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 滝沢泰平さん の 12月31日 と 1月3日 のブログで言及されていたのを見て、自分の書庫にあったのを読み返してみた。このシリーズは第4巻まで出ているらしいけれど、第4巻は持っていない。第1巻は87年(S62)7月。2巻は88年(S63)3月、3巻は91年7月。『倭姫幻想まほろば編』は94年9月初版。このシリーズ、版を重ねる過程で、どうも内容が一部変更されているらしい。
 このシリーズは、スサノウとその妃であった櫛名田姫(クリシュナーダ)の御魂をもつ男女が、地球を支配している魔神軍の妨害を乗り越えて出会う過程を描いているのだけれど、スサノウの生まれ変わりはトルコのカッパドキアを放浪している様子が描かれているだけで、未完のままになっている。『倭姫幻想まほろば編』も未完のまま。
 多くの読者が自らの覚醒にとって役立つのは、これらのマンガより 『宇宙神霊記』 という美内すずえさんが書いた活字本だろう。

 

【ムーの過ちをくりかえしてはならぬ】
 
前書きのような最初のページに記述されていること。
 高天原に神集いき
  “今度で7度目の岩戸開きじゃ これが最後ぞ 失敗すれば世は滅びる”
  “なんとしても アマテルさまに出ていただかねば・・・”
  “それには世を立て直さねばのう・・・”
  “かつてのムーの過ちをくりかえしてはならぬのじゃ” (第1巻)
 まだ学生だった頃、『With』という女性用のファッション雑誌が創刊され、その冒頭に、ここに書き出したのと同じ内容の「マヤの予言」が、最初の2頁打ち抜きで大きく書かれていた。ファッション雑誌には似つかわしくない内容だったので妙に思ったのだけれど、読者カードに「このことの報知にこそ意味がある」などと、こっちも妙なノリで称賛を書いて送ったのを覚えている。
 世紀末ブームの走りだったのだろうけれど、21世紀になってからも、何度かこれと同じ内容を目にしている。むしろ、本番は2020年辺りまでを意味しているのかもしれない。書籍によって、今回の岩戸開きが何回目かは必ずしも一致していないけれど、それらは下記リンクに3つ書き出してある。
    《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《前編》
              【第7周期の終わり】
    《参照》   『すでにアセンションしている人たち』 櫻庭雅文 (徳間書店) 《後編》
              【地球と人類の息が合わないと・・・】

 

 

【かつて人間はもっと高度な次元に住んでいた】
 かつて人類は
 光と闇にわかれて争ったことがあります。
 光の神軍達と闇の魔軍達・・・
 大変な戦乱で、人類はそれまでの知恵と文明と大地を失い、人口は激減しました。
 何よりも地球が被害を受けました。
 地軸がずれて極が移動。
 そのためそれまで正常に働いていた地球の生命エネルギーが異常をきたし、
 宇宙からのエネルギーとうまくかみあわなくなってしまったのです。
 “気”が変わり“次元”が変化してしまったのです。・・・中略・・・
 かつて人間はもっと高度な次元に住んでいたのです。 (第2巻)
 現在の人類は、天の岩戸開きによって、かつて住んでいた高度な次元に復するチャンスなのだけれど、予定されていた最善のシナリオからは程遠いものになってしまっている。
 また、地球環境の悪しき状況については、現在の地球もほぼ同様である。地球のホメオスタシス機能(=自己調整システム)はほぼ完全に失われている。地球を破壊しようとしている「闇の権力」が、HAARPなどを使って意図的にこれを乱している。
    《参照》   『ドラゴニアンvsレプティリアン これが《吸血と食人》の超絶生態だ!』 高山長房 (ヒカルランド) 《5/5》
              【サイクルが狂ってしまった地球環境】

 これを止められるとしたら、日本神界が三種の神器を結集させることであり、それによって天帝(ラ・ムー)の国の再建が可能になるという、単純明快なストーリーらしい。
 この『アマテラス』は第3巻までしか読んでいないし、そもそも第4巻で完結しているとは思えないけれど、日本神霊界に伏在するアマテラスとスサノウに関わる歴史上の複雑な綾に関しては、何も書かれていない。
 それは下記リンクに書かれている。
    《参照》   『神の仕組み 神界再編と世界変革』 佐田靖治 (光泉堂) 《中編》
              【「天の安河のうけひ」に隠された真実】

 

 

【結集場所】
 ムー沈没以後、世界は闇の力に支配された。 (第3巻)
 光の力はドラゴニアン、闇の力はレプティリアンということになる。
     《参照》   『日本人はドラゴニアン《YAP(-)遺伝子》直系! だから、〔超削減〕させられる』 高山長房 (ヒカルランド) 《前編》
               【ドラゴニアンvsレプティリアン】
 今こそ、光の世界をとりもどすのじゃ。われらの手で・・・!
 神軍の戦士たちはそれぞれにめざめ、
 ヤマト
 神の民のこの国にある地の高天原 天の安河に続々と結集しはじめているのじゃ。 (第3巻)
 「地の高天原」である「天の安河」とは「琵琶湖」のこと。
 国生みの場所は、「龍体(日本列島)の子宮」である「琵琶湖」である。
    《参照》   『第三の目』 菅田正昭 (学研) 〈後編〉
              【 『真訓古事記』 】
    《参照》   『「秀真伝」が明かす超古代の秘密』 鳥居礼 (日本文芸社) 《前編》
              【近江】

 人類史に大きな断層を生じかねないここ数年。琵琶湖に集って誠を結集している人々がいるとするなら、彼らこそが神の民なのだろう。

 

 

【水の大切さ】
 石の波動はしょっちゅう変化するけれど、水の波動は常に安定しているの。“水”飲むのがいいのは、一定の安定した波動を取り込むからなのよ。波動の高い水は邪気をはらい、その結果、病が治るってわけ。
 水は霊性そのもの。だから人間の霊性にも大きく作用するのよ。 (第3巻)
 毎日塩素がたっぷり入っている水道の水なんかを飲んでいたら、霊性なんてまったく高まらない。それどころかアルツハイマーになるだろう。
 水は本当に大切である。チャンちゃんは毎日必ず料理にも飲料にも「銀河の水」を使っているけれど、この水の効果は確実である。桃ジャロウにも「銀河の水」をあげているけれど、パープリンな家族どもが水道水をそのままあげても決して飲まない。人間よりワンコのほうが遥かに水の良し悪しを判別する能力が高い。下記リンクから辿れば、「銀河の水」を紹介している船井幸雄さんのHPにたどり着きます。よろしければどおぞ。
    《参照》   『言霊設計学』 七沢賢治  (ヒカルランド)  《後編》
              【六角形の力】

 

 

【三輪の大物主】
「では蛇神である三輪山の大物主というのは神の渦巻エネルギーのことなのでしょうか?」
「さあ、それはわかりませんが、大物主の『オオ』は美称、『モノ』は物の怪などのように『霊的存在』を、『ヌシ』は文字通りその『主』ということですな。
『偉大なる霊的存在の主』それが大物主という名の意味です。 (倭姫幻想まほろば編)
    《参照》   『ベールを脱いだ日本古代史』 坂本政道 (ハート出版) 《前編》
              【龍型シリウス人】

 

 

【元伊勢】
 伊勢神宮が現在の伊勢に落ち着くまで、何カ所か経巡っているのだけれど、『倭姫幻想まほろば編』は、その過程を辿るストーリーになっている。再読してちょっと気になる個所もあるけれど、タイトルの『アマテラス』に則していうなら、元伊勢と言われる複数の神社はアマテラスの霊統による光の壁(結界)を築くために辿った過程であったらしい。
 このマンガには、そういったことは何も記述されていない。
    《参照》   『ベールを脱いだ日本古代史』 坂本政道 (ハート出版) 《前編》
              【アマテラス族のルーツ】
    《参照》   『アーリオーン・メッセージ』 アートライン・プロジェクト (徳間書店)
              【日本に封印をしたアマテラスの義弟たち】
              【それぞれの数霊】 【封印を解くべき人物】

 

 

                    <了>

 

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