【ADHDの飽き性】

 

 

 

ADHDは飽き性と言われることがあります。

 

 

 

 

衝動的に何かを始めてはすぐに飽きるので、

何をやっても中途半端になってしまう。

 

ADHDの診断の有無に関係なく、

身に覚えがある方はいると思います。

 

 

 

 

 

ADHDの飽きっぽさは、

衝動をコントロールできず即行動に移すものの、

興味の対象が変わりやすく集中できないために生じる特性と言われています。

後先考えずに始めては失敗して後悔する、

ということもよく見られます。

 

 

 

 

私も飽きっぽさはあります。

 

ただ性格上、一度始めたことは

自分が決めたところまでやり抜く頑固さがあるため、

小目標とルートを決めたら、そこからブレる行動を自分に許しません。

 

 

 

これは、

がんこの天才である父(頑固さが才能であり武器)と、

知識のドラえもんな母(あらゆる学問、物事の

インプット能力とアウトプット能力がズバ抜けている)

ふたりの教育のお陰でもあります。

 

 

この両親を持ったお陰で、

多少の精神的負荷をかけてもやり抜いたり、

「小目標を決めて少しずつ達成する」という進み方が身に付きました。

 

 

また、このやり方のお陰で、

「ここまでがんばるぞ」という小目標=自分の約束を守れるので、

例え一年かかる物事を半年でやめたとしても、

「自分はいつも中途半端だ」と

自己嫌悪に陥ることもありません。

 

 

 

 

 

ちなみに、ADHD仲間のターザンも飽きっぽさがあります。

 

私と同じ「ADHD」という診断を出されていても、

特性の強さの出方は違っていて、

ターザンの場合は飽き性が強く、基本的に

何事もやりっ放し、「三日坊主」です。

 

 

後先考えずに

「コレいいね!面白そう、やってみよう」と飛び込むため、

大怪我するなど、大失敗して

自己嫌悪に陥っていることがよくあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

【飽き性は悪なのか?】

 

 

 

また、「飽き性」というと

これまたネガティブなイメージを持たれがちですが

言い換えれば、好奇心旺盛な証拠。✨

 

 

ターザンがよく自己嫌悪に陥っていることを話しましたが、

彼は、何度失敗しても、

興味関心があちこちに移り変わるうちに

「自己嫌悪」や「失敗する恐怖」を忘れ

またチャレンジするのです。

 

 

見ている方からすると、

「またやってる。アホなのかな?」

と思うことも正直ありましたし、毎回ヒヤヒヤします。

 

 

でも、何百回もしているうちに、

自分なりに工夫を編み出し、

いつの間に特技になっていたりします。びっくり

 

 

 

こんなことが可能なのは、

特性があるからこその強みだと思っています。

 

 

ADHDの「興味関心の対象が変わりやすい」という特性は、

ジャンルにこだわらず多くのことに関心を持たせてくれます。

だからこそ、幅広い分野に挑戦できるというメリットもあるのです。

 

 

 

 

 

 

【飽き性を武器にして人生を豊かに】

 

 

 

失敗を恐れず、ワクワク感だけで何事にもチャレンジできる、

経験できる、というのはとても大切なことだと思います。

 

興味関心の対象が幅広い分、

新しい分野、新しい環境、新しい人との出会いの機会や、

そこから思わぬチャンスもあるからです。

 

 

 

 

私は、ADHDの診断を受けた当時

「私にできることは何一つない」と感じていました。

 

 

大多数の人が、何の苦もなく当たり前にできる日常生活も仕事も、

私は同じようにできず、する度に失敗してきたからです。

 

 

でも、

「20代のうちは苦手なことに挑戦する」

と決めて踏み切った退職と、

 

苦手意識の強かった接客販売や飲食業、

芸能、IT業界へのチャレンジによって、

 

自分に「行動力がある」

「環境適応能力の高さ」

「吸収力・応用力の高さ」

そして「本当は人が好き」

「人を惹き寄せる才能がある」

 

そして、これら全てが長所、ということに気づくことができました。

 

 

 

 

ちなみに、

 

「飽きっぽい」=「慣れるのが早い」=「環境適応能力の高さ」

 

ということを教えてくれたのは、

ハリウッドのプロデューサーでした。

 

 

 

初めての現場で、大物に囲まれても動じずに

すぐ周りに馴染んだ私を見た監督の、

「ひよこは環境適応力が高いんだなあ」という何気ない呟きで、

「環境適応力」という言葉の存在を初めて知りました。

 

 

「慣れるのが早い」ため、新しい環境に飛び込む度、すぐに

その環境やチームの長所や改善点、改善方法など気づき、

相手が誰であろうが指摘してしまうのです。

 

芸能界の場合は、かえってこの大胆さが

気に入られるきっかけになることが多かったです。

 

 

 

 

「ここで働き始めて何年くらいになるんですか?」

と訊かれて

 

私「何年・・? 今日で3日目です」

 

相手「は⁉️ 後輩やん」「何その貫禄」

 

なんてやり取りは日常茶飯事。

 

 

 

 

更に、子供の頃から苦手で大嫌いだった電子機器。

少しフリーズしたり、思うようにならないと

マウスを投げ飛ばすくらい、大嫌いでした泣き笑い

そんな私が、スマホ・PC、今や得意分野です。💻

 

 

 

 

 

自分がワクワクする物事に挑戦し、

 

8歳以降忘れかけていた「楽しんで生きる」を、今一度体現する。

 

 

 

 

そうやって生き始めると、

そこに興味を持ってくれる人が集まって来てくれるようになり、

その出会いが「型にはまらない自分もOK」

ということを教えてくれたのです。

 

 

海外の人とも交流するようになって、

海外から見た日本の姿や本当の歴史、

日本の古き文化の素晴らしさを改めて知ったり、

普通に生きていたら出会えないような世界に住んでいる人達とも知り合って、

色んな視点を知ることもできました。

 

 

そして、学生時代から、

自身の経験を生かして人の相談にのる、

ということをよくしていたのですが、

大人になった今も、カウンセリングを通して

人と接したり、自分と向き合う手助けをすることで、

目の前の人が重荷から解放されて笑顔になったり、

軽やかに幸せに生きる姿を見ることが

私自身の幸せでもあるということにも気づくことができました。

 

 

もし私やターザンが好奇心旺盛ではなく、

新しいチャレンジに対して脳が防衛本能で起こす

不安や恐怖心のホルモンの言いなりになっていたとしたら、

これまでのどれもこれも、経験できていなかったと思います。

 

 

 

 

 

「飽きっぽいよね」

 

「何をやっても続かない子だね」

 

と言われたことのある方。

 

 

 

もしくは自身やご家族、

お友達や仕事仲間に言ったことのある方。

 

 

 

「それって本当にダメ?」

 

って疑ってみましょう。爆笑

 

 

 

 

 

興味関心の移り変わりが激しい分、

「自分を知る」「自分と向き合う」

「内省する」「自分の特技才能が見つかる」機会が多く、

人の何倍もの経験を得られるのです。

 

 

自分の好奇心旺盛さに身を委ねて、

何でもチャレンジしてみましょう。

 

 

 

失敗は多いかもしれませんが、

「失敗は成功のもと」と言いくらいですから、

失敗した数だけ、学べることも多くあります。

 

 

 

 

 

ADHDな特性を楽しんで、豊かに生きる人が増えますよう✨

 

 

読んでくださり、ありがとうございました😊

今日も良き一日を🍀
 

 

〜こころとからだの声を聴く〜

🍀心身健康おはなし部屋Akala🍀

 

ADHDの特性や生き辛さの克服方法は

クリニックでの治療だけが全てではありません。

 

これまでの過ごし方や

苦労したことを振り返ることで、

分に合った工夫の仕方を見つけ

コツコツ継続することで、

困った症状の軽減につながります。

 

当サロンのセッションでは、

ADHD特性と生き辛さを克服した自身の経験

 + 脳の仕組み

 + 食と心身の繋がりの知識 を通して、

 

ADHD女性に多いお悩み

【心・身体・健康面】

【性👫👭👬】

【仕事】

【投薬・断薬💊】

【生き辛さ】の解決・克服をお手伝いします。

 

苦手・ストレスの克服方法、体質改善にご興味ある方は

LINEもしくはInstagramのDMから

お問い合わせくださいませ。

あなたのお力になれればと思います。

 

 

🍀新スタイルカフェセッション(カフェ・個室等)

🍀全国対応オンラインセッション

(Zoom・LINE電話・LINEメッセージ)

 

☟お問い合わせ・ご予約はコチラ☟

      公式LINE