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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今夜は仲間とワイワイ夕食会。


寒い時は鍋、それも辛い鍋にしようということで、『コカレストラン』(有楽町)に繰り出す。


『コカレストラン』のバンコク本店は、白亜の素敵なお店。


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私は、バンコクだけでなく、東南アジアでは最も安全で信頼できる店として、お世話になっている。



そして、東京にはいくつか支店があるが、何時も行くのは有楽町店。


乾杯は、レーヴェンス・ウッドのヴィントナーズ・ブレンド、シャルドネ、2007年。


レーヴェンス・ウッドは、カリフォルニア、ソノマにある、高品質を追求する硬派のワイナリー。




渡りガラスのデザインが印象的なエチケットである。


カリフォルニアのシャルドネにありがちな、過度の果実味と華やかさを抑えた、深いぶどうの凝縮感に富む素晴らしい出来である。


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アミューズの、辛味の効いた海老せんべいをばりばり食べながら、話が弾む。


このせんべいが、なかなか美味いのだ。




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魚の唐揚げも白ワインに良く合う。


タイでは、色々な魚の唐揚げが定番メニューとして出される。


バンコクに行ったときには、『コカレストラン』の隣にある『マンゴツリー』でも、何時も魚の唐揚げを注文し、タイの白ワインと一緒に味わっている。




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ここでワインを赤に切り替え。


赤も、レーヴェンス・ウッドのヴィントナーズ・ブレンド、ジンファンデル、2007年。


レーヴェンス・ウッドは、リッジ、ローゼンブルムと並び、カリフォルニアの三大ジンファンデルの一つと言われている。


(2009年12月20日、「獣医さんのジンファンデル」参照)


やはり、レーヴェンス・ウッドのジンファンデルは美味い。


普通のジンファンデルにありがちな土臭さが全くなく、洗練された味わいが心地よい。







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そして、メインのタイスキ。


ワタリガニ、ホタテ、イカ、エビ、鶏、色々な魚や肉の団子に、野菜やキクラゲ、キノコを入れて味わう。

















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たれはこの色。


この辛さが癖になる。



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食事が進んだところで、仕上げにシラーを飲む。


オーストラリア、ローズマウントのライクロフト・シラーズ、2007年。


シラーズ特有のスパイシーでリッチな赤ワインで、タイスキの辛味にも負けない強さが頼もしい。













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デザートを食べながらも話は続く。


仲間と共に過ごす、楽しく、美味しく、嬉しい夜でした。







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今夜は名古屋で友人たちと、八人での会食。


今夜のお店は名古屋ルーセントタワーにあるイタリアン、『オステリア・ラウラ』。


お店の開店三周年を記念し、料理もワインもお得に提供ということで、いざ出陣。


レストラン階はおしゃれで、男八人で行くのは気が引ける。


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まずはスプマンテ、チンザノのピノ・シャルドネで乾杯。


イタリア北部、ピエモンテ州のアスティ村で造られる、ピノ・ビアンコとシャルドネを原料とする爽快な辛口スパークリング・ワインである。


冷えたスプマンテの、のど越しがたまらない。


外は寒風が吹いているが、ルーセントタワーには名古屋駅から地下通路で歩いて行ける。


暖かい室内で飲む最初のスプマンテは、やはり最高。






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料理は三周年記念コースを頼んでいるので、黙っていても次々とテーブルに運ばれる。


ブリのカルパッチョは、この時期でこそ味わえる一品。







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早くもここで、白ワインに切り替える。


ボッラのソアヴェ・クラッシコ、2008年。


ボッラはソアヴェを世界に知らしめた名門ワイナリー。


ヴェネト州を代表する、辛口白ワインで、ぶどうはガルガネガである。





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男八人でも話は盛り上がる。


久しぶりの再会に、最近の仕事の状況、そして独身者は恋愛事情につき熱く語り、ワインを飲むピッチもどんどん速くなる。



二皿目はアサリのワイン蒸し。





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そして三皿目は自家製テリーヌ。






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ここで、ワインを赤に切り替える。



白はボッラのソアーヴェを飲んだので、赤もヴェネト州のワイン、ボッラ、ヴァルポリチェッラ・クラッシコ、2008年を選ぶ。


「ヴェローナの王子」と呼ばれる、若々しい軽快な赤ワインである。


(2010年1月26日「ヴェネツィアのワイン」参照)




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次の皿は、ツナと温泉卵のサラダ。


それにしても、この店に男だけで来る客は居ないようだ。


店の奥の個室に入って良かった。


そうでないと、店の素敵な雰囲気を壊してしまいそうだ。




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最初のパスタは、スパゲッティ、ポモドール・ソース。


これがバルポリチェッラに良く合う。




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続いて二皿目のパスタは、フェトチーネ、海老のカルボナーラ・ソース。


ここで、更にワインを強めの赤に切り替える。


既に6本が空いてしまったことになる。


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予算を考えるとあまり高いワインは頼めない。


ワイン・リストにビリッロを見つけて大喜び。


テヌータ・マルシリアーナが造る、ビリッロ、2006年。


トスカーナ州、マレンマ地方のワインで、ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー40%、プティ・ヴェルドとシラーが10%。


これで旨くないはずがないというぶどうの配合。


適度なタンニンとしっかりとした果実味を持つ、コスト・パフォーマンスのとても良いワインである。


アルコール度数も14%ある。


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今夜のメインは、牛肉のタリアータ。


ビリッロに良く合う料理に喜ぶ。












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チョコレート・ケーキとヴァニラ・アイスクリームのドルチェを食べながら、楽しかった今夜の会を振り返る。


男八人の会にしては洗練されていたと自己満足に浸りながら、ワイン八本は少し飲み過ぎたと反省も。




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素敵な雰囲気の『オステリア・ラウラ』、男八人の煩い客を丁重にもてなしていただき、感謝感謝の夜でした。


ブラジルから友人夫妻が来日した。


早速夕食に連れ出すことにしたが、奥様はベジタリアン。


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となると、料理の選択は一挙に難しくなる。


そこで、最初の夜は豆腐料理に。



選んだ店は、長年の行きつけの老舗、『五右ヱ門』(白山)である。


二人は、江戸時代に回帰したような造りの店に大感激。


どこまでも明るく、仲の良い二人だ。

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この時期の料理は、湯豆腐。


揚げだし豆腐、豆腐の味噌田楽、等々、出される料理は全て豆腐尽くし。


そしていよいよ湯豆腐。


奥様は豆腐に大満足だが、彼の方は肉が食べられないので力が出ない様子。



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そこで翌日は『ニルヴァーナ・ニューヨーク』(六本木)へ。


何と言っても、インド料理はベジタリアンに優しいのだ。


肉料理(もちろん牛肉はありません)とベジタリアン料理の両方を食べることができるので、この夫婦には最適。


しかも美しい店内と店からの眺めに、二人は思わず肩を寄せ合う。


でも、私も今夜はちゃんと彼女を同伴。


彼らが手を握り合えば、私も彼女に手を...と思ったが、食事の邪魔になると言って断られる。


でも、ペリエ・ジュエ、ベル・エポック、2000年はやはり美味い。


四人とも、プレステージ・シャンパーニュが大好きなのだ。



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まずは、野菜のフリット。

肉類や動物の油脂類は一切使われていない。














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根菜の温製サラダも美味しそう。










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私たちは、ズワイガニとアボカドのタルタル、ミルフィーユ仕立て。


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そして、激辛の手羽先。







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これは、奥様用。













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ここで赤ワインに切り替える。


香りも味も強いインド料理に負けないワインを選ぶ。


ブロークンウッド、シラーズ、2007年。


オーストラリアのワインの名産地、バロッサ・ヴァレーで造られる、強く、味わい深いシラーズである。

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私たちには、大エビのタンドール。





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そして、ラムのタンドール。

これはシラーとの相性抜群。






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今夜の仕上げは、ベルヴェデールのウォッカ・マティーニ。


ベルヴェデールは、ポーランドのスーパー・プレミアム・ウォッカ。


ダンゴウスキー・ゴールド・ライ麦を100%使用し、4回蒸留によるクリアーで上品な味わいを実現した至極のウォッカである。


彼女も得意の英語を思う存分話せて満足そう。


『ニルヴァーナ』のベジタリアン・フードのお陰で、素敵な夜となりました。



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今日は、ヴィーニ・ジャポン東京の開催日。


何時もはフィットネス・クラブで汗を流している時間だが、今日は原宿の会場に向かう。


会場のベルサール原宿は、もうワイン・ファンで大混雑。



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どのブースに行っても、真剣にワインのテイスティングをする熱心な人達で満員。

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彼女と私も負けじと、会場入り口でもらったワイン・グラスを振りかざし、好きな造り手のブースにアタックを掛ける。


う~ん、どのワインも美味い。


全ての出品作品を味わうことは難しい。


でも、可能性は追求する。






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そうこうするうちに、会場の片隅では弦楽四重奏が始まる。


良く見ると、新井順子さんがステージ上に。


演奏が終わると、急いでステージに向かい、新井さんにご挨拶。


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最後はもう何を飲んでいるのかすら不確かな状況。


でも、美味い物は美味いのです。


そして、彼女はどこまでも素敵なのです。






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ヴィーニ・ジャポン、2010。


自然派のワインがこれだけのワイン・ファンを惹きつけることは素晴らしい。


彼女も珍しく頬をピンクに染めている。


そんな彼女を見ると、ますます彼女が愛おしくなる。


ヴィーニ・ジャポン、今年もありがとう。



久しぶりに姫路を訪れた。


姫路の駅前には、美味い焼き肉屋が多い。

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でも今夜は、駅から少し離れたフレンチ・アジアン料理の店、『MUA』に友人と二人で行く。


住宅街の中にひっそりと佇むその店は、知らないと行けないところ。


三左衛門堀東の町という住所が、城下町としての歴史を感じさせる。


姫路の友人たちは誰も知らなかったが、姫路でも美味いワインを飲みたいという執念で、ネット内を駆け回ってやっと見つけた。


それ以来、何度も通ったが、何時も気の効いたワインを手頃な価格で準備してくれる。


料理は、ベトナム、タイ、中華、フレンチと、美味い物は全てある。






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今夜の白ワインは、ルイ・ジャドのブルゴーニュ・シャルドネ、2007年。


ルイ・ジャドの150周年記念ボトルだ。


さすがルイ・ジャドだけあって、単なるブルゴーニュでもすこぶる美味い。
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これが150周年記念ボトルのキャップ。



















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今はもう午後八時。


お腹が空いてしまい、とにかく美味そうなものを各国料理取り合わせて注文する。


ベトナム代表は、海老の生春巻き。







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次に中国代表は、ショウロンポウ。


見た目は中華料理店とは少し違うが、美味さは本物。


















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サラダは、日本代表の神戸牛のローストビーフのピリ辛サラダ。


神戸牛はやはり美味い。

















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そして再び中華に戻り、天使の海老のふわふわチリソース。


天使の海老のプリプリ感がたまらない。









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ここでアルゼンチンの赤ワインに切り替える。


今夜の赤は、あのミッシェル・ローランがプロデュースするクロス・デ・ロス・シエテ、2007年。


クロス・デ・ロス・シエテとは、「七人のぶどう畑」の意味。


ミッシェル・ローランと六人のパートナーの共同プロジェクトから生まれるこのワインのぶどうは、マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー。








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ファースト・リリースは、2002年。


どこまでも深く、強いボディの素晴らしいワインである。


こうなると、メインは強いものが欲しくなる。

まずは、鴨のコンフィ。




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続いて、神戸牛のタリアータ。


レアの神戸牛は、バルサミコ・ソースと相性抜群。


そして、赤ワインとのマリアージュも完璧。














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食事とワインがあまりに美味しかったので、思わずデザートを三つも注文してしまう。



男二人で、何故デザートが三つなのか?


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答えは簡単。


今月のスペシャル・デザートが三種類あったが、どれも美味しそうで、二つに絞ることができなかったのだ。


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それなら、三つみんな頼んでしまえ、ということで三つのデザートが目の前に並ぶこととなったのだ。







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アールグレイとダージリンを飲みながら、今夜の食事を振り返る。


姫路で味わう極上の多国籍料理と素敵なワイン。


彼女には悪いけど、満足した夜でした。














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ヴェネツィアのカナル沿いの素敵なレストラン。


あぁ、彼女と一緒なら楽しいのに、と思いながらワイン・グラスを口に運ぶ。


ミラノでの仕事が早く終わったので、ミラノ在住の友人が車を飛ばしてヴェネツィアに一泊旅行に連れてきてくれたのだ。


その頃の私は、ワインと言えばフランスかドイツ。


まだイタリア・ワインには興味が無かった頃のお話。


そのイタリア人の友人が、二本のイタリア・ワインを注文してくれました。

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最初の一本は、ジュゼッペ・クインタレッリのヴァルポリチェッラ・クラッシコ。


若々しい味わいの洗練されたボディ。 この造り手のヴァルポリチェッラは、日本では入手困難な名品。



ヴァルポリチェッラは、気軽に飲める安価なワインとの認識を覆す、素晴らしい一本。



ヴァルポリチェッラは、ヴェネツィアのあるヴェネト州の、ヴェローナのワイン。

ヴェローナと言えば、ロミオとジュリエット。


二人の悲しい恋の物語を連想させる、高貴な味わいのこのワインは、「ヴェローナの王子」と呼ばれている。



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そしてもう一本は、トマジのアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ。


ヴァルポリチェッラがヴェローナの王子なら、アマローネは「ヴェローナの王」と呼ばれている。


その味わいは、王と呼ぶに相応しい重厚なもの。


ぶどうを数か月間陰干しにし、糖度を高めてから醸造される、芳醇なワイン。


糖分を残した甘口がレチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ、糖分を残さない辛口がアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ。


ヴァルポリチェッラのぶどうは、ヴェネト州のぶどうである、コルヴィーナ、ロンディネッラ、モリナーラ。

イタリア・ワインの奥の深さを実感した経験となりました。


それ以来、ピエモンテ、トスカーナ、そしてカンパーニャ、シチリアと知識を深め、今では飲むワインの半分はイタリア・ワイン。


今考えても、ミラノの友人のワインの選択は、気が効いていたと感謝しています。





彼女も私も、アイラ・モルトが大好物。


あのヨード臭が何ともいえず、好きなのだ。


彼女は、アイラ・モルトを飲むと、子供のころに初めて薬箱に顔を近づけて中をのぞいた時のことを思い出すという。


私はアイラだけではなく、スカイ島のタリスカーも好きだが、彼女が好きなのはアイラ限定。


その中でも、ポート・エレンが特に好きなのだ。


でも、これには困ってしまう。 


ワインは素敵な恋の道しるべ-201001202058000.jpg なにしろ、ポート・エレンははるか以前に醸造所を閉じており、手に入るのは、残った樽を毎年少量ずつボトリングしてリリースされる、貴重品なのだ。


私は彼女と飲むために、銀座の『シェイク』に4th Releaseを1本キープしている。


そして出張時に自分で飲むために、7th Releaseを一本小倉の『UEDA』にキープしているのだ。


実は、この一本の存在を彼女は知らない。


彼女に教えていない秘密を持っているということは、ちょっと嬉しくもあり、ちょっと後ろめたいような気もする。


小倉の夜に、バーのカウンターで一人で飲むポート・エレンのストレート。


まさに禁断の花園の味わいなのです。


実は、『UEDA』にキープしているのは、ポート・エレンだけではありません。



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今夜は、スペイサイド・モルト、オスロスク、28年も飲みました。


こちらはアルコール度数が56.8%もあるため、ストレートではなく、水と半々に割ったツァイスアップで。


もちろん氷は入れません。


豊かな香りを味わうためです。


やはり、良いワインを飲んだ後のウィスキーは最高です。


小倉と、『UEDA』のマスターに感謝した夜でした。


今夜は、小倉で和食とワイン。


大牟田の魚料理は美味しかったけど、やはり今夜はワインを飲みたくなりました。


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小倉には、『アトル』や『ブルーム』など、素敵なワインを飲めるイタリアンがあります。



でも、今夜は和食でワインを飲むことにし、行きつけの『きし川』を選びました。



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このお店の定番は、この出汁巻き玉子。


まずはこれを注文し、今夜のワインを選びます。


今夜の白は、フランス、ベルジュラック・ブラン・セック。


シャトー・デ・ゼザール、2008年。


ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンから造られた、フレッシュで切れの良い辛口。 和食にピッタリです。


そして何より、この品質にしてコスト・パフォーマンスが非常に高いワインなのです。









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白ワインに合わせ、豚シャブ豆腐サラダを頼みました。



湯通しで脂の落ちた豚肉と、豆腐の組合せが絶妙です。


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さらに、生ハムとアスパラのチーズ春巻。











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そして、鱈の白子の白菜巻き、柚子辛子風味を合わせます。



白子といくらの、淡白さと塩味が上手くマッチしています。

















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ここで、店が私のために特別に用意してくれた赤をテイスティング。



カベルネ・ソーヴィニヨンが前面に出ているが、メルロー、プチ・ヴェベルド、カベルネ・フランのハーモニー感じるマルゴー。



あのシャトー・ローザン・セグラのセカンド、セグラ、マルゴー、2004年です。


まだまだ固いタンニンの鎧に覆われ、あと3~5年後に飲みたい強いボディ。









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そこで料理を肉類に、切り替える。


まずは牛タンの塩焼き。



これは美味。 仙台まで行かなくても、美味い牛タンはあるのです。
















ワインは素敵な恋の道しるべ-201001201946000.jpg 更に、カルビ、胡麻味噌添え。


セグラとの相性がとても良い。



小倉でセグラを飲んだと知ると、彼女は何と言って悔しがるだろうかと思うと、思わず笑みがもれる。



でも、彼女のことを考えると、早く東京に戻って彼女を抱きしめたいと、心が熱くなる。


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仕上げは、アナゴのひつまぶし。



まずはこのまま食べて、次におろしわさびを乗せてお茶漬けに。



これは美味い。



地方には和食で美味いワインを飲める店は、そうは無いのです。



『きし川』は、ふっと肩の荷を降ろせる、私のそんな隠れ家なのです。


今日も大牟田。


昨夜の食事がとても美味しかったので、今日のお昼も『とり川」』に行きました。


彼女が一緒でないので、安心してワインの無い店に行くことができます。


私もワインが大好きですが、彼女よりは許容範囲が広いのです。



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私が注文した昼の定食は、「くちぞこの煮魚定食」。


「くちぞこ」は、舌平目に似た有明海の地魚です。










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友人が頼んだのは、「あらの煮魚定食」。


どちらも煮魚に、茶碗蒸し、酢の物、香のもの、サラダにご飯とみそ汁が付いて、1000円。


他にも、一先、太刀魚、あらかぶ、カンパチのカマを、焼き物、煮物、唐揚げで料理してもらえます。





今回の出張で、大牟田が大好きになってしまいました。


彼女にはあまり言えないけれど、ワインが無くても美味いものは美味いのです!


皆さんも、大牟田か荒生に行く時には、『とり川』に立ち寄ってみれば、有明の美味い魚を味わうことができますよ。


今夜は大牟田。


宿泊先は熊本県の荒生市だが、ホテルを出て少し移動し、食事をするお店は福岡県の大牟田市。


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お店の名前は、『水とり』。


新鮮な海の幸を味わうことができる。


ということで、今夜はワインは諦め、生ビールで魚料理を味わうことに。






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まずは、生ビールで乾杯し、生牡蠣をするりと飲み込む。


これは美味。

















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さらに、くらげ酢とたこ酢でビールが進む。



















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今夜は出張。


彼女から離れている不安感を、美味い魚で払拭する。









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海の幸のサラダは、団扇海老とタラバガニがてんこ盛り。


このお店にはワインは置いていない。


彼女が一緒なら、きっと機嫌を損ねているだろうな、と思うと思わず笑みがこぼれる。














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刺身盛は、鯛、平目、鯖、鯵、鮪、カンパチ、烏賊、雲丹、サザエ、帆立。


どれも美味い。







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カンパチのカマの焼き物はボリューム満点。











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あらかぶの唐揚げは、骨まで愛することができる美味さ。












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熊本に来れば、馬刺しも食べなければならない。


この店は福岡だが、店を出て左に数十メートルも歩けば熊本なので、馬刺しを頼む。
















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結局、テーブルの上は満員電車状態。


食べ切れるか一抹の不安を抱きながらも、箸はどんどん進む。


彼女は今夜は何を食べているのだろう。


私がこんな美味い海の幸を食べていると知ったら、残念がるだろうか。


それとも、ワインが無いと知ったら、私の晩餐を憐れむだろうか。


東京に戻れば、彼女と共にまた美味いワインを飲みに行くことにしている。


彼女の居ない大牟田、ワインは無いけれど、素敵な料理に出会えた素晴らしい夜でした。