丸葉禎祥草(まるばていしょうそう)キク科
11/16つくば市


皆様こんにちは

今回も茶花から、茶道や日本の文化
工芸を一緒に學んでいきたいと思います。

今回は【禎祥草(ていしょうそう)】です。

日本の固有種で、
千葉~四国などの太平洋側の
林内などに自生しています。
名前の由来はハッキリしませんが、
禎祥とは、めでたいしるし。よいしらせ。

瑞祥や吉兆などと同様に
めでたい前ぶれという意味がある
名前のついた植物です。




◼️茶の湯の中に見るハレ

皆さんはいくつ分かりますか?

瑞雲ずいうん
めでたい兆しとして出現する
紫色や五色の珍しい雲

祥瑞しょんずい
縁起のよい前兆
中国,明代末頃に日本の茶人から
注文され焼成された染付磁器。
器底に「五良大甫」「呉祥瑞造」の
縦書き2行の染付銘があるところから
この名が起った。

彩鳳さいほう

いろどりの美しいおおとり。五色の鳳凰(ほうおう)

慶雲けいうん
めでたい時に現れる瑞兆で五色に彩られている

暄風けんぷう
春の風であり、陽風

椿壽ちんじゅ
大椿の長生きにあやかった長寿

嘉祥かしょう
目出度いしるし。幸運の徴候

新禧しんき
新年のよろこび。神から授けられる幸

頌春しょうしゅん
新春を褒め称えて言祝ぐ


慶雲五彩を生ず』鵬雲斎大宗匠
 初釜 結び柳・白椿・紅梅

古代中国では、聖天子と賢臣がこれを
補佐して善政が行なわれ
天下泰平・万民和楽の実があがると、
天帝がこれを嘉よみして、五彩の色の雲を
たなびかせると信じられていました。 .

因みに
本日11/23は本来は、勤労感謝の日ではなく




このように茶道を學ぶ事で




和菓子触れ、

今では懐かしい祖父母からも
学校教育でも學べない


ができるのが、本来の茶道の魅力です。









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