《前編》 より

 

【北東アジア経済のバックグラウンド】
中丸  現在、北朝鮮に入国している外国人の約60パーセントはイスラエル在住のユダヤ人であり、核技術者以外にも相当数のユダヤ人が北朝鮮に滞在しているようです。
飛鳥  北朝鮮の核技術は友好国であるイランへ渡っているといいますから、これはまさしく出来レースです。・・・中略・・・。
 これは、シークレットガバメント、中丸先生のいう闇の権力がシナリオを描いているとしか思えませんね。
中丸  北朝鮮は、ウラン鉱石とレアメタルを中国に輸出して得た外貨によって、中国国内で高麗銀行を展開しています。ところが、じつはこの高麗銀行を実質的に運営しているのはユダヤ人なんです。
 ユダヤ人たちは中国国内に経済的な基盤を構築しつつあり、やがて、イスラエルが戦争になって再び国土を追われるようにでもなれば、中国へと民族大移動を遂行することになるでしょう。
飛鳥  それは、「河豚作戦再び」という感じですね。(p.172)
    《参照》   『ついに宇宙人が最終戦争後のシナリオを用意しました』 田村珠芳 (徳間書店)
              【中国フグ化計画】
中丸  そうです。・・・中略・・・。中国の渤海銀行にはユダヤ金融資本が入り込んでいて、満州にユダヤ人国家が成立したときの前準備をしているようですよ。
飛鳥  まあ、しかし、そういったシナリオは実現しないに越したことはありませんね。
中丸  そのために、私は「命の道」による半島統一の実現にできる限りのことをしたいと思っているんです。(p.172-173)
 軍需産業と国際金融を支配している「闇の権力」たちは、終末思想を利用して中東で火をつけ、「分断と統治」によって利権を確保しておいた北東アジアに新天地をつくる計画をしている。北東アジア現地の為政者たちが、「命の道」ではなく「カネの道」に擦り寄る限りにおいて、ユダヤ(アシュケナジー・ユダヤ)国際金融資本のカモになるだけである。
中丸  北朝鮮と韓国は地球上で唯一の分断国家です。その両者を日本が親しくさせることが自分たちのビジネスの邪魔になるから、欧米の闇の権力は妨害してくるわけです。(p.173)
 今現在起こっている、ソウル日本大使館前の従軍慰安婦像設置などは、まさにこのための「闇の権力」による露骨な妨害工作である。

 

 

【『聖書』に基づく白人の世界支配】
飛鳥  『聖書』について日本人に知ってほしいのは、白人たちは『聖書』の記述から「白人は世界を支配してもかまわない」と自己正当化していることです。(p.181)
 大洪水を生き延びたノアには、セム、ハム、ヤフェトという3人の息子がいた。ヤフェトが結婚してコーカソイド(白人)が生まれ、セムが結婚してモンゴロイド(黄色人種)が生まれ、ハムが結婚してネグロイド(黒人)が生まれたといわれている。
飛鳥  そのうち、ヤフェトに与えた祝福が、「あなたの領土が世界中に拡大するように祝福する」というもの。これがじつは、白人たちによる世界支配の根拠となっている。「『聖書』に書いてあるんだから、それは神の意思なのだ」ということです。
中丸  それはまた勝手な論理ですね。
飛鳥  それから、ハムの子カナンについては「奴隷になれ」と預言した。つまり、黒人は奴隷にしてもかまわないということです。(p.182)
 「多くのアフリカ人を疫病から救ったシュバイツアーは、黒人を奴隷として使っていた」という事実を知ったら、日本人は大抵「えっ!」と思うだろうけれど、白人であるシュバイツアーが黒人の命を救ったのは、ヒューマニズムによってではなく、労働力として大切だからということだろう。
 それが証拠に、現在はガイドストーンに明記してあるように、医療製薬技術を使って、露骨に人口削減計画を実施している。黒人を標的にエイズ、アジア人を標的にサーズ、そして全世界でインフルエンザ・ウイルスの予防接種や子宮頸がんの予防接種などを通じて、この計画が進められている。
    《参照》   『かくのごとくあなたの生命・財産はいとも簡単に略奪される!』 中丸薫 (あ・うん)
              【イルミナティ思想に即した世界人口削減計画】

 聖書を信奉する欧米人にとって、“『聖書』に基づく思想”は“ヒューマニズム”より上位にあるのだということを忘れてはいけない。

 

 

【ヤフェトの系譜:アシュケナジー・ユダヤ】
飛鳥  一方、セムに関しては、「幕屋(テント)、すなわち宗教のことを任せる」とノアは予言しました。・・・中略・・・。それには続きがあって、その幕屋にヤフェトは住まわせてもらえるというんです。つまり、白人はそれさえも奪っていいということです。だから、白人はユダヤ人になりすまし、キリスト教も奪った。
 欧米列強が、神の名のもとに世界支配を進めていったのはそういうわけです。彼らはそれを神に認められた絶対的権利であると考えています。かつて、日本はそれに逆らったため惨敗してしまった。
中丸  その「幕屋にヤフェトを住まわせてもらえる」という預言は、まさにユダヤ人になりすましたアシュケナジーを思わせますね。(p.182-183)
 石油資源に恵まれた中東地域に溜まってしまうオイルマネーを還流させるために、アシュケナジー・ユダヤ(闇の支配者)は、「3枚舌」を用いた宗教紛争の仕組みをセットし、エージェントとして送り込んだ人物によって妥協なき宗教原理主義者集団を創出した。その上で、武器を提供しさえすれば、後は、紛争当事者たちの怨念自動増幅によって戦争ビジネスの継続は容易である。今もそれは有効に機能している。
    《参照》   『大英帝国衰亡史』 中西輝政  PHP研究所  《後編》
              【「3枚舌」という「解」】
飛鳥  アシュケナジーという言葉は『旧約聖書』のヤフェトの系図に出てくる名前であり、それがそのままこの民族の呼び名になったんです。
中丸  本来のユダヤ人、つまりスファラディの多くはイスラム教に同化して現在でいうところのパレスチナ人になっています。つまり、1948年のイスラエル建国とは、偽ユダヤ人が本物のユダヤ人をイスラエルから追い出すものであったわけです。 (p.184)
 本物のユダヤ人(スファラディー・ユダヤ))をイスラエルから追い出し、紀元前後に本物のユダヤ人たちが移住している日本を徹底的に殲滅する。それがアシュケナジーの絶対目標である。
    《参照》   『闇の世界権力の「日本沈没計画」を阻止せよ』 中丸薫/レオ・ザガミ (ヒカルランド) 《前編》
              【闇の世界権力の世界人口削減計画】
              【世界の終末】

 

 

【獣】
飛鳥  「獣」はエルサレムのソロモン神殿に救世主として君臨し、祭政一致の世界統一政府を本格始動させます。逆に言えば、ソロモン第三神殿に座り、そこで王として宣言する者は100%「獣」なんです。それはまちがいありません。・・・中略・・・。
中丸  彼らに抵抗する勢力もいるはずです。
飛鳥  もちろん、抵抗勢力も現れるでしょう。
 そのひとつが、原始キリスト教徒です。原始キリスト教とはイエス・キリストから直接教えを受けた人々や12使徒から教えを受けた人々、あるいはその末裔をいい、秦氏もそのひとつです。皮肉なことに、キリスト教国よりもずっと原始キリスト教の精神を今に残しているのが日本人なのです。
 つまり、「獣」に対抗する鍵は日本であり、日本に伝わる秦氏の神道だといえます。(p.203)
 「獣」が君臨するシナリオは、もう実現しないはずだけれど、このシナリオ実現を阻んできたのは、日本に生まれたことの意味を自覚している日本人だけでなく、銀河連邦や宇宙連合の「光の勢力」による力が大きいだろう。

 

 

【聖櫃(アーク)の在処】
飛鳥  祖谷には秦氏が入っていますし、剣山の近くには物部村もありますよね。そういうふうにいろんな形でユダヤに関係する土地柄ではあるんですが、聖櫃そのものはそこではなく、やはり 伊勢神宮 にあるはずです。(p.212-213)
 四国お遍路の配置から、剣山こそがアークの秘められし場所と思っている人は多いはず。
    《参照》   『地球一切を救うヴィジョン』 白峰 (徳間書店) 《前編》
              【空海が恵果から教えられた秘密】
飛鳥  じつは、伊勢神宮一帯は石灰岩質で出来ていて地下には空洞がたくさんあります。下宮(誤植?)や内宮の本殿の下にもそういう空洞があって、そこには秘密のお宮があるという話がある。そして、式年遷宮ではその地下のお宮も動かしているらしいんですね。
 元宇佐の本神輿はその地下のお宮にあるといわれ、明治天皇は伊勢神宮を参拝したときに、その本神輿を実際に見て触っています。これは元宇佐の宮司がそういっているんです。(p.213)
 宇佐神宮の御朱印帳 には、聖櫃を運ぶお神輿が描かれている。
 先に、『聖書』に基づいた思想によって世界が動いていることを書き出しておいたけれど、聖櫃と三種の神器の所在は、今後の世界に極めて大きな影響力を持っているのである。
飛鳥  きたるべき「獣」との最終決戦のために、神は天皇家に聖櫃と三種の神器を隠させて、日本人にも自らの出自が分らないようにさせた。敵を騙すにはまず見方からということです。
 もうすぐ、そのすべての真実が明らかになるでしょう。(p.218)
    《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
              【 聖書の原典 : 「宇宙の真理の奥義」】
              【イザヤ夫妻が運んだモノ】

 

 

【諏訪大社:日本の結節点】
飛鳥  諏訪大社というのは日本列島を東西に分ける糸魚川静岡構造線のところで、東日本と西日本を繋ぎとめている神社なんです。上社の本宮、前宮、下社の秋宮、春宮という4つのお宮が四隅でその糸井川静岡構造線を押さえている。だから、これがはずれたときは大変なことになります。
中丸  そうかもしれないですね。・・・中略・・・。
飛鳥  いずれにせよ、異変が起こるときには諏訪湖にまずそれが現れます。水位が急に下がったり、泡を吹き始めたり・・・。
 面白いのは、諏訪湖の湖底に武田氏の家紋である「武田菱」に見える構造物が見つかったということなんです。武田菱は平行四辺形が4つ集まった形ですから、諏訪大社の4つの宮にこれが対応してくる。(p.244-245)
 今年、新年2日の天皇一般参賀の時、背後に「武田菱」がデザインされた布がかけられていた。
 諏訪大社は、国譲りに関係した神々を祀る出雲大社(大国主)、美保神社(事代主)、諏訪大社(建御名方)、香取神宮(経津主)、鹿島神宮(武甕槌)とほぼ一直線に並ぶ神社の中央に位置し、諏訪大社の東側は征服した側の神、西側は征服された側の神という特徴を見出すことも出来る。
 諏訪大社は、この意味でも日本(二本)の結節点である。

    《参照》   『アセンションで何が変わるのか!?』 中丸薫&ベンジャミン・フィルフォード他 (青志社)
              【鹿島神宮と諏訪大社】

 

<了>