《前編》 より

 

 

【北東アジア】
編集  北朝鮮はすでに150カ国と国交がある。ないのは、日本とアメリカぐらいなんです。でも、アメリカはイギリスを使ったりして、ちゃんとやっている。日本だけが、北東アジアの蚊帳の外。
高島  北東アジアなんて言ったら、北朝鮮というのはボーキサイト、鉄鉱石と、レアメタルの産地。ウランもそうですね。満州というのは、いま言ったように、ものすごい投資が流れてきていますから、中国東北部の経済とも一体化した感じでいま動いている。
編集  ユダヤ人が一番多いそうですね。そういう情報もマスコミは流さないんです、おかしいですよね。
中矢  政府と外務省とか、ああいうところが全然機能していない。
編集  官庁と警察は全部CIAの手先だと、元公安の幹部の人がはっきり言っていますよ。それぐらい、何にもないんですね。(p.196)
   《参照》   『日本はドラゴニアンが作った世界最強の神州! だから、破滅の淵から這い上がる』高山長房《後編》
               【北朝鮮】

 

 

【電通を操るオムニコ・インターナショナル】
高島  1997年ぐらいから、電通の株のほとんどが外資に買い占められています。電通は日本人に所有権のある会社じゃなくなっている。あれを見てビックリした。
大石  それが結局、スポンサーをアテンドして、メディアを牛耳っているわけですからねえ。
高島  電通のいまの大株主になっている会社は、オムニコ・インターナショナルという、世界的な広告宣伝会社なんです。世界最大、アメリカの会社です。何でそれを知ったかというと、2005年の小泉総選挙がありましたでしょ。いわゆる郵貯の300兆円と簡易保険の250兆円。これが手に入るんだったらというので、ウォール街の連中が、その郵貯の100分の1の3兆円を、オムニコ・インターナショナルと契約したんですよ。そのオムニコが全部電通の大株主の名前になってたから。結局、そういうことだよね。
 それでオムニコ・インターナショナルの副社長と小泉が合っているのが、ちゃんとブログに乗っていました。(p.224-225)
 電通という元締めに支配されている日本中のメディアのことは何度も繰り返し書き出してきたけれど、最近このブログを読むようになった方のために、書き出しておいた。
   《参照》   『日米「振り込め詐欺」大恐慌』 副島隆彦 (徳間書店) 《前編》
             【日本メディアの支配者・電通】

 

 

【プラップジャパン】
高島  自民党のほうは、プラップジャパンという、日本のPR会社があって、そこと契約していた。それで世耕弘成参議院議員というのがいて、この人が指導するチーム世耕というのがあって、これがインターネットのあらゆるところに書き込みを行うんです。システマティックに、アルバイトをやとって、バアッと。それでプラップジャパンは日本のネットメディア対策で使われたみたいですね。同じ書き込みをやって、シナリオにそって全部やるという形で。
大石  いつでもいい方向に操られちゃうということですね、本当にまずいですね、これ。
高島  どうしようもないですよねえ。これを全部ばらしたのが、森田実さんという政治評論家。それは背景にあって、テレビから完全にパージされた。(p.226)
 自民党がインターネット選挙推進に積極的なのは、もう完全に準備が整っているからである。
 最近、安倍首相が街頭に出た時、国民がやけに熱狂的に歓迎をしている様子がテレビに流れているけれど、雇われアルバイトたちによる完全なるヤラセである。小泉純一郎の息子・小泉進次郎も日本の国富をアメリカに流し続ける次期日本の傀儡支配者として、メディアがバックアップしつつ着々と育てられている。
 

 

【全部活断層の上】
中矢  大石先生によると、日本の原発って全部活断層の上に乗っているそうですね。それで、設計したのはアメリカということです。
大石  あれは日本のどこの電力会社であっても、全部アメリカから買っている。それで活断層の上ですよ。地震国家ということがわかっているのに、それで安全ですって。
高島  おかしいですよ。まったく柏崎とか、活断層の上ですからね。
    ・・・(中略)・・・ 
大石  旧電力会社はすべてアメリカの手先。だからわざわざそういうところを選んで、としか言いようがないよね。
中矢  何かのときは、人工地震か何かでバーンとやって。 
大石  そういえば、神戸の大地震(阪神・淡路大震災)。要するに「ハープ」(HAARP)か何かでやられたわけでしょう。人工地震だったわけですよね。それをそのまま真実を書くわけにいかないんで、柴田哲孝さんが『GEQ』という小説にして出していますよ。(p.232-233)
 この本の初版は2011年3月31日だから、この対談が行われたのは3・11が起こる前。
 国際金融資本の人脈系図から、原発のリスクをだいぶ以前から書いていた人に広瀬隆さんがいるけれど、全て断層上にあることも勿論書かれていた。
   《参照》   『図解「闇の支配者」頂上決戦』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社)
             【原発というマッチポンプ装置】
   《参照》   『中国が目論む世界支配の正体』 ベンジャミン・フルフォード (扶桑社) 《前編》
             【67年前に出来ていた「地震・津波兵器」による日本攻撃案】

 

 

【日本の実状】
大石   本当に日本の姿というのはとんでもない話だね。丸裸もいいところ。ノーガードだし。それで、まだこのぐらいだったら幸せなんじゃないかと思っちゃいますよね。
中矢   結局、全部吸い取られていって。
大石  そういうことに気づきもしないし。わかっている人はわかっていますよ。でも、立ち上がらないです。(p.257)
 小泉改革以降、日本の意向は反映されなくなり、3・11で日本は完全にアメリカの軍門に下ってしまった。
   《参照》   『日本人はドラゴニアン《YAP(-)遺伝子》直系! だから、〔超削減〕させられる』高山長房《後》
               【歴代首相の明暗】

 小泉改革以前から、フルブライト留学制度を通じて、売国奴はたくさん育てられてきたのである。
中矢  フルブライトって武村健一とか、そうですよね。
編集  武村健一もそうですね。竹中ももともと、フルブライトの出身でしょう。
中矢  副島隆彦さんが言うには、フルブライトの連中はみんな「売国奴」だと。 (p.258)
   《参照》   『タイゾー化する子供たち』 原田武夫 光文社
            【フルブライト留学生】

 

 

【日本の役割】
中矢  異常気象が起こり、経済的にもダメで、戦争も起こりそう。こういう中でこの世界のしくみが変わろうとしている。日本の役割というのは重要なわけですね。
大石  中心点にあるからこれは大事です。これ、もし日本というものがなくなると、地球というものの存在が危うくなるということですから。
中矢  そこが重要というか、「日月神示」が下りた目的もそこになると思うんです。
大石  そうすると時間があまりない中で、どうやら2013年というのが一番ねえ。
 2013年8月24日という今年最大のクリティカルパスは、なんとか通過したけれど、これから先は毎日がクリティカルパスみたいな状況が続くだろう。
 日本の政・官・財はほぼ全滅している。国民もほとんど腑抜け状態になってしまっている。これでよく日本がここまで続いてきたものだと思うけれど、人知れず日本の守りを成す人々がいてくれるからなのだろう。


 

<了>