こんにちは!

史上最高の自分育成ライフコーチです。

 

 

 

【ADHD編(経験談)】続き。

 

 

 

 

 

前回の記事でも述べた通り、私の周りでは

 

 

 

『ADHDって聞いたことあるけど、

 実際どんな症状?』

 

『発達障害であることで、

 どういう問題があるの?』

 

っと訊かれることが多いです。

 

 

 

 

 

 

私の場合は、発達障害の中のひとつ

 

【ADHD】

 

 

 

 

 

ADHDの中の【不注意優勢型】、

レベルは【重度】と診断されており、

 

 

不注意型の特性に限定して言うと

 

・授業や仕事に集中できず、脱線しやすい

・忘れ物、うっかりミスが多い

・片付け、整理整頓が苦手

・順序立てて物事を行うことが苦手

・仕事や作業でケアレスミスや早合点してしまうことが多い

・時間管理が苦手で、期日や約束を守れない

 

が、主な特徴です。

 

 

 

 

 

ただし、

【不注意型のADHD】と診断されたとしても

特性の出方は人それぞれ。

 

 

 

⚠️特性について、

ネット上で紹介されているもの全てが

当てはまっているとは限りません。

 

また、ネット上にあるものは

数多くある特徴例のうちの

ほんの一部にすぎません。

 

 

 

 

そもそも、医師から言わせれば

ネット上で書いてある情報は

かなりいい加減なものばかりだそうです。

 

私の主治医は、ネットで調べて真に受けて

「グレーゾーンってやつですか⁈」

などと駆け込んでくる方や

ネット意識詰め込んで知ったかぶる方に

辟易しているようでした〜😅

 

 

 

 

当事者の私から見ても、

ネット上の記事に関しては全く同意見です。

 

参考にする場合は、

記事の投稿主や情報源をきちんと調べましょう。

診断も、ネット情報での素人判断でなく、

病院に行ってしてもらうことをお勧めします。

 

 

 

 

 

はい。

 

少し脱線しましたが、

不注意型についての話に戻します。

 

 

 

私の場合は、

授業や仕事に集中できない特性

幼少期から炸裂していた記憶があります。

 

授業と習い事から抜け出すのは大得意。

覚えている限りでは、保育園時代から脱走してます笑

 

 

更に、同級生より身体が一回り小さく軽かっため、

かなり狭いところでも潜り込んだり

モチの木やイチョウの木のサイズの木でも

てっぺん近くまで登るなど、やりたい放題!

(枝が折れなかったのが奇跡)

 

予想外のところに隠れてたりして

誰も見つけられず

警察沙汰になったこともしばしば。

そのため、両親は

学校から繰り返し呼び出され

その度に仕事を抜け出して来ていました。。

 

 

 

 

なので、

幼い頃から私を知る人と、同窓会等で会うと

決まって話題にあがるのが

 

 

「ちなさんは基本的に教室にいなかった」

 

「遠足でもいつの間に列からいなくなっていた」

 

「全校生徒で学校中探し回ったこともあったよね〜!

あの時、結局どこにいたか自分で覚えてる?

あの時のことは忘れられないよ!」

 

と、いじられます泣き笑い笑

 

 

 

 

脱走せずにその場にいた場合もありましたが、、

 

「つまらない」と感じたことに対する集中力は皆無なので、

お経のような淡々とした口調で進む授業は

一切耳に入っていませんでした。

 

 

 

授業中はひたすら絵ばかり書いて、終了後、

クラスメイトのノートを少し写させてもらって、

帰って教科書使って自習。

もしくは家族に教わったり、塾で補習したり。

 

 

得意な分野であれば、ADHDお得意の

【好きなことに対する物凄い集中力】を発揮して

教科書を読むだけで高得点が取れていました。

 

 

 

 

 

こんな感じで、

保育園・幼稚園の活動

小中高の授業、あらゆる習い事でも

集中できず脱走、もしくは無関係の作業に没頭

(両親に土下座しなきゃ)

社会人になっても

脱走に近いようなことをしておりました。

 

 

 

 

 

 

 

集中できないことや、脱走癖の

何が困るのかって?

 

 

ひとつは、これらの行動を

周りから理解され難いということです。

 

 

 

 

 

 

本人は、悪気なく、感覚に従って

本能のままに動いているだけなんですが

 

周りの人達からは、

その行動も感覚も、全く理解されません。

ただ、問題児に見えるだけです泣き笑い

 

 

 

 

 

人格の問題や、本人の努力不足という風に

判断されてしまって悩む人や、

人に指摘されたわけでなくても自分で

そう思いこんで苦悩する人も少なくありません。

 

(繊細メンタルなADHDの

この強い思い込みと自責がこれまた厄介!)

 

 

 

 

 

 

 

 

「何でこんなことしたの」

 

理由を訊かれても、本人にも分からない。

 

 

 

 

 

 

 

 

強いて言うなら、

 

【頭の中が騒がしくて騒がしくて、

静かに座ってなんていられない】です。

 

 

 

 

 

私は、学生時代は同級生達に対して

 

「よくそんなにジッと座ってられるなあ、

皆とっても我慢してるんだろうな、

大人だなあ、えらいなあ。

私は子供なんだなあ、恥ずかしいなあ」

 

っと感じていました。

 

 

 

 

 

↑私は、幼少期や十代の頃は

この【頭の中が騒がしい感覚をうまく言語化できない】

状態でした。

 

子どもがこれを言語化するのって、難しいです!

 

他の人と違う、自分だけの感覚

という自覚もありませんでしたし、

そういった例も周りになかったので。

 

だから、近頃NHKなどで放送されている

ADHDのドキュメンタリーやアニメが、

その当時にあれば、もっと早く

気づけたかもしれないなとは思います。

 

 

 

 

 

だから、子ども時代

「なんでこんなことしたの」と大人から叱られたら

 

「お腹が痛かったから〇〇をした」

「〇〇が気になったから〇〇をした」などと

 

【何かしらの理由があって行動した】、

という風に、質問に対する答えが繋がるように

理由をわざわざ作って

その場をしのいでいました。

 

 

 

 

 

大人:何でこんなことしたの?

 

私:分からない。

 

大人:理由がないのにこんなことするの?

理由がなかったら

こんなことするわけないでしょ?

か理由があるんでしょ?

言ってみなさい。怒らないから!

 

 

 

 

『理由はない』『悪気はない』のに、

「理由を言いなさい」と更に詰問されて

 

理由の追求に苦しみ、

(考えても考えても理由なんか出てこないから)

 

毎回、とっても困っていました。

 

 

 

 

 

どういう答え方をすれば、

まともな人っぽい会話になるのか。

どうすれば、相手が納得し、詰問が終わるのか。

皆はどんな風に振る舞っているのか。

 

 

 

当時は、ただ目の前の出来事への対応に必死で

自覚はなかったのですが、、

 

ADHDの感覚を持たない大多数の

会話や行動パターンに馴染むため、

子どもなりに、ひそかな努力をしていたのでした。

 

 

周りの子ども達が自分と違って

とても大人びて見えていたので、

子供っぽい自分は変だと

どこかで感じていたからこその

工夫だったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

学生時代は、こんな感じでも

周りのサポートに恵まれれば

何とかなることが多いと思うのですが、、、

これが、大人になり社会に出ると厄介で。

 

やる気がないとか、怠慢という風に見られたり

それが原因で仕事を失ったり

人間関係がこじれたり...というのも

よく聞く話です。

 

 

 

 

 

最後に、

私がこれまでで一番困ったことを

2つあげて、この記事は終わりにします。

 

 

 

学生時代での悩み:

 

なぜかテストの点数は良いのに

授業の出席日数が全く足りないという理由で

高校一年の時に留年しかけたことかな!笑

教師も私を呼び出して

「お前はなんなんだ?」と首を傾げていました。

(自慢じゃないですよ。点数だけが良いのにも

ADHDならではのカラクリがあります。

また別記事で触れます✌️)

あの頃、授業を脱走する私を見離さずに

脱走しないように捕まえたり、

勉強相手してくれていた友人達には

感謝してもしきれないですね。

下手したら卒業が一年遅れてもおかしくない状態でしたから。

 

 

社会人になってからの悩み:

 

パートナーとの関係です。

性的な行為についての悩みがありました。

それの影響で、苦しくなって

お別れしたパターンも、何度かあります。

こんなこと、ネット上には載っていないので、

まさか自分の悩みがADHDの特性の仕業だったとは思いもしなかったのですが、

専門医によると、実はADHD患者さんから

最も多いお悩み相談が性関係だそうです。

長くなるので、改めて別記事で取り上げようと思います。

 

 

 

 

以上、ADHDの困りごとのお話でした。

 

〜続く〜

 

 

 

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