中国四大羅漢堂のある西园戒幢律寺(西園寺) | 駱駝の蘇州便利手帳

駱駝の蘇州便利手帳

江蘇省蘇州市周辺に特化した情報をお伝えしてます。
オシャレやグルメは載せてませんw 情報の過信☆厳禁!!

2019年秋に訪れた西园寺

所在地:苏州市留园路西园弄18号

年中無休 8:00~17:00

拝観料 5元(春節時は別料金)

・江蘇省文物保護指定

 

 

 

自分で撮った写真だけでは

いろいろ足りなかったので(^^;

 

いつものように、撮りなおすまで

適当に拾った画像↓貼っときマース

 

 

 

 

 

正式名称は

【西园戒幢律寺】

俗称が【西园】もしくは

【西园寺】となります。

 

 

 

 

創建時の名前は帰元寺でしたが

元時代のお偉いさん【太仆の徐泰】が

 

 

近くにある『留園』を東园

『帰元寺』を西园と名付けて

整備した名残で

いまも西园が通り名となっています。

 

 

 

■過去記事

世界遺産群「留園」をお散歩 | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)

 

 

 

 

地図で見るとほぼ留園の

西隣にある事が判りますね

 

中央府から追放されて戻って来た

爺さんが造った拙政園に対抗して

勢いのある俺様役人君が造った

煩悩丸出しなオラオラ感満載の留園と

真逆の僧侶の修行の場の西园寺が

セットだったと判った時点で

駱駝はテンションあがるんですケドー

 

 

かつての蘇州城西門に位置し

元王朝の頃から現代まで

約700年の歴史を持っています。

門外でもこの辺りは

けっこう開発されてたようで

細かい史跡が多いのよぉ~

 

 

1860年に太平天国の乱により

建物の多くが焼失しましたが

清朝時代にその多くを建て直し

今に姿を留めています。

 

修行僧の数は市内最大級

 

蘇州近郊では

最も信徒が多いとされる

市内随一のありがたいお寺なので

 

境内ではそこかしこで

坊さんの姿をお見掛けしますよ(´∀`)

 

 

 

 

<交通指南>

最寄りの地下鉄は・・・・あまり近くないケド。

地下鉄1号線「桐経北路站」

地下鉄2号線「石路站」

西园

 

 

最寄りのバス停 「西园」か「西园东」
西园

 

■過去記事に詳しく載せてます

蘇州で初詣 西園編 | 駱駝の蘇州便利手帳 (ameblo.jp)

 

 

 

 

 

それでは、入り口から

一般的な参拝ルートに沿って

ご案内しますね!

 

 

 

 

まず、運河沿いのバス通りから

敷地に入る時に特徴的な

2本の石橋を渡るのですが

 

それぞれの名前は

「福徳桥」「智慧桥」といい

 

 

人には足と同じく

福徳(祝福)と智慧(知恵)の

両方が必要である事を説いていています。

 

作法としては福徳橋から

徳を持って敷地に入り

 

智慧橋から知恵を授かり

帰宅する事をお勧めします。

※知恵の解説

普通の知識・知恵の意味ではなく

世界を超越した偉大な知恵の意。

 

 

 

 

橋を渡り、最初に目にする山門は

清王朝の光緒時代に建てられました。

 

中央上部は木造明様式で

左右にも屋根が付いている山門は

江南僧院としては大変珍しいものです。

 

門に刻まれた「佛日增辉,重开阊阖」

重开(再開)とは
1860年に戦禍に巻き込まれ全焼し

後に再建されたことを意味しています。

 

 

 

 

 

山門の奥には、山門殿があり

チケット売り場があります。

以前は20元でしたが

(春節時以外は)

5元に下げられたようです。

 

山門殿にある3つの扉は


「空虚」「非相」「不本意」の

ネガティブ3要素の解放を

象徴的に表し


山門殿の中央の飾板は

中国仏教協会の副会長であり

著名な書道家『劉炳仙氏』の筆だとか

その奥の金色の文字は

清王朝の雍正帝の筆のようです

 

 

 

 

さて、山門殿をくぐると

視界がいっきに開けます(´∀`)

 

この辺りも山門と同じく

1860年の戦禍で破壊・焼失していて

 

本殿などはすぐに再建されましたが

財政難で後回しになり

実に145年後となる2005年に

钟楼・鼓楼共に再建され

寺に音を取り戻しました。

 

1日2回。

朝は鐘→太鼓を鳴らし

夕方は太鼓→鐘を鳴らします。

 

鐘は神龍の目

太湖は神龍の耳

 

国と人々の反映と

世界平和を祈願しています。

 

 

 


钟楼・鼓楼を通り過ぎると

ほどなくして天王殿に到着します。

 

西側に(スグそば)

お線香3本を配っているので

貰いに行きましょう

 

天王殿前に戻り

①天王殿に向かい

お線香を両手で持ち3度頭上に掲げる

②西に向かい

お線香を両手で持ち3度頭上に掲げる

③南に向かい

お線香を両手で持ち3度頭上に掲げる

④東に向かい

お線香を両手で持ち3度頭上に掲げる

⑤天王殿に向かい、一礼する

 

終わったら、お線香を立てに戻りましょう

 

 

このお線香を配ってる場所の先に

包子を売ってる建物が

あるらしいのですが・・・・

 

まずは先に御参りですよね!(´艸`)

 

 

 

 

 

天王殿に入ると・・・・・

 

頭上から見下ろしてくる

弥勒菩薩様や四天王像の

迫力にただ、ただ圧倒されますが

 

よく見ると弥勒菩提菩薩像は

片方手を布製の鞄に乗せています。

 

梁王朝の時代に

浙江省奉化市に「布袋和尚」という名の

一人の僧侶がいて、死の間際に

 「弥勒真弥勒,分身千百亿,

时时示时人,时人自不识」

と遺し、生前の行いとあいまって

僧侶は弥勒菩提の化身だったと

民間伝承に残り事となり

イメージが定着したため

鞄を持っている

弥勒菩薩様が多いそうです。

 

写真は・・・・・今度撮ってくる~(^^;)

 

 

 

 

天王殿にある4体の彫像は

仏教で最も有名な4人で

通称「四天王」と呼ばれています。

 

東西南北の守護者であり

北の守護聖人は「富の偉大な神」なので

最も信者人気が高いそうです

 

 

 

 

天王殿の弥勒菩薩様の背面に

韋駄天菩薩様がいらっしゃいます。

寺院の守護聖人ですね。

 

彼はかつて、仏陀が生まれたときに

生涯奉仕することを誓いました。

中国では唐王朝以来、韋駄天の像は

僧院の入り口付近に設置されています。

 

写真ナイワー

また撮り直しに行こう・・・・・

 

 

 

 

 

天王殿を抜けると

 

本殿である大雄宝殿に出ます。

 

中庭にあたり、樹齢300年超える古木もあり

秋になれば雄大なイチョウを楽しめます。

 

典型的な配置で

手前にあの世とこの世を分かつ池と

それを結ぶ橋があり

 

信者はこの池の水が

病気や災害を和らげると信じているので

毎月15日と30日には

顔を洗う人の姿が見られます(飲めません)
 

 

 

 

 

大雄宝殿は

光绪末年(1920年くらい?)に建てられた

寺院の中で最も重要な建築物です。

読経や法会のメイン会場ですね。

 

天井や梁、壁などに蘇式彩絵が施され

荘厳で息をのむ空間になっています

 

正面:釈迦牟尼仏様。
東:薬師如来様。

西:阿弥陀如来様。

 

ありがたき三大仏像様です。

 

 

 

仏陀釈迦牟尼様は

悟りを開く前はシッダールタゴータマ

と呼ばれていました。

 

2500年以上前にインドで生まれ

29歳で宮殿を去り、僧侶になりました。

35歳の夜明けに菩提樹の下で悟りを開き

仏教界の指導者となりました。

 

 

東の薬師如来様は

病気や苦しみ、そして災害を

取り除くことができるそうで。

「防災・延命薬剤師の仏陀」とも

呼ばれるそうです。


西の阿弥陀如来様は

無限の命を持つ仏様です。

仏になる前は王様でした。

自称「仏教界の王」と

言っていたようですが

後に僧侶となり「法藏」の名で修行し

悟りを開き「阿弥陀如来」の名を得ました。

 

 

 

 


翻訳しつつ

頭こんがらがってますが

詳しくないのでザックリ~

聞き流していただけると助かります(´艸`;)

 

 

 

 

なんかね。

ありがたい像が

いっぱいあり過ぎて

書ききれないのよね。

 

見どころだけ、かいつまんでますw

 

 

本殿、三大仏像の裏に


 

東側には文殊菩薩様が

西側は普賢菩薩様が

いらっしゃいます

 

 

知恵の化身の文殊菩薩様は

「偉大な知恵」で知られ

七仏の教師でもあります。

 

仏陀釈迦牟尼と協力して

説法を説くので

ひいては学問の神的な扱いとなり

学生さんや受験生の親が

いつも熱心に祈っておられます。

 

 

 

普賢菩薩様は「偉業」で知られ

すべての存在に利益をもたらすそうです。

中国人が大好きな神様ですね!

 

 

あと目を引く海岛观音群塑には

 

鮮やかな立体彫刻で

鳌鱼观音、左側に善才童子、右側に龍女

真ん中上部に釈迦牟尼仏が置かれ

雪山で修行をしている様子を表しています。

 

両側には十六16天神と十八羅漢があり

全体からイメージを受け取り

神の世界を感じてみて下さい

 

 

もはや感覚頼りだね(^^;)

 

 

 

 

 

仏様の世界が

だいぶお腹いっぱいになったので

そろそろ西側の庭園に

行きたいと思います。

 

 

 

寺院エリアから西に抜けると

西花园という、庭園が広がります

 

よく入れされてて

気持ちのいいお庭なので

ノンビリお散歩してね!

 

結構広いよ~(´∀`)

 

西花園の大部分を占める

放生池には、中央に

象徴的な湖心亭が建てられています。

 

プロが撮影するとこんなんΣ(・ω・)

 

湖心亭の中には

東側は阿弥陀如来様を祀ってあり

西側には明代の4人の僧侶である

蓮池大師様が祀られています。

 

放生池には

1匹の大きな亀が住んでいてね

 

このカメさんを模した

风水神鼋(風水神スッポン)像が

大人気です(´∀`)

 

斑鼋(斑紋のあるスッポン)

という種類の亀さんは

世界にもう5匹しか残っていない(?)

超絶、絶滅危惧種で

淡水亀の世界最大種で

軽く300歳を超える長寿で

なかなかハイスペックの亀なんですよ。

 

だから網にかかれば大騒ぎさ~

 

この寺に居るハズの斑鼋は

2匹居るらしいよー

 

1匹は400歳を超えていたのですが

いつしか姿を観なくなり

 

いまは推定200歳超の1匹しか

残っていない・・・・・と噂されててね。

 

その1匹を駱駝は

呼吸しに上がって来た時に

見ることが出来ました。

 

正直、大きすぎてセメント袋が

浮かび上がって来たのかと

思ったくらい、デカかったっス(* ̄▽ ̄)

 

1呼吸で30分は

潜ったままとなるらしいので

なかなか見ることが出来ず

見られれば幸せになるらしいので

ぜひ、探してみて下さい!

 

 

 

 

 

この西花园から

寺院エリアの出入り口に向かうと

戻るルート上に羅漢堂があります

 

中国内ではポピュラーな羅漢ですが

西园寺の五百羅漢は壮観です!

 

この羅漢堂は明代後期に創建され

1860年に太平天国軍に焼かれましたが

創建時の石造りのアーチや丸いフレームは

当時のままの遺物です。

 

西园の羅漢は

北宋時代からの流れを組むもので

すべての問題を断ち切り

生と死のサイクルから解放され

自由を得た聖人を指しており

僧侶のお手本とされています。

 

※画像:ネット検索で拾ってきた

 

薄暗くて、迫力満点!

 

等身大で高い位置から

自分を見下ろす羅漢に囲まれ

 

何かと後ろめたい人は

いたたまれなくなるという・・・・・

 

心を試される空間です(´艸`)

 

中国内にある

五百羅漢を擁する寺院の中でも

西园寺の羅漢堂は特別で

 

大きさ、芸術性、均一性

保存状態などにおいても

国宝級であると名高く

 

中国四大羅漢堂の一つ

と言われています

 

全て違う特徴で

本当に500体あって

凄かったデス(´・ω・`)

 

 

 

 

こちらの千手観音さまも素敵でした

 

画像:ネット検索で拾ってきた

 

コチラは仏教モチーフで

有名な四大名山と四大菩萨の彫刻です。

 

羅漢堂内に4つあり

 

普陀山は大悲観音菩薩様

五台山は大智文殊菩薩様

九華山は大愿地藏王菩薩様

峨眉山は普賢菩薩様

 

となっていますが

写真がどれにあたるのかが

判らないという

罰当たりな駱駝(ーー;)

 

メッチャ撮影してしまいましたが

一応、撮影禁止と書かれてたので

反省しています。。。。。

 

 

順路に従って

1周すると1年の煩悩が

祓れるとか、れないとか(知らんけど)

 

熱心な信者さんが

回遊魚になっているので

ぶつからないようご注意ください(´∀`)

 

 

 

 

 

 

さてと。

羅漢堂から出たら

顔洗い池 本殿前の池

のあるところに出ました。

 

 

あとは来た道を戻るだけ~

 

 

あ、帰りはちゃんと西側の

智慧橋を渡ってねぇ~(´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ。

西园:中国四大羅漢堂

東园:蘇州四大園林(留園)

 

どっちも素晴らしいので

おススメ~(`・ω・´)b

 

留園ダケでおわったら

勿体ないよ~(´∀`)

 

 

 

 

 

 

ということで。

 

完結(/≧∇≦)/

 

 

 

でわでわw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-----おまけ----------

見学も終えて

小腹が空いたので

天王殿の出口(入口)の横にある

 

食堂に立ち寄りました。

 

ココの和尚麺も行列のできる

隠れた名店だそうです(*´﹃`)

 

入り口でお金払って

 

席を確保して

受け取りに行くスタイル!

 

トッピングの違いで

観音面 15元

如意面 10元

 

番号は呼ばれません!!

 

観音面=しいたけとメンマ

如意面=きくらげと厚揚げ?←記憶喪失

 

「如意」の読みが判らず

無言でレシート見せたら

盛り付けてくれたよヾ(;´▽`)

 

お箸は共有です。

苦手な方は、マイ箸持参で!!

 

お友達のを味見させてもらったけど

しいたけ入ってる方が美味しかった!!

 

次は15元の方を食べよう(´艸`)

 

 

 

 

 

 

麺を食べ終わって

天王殿から出たら~

 

食堂で気になってた

信徒が大量買いしてる

包子が欲しくなったので

行ってみる。

 

たぶんこの辺??

 

この日、駱駝は

見つけられなかったケド(^^;)

 

旦那にゆったら

探して見つけたようで

お土産に買って来てくれた

 

 

なんかね。

朝はメッチャ並ぶらしいよ~

 

列について行ったら

作業場っぽい所について

 

みんな大量に買ってたんだって!

 

10個とか

15個とか ( ゚Д゚)どんだけぇ~

 

 

メニューは2種類

 

菜包子と

 

紅豆包子

 

お寺なので

肉はなかった(´艸`)

 


買った後も

 

どんどん人が並んで

列は途切れることなく~

 

これが昼過ぎまで続くらしい

西园寺の大人気包子!!

 

 

駱駝は味濃いめの

菜包にドハマりしましたw

 

 


 

 

 

 

出しきったぞ!

西园寺の観光案内( ̄∇+ ̄)

 

 

楽しんで貰えたら

本望です!

 

 

でわでわw

 

 

 

 

 

中国渡航に!