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中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

中央大学学友会体育連盟ラクロス部です!
選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!

格闘技とちいかわをこよなく愛し、一人称が「オイラ」と漫画のキャラにいてもおかしくないようなキャラの濃さを持ち合わせる直輔から回って来ました、4年MF増岡陽大です。

直輔は、ラクロスもさることながら格闘技の技術も凄まじく、いまだにテイクダウンを奪うことが1度も出来ておりません。
卒業後の格闘技界での活躍を期待すると共に、今のうちに倒し、将来自慢します。


そんな直輔も、笑わない漢として入部したのを皆さんは覚えているでしょうか?
明学戦では、承認欲求モンスターとして暴れ回り、最高の笑顔で勝利を分かち合いましょう!



まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、OB・OGの皆様、保護者の皆様、そして監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に厚く御礼申し上げます。


私のラクロス人生を語る上で欠かせない言葉を踏まえながらこの一年を振り返ろうと思います。執筆前から長編になる気がしているので、どうか1日で読破しようとせず、3日に分けて読んでいただければ幸いです。


「責任」
100人規模の部活の中で試合に出れるのは26人。選ばれた人は中央大学の代表としてプレーをしなくてはいけない。

自分の一挙手一投足には試合に出れない人の想いが乗り、責任が伴う。

チームスポーツをする以上当たり前の考え方で、今まで何度も耳にし、分かった気になっていた。

しかし、実際は微塵も理解できていなかった。
試合の時だけ一丁前に誰かの想いを背負ったつもりになってプレーして、それが重りになり空回る。

これが今までの自分の姿だった。


でも今なら分かる。


試合の時だけでは背負い切れるはずもなかったこと。普段の練習、日常生活、ミーティングその行動1つ1つに責任が伴っていたことに。

今年度、私は有難いことにOFリーダーを務めさせていただいた。
組織を支える立場になったことで、責任を感じる瞬間が増えた。

練習メニューの選定、チーム分け、スタメン選びそのどれもが目に見えて誰かの人生を変える決断であった。

自分の一言、LINE1つでその人の人生を大きく変えてしまうかもしれない。

部員1人1人に家族がいて、活躍を期待している。私の行動でその期待を裏切らせてしまうかもしれない。4年間の努力を水の泡にしてしまうかもしれない。

考えすぎと思われるかもしれないが、本気でこう考えている。

中でも、学生コーチを決める際は人生で1番悩んだ。今まで頑張っている姿をたくさん見てきたからこそ、誰の想いも無碍にしたくなかった。

同期全員が選手としてチームに貢献したい中で、誰かはプレイヤーを諦めなくてはいけない。

全員がプレイヤーを続けるという平和な解決をすると、5年後10年後の中央大学ラクロス部が廃れてしまうかもしれない。そんなジレンマに直面した。

例年通りいけば、OFの中から1人を学生コーチに選出する。そのため、自分の発言が他の人より意味を持つことは自分が1番感じていた。

しかし、誰がかけても日本一には届かない。本気でそう思い、OFから学生コーチを出さず、週替わりで練習に参加をする決断をした。

この決断は正しかったのかは今でも分からない。

それでも、この決断の責任を取れるのも自分の行動しかない。

プライドを持って学生コーチを務めている3人に恥じないような行動をし、日本一を達成すると心に誓った。(引退後は今まで負担をかけた分全力で指導します)

それからは、練習中の指摘、ミーティングの書き込み、アフターの量、どれも妥協するわけにはいかなかった。

生まれて初めて、自らの行動に責任感を覚えながら日々を過ごした。

誰かの想いを背負って行動すると自然と甘えた考えはなくなり身が引き締まった。

今まで、人にどう思われるかを気にして指摘が出来なかった自分が嘘のようだった。

『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。』

まさにこの言葉通り、自分でも信じられないくらい考え方が変わり、行動が変わり、成長することができた。

あとは、運命を変えるだけ。

明学戦に勝利をしてfinal4に一歩近づこう。

最後に1つ後輩達に問いを立てます。


「あなたは今までの人生ついていましたか?」


そう尋ねられたらなんて答えるだろうか?

この問いは、今年のミーティングで監督から問われたもので、以降とても大切にしていた考え方だ。

私が今この問いに答えるなら間違いなく「めちゃくちゃついていた」と答える。

両親は、私がしたいことをなに不自由なくさせてくれ、特大の愛情を持って育ててくれた。

仲間にも恵まれ、信頼でき尊敬できる人に囲まれた。

日本一を本気で目指せる環境でラクロスができている。

これ以上に恵まれたことがあるだろうか。

私なりにこの問いには2つの意味があると解釈している。

1つ目は、自責思考であるかどうかだ。
例えば、構えていたところとは反対の場所にパスが来てそのボールを取ることが出来なかったとする。
その時に、自分の技術が足りなかったと捉えるか、相手のパスが悪く自分はついてなかったと捉えるかで成長曲線は大きく変わる。
上記の問いに「Yes」と答える人は物事の失敗に対して自分に焦点を当てて考えることができる人で、自らの能力向上だけではなく他者からの信頼を得やすい思う。

2つ目が、発想の転換ができるかどうかだ。
例えば、中央大学ラクロス部を日本一になったことがないからレベルが低い環境と捉えるのではなく、日本一になったことがないからこそ自らで考えて行動する必要があり、自己成長の機会が多い環境と捉える。そうすることで、どんな環境や困難でも楽しみややりがいを見つけ行動することができる。このような考え方を、「リフレーミング」と呼ぶと最近知った。

私は特に怪我が多く、その度にこの言葉を思い出し自らを鼓舞した。

・怪我をしたことで、後輩の出場機会が増えチーム力が上がった
・今まで気がつかなかった人のサポートに気がついた
・苦手にしていた左手のクロスワークが向上する機会になった

ラクロスをしていると、練習のたびに失敗をする。その失敗に対してどう向き合うかで得られるものは大きく変わる。

ぜひ1度この問いに対して真剣に考えて見てほしい。

もし、ついていなかったと感じるなら物事の捉え方を見直して見てほしい。きっと人生が好転するから。

この言葉を通して、1人でも多くの人が大輔監督教になることを願っています。


最後にお世話になった方々へ

OF陣へ
今までついてきてくれてありがとう。
怪我で沢山迷惑をかけたけど、最後のリーグ戦全員で戦えていることが嬉しくて仕方がありません。
ここ3年間で1番強いOFユニットが作れたと思ってます。
後は試合で出すだけ、誰かの想いを背負って全力でプレーしてください。必ず結果はついてきます。
もし、誰かが思いつかないなら、みんなの事を愛してやまない私のためにクロスを握ってください。
きっとそのショットは今までのショットよりも重く、強くなるから。



植村さんへ
3年から急に怪我が増え、シーズンの半分以上を怪我で過ごす特異体質の中、息子のように愛情を注いでいただき、大変感謝しています。
今、満足にプレー出来ているのも植村さん様々です。
残りの試合で、同じ名前をつけたことを誇りたくなるような結果を必ず残すのでアメリカから見守っていてください。

33期のみんなへ
今までありがとう。
皆さんなしでは私の大学生活は語れません。
青空の下、夏を感じながらアフターしたり、グーを出しただけなのに4000円飛ぶ人がいたり良い思い出でいっぱいです。
残り2戦マクって、全国行きましょう!

両親へ
今まで、愛情を持って育ててくれてありがとう。
肉巻きおにぎりで始まり、煮干し、ラクロスと嫌な顔1つせず協力してくれてありがとう。
2人のおかげで誰よりも充実した学生生活になりました。
これからは少しずつ恩返していきます、長生きしてね。
 


次は、頼れるスタッフリーダー遠藤理絵です。

普段話していると笑いが絶えませんが、一歩グラウンドに足を踏み入れるとシゴデキバリキャリに変身し、溢れんばかりの母性を降り注いでくれます。りえママと呼ばれる由縁だと感じております。

試合後はご褒美でしゃぶ葉、試合前にはゲン担ぎでカツ丼を食べようと誘ってくれる熱量を持ち合わせており、スタッフスローガンである、熱量(kcal)をまさに体現した良い思い出です。

そんな彼女の熱量と母性に溢れたラストブログが楽しみです!

#1 増岡陽大
今年度Company主将を務めます、根岸太一と申します。

まず初めに日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援をいただいております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

Bリーグ最終戦、慶應戦に向けての意気込みを綴らせていただきます。



Companyみんなで、FINAL4に行くとミーティングで決めてから練習試合で勝ち負けを繰り返して来て、Bリーグを1勝2敗。遂に最終戦の大一番を迎えようとしています。

「5点差つけての勝利」

これしか僕たちに残された道がないですね。文字通り崖っぷちです。断崖絶壁ですね。
逆にやるべきことは明確です、5点差をお担保して勝てばいいのです、迷うことありません。担保することはCompanyのお担保ボーイの皆様にとっては簡単だと思います。まだまだこのチームで闘いたいので必ずマクろう。



自分が今季やってきたことを信じて、Topより先にFINAL4決めれるようチャレンジして、全員で自信もってKOしに闘おう。



Companyのほとんど選手は来年もまだキャリアがあります。最後にまたかと思いますが本当に大切なことなので何回でも言います。
備品や氷、声出し等全てを他人任せにする選手が多く見受けられます。自分にも当てはまりますが、文句を言わずにチームのことを考えて自主的に行動できる選手になりましょう。



#COMPANY主将 根岸太一
今年度のFOを迫害する雰囲気の中、1人FOの権威を守り切った剛千代から回ってきました、
4年DFの渡部直輔です。


たけぴよ、俺はそんなに練習中鬼になっているかなあ?
力一杯振り下ろすチェックに込められたみんなへの愛が届いて欲しい。
負けたら死ぬメンタル、もう残り2戦を全勝するしかない自分たちにぴったりだと思う。
ルールを大きく逸脱しない程度にぶちのめしてやろう。
あとちいかわだとうさぎが好き。




かわいい⤴︎


初めにこの場をお借りして、
中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっている保護者の皆様、OB・OGの皆様、指導してくださる監督・コーチ・社会人TRの皆様に深く御礼申し上げます。


まとまりのない文章ですが、暇な時に読んでいただけたら幸いです。





まず初めに、少し昔の話をしたいと思います。
あれは一年生の冬ごろ、レホワ期間のことでしょうか。



練習中に、肩幅の広い危なそうな人が自分に近づいてきて、
「このまま頑張れば2年後には全国のロングで5本の指には入れる」
という言葉を残していきました。




おそらく新子さんは微塵も覚えていないでしょう。




この新子さんが何気なく発した言葉。
 



当時の自分からすると印象に残る言葉ではありませんでした。




肩書きのようなものに興味はなく、楽しくラクロスが上手くなって自分が満足すればいいと考えていたので、ふーん程度で受け流しました。




思えばこの時ぐらいが、ラクロスが上手くなることを純粋に楽しんでいた時期なのかもしれません。




そして、4年生になり引退が近づくにつれて記憶から消えかけていたこの言葉の存在感が大きくなっていきました。




ふとした時に考えてしまうようになりました。




自分は人の期待に沿うような選手になることができたのか、
自分は何か実績を残したり、認められるような選手になれたのかと。





答えはノーです。



期待に応えられるような選手になっていないし、何も残していません。他大からの認知度もゼロです。



個人としてはユースにも代表にも選ばれず、
チームとしてはファイナル4にすらいけていないのが現状です。




ずっとAチームに置いてもらって他の人の分までも、懇切丁寧な指導を受けてきたにも関わらず、です。




そして、引退が近づいてくると同時に、自分が何も残さず、誰にも知られることなく消えていくのではないかという恐怖が頭をよぎるようになりました。



自分も何か残さなければ。



たった二つ、現在の自分が何か残すことができる手段があります。


現状のリーグ戦残り2試合を勝ち抜き次のステージに行くということ。


そして、その2試合で死ぬほど活躍すること。



やるしかない。    





幸い自分がラクロスをやる上でモチベーションとなる、怒りとフラストレーションが溜まりまくってます。



俺レベルの選手が他大に認知されることもなく、誰からも認められることもなく引退するなんて許されない。



今まで息を潜めていた俺の承認欲求モンスターが黙っちゃいない。



他大の奴らよ俺のことをもっといい評価をしたスカを見してくれ。




目の前に立つ奴ら全員ぶちのめして絶対に先に進んでやる。




自分がラクロスをしてきた軌跡を絶対に残す。







 
あとは残りのリーグ戦に向けて


今年のリーグ戦は今までよりもハラハラするような楽しい試合をしてきました。
一部の原因は初っ端に失点するDF陣にありますが。


残り2試合プレーしている人や応援している人の、心を揺さぶるような試合ができるよう目一杯暴れます。
みなさん楽しんでください。
明学と東大、絶対に仕留めます。


勝ち続けている明学にびびってる人がいるかもしれませんが、
勝ち負けは技術や知識がすべてじゃない。
(別に技術も知識もまけてるとは思わないけれど)
じゃなければ、鈴木千裕はパトリシオに勝ててないし、デュプレシはアデサニヤに勝ててないでしょう。


最後は気持ちと勢いでやったりましょう。
びびって引いたら負けです、びびったら詰めにいかないと。


#11 渡部直輔


あとお世話になった人たちに向けて



先輩方へ
育てていただきありがとうございました。
自分は先輩たちの期待に添えるような選手になれているでしょうか?
先輩たちが自分を育ててよかったと心から言えるように、
残り2試合、最高の試合を見せるので、応援お願いします。



後輩達へ
一度Xにいる格闘技オタクを見てみてほしい。
プロ格闘家に対して素人が技術指導を試みたり、しょうもない不祥事にたかってきたり、心無い言葉をかけたり、醜いレスバを始めたり、、、
(もちろんそれも人々の感情を動かす選手の魅力があるからという評価もできるけれど)
本当に情けない人間がいっぱいいるので、反面教師にしてみてください。
みんながなるべきは見られる側であり、言われる側であって欲しい。
自意識と責任感もって頑張れ。



33期へ
自分を受け入れられる度量があるのはこの代しかいないと思います。楽しい時間過ごせました。これからもよろしくお願いします。
特にdf幹部にはお世話になりました。自分が人を選ぶ覚悟を持てない時に後押ししてくれたり、いろいろ戦術相談したり。





次は中大が誇る絶対的エース陽大です。
普段は何かと自分が気を抜いた時にテイクダウンを狙いにくる陽大ですが、
試合では、最後の最後に、陽大なら点を決めてくれると、ボールを預けられる安心感があります。

残り2試合、このペースで点取りまくって得点王とってくれ。
感動する文章期待しています。

ファミリーにおいて常に話題の中心である矢嶋さんから回ってきました。4年FO板垣剛千代です。

自分の中の強みをしっかり明確化して言語化し実行している事に尊敬の念が絶えません!僕が4年間怪我がほとんど無かったのも矢嶋さんを筆頭にしたTRのケアのお陰ですね!

まずこの場をお借りして、
中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして日頃からチームを支えてくださっている監督、ヘッドコーチ、社会人コーチ、TRの皆様に深く感謝申し上げます。



負けられない場面で一本取れるか
それまで勝っていてもそこで落としたら負け

早稲田のカズさんのラストブログに書いてあった言葉だ

読んだ当時は総ポゼッション率、オフェンス率が正義では?と思っていたが浅はかだったなと思う。

話は戻るが、

ただ、その瞬間こそがFOの醍醐味であり、最も恐ろしく、心の震える瞬間の1つだと思う。

その瞬間に喜びを手に入れる為に積み上げていると言っても過言ではないだろう。

もしこれが普通の個人競技ならただの個人の勝ち負けであって
正直、勝とうが負けようが喜びは個人の熱量の等倍だし負けも等倍である。全て自己責任という言葉で完結できる。

しかし、FOはラクロスというチームスポーツの中のあくまでも1つの行為に過ぎない。

1つのFOの勝敗が誰かの4年間、またはそれ以上のものを肯定する場合もあれば、破壊してしまう事も起こりうる。

正直めちゃくちゃ残酷だと思う。
なんで誰かの4年間も背負わねばならんのかと思ったこともある。

前回の法政戦の失点後

一橋との練習試合の時とケタ違いの絶望感だった。

カズさんの言葉がくっそ沁みた。

自分が積み重ねてきたものだけでなく、チームメイトやOB.OG達の希望を全て地獄に叩き落とした感覚

一生忘れる事はないだろう。

一挙手一投足、選択全てが、全てを肯定するか否定するか決まる一手になりうる。

誰かの4年間、またはそれ以上のものを肯定するか、破壊するか決めてしまう。
(別に負けたことで今までの積み重ねた行動や経験、それらの行動の元となる人間性を否定するとは思わないけど)

ただ一方でこんな感情は学生という限られた時間であり、明日終わるかもしれない中で、お金とかそんなしがらみなどないものだからこそ感じられる特別な価値があると思う。

だからこそ心から熱狂できるし、絶望できる。

自分1人以外の仲間の熱狂を背負える機会なんて一生のうちに何度ある?
フィールドにおいてプレーする選ばれた人間はそんな全てを背負い体感する権利がある。

この熱狂や絶望の感情のジェットコースターのような感覚は人生における宝だと思う。

なんて幸せなことだろうか

ぶち壊した人間が言うことではないかもしれないが、まだ熱狂を感じ続けたい。一橋戦の熱狂と喜びをまだ感じたい。

可能ならこれからの人生でもね

今自分のやるべき事はFOによってゲームを支配すること。

今年は頭から散々フィールドやってシュー練もコツコツやってきた。武者でもフィールドから入れてもらって色々学んできた。
千葉さんにコーチに入っていただき、振り返りの質も向上し昨年までは気づけなかった点にも沢山気づけた。だからこそ確実にウィングユニットとしても強くなった。

今こそ熱狂する時。

今までやるべき事をやると決めた事で数値も向上してきた。
ただそれだけじゃ足りないし、勝負師たるFOではない。
やるべき事をやるなんて理性的なものだけでなく狂気の沙汰とも呼べる本能的なもの。

ゆうせいさんがよく口にしてた
BEAST、負けたら死ぬメンタル。

これを再び。もう死ぬわけにはいかない。

勝利して熱狂する。

変に大人になったつもりで封印してましたが、やっと気づけました。

今からぶつかる皆さん。よろしくね^_^
ウィングユニットの皆様。やっちゃいましょう。




と、まぁ色々書きましたが誤解してほしくないのはFOはまじで面白いポジションです。(増岡は畳一畳あればできるやつとか言ってますが)

1つのポゼッションがチームに対してもたらす優位性であったり得点の可能性などチーム視点での面白い面も沢山あります。
ただシンプルにFOというあの一見倒してるだけの競技は実は複雑でとても面白いです。やってみたらマジでわかります。
人のFOを見ても十人十色で一人一人の考えが表現されてて見ててもめっちゃ面白いです。

また、コミュニティも大きな魅力です。
武者のおかげで色々な人やチームに出会い、価値観を知ることができた。
その中で大学は違えど目指すものは同じで競い合えるそんな仲間と出会えたのもFOのおかげだと思う。(一緒に飯行くと超楽しいよ!)
試合後連絡くれるの嬉しいです!励みになるので待ってるよ!

その繋がりで他大学の後輩にも関わらず、武者に連れて行って頂いたり、アドバイスを頂いたり、コーチに入って頂いたりなど、多くのものを享受させてもらった。

だからこそ今年はそれを還元する事も一つの目標に活動した。

いつかこの縁が巡り巡ってまた中央大学ラクロス部だったり、迷子になっちゃってるFOに還元されますように。

#91 板垣剛千代




大変話が長くなっておりますが中々会えなかったり、伝えることの難しい皆様へ感謝を

武者を受け入れてくださった大学、クラブチームの皆様、また、その先輩方、同期、後輩達へ、
他大学の武者の受け入れは自チームのノウハウが出てしまうリスクがあるにも関わらず受け入れて頂き本当にありがとうございます。僕もなんとか還元できるように努めましたが還元できたでしょうか?できてたら幸いです、また行かせてください!

また、僕のFO人生の中でも転機となり救って頂いたお二人。
畔さん、千葉さんには本当にお世話になりました。
他大学にも関わらず惜しみなくアドバイスを頂き、コーチに入って頂いて多くの事を教えてくださったことで一橋戦を含め大きな成長を感じています。僕から還元できることは少ないですが僕のプレーから読み取って頂いてこの熱狂を共有できたらと思います。

あといつもの君達
ひとまず、誰も欠けずにラクロスができてて嬉しいよ!君達との対人はマジで楽しいし勉強になるし、一緒に食べる飯は本当に幸せです。
どんだけ変な奴でもFOは真面目にやるし、どんだけ楽しい会でも最後はクソ真面目なFOの話が自然に出てくる君達が大好きです。


次は闘将直輔です!
普段はちいかわが好きだったりふにゃふにゃしてるけど、練習中時折鬼モードに入る直輔。
これはDF、チームにかける想いの表れだと思って見てるんだけど合ってるよね⁉︎笑
そんな想いの丈を綴った激アツブログ待ってるよ!


強靭なフィジカルの持ち主、沈くんから回ってきました、4年TRの矢嶋春佳です。


彼の圧倒的なフィジカルは4年間の努力の賜物です。そんなスーパーフィジカルを活かした最強プレー、次戦以降も期待してます!



この場をお借りして、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援をいただいております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様に心より御礼申し上げます

広報として活動する中で、多くの皆様に支えられていることを改めて実感しました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします!



感情が顔に出やすい私ですが、思っていることを言葉にして表現することは大の苦手です。それをみんなの前にさらけ出すことはもっと苦手です。なので、軽い気持ちで読んでいただけると幸いです!




あなたの武器はなんですか?


こう聞かれたら皆さんは何と答えるでしょうか。


絢音のブログにも書いてあった通り、スタッフは誰にでも出来ると思う。

でも、自分がチームに貢献できるという実感がなければ、続けていくのは難しい。

選手じゃないから、練習もラントレも筋トレも壁当てもしない。選手じゃないから、試合で点を獲ったり、ボールを奪ったり、ゴールを守ったりすることはできない。チームの勝利に直接貢献することはできない。

だから、みんながより良い環境で練習して、より良い状態で試合に挑めるようにサポートするのが私たちの仕事だし、貢献の仕方である。


私は、理絵みたいな対応能力も、絢音みたいな優れた先読み力も、彩みたいなテキパキさも、うめのような素早い決断力も、自分にはこれだ!っていう能力を何も持ち合わせていない。


じゃあ自分の武器は何か。

たくさん考えて出た結果は、話すこと、聞くこと。

どんなことでもいい。プレーに関係あること、ないこと、とにかく色んな人と話すこと。些細なことから得られるものだってあった。


例えば、最近右足に違和感があるとか、そこで分かれば、対策ができる。

これだって、TRとして、怪我を未然に防ぐという大きな貢献になる。


だから、先輩後輩関係なく誰とでも話すし、聞く。

よく話すから後輩には舐められてるけど、それでも、何かあった時に言いやすい、話しやすいって思ってもらえるならそれでいい。




3年生になってすぐ、その思いも途絶えた。

今までTRの仕事と思って責任をもってやってきたことを、選手がやることになって、TRとしてのチームへの存在意義がわからなくなったし、今まで自分がやってきたことが全部無意味だったんじゃないかって思った。


今まで色んな人と話せることが取り柄だと思っていたけど、それが裏目に出た。

建前じゃない選手の話とか、他のスタッフからの話とか色んな意見が耳に入ってきた。


自分の気持ちも整理できなくて、頭が追いつかなくて、考えれば考えるほど自分の無力さを痛感した。つらかった。自分なんていなくたっていいじゃんって思った。嫌なことも基本的に寝たら忘れる私だけど、その時は夜も眠れないくらい悩んだ。


それでも、受け入れないといけないこともある。

自分が嫌だと思っても、それがチームのためになるなら、そうするべきである。


だから、その状況の中で、自分に何が出来るかを考えることが大事だって気づいた。

自分に与えられた環境の中で、いかにチームのために力を発揮できるか、チームに貢献できるか。

それからは、TRとしてチームにできることを精一杯やった。

テーピングもたくさん練習したし、本を読んだり、インスタで動画を見たり、こういうのもあるんだーって知識が増えた。


悔しい気持ちもあったけど、成長できる機会になった。




ラストシーズンが始まった10月。

決め事が多くて大変だったけど、頑張ろうって気持ちが強かった。

でも自分がどれだけ他人に頼って過ごしてきたか改めて実感した。去年こんな思いを1人で背負っていた萌乃さんに対して、自分の気持ちだけで反抗しまくってた自分が情けないなと思った。ごめんなさい。



あれからもう11ヶ月。本当にあっという間だった。

色々考えている間に時間は過ぎて、リーグ戦も3試合も終わってしまった。


今でも会話は大事にしているし、誰かが言っている些細なこともちゃんと聞いて、観察するようにしている。

あの時こう言ってたから次はこうしてみよう。あの人はこう言ってたけどこの人は違う、チームにとってはどちらがいいのか。

誰かの言葉に左右されるのは良くないけど、自分が迷った時に挑戦してみる選択肢になる。


たまに、果たして自分はチームのためになっているのかって不安になる時もちょっとあるけど、チームのため、誰かのためにはなっているって思える。最後までみんなのために出来ることを探して、TRとして最大限のことをしたい。




次の明学戦、みんななら勝てる!!みんなで勝とう!マクレ!!


#TR 矢嶋春佳



最後に大好きな人たちへ

@理絵、絢音、彩水、ウメ

言葉じゃ表せないくらい4人のことも、4人と過ごす時間も大好き!ビッグラブです!



@姉さんズ

1年前、姉さんたちが引退して、これからやっていけるのか不安で不安で仕方なかったけど、何とかここまで来れたよ!いつも応援しに来てくれてありがとう!残りも来てね!待ってるよ!


@33期のみんな

話せば話すほど面白い人ばかりで、文句を言いながらもスタッフが大変な時は助けてくれるし、時にはムカつく時もあったけど何だかんだ優しくて、真剣にラクロスと向き合っているみんなが大好きです!!


@TRの後輩たち

周りをよく見て色々なことに気が付くし、TRとしてチームに出来ることをいつも考えているみんな、本当に素晴らしいです!

こんな頼りない私についてきてくれてありがとう。

みんななら大丈夫だから自信もって頑張ってね!


@中杉野球部ズ

メッセージを待っている子がいるので、4人に向けて!

BANDITSに仲間入りしたきっかけも、辛い時、悩んでいる時に話を聞いてくれたのもあなたたちでした。

何だかんだいつも一緒にいて、気にかけてくれて、気づいてくれて、本当に心の支えでした。

まさか7年間も同じ部活で頑張ってるなんて想像もしてなかったけど、本当に感謝でいっぱい!

スペシャルサンキュー!これからも末永くよろしく!



次は、熱血FOer板垣くんです。

彼が熱い想いを抱いていることは皆さんも十分承知していることだと思いますが、33期唯一のFOerとして彼はどんな気持ちで4年間を過ごしてきたのでしょうか。熱いブログよろしく!

下半身の筋肉日本代表の根岸君から回ってきました、4年ATの沈凡翔です。

 

この前彼の入学当初の写真を見ましたが、細すぎて別人のようでした。この4年間であそこまででかくなったのがすごいです。フィジカルリーダーとしてリスペクトしています。

また彼は33期のムードメーカー的存在でアドTや「バモ」など数々の流行を生み出した人でもあります。一同期として彼の将来が楽しみで仕方ありません。

 

 

まずこの場をお借りして、

中央大学ラクロス部を日頃より支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、そして日頃からチームを支えてくださっている監督、ヘッドコーチ、社会人TRの皆様に深く感謝申し上げます。

 

自分のラクロス人生をただ振り返るだけの退屈かもしれないラストブログですが、よければ最後まで読んでください。

 

 

入部当初、高校の友達が口をそろえてこう言った。

 

「お前体育会入ったの!?どうせ続かないでしょw」

 

1年も続かない、最後まで続けたらなんか奢ってやるよ。

みんな自分が体育会に合わない性格をしていると思っていた。なんなら自分も思っていた。

高校途中から帰宅部になってスポーツとはほぼ無縁だった自分が、週5日、朝7時から始まりジムがあるときは午後6時まで。入学してから一人暮らしも始め、本当に自分なんかが両立できるのか不安だったのを今でも覚えている。

 

けど最初の1年はそのセリフを見返すためにひたすら壁当てや増量、筋トレなんかも不思議と頑張れた。元々あった身長や運動神経も相まって、ユースに選ばれるくらいの選手になってやろうとも意気込んでいた。なんなら心のどこかでなれるっしょとも思っていた。

 

結果、サマーウィンター共に試合に出場したのにも関わらず、ユース選考会にすら呼ばれなかった。

 

 

正直、納得した。同期からはちらほら選考会に呼ばれて、他校にはもっとうまくて、でかくて、速い選手がいて、全部中途半端な自分が選ばれるわけないか。そう思った。

 

「中途半端」

この言葉は大学に入るまでの自分を最も良く表している言葉であり、最も嫌いな言葉。

 

必ず最後までやり遂げると誓って入部したのに、このままユースにも選ばれず、現状維持のままでいいのか、自分にも何か突出した何かを作らなきゃ、そんな気持ちで2年生を迎えた。

 

そこで最も力を入れたのはフィジカル。これは誰にも負けないくらい強くなってやろうと必死に取り組んだ。それが原因で怪我もしたけどおかげで2年生からAチームにも選ばれたし後悔はなかった

 

2年生でAチームなんてなかなかない、これでユースの借りは返せたと慢心していた。蓋を開けてみれば、リーグ初戦、同じ2年生が得点をし、それをスタンドで応援していた武蔵戦。自分のフライが原因で失点した一橋戦。エキメンに選ばれ出場したが情けないボールダウンでターンオーバーした学習戦。

 

悔しすぎるし、情けない。練習でも先輩ロングにボコボコにされる毎日だった。いつしか筋トレを頑張ったことなど忘れて、ラクロスがド下手でチームの足を引っ張る後輩だと思い始めた。

それでも練習に行って、アフターしてから筋トレもやって、ミーティングでホストをやる生活を耐えれたのは同期がいたから。33期という仲間がいたから。だから、万願寺で2.3時間も壁当てできたし、長期オフもグラウンドに行って自主練もやろうと思えた。ほんとに感謝しかありません。それまで抱え込んでいたものが仲間と過ごして、忘れることができた。

 

3年生か今にかけては徐々に自分のフィジカルを活かして練習試合でも得点できるようになってリーグ戦で幾分か活躍できるようになった。

 

でも1つ大きな心残りは「チームを勝たせられてない」

 

去年のリーグ戦も今年も、点は取る自分の得点でチームを勝たせたことはない。勝ってる時も負けてる時もボール持てば点を取ってくれるそんな99番に恥じないような頼れるプレイヤーになりたいし、なってみせる。

 

 

いよいよ明日は法政戦。

4年ぶりのファイナル4に向けた実質1番大事な試合1人じゃ絶対に勝てない。チームが一丸となって勝ちにいこう。

 

この試合に勝っその先の学生日本一を成し遂げたい。このチームを中途半端で終わりたくない。

日本一になってみんなと笑って引退したいです。

 

追記

大会直前に風邪をひいて申し訳ありません。明日は必ず治して出場します。1番休んだので誰よりも走って追いかけまわします。

 

#99 沈凡翔

 

 

最後にお世話になった方々へ

 

両親へ

未だに息子がトップなのかカンパニーなのかわかっていないのはさすがに寂しかったです。一応息子はトップでスタメン張ってます。ファイナル4はさすがに見に来てください。

 

同期へ

ほんとに33期で良かった。プレイヤーもマネージャーもみんな笑顔が絶えなくで、一緒にいてほんとに楽しいし引退したくないなって思います。だから、試合に勝ち続けてみんなと長くラクロスやりたいです。

 

先輩へ

今まで自分をしごいてくれた方々、可愛がってくれた方々、今になって自分のためになっていると実感しています。その恩返しは試合に勝ってしたいと思っているのでぜひ見に来てください。

 

後輩へ

ラクロス辛くなったら筋トレしてください。上がる重量が目に見えるしパワーもつくし、やりすぎて損なことは絶対にありません。ていうのは冗談で、1人で抱え込まずに仲間とラクロスを楽しんでください。楽しんで上手くなった先に勝利があるのが1番素晴らしいことだと思います。来年再来年さらに強くなった中央大学を見に行くので、頑張って。期待してる。

 

 

次はTRリーダーの矢嶋さんです。

いつも猫背で姿勢が悪く、走り方も忍者みたいとプレイヤーから言われています。何度も直したほうが良いと言っているのですが全然意識してくれません。ですが、彼女のテーピング技術は信頼していて、僕の両足も毎練習お世話になっています。そんなTRリーダーの彼女はどんな思いを秘めているのでしょうか。気になります。

 

同じ中大の看板学部である文学部仲間の小川君から回ってきました4年DFの根岸太一です。
 
 
彼は大学に入って初めての友人であり、Jリーグの観戦で日本を飛び回り共に罵声を飛ばし、サウナでととのう最高の仲間です。
グラボを必ず拾ってくれるし足で点の取れる頼もしいSSDMですが、無意識的にプラ1を集めたり、急に横持ちで「一戦」始めたり、何か変なことあるとニチャニチャしてこっち見ないで下さい。早く大人になりましょう。
 
 
まず初めに、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援・ご声援を頂いております、御父母の皆様、OB・OGの皆様、学内外関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。


 
自分のブログの番が回ってくるにつれ何を書こうかと考えていましたが、ただ単純に思いを書き綴ろうと思います。日頃から読書をしているため拙い文章になる筈がありませんのでご安心して一読ください。
 
 
 
 
 
「勝利の神様は細部に宿る」
 
 
 
 
この言葉はサッカー元日本代表監督である岡田武史さんの言葉である。私自身も中学校の時の長藤正義監督に横浜市トレセンに落ちて腐りかけていた時に投げかけて頂いた言葉です。また私は今でも人の話を覚えていることが苦手で大体のことは忘れてしまいますがこの言葉だけははっきりと脳裏に叩き込まれていて今まで1番心に響いている言葉です。
 
当時、中学生の幼い根岸少年にとっては、理解し難いものでした。「細部」ってなんだと。さっぱり分かりませんでした。パスやシュートの精度?またはミスをしないこと?この言葉の意味を深く理解しようとしていなかったのかもしれません。答えを求めて父親、コーチに尋ねても自分で見つけてみろと。

それから高校で怪我に怪我を重ねてサッカーを辞めてしまい、大学でラクロスはじめました。そしてこの1番感銘の受けた言葉を3年のBリーグ戦まで忘れていました。
 


3年生になると同期が続々とAチームに呼ばれ、また最後の最後に32期のタカさんが呼ばれて、なんで、俺じゃないんだ、他のロングの選手よりミスは少ないし練習試合でもターンオーバーをして、また調子も安定していたのに、と。今から振り返ってみれば過信という名の自信でしたが去年の自分は本気で思っていた。本当に浅はかで情けないです。
 
そこでリーグ戦オフ期間にこの3年間を振り返り懺悔している時、またあの言葉を頭の片隅の端っこから思い出しました。他の人に比べてみれば動画を見る頻度も画面録画の数も少なかったし、自分が出ている時に失点しなきゃいいやっていうマインドで、3年のAB分けの時に初めてテルさんなどの先輩に相談するという典型的なガチBであると。
 
そこから少しでもプレイヤーとして高みを目指そうとこの「細部」ってのに拘ることにしました。日々のラントレやフィジカルDAYのトレイルランを必ず先頭で走ったり、ホームジムで追い込んで闘えるBMI27の体づくり、アップの声出し、1年の夏の時からやっていたラクロス反省メモの質をあげたり自分の思うラクロスにおける「細部」を磨き上げてみた。自分としてもこれ以上なく拘っていると感じていた。
 


4年の春合宿の中間くらいからTOPの方で練習を参加して1on1やグラウンドボールなど思ったより通用するじゃんと手応えを感じ、スクリメでも上手くいくと思っていた。
そんなものは儚く散り、companyキャプテンに任命される始末。またこっち側か。日々の細かい積み重ねがこのような大切な時に出るのだろう。自分はまだまだ未熟だった。
しかし、ここで折れたら漢が廃るので根岸太一という漢を見せるべくともう一度、一念発起。
 

そしてcompanyキャプテンとしてこの自分の哲学と言えるものを行動で示してどんな試合でも勝利を掴めるチームになるためにレスポンスの徹底であったり、指摘の声、練習の雰囲気を締めること、という「細部」を口酸っぱく下級生に対して求め続けた。

TOPチームとの入れ替えの時このようなチームに対する取り組みや姿勢というものが全く評価されることはなかったが七大戦に呼ばれることや中立戦、日体戦勝利の大きな要因になったと思う。しかし、まだもっと「細部」に対して拘れるし、勝利に必ずしも関係ないことでも積み上げなければ神様を振り向かすことが出来ないのです。
このとき、中学の時に分からなかった答えを7年間かけて見つけることができ何かが報われたような気もした。


残り3週間と切った慶應義塾大学戦。
 
幸いにもまだ時間はある。Company全員で「細部」に拘ろう。マウスピースを着用すること、綺麗に防具を並べること、ラントレのラインを誤魔化さないこと、アイシング、テーピングのゴミを放置しないこと、練習場とジムのゴミ拾いや挨拶の1つで結果は変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。試合の勝敗に関係ないと言って、当たり前のことを当たり前に1人でも出来ない人がいるチームは大事な場面でボロがでるし、強いチームにはならない。
そんなことはみんなも身に染みてわかっているはずです。

勝利を掴み目標であるFINAL4に全員で辿り着くには、Company全員が「細部」小さいこと、細かいことを、ごまかすことなく、積み重ねることで最高の結果を自分たちの日々の行動で手繰り寄せよう。
 
第3節の明治戦敗北を喫して、厳しい展開になっていますが、まだ何を終わっていないし、決して諦めてはいけない。個人としてもジェットコースターみたいに調子の上下がありますが、まだTOPでプレーすること諦めちゃない。慶應戦が最後のチャンスだと思っている。最後まで「細部」を積み重ねてワンチャンスを掴んで離さないように取組み続ける。その姿勢が4年でcompanyにいる存在意義であるし、同じポジションから学生コーチになった3人のためにも闘志灯して闘うことが使命だと思う。
 
Companyのみんなは夏前よりも格段に上手くなっています。頼もしい34のみんな、成長著しい35のみんな、応援してくれる33のみんな、一年生、そして多大なるサポートをして頂いているコーチ陣の方々、最後に力を貸してください。
 
 


俺は知っている。勝つ喜びも負ける悔しさも。そして君たちとなら成し遂げられることも。
 
 
 

大丈夫、いける。
 
 


次はリーグ戦でも最高に痺れるスタンシューを決める我らがフィジカルリーダーのぼんしょうくんです。大きな笑い声と笑顔はチームを和ませ、筋トレをより活性化させてくれる彼の秘められた想いはどのようなものなのでしょうか。超絶筋肥大されたブログに期待です。



#6  根岸太一
みんなから信頼され、中大ラクロス部を支えるMG、仕事ができすぎる常盤さんから回ってきました、4年MFの小川駿です。

僕はあと何回生まれ変わったらあやねちゃんのようなしごできな人間になれるのでしょうか。ほんとうに尊敬しています。いつもありがとう!

はじめに、保護者の皆様、ならびにOB・OG、関係者の皆様、平素より中央大学男子ラクロス部に対しましてご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。

「ラクロス」

小中高12年間サッカーをやってきた自分は、大学入学までそのスポーツを知らなかった。大学でもサッカーを続けようと思っていたし、関わることはないと思っていた。ただ、高校時代に全国大会に出場したサッカー部の先輩が武蔵大学ラクロス部のエースとして活躍していることを知り、ラクロスに興味を持ち、その熱量のままラクロス部のインスタに入部意思を伝えるDMを送ったのをいまでも鮮明に覚えている。

入部直後に「サマーで優勝する」という目標を立て、眠い目をこすりながら、毎朝4時半に起きて練習に励んだ。しかし、そんな簡単なものではなかった。不器用な自分にとって、投げる動作を難しく感じていて、最初のAB分けでもBチームでスタートし、練習に行くのも嫌になっていた時期は少なからずあった。そんな自分に強い口調で指摘してくれた学生コーチの天野さんをはじめ、もろさん、はるさんにはとても感謝しています。ありがとうございます。



1年生での試練を乗り越え、OMFとして出場したあすなろの明学戦で点を取れた時、みんなには「まぐれだろ」と茶化されたが、素直に嬉しかったし、ラクロスが楽しかった。この得点は自分のラクロス人生において大きな意味があったと思う。

2年生になり、同期でもAチームに昇格し、活躍する選手が増えてきた中で、僕自身はOMFでBリーグに出場していた。ダッジやロールで相手を抜くのが楽しかったし、チームの勝利に最も貢献できるポジションだと感じ、やりがいを感じていて、ずっとOMFを続けるつもりだった。

しかし、3年生の夏、当時のDFリーダーの仁科さんからSSDMとして Aチームに入ってくれと伝えられ、 Aチームに昇格できたことの喜びの一方で、SSDMというポジションを本格的にやるのは初めてで不安があった。自分が足を引っ張らないようにということばかり考えていた。


結果、3年生でのリーグ戦では何もできず、チームに貢献できるものはほぼなく、シーズンを終えてしまったが、来年この悔しさを必ずぶつけようと意気込んで今シーズンに臨んだ。

しかし、獨協戦、一橋戦、なにもできていない。去年の経験を活かすことができていない。それは前述したとおり、自分が足を引っ張らないようにと考えてしまう自分がどこかにいるからだろうと思う。自我を出して、自分が点を取るくらいの心意気で構える必要がある。



私の出身小学校のOBで元サッカー日本代表の川島永嗣が執筆した著書「耐心力 重圧をコントロールする術がある」の表紙に書かれている

「苦しい時に耐え、信念を貫くことで、風は吹く!」

これはまさに今の自分に語りかけているのだと感じる。

ラクロス部に入部して後悔をしたことはひとつもない。ただ、苦しい時、辛い時、きつい時、何度もあったのは事実だ。それでも仲間と切磋琢磨して、ここまで来れたことには人生の中で大きな意味があると思うし、貴重なものになると思う。

昨日の一橋戦、まさに中央大学ラクロス部全員で掴んだ勝利だった。これまでの4年間で最もチームの一体感を感じることができたし、最高の勝利だった。

この勢いで必ず連勝して「マクレ」を体現しよう。やるしかない。

最後に、

両親
幼稚園からいま現在まで水泳、サッカー、ラクロスと自分のやりたいことをなにひとつ否定せず、手厚いサポート、応援ほんとうにありがとうございます。スポーツを通して、たくさんの思い出と出会いがあり、ここまで逞しく成長できました。必ず恩返しします。

双子の弟
2人とも大学でも部活動で本気でスポーツに打ち込んでいること尊敬しています。サッカー、ラクロスでスポーツは違えど、互いに切磋琢磨し、頑張ってください、応援しています。試合観に行きます。

監督、コーチ陣の方々
フレッシュマンの時からこれまでたくさんの指導、アドバイス本当にありがとうございます。成長した姿を残りの試合でお見せします。

後輩
基本的に生意気な後輩が多くて、大変でしたが、こんなにも元気で、ポジティブな後輩を誇りに思います。感謝を忘れずに、自分の可能性を信じて、頑張ってください。応援しています!

同期
みんなとの出会いは僕の人生の中でほんとうに大きいと思っています。みんなのおかげで本当に濃い4年間で、たくさんの感動と思い出ができました。練習中ではもちろんだけれども、練習時間外でも本当に長い時間、一緒にいることが多くて、オフの日もサウナ行ったり、旅行行ったり、飯行ったり、ほんとうに感謝しています。残りの数ヶ月間、全力で駆け抜けよう!

次は、おちゃらけてるように見えて、実はめちゃめちゃ真面目で、めちゃめちゃ賢いねぎたいです。入学当初は体重61kgだったのが、いまは87kgまで増量した太一のムチムチボディに秘められた想いはどのようなものなのでしょうか。ブチアツなブログに期待です。

#16 小川駿
師匠こと濵田くんから回ってきました
4年MGの常盤絢音と申します。

33のお調子者代表と言ってもいいほどのしょうきですが、試合では一瞬で点を取ってしまう頼れる存在です!
かなり前から準備していたラストブログ感動しました
残りのリーグ戦主人公、濵田将輝の活躍期待してるよ!

まず初めにこの場をお借りして、
御父母の皆様、OB・OGの皆様、関係者の皆様には、日頃より中央大学男子ラクロス部の活動にご支援をいただいておりますこと、心より御礼申し上げます。


私は、スタッフ業務は誰にでもできることだから、それに加えて何か自分の強みを持っていないといけない、別のなにかでチームに貢献しないと選手に認めてもらえない、自分の存在価値を見出すことは難しいとずっと思ってきた。

だから入部してから、自分の強みを活かしてプラスアルファの価値を持っているスタッフになりたいと思って活動してきたが、周りのスタッフも仕事ができるし、言ってみれば毎日ほぼ同じことの繰り返しのスタッフ業務の中で自分の理想のスタッフになることは非常に難しかった。

気づけばとにかく大量の仕事量をこなして周りから認めてもらいたいと思うようになった。中立戦運営、学友会関係のこと、グラウンドのこと、その他雑務もとにかくなんでもやった。
それらの業務は全て私にとってすごく良い経験になったしやりがいもあった。

しかし、ある時自分の中で限界がきた。

なぜ私はこんなに大量の仕事をやっているのか。
仕事量が多ければ、チームに貢献できている、選手にも認めてもらえると思っていたけど、実際には選手が知らないような裏方のような業務も多かった。

1人で多くの仕事をこなすことがすごいと思っていたが、後輩とうまく分担して行う方が育成にもなり、チームのためになるのではないか。

大量の仕事を決められたように行ってきたが、少ない仕事でも本当にこれで良いのかもっとよくできないか考えて行うことがチームのためになるのではないか。

チームのためと思い込んでいたが、結局は自分の承認欲求のために動いていたんだと気づいた。
だから限界がきて嫌になってしまったのだと。

特にスタッフは自分の存在意義で悩むことが絶対あると思う。
そしてその存在意義を感じられる時が選手に褒めてもらえた時や感謝してもらえた時であることは確かだ。
選手のために頑張るというのは間違ってないし大切なことだけど、それがいつのまにか自分の承認欲求のためになっていないか。
そうなると必ずどこかで辛くなって限界になるし、チームの一員として一緒に戦っていると思えなくなる。
行っていることは一緒でも「自分のため」か「誰かのため」かの考え方によってその結果は変わってくる。



結局4年間やってきて存在意義とかイマイチまだ分かってないけど、それでいいのかなと思う。
だから存在意義が分からないって悩む後輩スタッフたちがもしいれば、深く考えすぎないでほしい!
みんな分からないけど自分なりに考えて頑張ってるし、誰かしら自分のことを必要としてくれてる人は絶対にいるはずだから!
後輩スタッフたちに1ついうとしたら、
中大のスタッフ組織はこれまで引き継いできたものが積み重なっているとても良い組織だと思います。
でも、それにとらわれすぎず、もっと自分たちで考えてチームのために貢献できると思ったことには新しいことでもどんどんチャレンジしてほしい!
他大にAS武者に行った時に自分の知らない考え方や世界がたくさんあってびっくりした!もっと外の世界に飛び出ていろんなものを吸収して新しい中央のスタッフ組織を作っていってほしいです!

長くなりましたが、
日本一という目標に向かって、選手のため、チームのため、他のスタッフのため、応援してくれる人のため、誰かのために自分が出来ることを考えて、全うすることがスタッフとして大切なことなのかなって思う。
それがスタッフも一緒に戦うということ!



明日は一橋戦。
獨協戦が終わってから1ヶ月と1週間。
苦しい期間だったと思うけど、33期は殻を破ると決めて今まであまり声出してなかった選手が声出してたり、時には厳しい意見を言ったり、本当に頑張っていたので明日は思う存分大暴れしてね!
絶対に諦めず絶対勝とう!

#MG 常盤絢音


最後にメッセージ!

@33プレ
最近は準備とか片付けとかスタッフの人数が少ない時に文句言わず率先して動いてくれる33を見て成長したね嬉しいねって33スタッフでよく話してます
まだまだ子どもでこの4年間何度もむかつく!!と思ったか分かんないけどなんだかんだ優しくて面白いみんなが同期でよかった!
33ならこっから殻やぶって大暴れしてくれると信じてます!がんばろーね!
ちなみにホワイトデーっていつか知ってる?^_^

33スタッフは書き出すと止まらないので一言だけ!
とにかくまじで大好きよー!いつもありがとう!



@理絵
本当にどこまでも努力家で理絵を見て何度も頑張ろうと思えたよ!これからも身を削りながら遊ぼうな!

@彩水
しごでき渉外すぎて大尊敬!どんな時も私の話を聞いてくれてあやがいたからここまで続けられた!

@うめ
一緒に頑張った総政フレンズ!いつもガツンと言いたいことを言ってくれて最高に面白いからこれからもうちらのことたくさん笑わせてね!

@春佳
最初に話したのも矢嶋だしいろんなとこ一緒に行ったしたくさんお世話になった!矢嶋といろんな話して帰る帰り道が好きだから最近帰れてないけど帰ろーねー!


@ゆきの
よくぶつかってたけど、それでも結局分かり合えるのはゆきのだったな。ゆきのが引退してからとっても寂しかったよ残りのリーグ戦ちゃんと起きて全部きてね!

@えみりん
えみりんの毒舌がない部活はやっぱり寂しい!引退してからもたくさん遊びきてくれていつも話聞いてくれてありがとう!

@れな
いっつもバカにしてごめんね!実は尊敬してるしたくさん助けられて感謝してます!名古屋いきたーい!

@うららさん
この部活を知ったのも入部したのもうららさんがきっかけです!これまでもこれからも大尊敬で大好きな先輩です!ご飯いきましょうねー!!!お家にも遊びに行っちゃいますよー!

@35MG
本当に元気いっぱいでパワフルで若いなぁと毎日圧倒されております笑
みんなには34MGがいない分、まだまだ学ぶ時期なのにたくさんのことを要求しちゃったし、色んなことをやってもらって申し訳ないなぁと思っています。
来年以降たくさん悩むことがあると思うけど、みんなはほんっとに成長して自慢のかわいい後輩MGだよ🫶
もっと自信持って!残りも一緒にがんばろー!
いつも鬼の2部練シフトに文句ひとつ言わず頑張ってくれてありがとね^_^


次はおがしゅんです!
いつもニコニコしてて優しいおがしゅんはスタッフの中ではかわいいキャラですが、熱い想いを知れるのが楽しみです!

高校から7年目の付き合いになる蔵之介から回ってきました、4年ATの濵田将輝です。

口のまわりにおにぎりの具のたらこをびっしりと付けながら人の服でなびろうとしてくる高校時代から、最近では僕の絡みを軽くいなしてくる少し大人びた蔵之介になってしまい、第2の保護者として寂しさに駆られております。
蔵之介とは、高校野球時代からツラい日々も楽しい時間も共に共有してきました。だからこそ蔵之介が苦しい時期に力になってあげることができなくて本当にごめんなさい。これからも一生の友達としてよろしくお願いします。


まずこの場をお借りして、
中央大学男子ラクロス部を日頃より支えてくださっているOB・OGの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただけたら幸いです。



僕がどんなにいいプレーをしても、素晴らしいゴールを決めてもみんな揃って口にする。
「またどうせ感覚なんでしょ」「何も考えてない」
どのシーズンを思い返してみても脳裏に浮かぶのはこんな言葉である。
もちろん何も考えないでプレーしてきた訳ではないが、自覚がない訳でもない。自分自身が1番に濵田将輝という人間の可能性に期待してきたからだ。

身長163センチという身体的ハンディキャップと持ち前の不器用さを兼ね備えながらも、母裕子から授かった身体能力と運動センスによって自分よりも体の大きい選手を打ち負かしてきたし、誰にも負けないと信じてきた。それほどに己の可能性を信じ、真っ向勝負で自分をぶつけることにこだわり続けた。
その結果、身体的ハンディキャップを身体能力でカバーするという完全感覚プレーヤーが誕生してしまったわけである。自分自身の可能性を自分が1番に信じている分、どこか不器用な自分を認めたくない気持ちもあった。

早慶戦で観た奇想天外なプレーヤーや合同練習で出会った社会人プレーヤーの華やかさに影響され、キモいダッヂや薄い角度のまくり、ノールックパス等試合で使うかわからないことばかりをひたすらに練習した。
多分それは不器用な自分を認めたくなくて、他の人にできて自分にできないことがあるという事実を認めることができなかったからだと思う。ただ、こうしたエゴによって練習したプレーが今の自分の武器になっている。
もしかしたら世間一般からすれば、不器用な自分を認めて、自分ができるプレーによりこだわることが良いとされているのかもしれないけれど、俺ならやれるはずだという自身への期待を貫き通して良かったと思っている。


さてここまでは僕の自分語りになってしまいましたが、ここからは僕のラクロス人生について振り返らせていただきます。
完全感覚プレーヤーの僕は人よりもたくさんの後悔を味わってきました。人の成功よりも失敗に学ぶところがあると思うので後輩の皆さんは僕の失敗を教訓にして欲しいと思います。
付属校上がりで文章をうまくまとめることができず、長くなってしまいましたが僕の自慢の後輩たちなら最後まで読んでくれるはずです。



最初の後悔は代が変わって2年生、AチームとBチームを行き来するシーズンだった。
自分の思い切りの良さと1on1の強さを期待してAチームに帯同させてもらっていたのだが、身体能力を活かしたプレーだけでは到底通用することはなかった。
訳も分からずしたプレーに対して、夜のミーティングでガン詰めされ、練習ではミスを罵倒され、ジムではメニューにない自転車を漕がされ、毎日朝が来るのが怖くて寝ることができないまま、朝始発でセットプレーを指でなぞって確認しながら練習に向かった日々を忘れることはない。結局ミスを恐れるあまり、ミスしないための保守的なプレーをするようになってしまい、自分自身が「濵田将輝」を信じてあげることができずにBチームに降格しシーズンを終えた。

自分の全力をぶつけ続けることができなかった後悔がすごく残るシーズンだった。全てが終わってしまってから、もっとこうしておけばと思っても過去は変えることはできず、次のシーズンでの飛躍を強く誓った。
後輩の皆さん、自分のことを1番に信じてあげられるのは自分だということを忘れないでください。


そんな想いを抱えて臨んだ3年目のシーズンでは、運も重なりシーズン当初スタメンでの出場を果たすことができた。しかし、そんな状態は長くは続かず、徐々に点が取れなくなりスタメンどころか試合出場の時間が減っていった。

そんな中で迎えた2つ目の後悔は、3年生の5月上旬、忘れもしない武蔵戦である。
熾烈なポジション争いの最中で、ようやく自分に回ってきたパスが逸れて弾いてしまい、自分の結果を求めるあまりに不貞腐れてライドに行かず、テルさんにブチギレられた。情けなかった。自分が積み重ねてきたものが一瞬で崩れ落ちた。試合後には、最近何を考えているのか分からないし、チームのためにライドにもいけないやつはいらないという言葉をかけられ、帰り道では流石の増岡でも気を遣ってきたのを覚えている。
どんなにそれたパスがきたとしてもチームが繋いでくれたパスなのだから死んでも獲り切るべきだ。チームを勝たせる責任を持つATとしてあまりにも甘すぎた。ましてや自分のミスを自分で取り返せないなんてチームには必要ない。このシーズンでは弾かれるべくして弾かれたのだと思う。

前のシーズンで誓ったはずなのに、人は同じミスを繰り返してしまう生き物なのだろうか。いや違う。そもそも目指していたところが違ったのだ。
チームを勝利に導くATになるのではなく、チーム内で勝利を収めようとする自分が1番にいたのだ。目指していた基準がチームとはかけ離れていたのだからしょうがない。そんな人間がチームを勝たせることはできない。

その後色々あってBチームのキャプテンを務めることとなり、チームのために動くことが多くなって、師匠と慕ってくれるような可愛い愛弟子たちがたくさんできた。
それでも、自分が点を獲ってチームを勝たせたいという想いは消えなくて、でもどうやっても叶えることはできなく、ただスタンドで応援するのは歯痒く、チームの勝利や敗北に本心で一喜一憂することができない自分がやっぱり情けなかった。


もう後がない状態で迎えることとなった最後のシーズン。
新子さんからは学生コーチをちらつかされ、自分自身でも立場を理解している分、メンタル的にもかなりキツく、チームを勝たせるATという姿を何度も見失いそうになった。だけど、今シーズンはその姿だけはブラさずに貪欲にやってきた。

そしてついに迎えたリーグ戦初戦の獨協戦だったが、1点も取ることができず、チームを勝たせることができなかった。個人としては不完全燃焼でチームとしてもかなり苦しい状況である。

でもこんな状況を打開できるのは自分しかいないと思っている。自分が点をとって、盛り上げて、勝たせるしかない。大好きな33期と愛すべき後輩たちともっと一緒にいたい。かけがえのない日々を失いたくない。

だから、主人公、濵田将輝の可能性を俺が1番に信じ切って、チームを日本一に導いてみせる。

#8 濵田将輝


最後に、短くメッセージです。

33期のみんな
素敵な青春をありがとう。何度大学生になったとしても、泥臭く汗臭いみんなとの日々を選ぶと思います。僕は33期を愛しています。

マネージャーの皆様
いつもご迷惑をおかけしております。ほんとはみんな感謝の言葉を伝えたいと思っているのですが、出てくる言葉は文句ばかりで本当に申し訳ございません。あやみちゃんが言っている通り、ガキだらけの僕たちですが最後までよろしくお願い致します。

いつも支えてくれてありがとう。感謝の気持ちがあるなら言葉じゃなくて行動で示せと言われそうなので、日本一ビッグな男になってタワマンに住ませてあげます。これからもよろしく。

弟子
これからも精進しなさい

次回は、将来丸の内にいそうランキング1位のあやねちゃんです。このランキングは僕が独自に作りました。あやねちゃんは、本当にしごできで誰からも頼りにされるバンディッツの頭脳です。いつもクールな分、熱い想いがこもった文章をよろしくお願いします!