《前編》 より

 

【日本語民族】

白鳥  日本語はすごく想像力をかき立てる言語で、まず最初に思うのは、「私」という言葉を余り言わない言語じゃないですか。言葉自体が自分を主張しないので、聞く人の想像力が100%広がるのです。全体のことに意識が行きやすいのです。(p.82)
 東日本大震の避難所で、きちんと整列していた日本人の在り方を見た世界中の人々は、そんな日本人に大いに驚いていたことは、いろんな書物でよく言及されている。これも、「私」を主語にして話さないことが多い日本語を話す民族だからこそ、普通に出来たことなのだろう。
 日本に多くいる韓国人の語学留学生たちも、まず最初に「日本人は、先に相手のことに気を使う」というキーセンテンスに即して、日本人を理解する若者たちが多い。
村中  災害があって、おにぎりをボランティアさんが配ったときに、もらった人が「ありがとう」と言いますね。配った人も「ありがとう」と言います。こんな民族、他の国ではないですね。(p.84)
 広島 「平和祈念公園」 にある石碑には、「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」と書かれているけれど、これを見た他国の人々は、「原爆を落とされたのに、どうしてこんな表現をするのか?」って思っている。

 

 

【言葉とDNA】
白鳥  欧米ではDNAの研究が進んでいたんですけども、働きがわかっているDNAはわずかに3~5%で、ほかはジャンクDNAと言って、捨てていたのです。
 ところが、・・・中略・・・、言語学者と生物学者が調べて見えてきたのは、捨てたDNAが言葉の構文と同じということだったのです。
 つまり、言葉を話しているという段階で、DNAを変えているんです。言葉というものは既に周波数を持っていますので、周波数そのものがDNAの構造を変容させる。そういう研究が進んできているのです。(p.100)
 意味するところは、「言葉は、DNAに影響を与えている」ということ。
 「国語は、思想に影響している」のは言うまでもなく、「国語はDNAにも影響を与えている」。 即ち、「DNAが日本民族を作っているのではなく、日本語が日本民族を作っている」ということになる。
   《参照》  『スターピープル vol.45』 (ナチュラルスピリット) 《後編》
           【黄金の霊性:「金」の日本・「鉄」のユダヤ】

 

 

【団塊の世代の男性】
 昭和20年から25年、産めよ増やせよで育てられた方々が団塊の世代と言われますが、やっぱり心に傷を持っています。食べられなかったり、お父さんが戦争で死んでいたり、兄弟が戦争で亡くなっていたり、もろもろの心の傷を受けて育っています。
 だから、特に昭和20年から25年までの男性が本当に幸せになって、本当に奥様を大事にされたら、私は、世の中が変わると思います。よく聞いてみると、奥様に対して言葉が強いだけでなくほめてあげません。・・・中略・・・「うちの主人の言葉がきつくてね。悪気はないんだけど、傷つくのよね」とよく言われます。
 四国や九州は、この年代に限らず、言葉がきつい「タコおやじ」ないし「タコにいちゃん」どもがテンコモリいるだろう。「男は、そういうもんじゃい!」という時代限定通年や地域限定文化の上に胡坐をかいた開き直りは、受け入れられない。
 ちゃんと毎日「ありがとう」と言いましょう、タコおやじさんたち。それができたら、それぞれの過去に遡及して受け入れ癒すという、下記リンクにあるような本番過程に入れます。
   《参照》  『世界は祈りでひとつになる』 白鳥哲 (VOICE) 《前編》
            【舌下腺の腫れ】

 

 

【祈りと色】
白鳥  祈りというのは言葉だけではなく、実際に意識ですので、色なども力を持つわけです。・・・中略・・・。相手を何色に包んであげるかということだけでも、言葉以上の変化が意識上に十分起きます。それは周波数の世界なので、その色の持つ周波数が、対象を周波数変換させる力になっていきます。(p.111)
村中  私たちは「意識(イシキ)」と書きますが、シキは「色」だというのです。・・・中略・・・。きのう、私たち、新幹線に乗ったら、紫の電車だったんです。
小川  偶然、
エヴァンゲリオン号 に乗ってしまいました。(p.115)
 「祈りに使うには、何色が最適か?」という質問に対する、メシアメジャーさんからの事前回答は「紫色だった」ということだろう。
 下記リンクには、セント・ジャーメインが紫色の光で地球に貢献してきたことが記述されている。
  《参照》  『レムリアの叡智』 オレリア・ルイーズ・ジョーンズ (太陽出版) 《前編》
           【紫色の炎】

 

 

【赤と白】
村中  小川社長に「私、白鳥監督と赤塚さんと、両方にお話を伺いたい」と言うと、「じゃ、頼んでみたら」と、・・・中略・・・。赤塚さんの赤と白鳥監督の白なんです。紅白の本が出されたら「おめでたい」。小川社長はその真ん中の色をとって、2日間ともピンクのカッターシャツで収録におこしです。(p.116)
 こう書かれていたから、赤塚さんが参加している 『天皇とユダヤ・・・』 を見たら、表紙は白くて名前の赤塚は赤字で、この本の表紙は赤くて名前の白鳥は白地になっていた。両書は初版日も同じである。

 

 

【トロフィーハンティング】
 今、アフリカ全土において、過去50年で、ライオンの数が80%も減少しているんです。食物連鎖のトップにいるライオンがいなくなると、生態系は一挙に壊れていきます。さらに、白いライオンたちは人間の娯楽で殺されているんです。トロフィーハンティングといって、殺すために彼らを小さい頃から育てて、最後は殺してしまう。娯楽で生き物たちを殺すというのは自分の潜在意識に大変な負荷を残し続ける行為です。(p.157)
 こういうのを読むと、「欧米人と日本人は、とんでもなく違う」と思いつつ、すぐに下記リンクの内容を思い出す。
   《参照》  『ニューイングランド物語』 加藤恭子 (NHK)
            【二面性を悩まないアメリカ人】

 こういうことだから、“DNAが違う者たちの共存は、カルマの法則による学びを破壊する”という結論に至らざるを得ない。ここでいう“DNAが違う者たち”とは、下記にある【レプティリアン血族】のことである。
   《参照》  『さあ5次元の波動へ宇宙の仕組みがこう変わります』 デーヴィッド・アイク&江本勝 (徳間書店)
            【レプティリアン血族】

 負のカルマの原因が、文字通りの冷血で共感することのない爬虫類脳のDNAが濃厚な種族によって起こされていた場合、その時点まで遡って自他の心境を理解したところで、何も癒しは起こらないだろう。レプティリアンたちは、人間を飼育した上で、殺して食べるという“性(さが)”に即して生きているハートチャクラのない血族である。レプティリアン血族にとって、トロフィーハンティングの標的は、ホワイトライオンだけではなく、レプティリアン血族以外の人類全てなのである。
 白鳥監督は、日本とイスラエルを結ぶという崇高な目的を持って映画製作をする上で、「イスラエル人たちの迫害され続けた苦しみ(心の傷)に共感できるまでに至っていないから、まだ撮影できていない」と言っているけれど、レプティリアンが深く関与してきた中東史に関わって、それは本当に可能だろうか? かなり疑問である。
 結論を言うなら、カルマの法則下で学ぶという地球上での実験は失敗だったのである。ハートチャクラのないレプティリアン種族が混入したことで、実験場が壊れてしまっていたのである。
 過去の魂の傷を可能な限り癒すことは、確かに重要なことだけれど、それ以上に重要なのは、過去のカルマがある程度ほどけた人々が集って、地球善化のために祈りのエネルギーを結集することだろう。マイナスな事に時間と労力を注ぐより、プラスな事にそれらを使った方がいい。
 重たいカルマを抱えている人であっても、純粋さが残っていて愛に則する心があるなら、その一点にかけて、祈りの際に、高次元から強烈な光のエネルギーが注入されるはずである。

 

 

【恐怖心 故に 目先のおカネ。それだけで、変えるための対策はなし?】
白鳥  ケーシーのリーディングにこのようなものがあります。
「恐れは疑いを生む。疑いは霊が弱くなって物質が重要となる状況をもたらす」(p.241-242)
白鳥  結局、恐怖心なんです。今の生活、今の目先のおカネにすがりつきたいという思いに、みんな従っているだけなんです。
 でも、これは続かないじゃないですか。近い将来、今の経済システムが崩壊するのは目に見えているのにずっと変わらず続いていくと信じ切っているのです。間違いなく崩壊しますね。(p.35)
 恐れ状態の創出・維持こそが、地球支配者にとっての目的である。
 しかし、そのような状態が続く限り、地球に平和と真の繁栄は訪れない。
 であるなら、「陰極まって陽」の手段しかないだろう。
白鳥  我々は蘇生に向けての行動が必要で、・・・中略・・・、循環型の生き方に早くシフトしていかないと厳しい。でも、もしみんなが分かち合って、お互いに捧げ合うことができたら、一挙に変わるだろうと思うので、私はそのことに掛けたいのです。ただ、・・・中略・・・。一切合切を洗い尽くす覚悟が一人一人に求められると思います。
村中  監督が言われた最後の気づきは、悲しいかな、すごく大きな災害だったり、被害だったりするのです。そのときに初めて人間は、自分たちが過去に犯したことを詫びるときが来る。それが間近に迫っている。でも、間近に迫っていないと思っている人たちをどう軌道に乗せて、あげるか。真ん中の本筋に乗せてあげるかというのが、気づいた人のするべき仕事の内容だと思います。(p.191-192)
 間近に迫っていることについては、下記のバシャールの動画で語られています。
  《参照》  【鍵】バシャール 【日本へのメッセージ】

 

 

【ピラミッドのキャップストーン】
 クフ王のピラミッドの頂点にあるはずのキャップストーンが以前からない。ケーシーのリーディングでは、ヘテ人が取ったとするリーディングまでは記録があるけれど、どこにあるかは質問されていなかったので、場所は不明だという。
小川  僕はそれが知りたい。荒井(義雄)先生という気功の先生はイエス、ノーで全て答えてくれるから、荒井先生に聞いたら、地球儀を回して「俺はわかった」と言った。ハンガリーにエネルギーがあることがわかって、僕はそれをとりに行きました。・・・中略・・・ピラミッドのエネルギーはとれました。(p.195)
 で、小川社長は、「3033年3月3日の天体配置でピラミッドを作れ」と言われた。
 オモロイ。
 いつ、でき上がるのだろう。(小川さんに直接聞いたら、「もうできている」と言っていた)
 ついでに、キャップストーン(=ベン・ベン石)についてリンクしておきます。
   《参照》  『秘密結社の1ドル札』 デイヴィッド・オーヴァソン (学研)
            【ベン・ベン石】

 

 

【未来は選択だ】
 エドガー・ケイシーのリーディングは最終的に「未来は選択だ」ということを再三にわたって語っています。
 私たちが一瞬一瞬何を選択するかが未来をつくるのです。 (p.235)
 「未来は選択だ」は、「中今に生きる」という基本表現と即時・同時に等価な表現だけれど、明るい未来を見据えて(目指して)、ワクワクしながら生きてゆきましょう。

 

 

<了>