〜前記事の続き〜



車線変更後に覆面パトカーに停められ、

飛び出してきた機動隊にグルリと取り囲まれ

「ウインカーを上げてなかった‼️」

って叱られた(というよりほぼ脅し)

というところまでお話しました泣き笑い


(「交通機動隊」の刺繍付き制服はかっこよかったけどな・・)



ちなみに、

最も怒り狂っていた一人の警察官ですが

(以下「警察官A」とする)

激おこ状態ムキーのまま、

他の機動隊員によって私から少し引き離され、


「A、お前大丈夫か?

わざとじゃないって言ってんだからさ・・

ちょっと落ち着けよ・・」


と宥められていました(笑)


一般市民にあまり感情的になるのは、

心理系の技術も叩き込まれている警察官として

どうなのか...というところはひとまず置いといて。




「自分たちの判断次第では

お縄にできるんだから、反省の意を見せろ」


という警察官Aの脅し文句と、あまりの剣幕に

恐怖と不安に耐えきれず私が泣き始めた瞬間、


警察官Aが

「やっと理解したか、それならいい」

と吐き捨てるように言い、

他の警察官達も、口々に責めるのをやめ

散らばっていきました。





「泣く=理解した」の解釈で、

泣くまで責め立てるやり方と、、


警察の取り調べの際に、脅し役と宥め役による

お粗末な・・いえいえ違います、

「実に明確で分かりやすい」心理作戦がまかり通っていることに

(泣きながらも)違和感ありまくりでした泣き笑い





その時、唯一

冷静に話しかけてきた女性の警察官曰く

自分たちは「覚醒剤使用者の特徴」を教わっているとのこと。


違法の覚醒剤使用者の運転には「ある特徴」が見られ、

対象が凶器を持っていたりして、

車のドアを開けた瞬間に襲いかかってくるケースもある為、

警察側としてはあなたに対して警戒心MAXになって

ここまでピリついてしまったことのことでした。

(ブチギレ警察官Aの解説をどうも...泣き笑い



そして、

世間には「発達障害者の運転は怖い」

というイメージが少なからずあるから

今回のように誤解されないよう注意してほしい、

と言うことを言われました。


実際に、

「発達障害の特性がある人の違反・事故率や、

事故に合う割合の高さを示す報告がある

(多動型の落ち着きの無さが要因。道路飛び出し等)」

ということも。


また、警察が交通事故の現場に駆けつける度、

「フタを開けてみれば発達障害者だった」

というパターンが全国的にあまりに多いため、

発達障害者専用の運転免許証の発行も、

検討されている、ということも話してくれました。




ADHD専用の運転免許証って、何・・・?


普通のと何が違うのん?





その後、警察が、私の姉に保護管理者として

(親は当時、自宅で飲酒していた為)

私の車の鍵を預ける(家族に没収してもらっておく)

という形で一旦解放。



その時は私は不安と恐怖と自信喪失で

メンタルがグチャグチャになっていたのですが、

家族の皆が呆れたり責めたりしなかったことが

幸いして、気持ちが落ち着くのは早かったです。


更に、父が

「そいつら何て名前だ。すぐに連絡くれれば、

警察の上の方にチクってやったのにむかつき

とまで言ってくれて。


あなたは悪くないって、

皆あなたの味方だよって言ってもらえたようで、

本当に救われるような感覚がありました。😭





それから1ヶ月経った頃に、

県警の運転免許管理課から書類が到着。びっくり



内容は、簡単に言うと


「今後も安全運転可能かどうかの判断材料として

診断医による意見を求む」というものでした。



診察時にそれを提出し、

警察官から停められた日の一部始終を

嘘偽りなく医師に伝えました。

それから、こんなことに

巻き込んでしまったことを謝ったのですが、


「私はこういうのは慣れているから

気にする必要はありませんよ。

発達障害関係で出廷したこともありますし。


ただ、やりすぎです。(警察が)

まあ、あいつらもノルマに必死だから。

今の時期は特になあ...

にしても、このやり方は腹立たしい...」


と呟きながら診断書を書き殴り

いつも冷静な医師が憤りが滲ませていたことが

印象に残っています。




それから数ヶ月後、県警から

「診断書提出通知書」というものが届きました。



内容は、提出した診断書の審査結果。


「今回は、運転免許の処分はないが、

三年後の同時期に再度診断書を提出せよ」

とのことでした。




3年後、キッチリ期限内に提出しましたよ。


診断書のためにクリニックへ行ったのですが、

その頃はADHDの投薬治療は既に終了しており

クリニックには2年近く通っていなかったので、

医師とはお久しぶりの対面でした。




提出後、車の運転ができなくなる不安に

再び苛まれながら暮らすこと、3ヶ月。


県警からは何も連絡がありません。




半年経ち、一年、二年、、、


待てど暮らせど、

「免許剥奪の必要性を問う会議」とやらが

結局どうなったのか、不明なまま。





そして現在、あの警察騒ぎから既に5年経ちますが

何事もなく、私は楽しく運転を続けていますキョロキョロ



「ADHD専用の運転免許証」は、どうなったのでしょう。


これに関しては、進展があり次第、更新していきます。





ずっと怯えながら待つことに飽きた私は、

免許剥奪にせよ、専用免許証発行にせよ

「何かしらのお達しがくる可能性」のことは

もう忘れよう!と、決めました。


今を楽しもうって。爆笑音譜


もしかしたら、次にトラブルを起こしたら終わり?笑

まー、没収されるなら、されるで良いや!

それまで、存分に運転ライフを満喫させてもらおう❗️

って開き直っています。笑





今回は、

「ADHD特性による運転トラブル」というよりは

その他の要因(機器など)があったわけですが



「発達障害者の運転が怖い」


「ADHD多動型の事故率が高い」


というイメージや偏見が世間にある影響で、

今回のエピソードのように、周りの人から

正しく判断してもらえないケースは多々あります。



それで、

ただでさえ自己肯定感が低くなりやすいADHDの人が、

責められたことを真に受けて

運転に自信が持てなくなる人が増えているのも、事実。



実際に事故率が高いのなら、

偏見を完全に無くすのは難しいかもしれませんが、、


発達障害・ADHDの特性を理解し

適切な支援や工夫を行うことで、

違反・事故を起こす割合や、

その頻度の高さのせいで運転に苦手意識を抱く、

ということは軽減できます。




そして、ここまで読んでくださったあなたなら

もう気づいているかもしれませんが、、


凶器だなんだと散々言われて自信を喪失し、

一度は運転免許を自ら返納することを考えた私でも、

家族や友人、医師の理解のお陰で立ち直って、

現在も、運転ライフを楽しめているのですから


「発達障害・ADHDだから

これをしちゃダメ」


なんてことは、ない!


発達障害やADHDの特性を持つ人にも、

運転免許を持ち、楽しむ権利があると私は思います。


ただし、

強い苦手意識があればあるほど、

トラブルの引き金や、

自己肯定感の低下・鬱に繋がるパターンもあるため、

自身を成長させる工夫は常に必要です。☝️


なので、長い期間

こういうことについて悩み考え込んでいる方は、

今以上に深みにハマる前に

早めに発達障害・ADHDのコミュニティや

専門機関に行くことをお勧めします。ニコニコ



あなたにも、あなたの特性を理解し

受け止めてくれる人が、必ずいます。ニコニコ


周りの協力を仰ぐことは、恥ずかしいことじゃない。



自身の特性の理解を深め、

自信を持って運転を楽しめる人がもっと増えますように🌸✨


 

読んでくださり、ありがとうございましたニコニコ



 

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