軍艦島の世界遺産登録 韓国の情緒
※(不安なので追記)ノンポリです。右にも左にも興味ありません。末尾にILOの条文を追記"against their will and forced towork" は、テストで強制労働って訳したらバツなのか。今の学生は大変だな。でも、エゲレス人は" forced labour "って見出しつけてるけどね。そろそろ、国内と国外で説明を変えるクセはやめてほしい。時事ネタだけど、機会があったら武道系の韓国起源説についても書くつもりなので、前段としてメモをあげとく。もともとは、今の韓国の反日について、実際のところどうなっているのか調べていたんだけど、なかなか見えてこないので、「政府」や「国民」という集団ではなく、個人から掘り下げてみたい。その前に、今回の件について、日本の行動に文句をいっとく。調べてないので、単なる悪口。日本は世界遺産に拘りすぎじゃないだろうか。(1)韓国は、この文言を政治問題化しないと約束したそうだけど、過去を見る限り期待できそうにない。将来に禍根を残した。(2)今回の世界遺産は、首相の地元の九州地域、主導したのは旧知で山口県推しの加藤康子氏、悪いとはいわないけど、他の地域だったら、結果は同じだっただろうか。(3)明治の産業革命を1910年で区切る理由ってあるんかな、日韓併合を避けたとしかおもえないんだけど。富岡製糸場も同じらしいけど、郷土研究じゃないんだから美談に作り変えてしまうと、他の物事も歪められる。(1910年以前の端島炭鉱って…?)(4)世界遺産の拠出金は、日本の負担割合がぶっちぎりなんだな。国連とかODAって他の国は延滞したり、費用効果を計算してるけど、日本は八方美人な気がする。さて、韓国の新聞は言論機関らしく、日本とは事情が異なるらしい。あと民族主義が強すぎて、事実関係がよくわかんない。国内でも温度差があるようで、また、世論調査によると対日感情は、好悪が入り混じったアンビバレントな結果がでるので、外部の人間にはよくわかんないよ。民主化して約30年か、そういう時期なのかな。そこで、アプローチを変えて、韓国人に直接聞いてみた。意外な視点もあり、お互いに理解し合う余地はあるんじゃないだろうかと、個人同士では。日本の嫌韓記事について指摘していたこと。そこで取り上げられている韓国の情報はかなりマイナーで偏ったメディアだそうだ。たぶん、日本の「あかはた」「セイキョー」みたいなものかな。「レコードチャイナ」を例に出されて、それもまた極端だなとおもったけど、確かにポータルサイトの引用元になっていることが多いのも事実。よく考えるんだけど、今の日韓の悪化した関係って、中国と北朝鮮にけっこう煽られている気がする。韓国はスパイ事件とかバチバチやってるっぽいし、中国は情報統制は得意技、日本は空き家に見えるかもしれないな。ネトウヨを生み出しているのが外国人だとすると、世界は混沌としてるなあ。※陰謀論に誤解されそうなので削除。気を使うのがメンドイ。イリーガルな斡旋をしてる人に夢の中で会った気がするけど、ネットの右の人たちって現実の具体的な話を知らない気がする。本題。まず、これは個人の内容なので、韓国の「政府」「国民」とは無関係であることを、念のため。なんでも、戦時中の軍艦島?(他の炭鉱?)は、9割が朝鮮人で、過酷な労働、暴力や餓えのために94(92?)人の死者がでたということらしい。韓国のどういう立場の人が言っていたのか知らないけど、やっぱり歪んでるわけで、評論家?はどの国でも煽るのが仕事。これって、聞き取り調査に尾ひれをつけたんだとおもう。朝鮮人の徴用は労働者の補充から始まってるいるので、9割を朝鮮人が占めることはあり得ないようにおもえる。実際には九州の炭鉱では、全体の1割くらいという日本の官民の記録には説得力がある。また、炭鉱の労働者に雇っているので、栄養失調はあっただろうけど、貴重な労働力を餓死させることは想像しにくい。ここでわかるのは、「朝鮮人だけ」きつい労働を強いられたという理解がされているらしいということ。(※中国人は敵性外国人としてまた別の問題がある)たしかに朝鮮人は差別されていたし、炭鉱は危険だったので、被害者意識は強く感じるのかもしれない。ただ、戦時徴用は日本人もされたし、労働者はほとんど日本人。自力で近代化した国は、こういった時期があるけど、韓国は援助を受けて近代化したので、ここら辺の理解がうすいのか、無視しているのかわかんない。「現代の基準に合わせて」「朝鮮人だけ」が、労働を「強制された」。どれを主張しているのかわかんない。活動家がイデオロギーで語るのは理解できるけど、政府や学者もそれにひっぱられている印象がある。ただ、彼がいうことには「94人(?)の死んだひとがとてもつらい(?)」つまり亡くなった朝鮮人が報われないという意味らしい。日本人にとって、戦時中の不幸な出来事は、尊い犠牲として、その礎のもとに現代日本が築かれているものとして、歴史的意味が連続している。シベリア抑留のような理不尽な扱いでさえ、その文脈で整理してしまうこともできなくはない。理不尽こそが戦争であり、戦争とは理不尽なのだと。それは仕方なかったんだと。一方で、韓国にとっては、戦時中と戦後は歴史的意味は断絶しているので、「日本の軍国主義によって、韓国人が殺された」という解釈になってしまうんだとおもう。現代の価値観で過去を判断して、民族主義で断罪するというのがルーチン。それでも、その奥には、彼のようにもともとは、慰霊の気持ちから発生しているとするならば、炭鉱では日本人も多くの方々が亡くなっているわけで、事実関係を明らかにして共通の認識をもち、その感情に想いを馳せることができるのならば、おたがいに理解しあう余地はあるように感じた。日本、韓国のみならず、中国、台湾、アメリカ、北朝鮮など、亡くなった方々に感謝とご冥福を祈って。易地則皆然(立場をかえれば、みんな同じ)。韓国の起源説については、その主張をする動機にも注目して考えてみたい。その心情を理解しながらも、日本としては冷静に事実関係を検証、反論するべきで、韓日のナショナリズム闘争に巻き込まれないようにしたい。イスラム教研究では、「フィールドワーク派 >文献研究派」が、昨今の流行りらしい。なるほどねー、とおもう。このブログでは、資料を最優先にして、重箱の隅を掻き出しているけど、資料があるから正しいなんて主張をするつもりはない。文化や宗教は生き物だとおもうので、実践しているひとに興味をもってもらえたら嬉しい。※蛇足。「易地則皆然」『孟子』。この言葉を使ってみたかっただけなんだけど、原文は、立場が異なると振る舞いも違って当然、と読める。えーと、アレ?アレアレ?これでいいのか、な?※(追記)問題になる可能性がある条約。国際労働機関/ILO(International LabourOrganaization)より日本語訳文強制労働ニ関スル条約(第29号)(日本は1932年11月21日批准)第 二 条2 尤モ本条約ニ於テ「強制労働」ト称スルハ左記ヲ包含セザルベシ(d) 緊急ノ場合即チ戦争ノ場合又ハ火災、洪水、飢饉、地震、猛烈ナル流行病若ハ家畜流行病、獣類、虫類若ハ植物ノ害物ノ侵入ノ如キ災厄ノ若ハ其ノ虞アル場合及一般ニ住民ノ全部又ハ一部ノ生存又ハ幸福ヲ危殆ナラシムル一切ノ事情ニ於テ強要セラルル労務強調部分は引用者。全文読んでないけど、該当箇所を読む限りは国際法だけなら問題はないのかもしれない。他の法律は知らない。まあ、現実には法律論の問題ではないからね。また、念のためこちらもメモ。第 二 十 一 条 強制労働ハ鉱山ニ於ケル地下労働ノ為使用セラルルコトヲ得ズ 英語わからんけど、大事だよね、英語原文C029 - Forced Labour Convention, 1930 (No. 29)Article 22. Nevertheless, for the purposes of this Convention, the term forced orcompulsory labour shall not include--(d) any work or service exacted in cases of emergency, that is to say, inthe event of war or of a calamity or threatened calamity, such as fire, flood,famine, earthquake, violent epidemic or epizootic diseases, invasion by animal,insect or vegetable pests, and in general any circumstance that would endangerthe existence or the well-being of the whole or part of thepopulation;んで、念の為、Article 21 Forced or compulsory labour shall not be used for workunderground in mines. 現実には、日韓で法律論を戦わせたところで、国際社会には関係ないだろう。この不思議な交渉の原因は絞られるとおもうけど、これを佐藤地大使の責に問うのは筋違いだとおもう。メンドイので深入りしない。不安なので、念のため、もう一度。イデオロギーに興味ないです。宇宙人なので、地球のことには、関心ありません。