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 著者さんは四国の高知県高知市に住んでいる方。日本国内のみならず世界に跨るスピリチュアルな体験紀行が記述されている。読んでいて楽しい本である。2015年7月初版。

 

 

【唐人駄場】
 唐人駄場について、1998年に、村中愛さん によってチャネリングされた内容。
 【ガイアの皆さんへ】
 唐人駄場はいかがでしたか。地球のエネルギーを感じましたか。宇宙のエネルギーを感じましたか。ストーンサークルはいかがでしたか。地球一の規模だということに気づけましたか。石は知っています。長い間、この知(地)で待っていました。今から4724年前にこの地は、地球の磁場調整のために作られました。陸波動のためです。海の潮の満ち引きと同じように、陸にも波動があります。
 唐人とは単に中国人の名、外国人という意味ではありません。駄とはものを重ねるを意味し、場は場所、唐→人→駄→場とは、遠い人を重ねる場所ですから、日本人から外国人、宇宙人を重ねる場所であります。あの石を見てごらんなさい。動かない石が石の上に乗り、重なっています。人間わざではできないのであります。(p.35)
 唐人駄場は、四国高知の南西端、足摺岬にある巨石群。

 

 

【シリウスからのコマンダー】
 長老によると、シリウスから地球にやってくる時に、3隻の宇宙船で来たのだそうです。その宇宙船は今でもあってイースター島と、ニュージーランド、そして日本に1隻ずつあるのだそうです。それらの宇宙船はコマンダーのDNAによって動くそうで、3人のコマンダーが揃うと、宇宙船が自然と出現するとのことでした。そのうちの一人がニュージーランド在住の長老のお兄さんであり、もう一人がイースター島にいて、もう一人が何と僕なのだそうです。・・・中略・・・。
 僕に対して「あなたはコマンダーとしてのミッションがある。これからも恐れないでミッションを遂行してください」といって激励してくれました。
 この長老からのお話には正直に言うと、とてもビックリしてしまいました。・・・中略・・・。この時からおよそ10年前、唐人駄場であるチャネラーさんから、「小川さん、この場所はあなたが作ったのですよ。覚えていないのですか? あなたは宇宙船の艦長だったのですよ」と言われたことがあったのです。(p.100-101)
 冒頭にある“長老”とはワイタハの長老のこと。主要なスピ本には、ワイタハの長老が登場する。
    《参照》   『淡路ユダヤの「シオンの山」が七度目《地球大立て替え》のメイン舞台になる!』 魚谷佳代 (ヒカル
              【ワイタハ族の長老の語り】

 

 

【シリウスから来た宇宙船が落ちた場所】
 後日、村中さんと一緒に行ってみると、あ! ここは! と何かに気づいたようです。
「ここは宇宙船が落ちた場所だわ」(p.189-190)
 「ここ」とは、土佐神社 の元宮で、高知県須崎市の海沿いにある鳴無(おとなし)神社のこと。
 この後、この宇宙船に乗っていた乗組員の中で、現在の地球における有名人が記述されているのだけれど、「なるほど・・・」と思ったりする。

 

 

【唐人駄場の解読】
 農作物の種を保存しているジェネシス社の農場見学を兼ねてイスラエルに行く準備として、夏至の日に唐人駄場で儀式を行なう際に、チャネラーの村中愛さんから送られてきたメッセージの一部。
地中に眠る多くのピラミッドと地上に存在する数個のピラミッド。
多くの物は地中に眠っていますが全ての物は陰陽構造で配置されています。地上に5基あれば地下には3倍以上のものがあり、見えないものに答えは潜んでいるといえます。
地下に眠る多くのピラミッドと唐人駄場の配列の解読は同じような仕組みで出来ています。
解読法は太陽を基準の太陽暦・月を基準の太陰暦と木星を基準の木星暦を使います。(p.113)
 3倍は、3つの暦に関係しているのだろうか。
 ところで、『エメラルド タブレット』には、スフィンクスの下に宇宙戦艦ヤマトが隠されていると記述されているけれど、このメッセージは、小川さんが艦長として乗って来て鳴無神社に落ちた宇宙船は唐人駄場の地下にあることを言っているのかもしれない。
   《参照》   『エメラルド タブレット』 トート (霞ヶ関書房)
              【宇宙戦艦ヤマト】

 

 

【現代人の置かれた環境は、ノアの方舟の時と同じ】
 剣山に登った時にノアの方舟のメッセージが降りてきました。
 7月17日は祇園祭でもあるし、剣山の大祭でもありますが、ノアの方舟がアララト山に着いた日とも言われています。種は大事です。イスラエルの国にある有機の野菜の種を扱っているジェネシス社とノアの方舟の物語はリンクしているとしか思えません。
 現代人の置かれた環境は、ノアの方舟が神から託された方舟の時と同じではないでしょうか? (p.155-157)
 イスラエス企業の「ジェネシス」は「創世記」の意味だから、ノアの方舟を意識した社名なのだろう。
 日本にも、野口種苗という唯一まともな会社があるけれど、この社名は平凡。
   《参照》  『日本はドラゴニアンが作った世界最強の神州! だから、破滅の淵から這い上がる』 高山長房 (ヒカ
             【種苗の販売実態】  
 人類の物質的意識から霊的意識への変革の時代に、僕の仕事は見えない世界を、見える世界に見せること。日本とイスラエルが協働する時に、世界は変革するのです。
 今回のイスラエルの旅で見えてきたことがあります。
 それは新しい世界は、過去にあって、すべてのパーツは用意されているということです。高知にエコビレッジ(理想郷)を建設することに着手することになりました。
 新しい世界への、新しいノアの方舟の発進です。(p.157-158)

 

 

【虹色の龍と水晶の龍】
 世界の国々には、日本に虹色の龍が集まってくるという伝承が多く残っているそうです。その虹色の龍が出現する頃に、新たな世界が始まるのだとか。
 そのタイミングは、じつは今なのではないかと僕は感じています。
 そんなことも関係して、僕が作ったアースキーパークリスタル協会では、水晶の龍を販売することになりました。
 村中さんによると、日本中に1000体の水晶龍が配置されることによって、地球のマイナスなエネルギーが変換されるのだそうです。(p.173-174)
 ご興味のある方は、
アースキーパークリスタル協会のホームページで、Pちゃんとご縁のある水晶の龍をご覧になってくださいね。(p.175)
 そして、“虹色の龍”とは、クリスタルの分光によって輝く「水晶龍」の集合体である「鳳凰」のことを言っているのだろう。
 1000体の水晶龍が日本に配置された時、1000の龍が浮かんで、1000の龍を上から見た時、その形は鳳凰と変わるのだそうです。その1000の龍の御体に乗るのはくくり姫で、別名は瀬織津姫です。
 くくり姫がお出ましの時は地球の終わりと誕生の同時の時だそうで、また、瀬織津姫と磐長姫が動く時、女性の魂は生まれ変わるとのことでした。(p.174)
   《参照》  『瀬織津姫システムと知的存在MANAKAが近現代史と多次元世界のタブーを明かす』 中山康直・澤野
            【セオリツヒメの慈悲、そして愛の本質】

 

 

【タイトル解題】
 村中さんの言う八百万の神々とはどんな存在かというと。日本風の言葉で言うと霊魂です。水木しげる の漫画に出てくる妖怪たちの姿をしているそうです。その神々たちは、「自分たちを癒す石が欲しい。妖怪が生きられる場所が欲しい」と伝えてきました。
 その場所として、Pちゃんのまわりの四隅にドーム型の紫水晶を配置してほしいと言っているそうです。・・・中略・・・。その望みが叶うのであれば、僕の望みも叶えてくれるのだそうです。それには契約書が必要だそうで、契約書の書き方とそこに記入する金額のヒントも教えてもらいました。なんとこの契約書には血判がいるのだそうです。
 なんだその話は、とびっくりしてしまいましたが、今までにも村中さんの言ってきた予言めいた話は、だいたいがその後当たっているので、金額もすぐに決めて、八百万の神々たちと契約書を交わすことにしました。
 そうして契約書を作ってある場所に埋めたら、契約の成立です。ここでは具体的には書けませんが、宇宙銀行の暗証番号まで教えてもらいました。なんだか楽しいですね。
 契約が成立したら、八百万の神々の代表である大黒様がおいでになり、「●円と契約書に書くとは驚いた」とコメントしたそうです。
 契約書は高く舞い上がって、・・・中略・・・、契約書に最初に気づいた富士山を守る神が「おーっ!」と歓喜の声をあげたそうです。
 その後ももっともっと上がっていって、秋田や宮城など東北に集う神々からも歓声があがり、手を叩き、抱き合って喜び、光を発する神々もいたそうです。その後、世界中からも見えるようになったとか。(p.204-205)
 この契約書は、イギリス、イスラエル、オーストラリア、ブラジルに次いで全世界で5枚目となり、今後9枚まで増えることになっているらしい。九星気学でも五黄は中宮だから、5枚目の契約となった日本は、「世界の中心」となる役割を担うことになっているのだろう。
 日本の歴史上では、天孫降臨以来の契約となったそうで、神々たちも喜んでいたのだそうです。(p.205)
 おもろくて楽しい記述だけれど、こういう記述を歓喜と共に喜んで読めないオカチメンタイコ人間は、目鼻がチグハグで脳ミソが唐辛子に汚染されている内外共にヘンテコリンな奴なのである。お気の毒に・・・。

 

 

【シーサーの子供モコッコ】
 首里城の龍譚池での神事が終わった翌日のこと。
 村中さんが「カバンの中にシーサーの子供が入っていたの」と言います。・・・中略・・・。
「あなた誰?」とさらに聞くと「モコッコ」と答える。「ボストンバックから出てきなさい」と言うと、かわいいモコッコがごそごそと出てきました。モコッコは背丈は51センチ、体重3キロほどで、2足歩行ができます。噛む力が強く、鱗は六角形の形をしています。(p.224-225)
 この後、霊獣モコッコが龍譚池に封印されていた由来が書かれている。神霊界や呪術の世界が理解できる人なら真剣に読むだろうけど、そうでない人なら、タコなイカ話なのだろう。
 こうして、沖縄でのご神事をした結果、ピカチュウみたいなエネルギー体のかわいい動物が、僕の庭に来ることになってしまいました。
 僕の庭にはPちゃんもレオンくんも幸助もいるし、地底人はいるし、宇宙人はいるし、モコッコも加わって、よりいっそうにぎやかになっています。(p.227)
 「僕の庭」は、《來の森》KouDa、高知県高知市神田にあるらしい。
 Pちゃんやレオンくんについては、下記リンクに書かれている。
  《参照》  『アースキーパークリスタル“ Pchan ”』 小川雅弘 (SDI)
 チャンちゃんも「イカんともしがたいタコな妖怪」だから、僕の庭に呼んでくれたら「何か用かい」って言いながら、即、仲間に入れてもらえる・・・だろう。

 

 

【霊主体従の生き方を、三次元のシステムとして整備する】
 僕の使命は、見えない世界を見える世界に持ってくること。スピリチュアルと呼ばれている生き方を、三次元のシステムとしてきちんと整備することが、たぶん得意なことなのです。これからも日本のため、世界のため、僕にできることをやりたいと思います。(p.202)
 現在、世界の人口は、約72億と言われています。
 その中の14万4000人の光の仲間たちが、自覚し、手を結び合うことで、新しい世界への扉が開かれ、地球の意識が大変革を起こすと言われています。
 フランク・アルパー氏の言葉で言うなら、14万4000人とは、「『約束の地』の『光の仲間たち』」であり、『エデンの園』、すなわち『理想郷』を実現させることを約束した人たちのことを言います。
 彼らは、『神』への奉仕のために、ここ地球に転生し、才能を提供し、能力を活かして、人類の意識を高めようとする人たちです。(p.245-246)
 14万4000人の中で日本人が占める割合は、人口比を超えてかなり高い。
 日本人の『光の仲間たち』は、それぞれに日本各地でもう始動しているけれど、そんな中で、「四国」を、日本と世界の「始国」にするのは、著者の小川さんなのだろう。

 

<了>

 

  小川雅弘 & 村中愛

     『たった今、宇宙銀行の財布の口が開きました』

     『アースキーパークリスタル“ Pchan ”』

     『智徳主義【まろUP!】で《日本経済の底上げ》は可能』

     『プレアデスメシアメジャーが示す「未曾有の大惨事」の超え方』

     『時は今 封印が拓かれるとき』

     『天皇とユダヤとキリストそしてプレアデス・メシアメジャー』

     『プレアデス・メシアメジャーとエドガー・ケイシーの未来リーディング』

     『プレアデス『メシアメジャー』からの黙示メッセージ』