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 対談者お二人の著作をいくつも読んできた暇人のチャンちゃんにとっては、タイトルに関する内容に関して、目新しい記述は見当たらないけれど、復習も兼ねて出来るだけ書き出して、リンクを付けておいた。2013年8月初版。
 

 

【応神・神武・崇神・神功】
 飛鳥さんが下記リンクなどで言っている、「名前に“神”が付く天皇は、すべて同一人物である」という「多次元同時存在の法則」を元にした見解について。
    《参照》   『『竹内文書』と月の先住宇宙人』 飛鳥昭雄 (徳間書店) 《後編》
              【初代から18代までの天皇】
中丸  そういう間違ったことをいっていれば、伊勢神宮から嫌われても仕方ないじゃないですか。とにかく、神武天皇も崇神天皇も神武天皇も応神天皇も、すべて同一人物だなんて、とんでもない話です。(p.26)
中丸  応神天皇は神功皇后のお腹のなかにいて朝鮮半島から渡ってきた。一般に言われているように、朝鮮と戦争していたんじゃなくて、向こうからこっちにきたというのが真実です。(p.27)
 中丸さんが応神・神武・崇神・神功同一人物説をはっきり否定しているのは、中丸さん自身の前世としての自覚があるから。
    《参照》   『誰も語りたがらないタブーの真実2』 中丸薫・三神たける (青志社)
              【神功皇后と甲山(かぶとやま)】

 

【「失われたイスラエル10支族」】
飛鳥  現代のイスラエル共和国には、「失われたイスラエル10支族」を探索する「アミシャーブ」という特務機関があって、これまでの調査で、アフガニスタンのパターン人(パシュトゥン人)、インドのカシミール族、ミャンマーのカレン族、ミナシェ族、中国のチャンミン族(羌族)などが「失われたイスラエル10支族」の血を引いていることが明らかになっています。(p.33)
 このほかに、インドのブネイ・メナシュ族。
 「失われたイスラエル10支族」は、紀元前後頃、相次いで日本に来ている。日本列島のそれぞれの地点に住みついたのだけれど、集合的に多くの支族が住みついたのが山梨・長野に跨る八ヶ岳山麓域である。

 

 

【日本語読みしたときだけヘブライ語として読める】
飛鳥  日本語の音読みで読んだ時だけ、ユダヤ人の使うヘブライ語として意味の通じる言葉になる。「解夫婁」にしても、日本人だけが「ヘブル」と読めるわけですから。
中丸  そういう仕掛けというか暗号はたしかにあるでしょう。
飛鳥  ユダヤの商人でありながら秦の宰相にまで上りつめて、始皇帝の大スポンサーとなった呂不韋という人物がいますが、彼の名も日本語の音読みをしたときにヘブライ語の「癒し手」という意味になります。しかし中国語読みではそうはならない。
 日本語読みしたときだけヘブライ語として読めるということは、日本人の祖が秦にいたころに漢字を編纂したんだと、そう考えられます。(p.36-37)
 ヤマトという日本の呼称についても、ヘブライ系アラム方言で、「ヤ・ウマト」(神の民)の意味になる(p.39)とも書かれている。大和(ヤマト)については、下記リンクのようにも読めるらしい。
    《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
              【日本語とアラム語】

 なお、呂不韋と始皇帝の関係については、
    《参照》   『失われたメシアの神殿「ピラミッド」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研) 《後編》
              【秦の始皇帝】

 

 

【お屠蘇】
中丸  「お屠蘇」もそうでしょう。お屠蘇は「屠り、蘇る」という奇妙な組み合わせですが、「屠られたが、その後、蘇ったイエス・キリストの復活を祝って飲むお酒」と考えると意味が通ります。
飛鳥  そのとおりです。つまり、漢字は『聖書』を知っている人たちが創ったものだとしか思えない。それも『旧約聖書』を知っている人たちです。「漢字」だから漢民族がつくったものとみんな思っているけれど、じつはそうではない。(p.41)
 仮名(神名)の基本である「いろは歌」には、明確に、“イエス”が託し込まれている。
    《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
              【日本語の五十音】

 

 

【物部氏=八咫烏】
飛鳥  秦始皇帝のシンクタンク集団であった徐福一行が日本へ亡命して、それが物部氏となり大和に王朝をつくったというのが僕の持論です。
中丸  物部はその王権を神武天皇に禅譲したということですね。
飛鳥  そうです。『記紀』にいう饒速日命こそが物部氏であり、神話にいう八咫烏なんです。神武天皇を熊野から大和へ導いたのは八咫烏ですから、それができたのは神武天皇以前に大和にいた連中ということになりますからね。
中丸  飛鳥さんは、大和を神武天皇に譲った物部氏はその後、京都に移り「裏天皇」として君臨したとおっしゃっていますね。
飛鳥  八咫烏は加茂建角身命といい賀茂氏の始祖の化身だと信じられていて、その子孫である賀茂氏が裏神道の総元締めとして代々天皇家の祭祀を一手に受け持ってきました。
 加茂氏の拠点は
下鴨神社上賀茂神社といわれますが、下鴨のほうに「糺の森」というのがあって、そこに小さな神社がある。この河合神社というのが、じつは本当の鴨神社です。こちらが本家本元であり、ここが今でも皇室を陰から支えている物部系の神社なんです。
中丸  物部氏の末裔は今でも八咫烏と名乗っているようですね。
飛鳥  はい。
 ただ、ここでいう八咫烏とは別に天皇の臣下としての物部氏も知られているし、八咫烏には物部氏だけではなく賀茂氏や秦氏といった豪族もかかわっているので、話はそう単純ではありません。とはいえ、ここでは「八咫烏=物部氏」と考えてもらっていいでしょう。
 その八咫烏の主な役目は祭祀です。じつは天皇家はすべての祭祀を知っているわけではありません。そこで、それを教授する組織として八咫烏が必要とされました。(p.48-49)

 

 

【物部氏と秦氏】
飛鳥  「烏」という字は「鳥」にひとつ足りない。ここに仕掛けがある。鳥はもともと秦氏の象徴です。だからそこから一本棒を引くというのは、秦氏が八咫烏=物部氏を封印するということを意味します。
 秦氏と物部氏との関係については、これからお話しすることになると思いますが、いずれにしても、八咫烏を「八咫鳥(やたどり)」と呼ぶようになったら、そのときに日本の歴史がひっくり返ることになるでしょうね(笑)。
 まあ、これは冗談ですが、暗号めいた冗談だと考えてください。(p.50-51)
中丸  先に渡来したほうと後に渡来したほうとの間で争いはあったけれど、みなユダヤの系統の人々というくだらない」
飛鳥  ただし、『旧約聖書』と『新約聖書』の違いがある。物部氏の祖である徐福は前3世紀に渡来しているから『旧約』です。
中丸  イエスが生まれるずっと前に来たから『旧約聖書』しか知らない。つまり、ユダヤ教徒ですね。だから、血の儀式を執り行っていた。
飛鳥  そうです。一方、秦氏はイエスのあとだから『新約聖書』なんです。つまり、原始キリスト教徒です。彼らは逆に血の儀式を嫌いました。
中丸  その秦氏は、藤原氏として7世紀に『古事記』や『日本書紀』を編纂して、自分たちの正当性を主張し、政を掌握した。
飛鳥  はい。それが五摂家として今も日本における表の権力構造の頂点にあるわけです。(p.54-55)
    《参照》   『縄文八咫烏直系! 吉備太秦と世界のロイヤルファミリーはこう動く』 板垣英憲 (ヒカルランド)
             【秦ファミリーはエジプトを後にして、中国で「夏」を建国した】
             【夏⇒(秦⇒高句麗⇒新羅経由)⇒出雲⇒備中】

 

 

【出自を隠すために「百済からきた」と偽った秦氏】

飛鳥  僕が気になるのは、秦氏が自分たちの出自を百済だと偽っていることなんです。

中丸  実際は新羅でしょう。最近では学会でも新羅説が有力になってきていますよ。彼らの技術や文化はすべて新羅様式ですからね。

飛鳥  そうなんです。・・・(中略)・・・。

中丸  それがいなくなって、みんな日本にいった。

飛鳥  そうです。・・・(中略)・・・。

中丸  西アジア、つまりユダヤからの移民だということを是が非でも隠したいんでしょうね。

飛鳥  そういう意味で「くだらない」という言葉もある種の暗号なんです。・・・(中略)・・・。秦氏の真の出自は「百済ではない」という意味で「くだらない」といっている。僕はそう考えています。

中丸  それが本当にそうなら、新羅出身であることを隠したいけれど、どこかに真実を残しておきたかったろいうことでしょうね。(p.58-59)

  日本最古の会社である「金剛組」という建設会社は、聖徳太子が招いた宮大工のひとりである金剛重光が創業者となっており、この会社のHPにも「百済の国から招かれた」と書かれているけれど、実際は秦氏の匠の末裔である、とも書かれている。

 

 

【封印を解く】
中丸  出雲大社が物部氏の神社、伊勢神宮が秦氏の神社と考えるなら、今年(2013年)、その両者の式年遷宮が一致するということには重要な意味がありそうですね。
飛鳥  そう。だからこそ中丸先生には主に物部ゆかりの神社に行っていただいて、ぜひ物部氏の封印を解いていただきたいですね。この本も、その封印解きの一端となるでしょうし。(p.77)
 秦氏系譜にある神武天皇系列の封印に関する内容が、下記リンクにリンクされている。
    《参照》   『アマテラス』 美内すずえ (角川書店)
              【元伊勢】
中丸  それにしても、秦氏の末裔として日本の権力中枢にいる人のなかに、自らの出自を知らない人が多いのが不思議です。たとえば、藤原氏のグループの人々も自分たちの正体が秦氏だということはだれも知らないんです。
飛鳥  知りませんね。完全に情報が寸断されています。
中丸  私は直感でそのことを知り、調べてみると実際にそうでした。
 私は春日大社の
葉室賴昭宮司 に招待されて、お食事をご一緒したことがあるんです。・・・中略・・・。その彼でも自分が秦氏であることは知りません。
飛鳥  春日大社の宮司は藤原氏の人間でないとできませんから、藤原氏であるのは間違いない。ところが、藤原氏の正体が秦氏であるとは気づいていないわけですね。(p.77-78)
 日本に一番多い姓は「佐藤」だけれど、「藤」が付く姓は、秦氏の系譜であるらしい。

 

 

【YAP(-)遺伝子を持つ民族】
飛鳥  最近エチオピアでもYAP(-)遺伝子が見つかりました。つまり、古い時代にそこに入って来たユダヤ人の血が残存しているということです。事実、『旧約聖書』をひもといてみると、ソロモン王の時代にエルサレムにやってきたシバの女王が男の子を宿してエチオピアに戻り、その子が王族になっていくという話がある。(p.95)
 下記リンクは、シバ(エチオピア)の女王に関する記述を元に書かれた著作。
    《参照》   『ソロモン王と聖なる天使たち』 ドリーン・バーチュー (TRH-J) 《前編》
              【シバの女王】
              【それぞれの王国で】    《後編》
              【聖櫃(アーク)のゆくえ】 《後編》

 YAP(-)遺伝子に関連する記事は下記リンクに。
    《参照》   『空洞地球 2012バージョン&アセンション』 中丸薫 (徳間書店) 《4/4》
              【『伊能売神諭』にある“底津巌根”】
    《参照》   『いよいよ「超霊的パワー」が世界を解放します』 田村珠芳 (徳間書店) 《前編》
              【プレアデスの末裔たち】