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東京支店の実力
1994年12月中旬のある日のこと。夜の7時から、小川次長と二人きりで、第一段階のすり合わせを応接室で始めた。
「まず、山本。個社別取引の採算性と、取引を適正化した場合の取扱高についての仮説を教えてくれ。」
東京支店の近年の業務計画目標額は年間4億ドルで、この5年間、目標額は毎年100%達成されている。
「そこでだ、山本。仮にお前が不採算だと判断した上場企業など、大手の『お付き合い外為』をすっぱりやめた場合、取扱高はどうなる?つまり、東京支店の本当の実力が知りたい。」
俺は、黙ってうなずくと、事前に集計して準備しておいた数字を取り出し、机の上に広げた。
「1億ドルか。」小川次長が一瞥すると、ため息交じりに言った。「正直なところ、ここまで減るとは思っていなかったが……いや、ひょっとしたらこのくらいかとも予感していたよ。」
小川次長は一瞬考え込むような素振りを見せたが、すぐに顔を上げて言った。
「よし、山本。これを踏まえて、次はどう動くかを詰めようじゃないか。」

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