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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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北海道の友人から、毛蟹が届いた。


随分大きく、ずっりとし重い。


これは何か美味いワインを開けないといけない。


セラーを覗くのは面倒なので、ソノマで購入してきたばかりのワインを抜栓することにした。


年末年始に米国で購入してきたワインはまだ整理が済んでいないので、クローゼットに置いたままだったのだ。


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そのワインは、クライン・セラーズのヴィオニエ、ノース・コースト、2010年。


ワイナリーを訪問した時に、4本購入した内の1本である。


残りの3本はジンファンデルとシラーなので、白はこの1本だけだった。


まず、エチケットのデザインが素敵だ。


クラインの頭文字の”C”が大きく入っているので、このワイナリーのワインはエチケットを見ただけですぐにわかる。


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グラスに注ぐと、少し濃い黄金色。


鼻を近付けると、香り立つ芳香。


これはなかなか良いヴィオニエである。


ソノマからわざわざ持って帰った甲斐があった。










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コルクには、H.P.のアドレスが書かれている。


これは、カリフォルニア・ワインの特徴の一つ。


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裏面には、ヴィオニエがフランスのローヌ北部の、コンドリューやシャトー・グリエといった狭い地域で生産されている珍しい葡萄であること。


そしてパイナップルや桃やアプリコットの香りを持っていることなどが説明されている。


カリフォルニアで人気が高まっている理由がわかる、素敵なヴィオニエを楽しんだ夜でした。










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今日は、羽田空港第二ターミナルから、一泊の国内旅行に飛び立った。


夕方にANAスイート・ラウンジに着くと、PCを開いてメールとブログ・チェックをしながら、ワインを楽しむ。


ラウンジに置いてある白は、タラスのタラス・コレクション、シャルドネ。


タラスは、カリフォルニア、サクラメント市郊外のロダイ地区、その中でも有名なウッドブリッジ地区にあるワイナリー。


Tは、ワイン・メーカーのトッド・ジーマンの頭文字をとったもの。



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このグラスの向こう、窓の外には飛行機が並んでいる。


自然な果実味を大切にした、豊穣の大地を連想させるシャルドネ。


これはまさに、カリフォルニアのシャルドネ。


搭乗前のひと時を彩る、素敵なワイン。


では、行ってきます。









先日友人たちと飲んだワインが素晴らしかったので、彼女を誘って再び元赤坂の『まき田』を訪れた。



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早速、白ワインで乾杯。


今夜、女将さんが用意しておいてくれた白は、ブルゴーニュのドメーヌ・ジョブロが造る、ジヴリー・プルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・セルヴォアジーヌ、2009年。


ドメーヌ・ジョブロは、ジヴレーで随一と言われるドメーヌ。


ジヴレーは、コート・シャロネーズで最も小さな産地で、90%が赤。


しかし白もなかなか素晴らしいものを生み出している。


この白も、しっかりとした酸とミネラルを持つ素晴らしいワインである。


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お通しは、季節の小品。







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この刺身のタレ浸しは、彼女も大好きな逸品。


鯛と鮪の味が引き立つ。




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白身の焼き物も白ワインにとても良く合う。






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店の名物、手羽先揚げが出される。


これは美味いのだ。


彼女も好きで、追加を注文してしまう。


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手羽先に合わせ、赤ワインを抜栓する。


今夜の赤は、ちょっと素敵なもの。


トスカーナでサッシカイアを生み出す、テヌータ・サン・グイードが造る、グイダルベルト、2009年。


グイダルベルトの畑は、サッシカイアの畑の道一つ隔てた隣にある。


グイダルベルトは、サッシカイアの弟ともいうべきワインなのだ。


新樽バリック30%、セカンド・バリック30%、サッシカイアの使用樽40%で12ヶ月間熟成させたあと、グイダルベルトとセカンドのレ・ディフェーゼに選別されている。


ぶどうは、メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、サンジョヴェーゼ・グロッソ10%。


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店のご主人お手製の塩辛を注文する。


鮮度の良い烏賊が手に入った時にのみ造られる特別な塩辛。


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これは美味い。


彼女も美味しいと喜び、それを聞いたご主人も嬉しそう。



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そこで、これもご主人特製の練り味噌を出してもらう。


この味噌を付けて胡瓜を食べると美味いのだ。


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〆は、もちろんちゃんこ。


『まき田』のちゃんこは最高に美味い。



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何杯もお代わりをしたが、今夜はちゃんこの前に色々食べ過ぎたので、とても平らげることが出来ない。



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忙しかったお店も、一組、また一組とお客さんが帰り、手の空いた女将さんが、続いてご主人が私達のテーブルに合流する。


楽しい話は尽きない。


彼女も、ご主人の相撲の裏話に大笑い。


グイダルベルトを飲み干すと、女将さんがボルドー、サンジュリアンのグラン・クリュ、シャトー・ラグランジェ、2006年を持ってきて抜栓してしまった。


もちろん美味い。



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いっぱいになったお腹を伸ばすため顔を上げると、手形の額が見えた。


上は、大鵬。


下の右は、北の湖。


そして左側はご主人の親友、千代の富士。


元赤坂の『まき田』で彼女と過ごす、食べ過ぎたけど楽しい夜でした。









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今夜は珍しく、焼酎を飲みたくなった。


と言っても、普段はあまり焼酎を飲まないので、家にもあまり置いていない。


それでもスピリッツの棚を探すと、友人が送ってくれたものが出てきた。


珍しい愛媛県産の焼酎だ。


昨年も送ってくれたので、紹介したことがあると思う。





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JAうま特産、つぐね芋、うま乃風。


原料はつぐね芋、麦麹、米。


つぐね芋は、宇摩地方特産の丸い山芋。


粘りが強い上質の山芋なのだ。


これを皮付きのまま仕込み、山芋の風味を強く付けている。


クリアな中にも甘みと円みを持ち、なかなか美味い。


送ってくれた友人に感謝の焼酎でした。





今夜は友人達と、新橋のすきやき・しゃぶしゃぶの銘店、『今朝(いまあさ)』を訪れた。


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乾杯は、エビスビール。


実は『今朝』に来るのは随分久し振り。


以前来た時は木造の建物だったのが、今では立派なビルになっていた。












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お通し。


ビールのお供に丁度良い。




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牛の冷しゃぶ。


ここの冷しゃぶは美味いので、以前はこれを食べに良く来たものだ。


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今夜の日本酒は、”勝山 純米吟醸 献”。


ラベルには、山田錦、袋しぼり、無濾過と書かれている。


酒造元は、宮城県仙台市にある仙台伊澤家 勝山酒造。


伊澤本家の創業は1688年と古いが、勝山酒造としては2010年7月の創立。


伝統を引き継ぎながらも、革新を求める先進的な蔵なのだ。



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この”献”は、山田錦を用い、精米歩合は50%。


他にも、”暁”、”伝”、縁”、”元”という名の酒を造っており、最高峰の”ダイヤモンド暁”は極めて高価な酒である。


また、”元”は全日空の専売としても有名。


『今朝』の社長はソムリエかつ利き酒師でもあり、冷酒はこの一種類しか置いていないのもなかなかの選択である。



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いよいよすき焼きの肉が届く。


これは旨そうだ。



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野菜や焼き豆腐も美味しそう。





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仲居さんが、一人ひとりの焼き加減の好みに合わせ、肉を仕上げてくれる。




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とても素敵なお姉さんだったので、写真をパチリ。


でも、結構動きが早いので、ピンボケ。















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私は、肉に赤味が残るくらいが一番好きだ。


それにしても量が多く、肉だけでお腹がいっぱいになってしまう。


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肉の後は、野菜と焼き豆腐。


肉の味がたっぷり付いたたれで煮込むので、美味くないはずがない。


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デザートを食べる頃には、もう満腹。


久し振りに訪れた『今朝』は、一層素敵なお店になっていました。




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今夜は、チーズ・フォンデュー。


そこで、昨年5月にハンブルクで買ってきたフランケン・ワインを飲むことにした。


ヴァイングート・ツール・シュヴァイン、シルヴァーナ、フォルクアッヘル。カビネット・トロッケン、2009年。


ドイツの南部、フランケンは好きな地域。


北のプロイセンよりも、何となく親近感がある。


フランクフルト、ミュンヘン、ニュルンベルクは好きな街だ。


フランケンでは、イプホーフェンやカステル、ヴュルツブルクを良く飲んだ。


今回のフォルクアッヘルは初めて飲む村である。


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現地では安かったが、それでもカビネット。


これはお得なワインだ。



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色は、薄い麦藁色。


香りは甘い果実香。


口に含むと、ふくよかな果実味に続き、爽やかな酸が顔をのぞかせる。


あと口は、引き締まった辛口。


チーズフォンデュにはブルゴーニュの白と思っていたが、フランケンの白も充分に美味しい。


楽しかったハンブルクを思い出しながら、久し振りのフランケンを堪能した夜でした。









今夜は友人達と、神楽坂の『桃仙郷』を訪れた。


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新年の再会を祝い、まずは泡で乾杯。


と言ってもシャンパーニュではなく、日本酒のスパークリング。


山口県岩国市にある旭酒造が造る、獺祭、純米大吟醸、発泡にごり酒50。


山田錦を50%まで磨き込んで造られた、純米大吟醸をシャンパーニュ方式で発泡させた、本格的スパークリングなのだ。


獺祭については、あまりにも有名なので説明の必要はないだろう。


10年前には東京では誰も知らない酒で飲むことが出来る店もほとんど無かったので、何時も友人達に紹介していたが、今では超有名になって嬉しいような寂しいような。



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二本目は、やはり有名な久保田。


この酒もまだまだ知名度が低かった頃から、長岡駅前にある鴨料理の料亭、『久保田』にこの酒を飲みに行っていた。


新潟県長岡市にある朝日酒造が造る、久保田純米大吟醸萬壽。


ふくよかな広がりを持つ、素晴らしい吟醸酒。





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そして三本目は、大吟醸(らんじゃたい)。


これはご存知の方は少ないのではないだろうか。


岐阜県養老町にある玉泉堂酒造が造る、特別な酒なのだ。


蘭奢待とは、正倉院中倉に伝世する香木のことで、名香61種の中でも、第一の名香。


名の中に東大寺の文字が含まれることから、別名東大寺と称され、または黄熟香とも呼ばれている。


これは素晴らしい大吟醸。


ぐっと抑えた吟醸香の後ろから、キリリと引き締まった強い醸造感のあるボディが顔をのぞかせる。


山田錦を35%まで磨いている。


今夜の三本は、どれをとっても素晴らしい造り手が精魂込めて醸しあげた名品。


今年も新年早々素晴らしい酒に出会えて、幸せな神楽坂の夜でした。




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御茶ノ水にある、『ニコライ堂』に出掛けた。


青空の中に、ターコイズブルーのドームが映える。


本当に美しい建築物である。










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『ニコライ堂』と呼ばれるこの建物は、正式には日本ハリストス正教会教団の、『東京復活大聖堂』。


明治17年3月に着工し、明治24年2月に完工した、日本を代表するビザンチン式建築物である。


ロシア人の設計で、イギリス人の監督によって建設された。










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ロシア正教の教会に何故来たのか。


実は、私の先祖が明治時代にここの宣教師をしていたのだ。


ミサの準備時間に来てしまったので、関係者以外は立ち入れない。


来訪目的を伝えると、親切に中へ案内してくれた。


ロシア人と思われる信徒が何人かお祈りを続けている。


そうか、ここに先祖は居たんだ。


私も新年の祈りを捧げる。


少し心が清められた気がする。

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『ニコライ堂』を出ると空腹に気が付いた。

東京駅まで戻り、『リゾ・カノヴィエッタ』で昼食をとる。


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ここはリゾット専門店。


トマトとモッツァレラのリゾット。


これが美味いのだ。

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お供は気軽な赤ワイン。


イタリアの大手生産者、ゾーニンのカベルネ・ソーヴィニヨン。

今に繋がる歴史の重みに触れ、そして美味いリゾットとワインを楽しんだ休日の午後でした。






今夜は彼女を誘って、 初めての店に行く。


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場所は、滅多に行かない秋葉原。


友人から、和食とフランスワインのマリアージュをコンセプトにした店があると聞いたので、試してみることにしたのだ。


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お店の名前は、『葡萄屋』。


秋葉原駅からすぐの、昭和通りに面したビルの地下にある。


階段を下りドアを開けると、和服姿の素敵な女性が迎えてくれる。


奥にはテーブル席もあるが、カウンター席を予約しておいた。


最初の白は、ロワール川河口、ナント周辺のワイン、ミュスカデを選ぶ。


久し振りに飲むミュスカデは、キリリと締まった、そしてしっかりとした深みと熟成感を持つなかなかの出来。


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このワイン、名前が長い。


造り手は、ドメーヌ・ピエール・ルノー=パパン、別名ドメーヌ・ピエール・ド・ラ・グランジェ。


18世紀から続く名門ドメーヌである。


ワインの名前は、ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー・キュヴェ・ル・エル・ドール。


発酵したワインを澱に触れさせて熟成させる、シュール・リーによる、素晴らしい白。


彼女も美味しいと言う。


初めての店の訪問は期待と不安と共に始まるが、今夜のスタートは上々とひと安心。


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お通しは、タラのホホ肉の唐揚げ、ふぐの煮こごり、出汁巻き玉子。




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お造り。


金目鯛も真鯛も、そして鯖も美味い。


これは目利きが選んだ魚だ。


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季節野菜の炊きあわせ。


春菊の天麩羅が添えられているのが気が効いている。



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鮪のカマ焼きはヴォリューミー。


でもジューシーなのでどんどん箸が進む。



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ここで赤をテイスティングする。


ルモワスネの、サヴィニー・レ・ボーヌ、2000年。


ルモワスネは、1877年創立のボーヌのネゴシアン。


豊富な資金力を背景に、地下カーヴに100万本の在庫を有し、熟成を待って最高の状態で出荷している。







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色合いは薄いルビー色。


これは伝統的な造り方のサヴィニー・レ・ボーヌ。


口に含むと、まさにピノ・ノワール。


決して強くは無いが、ぶどうの果実味を大切にし、円やかな酸とタンニンを上手くバランスさせている。


飲んでいる内に、複雑なニュアンスが息を吹き返し、表情が変わっていく。


ブルゴーニュのピノの楽しさを満喫する。


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ピノには、蝦夷鹿のたたきを合わせる。


あれ、ここは和食のお店だったはず。


そうか、カルパッチョではなく、たたきなのだ。


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続いて、フォアグラと大根のソテー。


彼女は苦手な食材だが、フォアグラを大根に乗せて食べると、脂っこさが消えて美味い。


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もう充分に飲んでいるが、目の前に置かれているマールから目が離せなくなった。


ドメーヌ・デュジャックの、マール・ド・ブルゴーニュ・オール・ダージュ。


1985年に生産が終了した、デュジャックの幻のマール。








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テーブルの色と重なりマールの色合いがわかりにくいが、綺麗な琥珀色をしている。


オーク樽で熟成させているのだ。


立ち昇る芳香。


骨太で、しかもスムースなボディ。


久し振りに飲む素晴らしいマールである。







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デザートは、ガトーショコラとバニラアイス。


あれ、ここは和食のお店のはず、とまた思ってしまうが、和食とフレンチを融合させたような、とにかくワインとの相性が素晴らしいお店、『葡萄屋』。


シニアソムリエの福永さん、ソムリエールの山川さん、大変お世話になり、ありがとうございました。





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今夜は、この前日本橋高島屋で購入したスペインの赤ワインを抜栓することにした。


実は、スペイン・ワインはあまり飲むことが無い。


最近、スペイン・ワインの人気が高くなっているので、私もたまには飲もうと思ったのだ。


抜栓したボトルは、ナヴァラのフリアン・チビテが造る、グラン・フェド、リゼルヴァ、2004年。


1647年に創業され、チビテ家が代々受け継いで守っているボデガ。


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コルクの状態はとても良い。


甘い果実と樽の香りを感じ、期待感が高まる。



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これはなかなか濃い。


ひょっとして、重いだけのどんよりしたワインでは、と一瞬恐れる。


ところが、口に含むと抑え気味の樽香、円やかなタンニン、それでいてキレの良い辛口。


これはなかなかレベルが高い。


フレンチとアメリカン・オークのバリックで18ケ月熟成。


セパージュはテンプラニーニョ80%、カベルネ・ソーヴィニヨン&メルローが20%。


これからも、時にはペイン・ワインを試してみようと思った、楽しい夜でした。