おはようございます。
史上最高の自分育成ライフコーチです。
3/31開催の『健康美容の知識と歴史の真実』お話会、
| お時間が合う方は、遊びに来てくださいね。 |
今日は、ADHDの持つ『こだわり』についてお話します。
ADHDの特性を持つ人は、
興味関心を持てない物事に対して
長時間集中し続けたり、
継続することが難しく感じることがあります。
学生なら授業、
社会人なら仕事や会議の内容が頭に入らなかったり、
簡単な作業でも身が入らなかったりします。
逆に、自分が興味関心がある物事に対しては、
驚異的なパワーと集中力を発揮し、のめり込むことができます。
注意点は、集中するあまり
時間の経過を感じなくなってしまう点です。
他に並行して進めなければならないタスクや
約束時間を忘れて遅れる・・などということで、
日常生活に支障をきたすことがあります。
また、集中できる物事には、
強いこだわりを見せることもあります。
ADHD特性のある子どもの場合
勝ち負けにこだわるという特徴があります。
私の場合、小中学生時代にオセロにハマっていて、
姉とよく勝負していました。
でも、姉にはどうしても勝てなくて、
勝てないと分かっていても挑んで。
負けると、途端に不機嫌になって
物に当たったりしていたので、
次に勝負する時には、姉が
計算して負けてくれたりしていました
ただ、元々の性格的には、
誰かとの勝ち負けや、リレーや成績の順位などには無頓着で
勝負事が好きではないのですが、時折、
ギリギリ僅差で負けた時には
無性に腹が立って仕方がない時があったのを覚えています。
（理由のひとつとして、「相手が姉だったから」というのも否めませんが(笑)）
当時は、ただ単に負けず嫌いで、
短気な性格なんだろうと自覚していたのですが・・
これは、ADHDの特性を持つ子どもによく見られる特徴なのです。
ジャンケンなどのちょっとしたゲームでも、
自分が勝つまで何度も続けようとして、
勝てるようにルールを変えたり、
何度やっても勝てないと、私の例のように物に当たったり、
八つ当たりしたり、暴れる子もいます。
ADHD特性のある成人の場合
マニアックなこだわりを持つという特徴があります。
これは、子どもにもみられる特徴ですが、
年を重ねれば重ねるほど
知識経験・行動範囲も増えるため、
成人の方が、こだわりが、より細かい場合があります。
マニアックになる対象の例は、
アニメや歴史、電車やバス・新幹線、動植物や虫など。
関心を持った物事に対して
時間やお金、パワーや集中力も注ぎこんで、
プロ顔負けの知識や技術を身につけている特徴もあります。
私の例でいうと、
小学生時代、「虫博士」というあだ名がつくほど、
動植物や虫などの生き物に関して強い関心がありました。
教科書は絵本を読むような感覚で楽しくて、
生き物の構造や生体の知識が
スルスルと頭の中に入っていたんです。
なので、脱走癖で授業には出ていなくても、
生物学に関しては、教科書を読むだけで
テストは良い点数とれていました(笑)
ちなみに、、
生き物オタクと呼ばれるくらい、
研究に没頭して、必要な知識や情報を
あっという間に網羅してしまうところは、
大人になった今も変わりません。
（理系だということにもっと早く気づいて
そっち方面の学校を卒業しておけば・・
今頃、福岡県某所の鳥類研究センターで働けてただろうに！！
なんて思うこともあります・・笑）
なので、ADHDの特性を持つ人は、
研究者や科学者、技術者などの、
自分の世界に没頭し、自分のペースでやれる専門職が適職と言われています。
また、自分の興味関心と完全にマッチしていなくても、
ついのめり込んでしまうことや
こだわる物事の特徴と似通った仕事を選び、
そこで能力として最大限に活かして
素晴らしい実績を挙げる人もいます。
ADHDの特性を持つご自身やお子さまが、
どんな物事に強い関心やこだわりを持っているかを意識しておくことで、
それが活かせる環境を選ぶ時の参考になります。
周りの人の考え方や世間の常識に流されず、
そういう視点で適切な環境をきちんと選ぶことも、
特性を持つ人の生きやすさに繋がります。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
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