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 気づきや覚醒をテーマにした映画を作っている白鳥さんと、「私は普通のおばちゃんです」と言っているチャネラーの村中愛さんと、前世は村中さんの子どもだった Pちゃん パパの小川雅弘さんの三者対談。2016年10月初版。

 

 

【意識変革が急務】
 私たち人類が今までのような物質偏重の生き方、エゴに立脚した生き方を続けている限り、その先に自滅が待っています。なぜなら、地球上で、私たち人類も含めて全ての存在はひとつのつながりの存在だからです。

 新しい社会への変革、意識変革が急務なのです。

 この変革は、別の角度から見れば人類全体の進化の大きなチャンスとなります。エゴから脱出して、自他を乗り越えられるか? 本書では地球の激変を進化のチャンスとするポイント、その生き方、社会の在り方が書かれています。 (p.3)
 白鳥哲さんが、まえがきにこのように書いている。
 スピな著作に親しんできた方々や、船井ワールドに集っていた人々にとって、このような内容は、今さら言うまでもなく、10年も前からみんなが語り続けていたことなのだけれど、それでも、以前より何かしら身に迫る思いでいるのではないだろうか。
 地球のあちらこちらで起こっている異変を、マスコミは一切報道しないけれど、インターネットを使っている人々なら全て知ることが出来る。比較的平穏な日本であるけれど、チャンちゃんの家の庭だけを見ていても、樹木の異変はここ数年顕著であるし、庭にやってきていた親鳥たちが種類に関係なく、今年の4月頃、完全に消えている。
 地球は、明らかにステップアップのための準備を始めている。人間がどうするかは人間次第である。

 

 

【生きる核】
村中  監督に質問してもよろしいですか? ・・・中略・・・。映画を作って伝えなきゃいけないと、核になったものを教えてください。
白鳥  私は地球が好きなんです。・・・中略・・・。守りたいんですね。・・・中略・・・。
 これは生まれる前の記憶なんですけれども、地球に向かって出発するときの記憶があるんです。人類を救っていこうと話して、生まれてきた印象があるんです。(p.51)
 白鳥監督のように、明確な記憶がある人って、そんなに多くない。記憶を思い出す以前に、地球人として生きる上で必須の過程である、業の深さを体験し尽くす学びの過程で息切れしてしまうスターピープルの方が、圧倒的に多い。
 だからといって、息切れついでに、そのまま眠り続けるのは、約束違反だよね~。

 

 

【気持ちを言って癒す】
白鳥  自分の気持ちが言えると、癒えますね。(p.61)
 「言えると、癒える」 日本語の言霊は良くできている。
白鳥  私も、脳腫瘍の闘病中に、自分の感情を言うことが最終的に癒しになっていきました。「情緒語辞典」で自分の感情を探しました。・・・中略・・・。感情の言葉は日本語だけでも8000種類以上あるんです。だから、我々はそれだけ感情を眠らせているんです。眠らせている感情は、もちろんエネルギー、振動として残っていますから、エネルギー体に残っているんですよ。
 そのまま死んでしまって肉体が滅んでも、感情エネルギーは振動としてずっと漂っていますから、解決できるまで輪廻しないといけなくなってしまう。(p.61)
 今現在、人間関係の中で起こっていることに関しては、極力ため込むことなく、感情を表現して伝えておくのも、ひとつの方法。
 今世で思い当たる原因のない、過去世の感情由来のことに関しては下記。

 

 

【過去世の原因を知る】
白鳥  エドガー・ケイシーのリーディングで、「カルマとは記憶である」という記述があるのです。私たちの潜在意識の中にある記憶が蘇ってきて、言葉遣いや出来事に影響するので、それを自分が持っているものとして抱き締めてあげることが一番最初に必要なことで、それが解消の入り口というかスタートになっていますね。(p.76)
 過去世の原因を知りたい場合に、どうすればいいのかに関して、
村中  夢の中でもいい、ちゃんと誰か先生に習うのでもいいし、誰かの言葉を使ってでも知りたい。新聞でもいい。本でもいい。テレビでもいい。何としても過去を知りたいと自分が自分と向き合っておけば、パチッと合うのです。今はそういう時代になっている。そうすると、本当の自分の苦しみ、つらさがわかります。(p.75-76)
 「知りたいのだ」ということを思い詰めて意識に刻んでおけば、どのような形であっても、潜在意識が必ず分かるように答えを示してくれる、と言っている。

 

 

【祈りしか魂に届かない】
“原発をやめさせよう”とプラカードを持ってデモをしても、座り込みをしても政府は原発を稼働します。ここに祈りがなくては止まらない。祈りしか止まらない。日本人は太古からすべてに対し祈りを捧げてきた人種です。

 祈りでしか戦争は終わらない。祈りしか真意に届かない。ゲンコツを振り上げて、大声で怒鳴っても原発もテロも戦争も終わらない。祈りしか心に届かないし、祈りしか魂に届かないのです。 (p.71)
  《参照》  『世界支配者vsライトワーカー』 サアラ×玉蔵 (ヒカルランド) 《4/4》
            【祈りの大切さ】

 

 

【祈りと免疫力】
 実際にお祈りしていると免疫物質がオンになる。つまり、祈るだけで免疫が上がるのです。(p.100)
 祈りは、自分自身に対してもポジティブな効果をもたらす。
 これは、良く知られた効果だけれど、これ以外にも、祈りに関するいろんな研究結果が紹介されている。

 

 

【エドガー・ケイシーのリーディングに書かれている本質】
白鳥  このカルマの法則を乗り越えたときに、次に見えてくるのが恩寵の法則です。結局、与えたものがめぐってきますから、愛と祝福を与え続ければいいんですよ。・・・中略・・・。自他を乗り越えて、心の中にある闇を浄化して、手放して愛と祝福に変えた人たちがある一定数に達したときに、人類全体が次の千年紀を迎えるのです。
 それが、エドガー・ケイシーのリーディングに書かれている本質です。(p.140-141)
            【「愛」のエネルギーで生きているか】
 人生という学校は、「カルマの法則=輪廻の法則」からの卒業を目指すために存在しているのに、全くそれを分かっていない人がほとんどらしい。
   《参照》  『あなたを変える「気づき」』 木村藤子 (小学館)

 

 

【地球は、太陽を抜けて・・・】
村中  私が聞いたメッセージでは、・・・中略・・・。今、太陽の向こうに新しい地球ができていて、そこに行くと言われていますが、・・・中略・・・。今、地球は丸くなったり、楕円になったり、練習しています。・・・中略・・・。地球は今、急激に進化しています。(p.72)
 太陽の向こう側の地球は、下記リンク写真に写っている。
   《参照》  分かりやすい「ケムトイレイル」と「謎の天体」
 下記リンクから、同じことが書かれている著作が芋づる式につながって出てきます。
   《参照》  『プレアデス『メシアメジャー』からの黙示メッセージ』 村中愛・〈序文〉小川雅弘 (ヒカルランド)
            【第二の地球】
村中  実は太陽は21度しかないというんです。
小川  えーっ?
村中  今発表されている温度はNASAと一部の人がつくった温度。だから、抜けていけるんだと言うの。黒点がワームホールになっていて、一瞬で行くようです。(p.73)
 まともな科学者なら、誰一人「太陽は核融合天体である」などと言わない。とうてい言えやしない。辻褄が合わないことが多すぎるからである。
  《参照》  『太陽の暗号』 エハン・デラヴィ (三五館)
           【「核融合論」では太陽を説明できない4つの問題点
村中  地球が抜けていくために、今、宇宙にいっぱい点在している人工衛星のごみの清掃をまずしないといけない。地球の人たちは、自分の出したゴミをちゃんと自分たちで拾わなければ、新しい地球になんか行かせないという感じです。
 3センチ以上のゴミが宇宙にいっぱいあるんですって。それが、2016年、17年、18年、19年、20年の5年の祈りで自分たちのごみ・つみ・けがれを清めるための「清掃をする」ことが大事です。(p.73)

 

 

【今世で旅する国々】
村中  過去世において生まれた国には、今世で必ず行く、旅する場所です。(p.78)
 であるなら、旅は、魂の記憶をなぞる旅ということになる。

 

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