ことわざのワザ -「泥棒に追い銭」

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本日、7月6日。
ギリシャのニュースを観てて思い浮かべたことなんですが。

ざっくり言って、ギリシャがお金を借りているけどとても返せそうもない、と。で、「節約して返すお金を作ろうとするのか」「ケチケチせずにお金を回すことで経済活性化させてお金を作ろうとするのか」を問う国民投票をした、と。そんな話でいいんですよね。

まあ、わたしは家計やりくりもアヤシイくらいで、経済のことはとんと不明ですが、単純素直に「借りたものを返さないで、さらなる経済支援を ってナニ?」とは思いました。

そして思わず、「泥棒に追い銭(せん)」ってことわざが頭に浮かんじゃったんですよね。

逃げる泥棒を追いかけて、銭形平次が投げる銭のこと…じゃなくて(笑)。

追い銭とは、辞書によれば【1度支払った上にさらに追加して支払う金】のこと。昔は「盗人(ぬすびと)に追い銭」といいました。

泥棒にお金を盗まれた上に、さらにお金をあたえてやる」の意で「損害の上に損害を重ねること」ですが、追い銭は奪われるものではなく自分から払うものなので、「それじゃ盗人に追い銭じゃねぇか!」などと 弱みやお人好しにつけ込まれたようなケースに使うことが多く、払わされる人や払わせる人を批判 する含みがあります。

借金を踏み倒された上にさらに援助のお金を出す。
泥棒呼ばわりはギリシャの方々に失礼かもしれませんが、そこは慣用表現なので勘弁していただいて、状況は「泥棒に追い銭」で間違ってないんじゃないの? と思うのですが…σ(^_^;)。


開き直れる人はいいな。
ペタしてね


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