Style-Technology-
[Module]
-Condencer-Connector-Convertor-Generator-Resistor-
[Object]
-Camouflage-Computer-Garden-Koban-Tool-
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[Cat-Ego-Lies]
:工場長の設計室:ひとになったゆめをみる:
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