今回の記事では、

私がADHDであることに気づいたきっかけ

診断を受けるまでの経緯【中編】をお話します。

 
 
【前編】はコチラ
 

 

 
 
前編でもお話した通り、
私がADHDであることに気づいたきっかけは
初めての一人暮らしと仕事の両立で苦しんだこと
& 職場の人からの指摘です。
 
 
 
初めての一人暮らしの自由度の高さ
初めての単純作業のお仕事
人員不足の現場だったため連日残業で高収入
友達も増えたことに浮かれ
サイコー❤️
独身貴族貫くぜ‼️と意気込んでいた私ですが
 
ある方との出会いで、苦悩することになりました。
 
 
 
 
 
その方とは、
追加募集で採用された、新人さんです。
 
 
その方は、私の母親と同世代で
落ち着きはありましたが、神経質なようで
上司の命令や機器の不具合、天候、
目に留まった人や物
何に対しても不平不満の言い方をするのが
癖になっている方でした。
 
 
 
 
その方が入社されて数ヶ月経ち、
研修期間も終わって
業務や人間関係に慣れが出てきた頃、、、
 
その方が、とっても不機嫌そうに
私に言ったんです。
 
 
 
 
 
「ひよっこさんさ、
落ち着いて座ってられないわけ?
 
あたしの前の席だから、
あんたが席を立つたび、視界に入るのよ。
気が散ってしょうがない!」
 
 
私「頻尿なのかもしれません。すみません。」
 
 
「いや!トイレじゃなくてさ!
時々、検査に必要な備品を取りに行くじゃん?
あれの回数が多くて鬱陶しいのよ!
 
そりゃ、ひよっこさんの方が回転率高いから
備品が必要になる回数もアタシより多いんだろうけど!
他の人の分まで持ってやったりして
席立ちすぎ!!」
 
 
私「この広い工場内を
全員でウロウロと10分も20分も探しまわって
時間を無駄にするより、
余裕ができた人がまとめて持って来た方が
効率良いと思いませんか?」
 
 
「だから!!
そんなの、各々がすれば良いでしょ!
 
備品がなかったら検査が進まないから、
自分が必要な時に探すのは仕方ないとしても!
無い人の分を、他の部署まで探しに行って
全員分持って来ることを
アンタがしなくてもいいでしょ!?
 
とにかく、アンタが席立つ度
気が散って集中できないのよ!!
 
チョロチョロ、チョロチョロ・・
なんでそんなに落ち着いてられないの!?
ホント、嫌い!!
アンタみたいな人、大っ嫌い!!!
 
 
 
 
派遣リーダー
「備品は、私が全員分持ってくるようにします。
それと、全員で席替えしましょうか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とてもショックでした。
 
 
 
自分としては、【離席】は業務の一環で
チーム全体の回転率も上がり
周りから感謝の言葉も貰えていて
役に立っている!爆笑と思っていましたから。
 
 
 
それを、今回のように
集中力がない
サボり
迷惑
と言われたことは、初めてだったので。
 
まさか、でした。
 
 
 
サボり?
私が?
真面目しか取り柄がない私が?
 
集中力?
他のスタッフの三倍以上の量を処理してるけど?
 
まさか、そう思ってるの自分だけだったのか?
じゃあ、なんで皆
「持ってきてくれてありがとう」
「ひよっこさんしてくれて助かってるよ」
って言うの?
 
え?そう言いつつも、内心では
「こいつ検査サボりやがって」
って思ってたってこと?ゲッソリ
怖・・・
 
って人間不信に陥りかけましたよ。
(素直やねえ〜私照れ
 
 
 
 
 
 
 
その後、チーム全体で席替えして
その女性の視界に私の姿は入らなくなり
 
私も、お手洗いとお昼休憩以外で
席を立つ必要はなくなりましたが、、、
 
 
人って、一度気になったものは
ずっと目につきますよね。真顔
 
 
 
 
 
そう、、、
 
その女性は、席替えしてもなお
私の些細な挙動に、それはもう、とても敏感に
反応するようになっていました。笑い泣き泣
鳥並みの反射神経です。
 
出退勤時や、
更衣室やお手洗いですれ違う時でも、
チラッとでも私を見るたびに
周りにも分かるほどの嫌悪感を全開。
お疲れさまですの挨拶すら、はばかられるほど。
 
 
 
 
 
 
そんなことが数週間続き、
毎日、出勤する度に傷付きましたし
当時の私はその方を見るたび半泣きで
完全にビビっていて(笑)、
 
これまで楽しみだった、毎朝の出勤も
一気に憂鬱なものに変わりました。
 
 
 
 
これまで気にしていなかった
自身の離席回数や、繰り返すケアレスミス、
マイナスな部分ばかりが目につくようになり
大きなミスも繰り返すようになり、自信喪失。
 
私生活でも、忘れ物や事故、
人の話をちゃんと聞けていなかったり
文章が頭に入らなかったりでトラブル など
これまた悪循環の始まりです。えーん
 
 
 
 
 
ですが、ある時
 
「このままではいけない!
ちゃんと自分の意見も言ってみよう!」
 
と思い立ち、
業務上やむを得ない会話が生まれる瞬間を利用して、
その方に話しかけることを試みました。
 
 
 
 
 
 
私「すみません、この前仰ってたことなんですが」
 
「はあ!?何!?」
 
私「私がチョロチョロするってやつ」
 
「あー、席替えされたから
アタシからは見えないけど!!!
立つ時に椅子ガチャガチャ鳴るから
あーひよっこさんやなって
分かってイライラするのよ!!
なんでそんな落ち着きないわけ!?」
 
私「そう!それなんですけど!」
 
「うるさい・・!」
 
私「興奮してすみません!
本当に、ご迷惑かけて、
今も嫌そうなのに無理やり話しかけて
申し訳ないんですけど」
 
「ああ💢」(めちゃくちゃ鬱陶しそう笑)
 
私「・・これ、昔からなんです。
これで私自身、悩んでいるんです。
 
悪気も、サボる気も本当になくて、
物心ついた時からこんななんです。
保育園、幼稚園、小中高、習い事
全てにおいて脱走していました。
これでずっと、悩んできました。
 
でもこれは、親に殴られても自分で叩いても
怒鳴られても直らなかったので、
もう、死んでも直らないと思います。
 
席は静かに立つように心がけても音が鳴るので
申し訳ないですが、〇〇さんの心の平穏のためにも
いないものとして扱ってください。
申し訳ないです。」
 
「・・・・・・」
 
私「・・・・・・」
 
「そうやったんや。
 
・・・・・・・・・
 
・・・確かに
言われてみれば、そういう子って
どのクラスにも1人か2人はいたよね。」
 
「いたんですか(笑)」
 
「いた。
問題児みたいなの。
アンタみたいにチョロチョロして落ち着きなくて、
特別なクラスに入れられて、別授業で。
なんであの子だけ遊んでんやろーって思ってたけど。
・・・確か、そういうの
何かの病気の症状だったような・・・🤔」
 
私「・・・え?・・・コレ症状なんですか?」
 
「テレビで見たんよ。
名前忘れたけど。
悩んでるんなら、
調べてみたら良いんじゃない」
 
 
 
 
 
お分かりでしょうか。。
 
 
 
 
初めて、その方が
私に優しい目を向けて
怒鳴らずに会話してくれた
感動すべき瞬間!!!🥺笑
 
 
 
 
はい、脱線しましたが、
この女性が、こうして
私に気付くきっかけをくれたのでした。
 
 
 
 
 
 
 
この女性・・・
 
言葉はとてもキツかった‼️(キッパリ)
 
 
ていうか、言い過ぎじゃろ?
って思います(正直)
 
 
 
 
 
でも、この方の
 
【何かの症状だったような】
 
この一言がなければ、
気付くのが更に遅れていたのだと思うと
 
正直今でも
感謝しかありません。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、27〜28歳頃で
ADHDと判明するのは
かなり遅い方らしいです。
 
通常、多いパターンだと
幼稚園、小学校の段階で
教師や親が気づいて診断を受け、
療育を始めるか?
投薬治療にするか?
という流れになるそうです。
 
 
 
 
 
 
 
🌸おまけエピソード🌸
 
「ひよっこさんみたいな人、大っ嫌い!」と叫び、
私のことを嫌っていたその女性とのその後ですが
 
なんと、短期契約終了後も、同期で集まって
飲み会🍻する仲になりました✌️✨
(今は、感染症茶番の影響で
頻繁に集まることはなくなりましたが
LINEは繋がっています☺️♡)
すごいでしょ❤️笑
 
 
 
 

 

 以上❗️

 

ADHDの診断を受けたきっかけ【中編】でした。

 

 
 
次回は、前編で述べた
 
自由度が高い一人暮らしで高収入、
仕事も絶好調と感じていたはずなのに
 
【実はこれらの仕事や環境が
心身にかなりの負担をかけていたこと】
 
【ADHDの特性が悪さをする条件】
 
について、
実際に診断を受けた時のこともあわせて
お話していきます。
 
 
 
 
最後まで読んでくださり
ありがとうございました❗️
 
 
 
☆☆☆続く☆☆☆
 
 
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【🐣おまけ🐣】
 
 
他の人から聞いた
きっかけエピソード
↓↓↓
 
子どもの頃に周囲の大人が気づいた
 
自分で働き始めて気づいた
 
自分が子どもを持ったことで気づいた
 
子育てと仕事の両立に苦労したことで気づいた
 
ネットの記事等でたまたま気づいた
 

 

 

個人的には、子どもの頃のうちに

周囲の大人が気づいてくれるのが

一番いいなと思います。

 

 

 

成人してから、周りの人が本人に

 

「もしかして、、、?」

「発達障害を疑った方がいいかも?」

なんて言いにくいですよね。

指摘してもらえることはレアだと思います。

 

当事者としては、

何となくそうかも?って感じてたんなら、

早く言って欲しかった、が本音ですけどね(笑)

 

 

 

ご自分の職場(もしくは学校)に

思い当たる人がいるなあーってピンときた方は、

ご本人に直接言いにくければ

社内看板や新聞、ニュースとかで

その類のネタをチラっと載せてもらうとか、

上司(学生さんなら教師)を通すなりして

 

「最近なにか困ってることありますか?

仕事でも、日常生活でも何でも」

 

って声かけるのも、

相手を傷付けずに済む、ひとつの方法です。

 

 

あなたの近くに思い当たる人がいて、

明らかに、苦労しているようであれば

できれば言ってあげてほしいなと思います。

 

 

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〜こころとからだの声を聴く〜

🍀心身健康おはなし部屋Akala🍀

体質改善コーチ からのメッセージ

 

 

ADHDの特性や生き辛さの克服方法は

投薬や医師のアドバイスだけが、全てではありません。

 

これまでの過ごし方苦労したことを振り返ることで、

自分に合った工夫の仕方を編み出し、負担を減らしたり

 

ADHDの【悪い癖】と呼ばれる部分を

【チャームポイント】に✨

【唯一無二の武器】に✨

変えることだってできる❗️と、

私自身の経験から、そう思います。 

 

もちろん、本人の努力や

ご家族・パートナーの協力は不可欠ですが

踏ん張って、力んで、頭絞って

苦痛を感じながら行うのではなく

小さな、小さな努力の積み重ねの継続

何よりも大切です。

 

 

 

当相談室のセッションでは、

ADHD特性と生き辛さを克服した自身の経験

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