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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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埼玉に住む友人から、「美味い酒が手に入ったので、どこかのお店に持ち込んで飲もう」とメールが来た。


三人で集まることにし、三人の位置関係を考え、日本橋の鮨屋、『蛇の市本店』に持ち込みのお願いをした。


『蛇の市本店』は、日本橋で100年以上の伝統を誇る銘店。


創業者の”市さん”が何時も蛇の目傘をさしていたことから、志賀直哉が『蛇の市』と命名したことでも有名。

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持ちこんだ酒は、埼玉県蓮田市の神亀酒造が造る、”ひこ孫純米大吟醸”。


神亀の名前は、蔵の裏にあった”天神池”に棲むと言われる”神の使いの亀”に因んで命名したもの。


この酒は、三年以上をかけて低温で熟成させた、限定品。


これは確かに美味い。


クリアで淡麗な、それでいて充分な熟成感を持つ、素晴らしい日本酒である。


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製造年を見てみると、2006年4月と書かれている。


とすると、5年間も冷熟されていたことになる。


酒造米は山田錦、精米歩合は40%。

以前、愛媛県の豊稔が造る”三年冷醸吟醸酒”を飲んだことがある。


酒造蔵が切磋琢磨し、素晴らしい酒を造り出していることに感謝するとともに、応援していきたいと思う。


どうやって応援するのかって?


そりゃ、飲むしかないでしょ!


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アン肝の酢の物。


これが酒に良く合うのだ。




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お造り。


やはり酒には刺身が欠かせない。



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持ちこんだ酒だけ飲むのではお店に悪いので、乾杯はエビス・ビール。


撮影前にだいぶ飲んでしまったが、この恵比寿の絵が懐かしい。















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このプレートが、気が効いていて好きだ。


お店にとっても、小さな器を何度も運ぶ必要が無く、上手く考えた方法だと思う。


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鰤の焼き物。


日本酒には、この醤油たれが合うのだ。



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一升を飲み干してしまったので、若女将に頼んでお勧めの酒を出してもらう。


ここの若女将は、アメブロで素晴らしい日本酒を紹介してくれているので、興味のある方は、”蛇の市 若女将Yuki”に遊びに行って下さいね。


最初の酒は、山口県周南市のはつもみぢが造る、”純米大吟醸原田”。


原田は、社長兼杜氏の原田さんのお名前。


これも実に美味い。


山田錦を用い、精米歩合は40%。

さすが若女将のお見立て。


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はつもみぢは、190年の歴史を持ちながら、昭和60年に醸造を中止してしまった。


平成17年になって、20年ぶりに醸造を再開させたのが、原田さんなのだ。


はつもみぢには、”回天大吟醸”と言う酒がある。


国を守るため、人間魚雷回天と共にこの世を去った烈士の意を受け継ぎ、後世に伝えるための酒である。


久し振りに出会った、懐かしい酒に感激。


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〆は握り。


今夜は2階の部屋で食事をしているが、1階の鮨屋を守る先代の握りが嬉しい。


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〆は、シジミのみそ汁。


これで満足のはずなのだが、若女将との話が止まらない。


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次に出してくれた酒は、栃木県栃木市にある飯沼銘醸が造る、”姿、純米吟醸五百万石無濾過生原酒あらばしり”。


これは良く飲む酒である。


実は栃木県にもメンバーになっているゴルフ・コースがあるので、帰り道に飯沼銘醸の”杉並木”や”姿”をよく買って帰るのだ。


これも人気が出ている、美味い酒である。




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この酒は、酒造米に五百万石を使い、精米歩合は55%。


平成23年の12月に製造された、まさに”あらばしり”である。














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もう充分に飲み過ぎているが、最後にもう一種類飲んでみることにした。


もう説明の必要もないだろう。


”小笹屋竹鶴(おざさやたけつる)、純米原酒”。


広島県竹原市にある竹鶴酒造は、ニッカウイスキーの創始者、竹鶴政孝氏の実家としても有名。


そして、ここの超有名な石川杜氏は、なんと早稲田大学時代に”神亀”に出会い、そのまま”神亀”の蔵人になった人。


その後、実家のある広島県に戻り、竹鶴酒造に入り、杜氏の大役を継いだのだ。


神亀に始まり、竹鶴で締めくくった、日本橋の素晴らしい夜でした。







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いよいよ米国を離れる日、サンフランシスコ空港にリムジンで向かい、ユナイテッドのファーストクラス・ラウンジで搭乗前のひとときを過ごす。


ここのラウンジは、何故か中国テイスト。


租界時代の上海のようだ。


テーブルの上には狛犬が並び、壁には漢詩の書が掛けられている。






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ホテルで朝ごはんを食べてきたが、海苔巻きや握り鮨を見ると、つい手が出てしまう。



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サラダもフルーツも、そして鴨の燻製もローストビーフも美味しそう。




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機内では、シャンパーニュはクリュッグ、白はロン・デパキのシャブリ、赤はラブレ・ロアのシャルム・シャンベルタンを飲むことができるので、ラウンジでは飲まないつもりだった。


ところが、ルイナールを見ると思わず手が出てしまった。


クラッシュド・アイスがぎっしり詰まった大きなステンレス・トレイには、ルイナールが三本も置かれている。


帰りも楽しい、サンフランシスコ旅行でした。








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大晦日はあまりに天気が良かったので、『SFMOMA(サンフランシスコ近代美術館)』に行くことにした。


ホテルの窓からは、コイトタワー(右端)やアルカトラズ(左端)が綺麗に見える。

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街角には、至る所に花々が咲いている。


暖かな日差しを受け、花に囲まれていると、真冬であることを忘れてしまいそう。


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美術館に行く前に、ショップを覗きながら街を散策。


『21フォーエヴァー』もこんなにお洒落。



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これが、『SFMOMA』。


建物自体がアート。




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マティス、ピカソ、ダリ、フリーダ・カーロ等の絵を楽しむ。


一番気にいったのは、ロイ・デ・フォレストのカントリー・ドッグ・ジェントルメン(1972)。


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屋上では、色々な造形に触れて楽しむことができる。




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カフェには、こんな奇怪な造形も。


これを眺めながら飲むコーヒーは格別な味がする。



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『SFMOMA』のあとは、隣の『ヤーバ・ブエナ・ガーデン』にある『モーズ・グリル』にハンバーガーを食べに行く。



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ここでは、ジューシーなレア・ハンバーガーを食べることができるのだ。


肉は、とうもろこしで飼育されたアンガス・ビーフを熟成させた、7オンスのパテを使用。


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飲み物はワイン、と言いたいところだが、もちろんここには置いていない。


ダイエット・コークでハンバーガーを頬張る。


店に入った時は先客は2テーブルだけだったが、食べ終わった時には満席。


どうやら私は、どこのレストランに行っても福の神のようだ。


暖かなサンフランシスコでの一日でした。









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食後に、大変なワイン達に出会うこととなった。


まずはデザート・ワイン。


マーカム、マスカット・ブラン、ナパ・ヴァレー、1996年。


とても濃く、自然な甘さが素敵だ。










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もう一種類は、シンクライン、レイト・ハーヴェスト・ヴィオニエ、コヨーテ・キャニヨン・ヴィンヤード、2006年。


これも素晴らしいデザート・ワイン。


遅摘みのぶどうから造る、すっきりとした濃さ。


ヴィオニエがカリフォルニアでこんなに使われているとは、初めて知った。







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そして、武居さんが素晴らしいブルゴーニュを出してくれた。


ドメーヌ・クレール・ダユのシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、1983年。


ドメーヌ・クレール・ダユはコート・ド・ニュイ屈指のドメーヌだったが、相続問題で分裂。


1985年にその多くをルイ・ジャドに買収されてしまった。


その1983年物。


まだまだ色合いは残り、素敵な香りとぶどうの熟成感を持つ、素晴らしい状態。


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ここで席をラウンジ・バーに移し、更に素敵なワインを楽しむ。


まずブラインドで飲み、武居さんの答えを聞く。


何と驚いたことに、世界最高のシャルドネの造り手と言われる、ドメーヌ・ミシェル・ニエロンのシュヴァリエ・モンラッシェ、1998年。


私は、コルトン・シャルルマーニュかと思ってしまった。





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造り手の名前を、記念に撮影。





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そして次のブラインドは、グラーヴ、ペサック・レオニャンのシャトー・スミス・オー・ラフィット・ブラン、2003年。


ブラインドでは、ブルゴーニュだと頭から信じ込んでいたので、必死で産地を考えたがわからなかった。


回答を聞いてびっくり。


ボルドーだったのだ。


今やペサック・レオニャン最高のシャトーとも評されており、12ヶ月の澱熟成を新樽比率50%で行っている。


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これも名前を大きく撮影した。


武居さんのワイン・コレクションは10万本にも達すと聞いている。


サンフランシスコでこんな素晴らしいフレンチ・ワインに出会えるとは思っていなかった。


武居さん、お世話になり、ありがとうございました。




サンフランシスコに、素晴らしいフレンチ・レストランがオープンした。


郊外にあったミシュラン一つ星レストラン、『エル・パセオ』が閉店して二年。


『エル・パセオ』は、武居征吾氏が、シェフであり奥様でもある”ケイコ”氏と共同で開いていたお店。


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そのお店が、『ケイコ・ア・ノブ・ヒル』と改名して2011年12月1日にサンフランシスコ中心部、ノブ・ヒルに開店したのだ。



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『ケイコ・ア・ノブ・ヒル』は、ノブ・ヒルの急な坂を登った一番高い場所にあるビルの二階にある。


店内の内装は、シックでゴージャス。


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ダイニングルームの他に、個室、バー、ウェイティングルームがあり、シーンに合わせて利用可能だ。



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最初のグラスは、シャンパーニュ。


デュヴォー、グランド・レゼルヴ・ブリュット。


日本ではあまり見掛けないシャンパーニュ。


三年以上の瓶内熟成を経て出荷されているそうだ。











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確かに美味い。


伝統的な造り方の、重厚なブリュット。


ドサージュも、低く抑えられている。


セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。












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料理は、お任せのコースのみ。


フレンチだが、そこかしこに日本の食材が使われている。


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繊細な料理は、アメリカでは驚きをもっと迎えられた。


メイン・ダイニングはフレンチだが、バー・ラウンジでは和食を中心にサーヴされている。


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赤ワインは、武居さんが造るピノ・ノワール。


ラ・シュエット、オレゴン・ピノ・ノワール、2009年。


パトリシア・グリーン・セラーズが、ラ・シュエットのために製造・瓶詰めしたと書かれている。


ラ・シュエットとは、フクロウの意味。


武居さんが、六本木に開いているお店の名前でもある。


この絵は、どこかで見覚えがあるような。


そう、ハリー・ポッターの挿絵で有名な、ダン・シュレシンジャーの作品。


彼は、武居さんの友人でもあるのだ。


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グラスに注ぐと、とても濃いルビー色。


アメリカのピノ・ノワールとは思えない、複雑なニュアンス。


ブラインドで飲むと、きっとブルゴーニュと間違ってしまうだろう。


武居さんによると、アメリカのピノ・ノワールの樹齢は若いのに、無理してブルゴーニュの古木のピノと同じ造り方をしているのが間違いだとのこと。


このラ・シュエットは、ヴィラージュクラスの若い樹のぶどうを使った造り方をしているので、自然な美味さがあるのだそうだ。


それにしても、2009年でこの熟成感。


驚きのピノ・ノワールである。


このワインは生産量が少なく、『ケイコ・ア・ノブ・ヒル』か、『ラ・シュエット』でしか飲むことができない。


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これは、ケイコ・スペシャル。


フォアグラのソテー、エスプレッソ・ソース。



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オマール海老の横に添えられているのは、カリフォルニア産のゆず。


ゆずの中には、オマール海老と北海道産の帆立が入っている。


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熟成させたアンガス・ビーフのグリルと、赤ワイン煮。


追加で、黒トリュフをたっぷりとかけてもらった。



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これは、フロマージュのプレート。


まるでお菓子のよう。



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デセールは、こんなに綺麗。


さて、食事はこれで終わりなのだが、ここから先が長くなってしまった。


その話は、また明日。




今日は、サンフランシスコでプチ観光。



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ユニオンスクエア近くのケーブルカー乗り場に向かう。


騎馬警官が未だに現役で活躍しているのは、とてもアメリカ的。


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パウエル・ストリートのケーブルカーの始発駅には長い行列が出来ていたので、一ブロック先の停留所でステップに飛び乗ることにした。


乗ったケーブルカーは、最も長いパウエル~ハイド線。


バーにつかまりステップに立つが、身体は完全にケーブルカーの外にはみ出している。






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急な坂道を下るときは、かなりスリルがある。


そして最も緊張する瞬間は、反対方向へ走るケーブルカーとのすれ違い。


向こうの車両にも人がぶら下がっているので、身体を引かないとぶつかってしまいそうなのだ。









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お互いに身体をすくめ、目と目で挨拶を交わしながらのすれ違い。


なんとも楽しいケーブルカーの乗り方だ。















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ハイド・ストリートの終点に着くと、ギラデリ・スクエアに行く。


ギラデル・スクエアには、大きなワイン・ショップがあるのだ。


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アメリカのワインだけでなく、オーストラリアのワインも充実。


しかも日本よりかなり安く購入できるので、買いたい気持ちを抑えるのに苦労する。


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ワイン探訪のあとは、スクエア内にある海の見えるレストランで軽くお食事。


目の前に、アルカトラズが一望できる。


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まずは、ワイン。


ワイン・ショップでも売っていた、シャトー・セント・ジーンのシャルドネを注文する。


シャトー・セント・ジーンのワインはどれを飲んでも美味い。


セント・ジーンという聖人が居るわけではない。


オーナーの奥さんの名前、ジーンにセントを付けて、ワイナリーの名前にしているのだ。


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お目当ては、イングリッシュ・クラム・チャウダー。


スモール・ポーションを頼んだが、それでもお腹いっぱいになってしまう。


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そしてグリーン・ガーデン・サラダ。


柔らかなベイビー・リーフが美味い。



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外に出ると、海沿いの道を散策。


アルカトラズはすぐ目と鼻の先。


うららかな冬の一日、フィッシャーマンズワーフでの楽しい時間でした。






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今夜は、美味いステーキを食べに行くことにした。


『アルフレッズ・ステーキハウス』は薄暗い路地裏にあり、知っていないと決して行けない場所。


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店内に入ると、重厚なインテリアが迎えてくれる。


深紅の絨緞を踏みしめながら、店の奥に案内される。



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ひとつひとつの装飾が、時代を感じさせる。


ここは、1928年創業の老舗なのだ。



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料理とワインを選ぶ間、スパークリングワインで乾いた喉を潤す。


選んだワインは、ドメーヌ・シャンドンのフラッグシップ、”エトワール”、ブリュット・クラシック。


一日前にドメーヌ・シャンドンを訪問したが、ワインを一本も購入しなかったので、今夜は迷うことなく”エトワール”を選んだのだ。


細かな勢いの良い泡立ち。


強い熟成感を持つ、素晴らしいブリュット。


五年以上の熟成期間をかけ、瓶内二次発酵させたシャンパーニュ製法に基づく、まさにシャンパーニュを上回るスパークリングなのだ。


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エトワールに合わせた前菜は、フレッシュ・オイスター。


プリプリの身がクリーミーで美味い。


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シー・ミルクと呼ぶに相応しい、美味い生牡蠣に満足。





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折角なので、天然海老のカクテルも食べることにする。


思った以上に身が大きく、お腹に堪える。


ステーキを食べに来たのに、ちょっと前菜が多過ぎたようだ。


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ステーキに合わせて選んだワインは、ハイランズ、カベルネ・ソーヴィニヨン・リザーヴ、ナパ・ヴァレー、2006年。


ハイランズ・ワイナリーの共同経営者の二人は、ナパ・ヴァレーのぶどう栽培の先駆者的存在なのだ。


ところで、このワインの日本の輸入代理店は、私の友人、デプト・プランニングの長尾さんである。






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コルクの長さも状態も良い。


コルクにH.P.のアドレスが印字されているのは、アメリカ的。


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深紅の色合いは、まさにナパの高級カベルネ・ソーヴィニヨン。


甘い果実香、深い熟成感、円やかなタンニン、厚みのあるボディ。


ステーキが届くのが待ちきれない想いになる。


フレンチオークで18ヶ月熟成されており、新樽比率は33%。


セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン85.1%、メルロー14.9%。



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届いたステーキは、リブアイの16オンス、つまり1ポンド、グラムでは453.592g。


28日間熟成させた肉を、レアで焼いてもらった。


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グレイヴィーをかけて、血のしたたる肉をぐっと噛みしめ、ワインを飲む。


最高に美味い。


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レッド・ポテトにサワークリームと刻んだあさつきを振りかけて食べる。




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気が付くと、広い店内は満席。


伝統あるステーキハウスでの、楽しい夜でした。




今日は、ワイン・カントリー・ツアー。


三か所のワイナリーを訪問することにしている。


ところが、出発した後に大変なことに気が付いた。


カメラを持ってくるのを忘れたのだ。


と言う訳で、素敵なワイナリーの写真は一枚も無く、仕方がないので、買ってきたワインのみご紹介。



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最初に行ったのは、ソノマにあるヴィアンサ。


トスカーナからの移民が始めたというワイナリーには、サン・フランシスコの像を始め、キリスト教の彫像が至る所に置かれている。


更には、メディチ家の象徴である猪の素晴らしい彫像も庭に置かれている。


素晴らしいワイナリーに反し、試飲では残念ながら私の好みには合わない。


と言っても、折角訪問したのだから、ピノ・グリージョ・レゼルヴァ、2010年を一本記念に購入。


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次に訪問したのは、クライン。


ここのワインは日本でもお馴染み。


何本か美味いワインを飲んだことがある。


ところが、一般の試飲では好みに合わない。


そこで、もっと良いワインを置いてある場所に移り、再び試飲開始。


これでこそクラインのワイン。


まずは、樹齢100年以上のぶどうの樹の果実から造られた、カリニャン、2010年を購入。


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次々と試飲を進める。


次に購入したのは、やはり樹齢100年以上の古木の果実から造られた、ジンファンデル、2010年。


これもミネラル感を持ち、複雑なニュアンスの出来の良いワイン。


カリニャンと一緒に、何年か寝かせておくことにしよう。







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次に購入したのが、冷涼な気候の高地で造られた、シラー、2010年。


これも洗練されたボディの、好みのワイン。















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ついでに、白を1本購入。


ヴィオニエ、2010年。


ヴィオニエは最近人気が高くなってきているが、カリフォルニア産のを飲むのは初めて。


これは気軽に飲める価格なのが嬉しい。










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その後はナパに足を伸ばし、ドメーヌ・シャンドンを訪問することにしていた。


でも、ドメーヌ・シャンドンは日本でも購入することができるので、今回は購入を控え、途中に立ち寄ったチーズ・ファクトリーのワイン・ショップで二本を購入。


1本目は、大好きなシャトー・セント・ジーンのメルロー、2008年。


次回シスコを訪れるときは、是非シャトー・セント・ジーンに行きたいと思う。


ここのサンク・セパージュは最高に美味いのだ。



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そしてもう1本は、エチケット買い。


エリクサー・セラーズのモンキー・ライド、カベルネ・ソーヴィニヨン、2009年。


初めて見るエチケットなので、思わず買ってしまった。


ナパ・ヴァレーにある家族経営のワイナリーだそうだ。


飲むときに詳しく調べてレポートしようと思う。


ソノマとナパでの、楽しいワイン・カントリー・ツアーでした。







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サンフランシスコで迎える大晦日。


時計が22時を回る頃には、街は人であふれ始める。


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街角のショー・ケースの中には、なんとシャガールの絵が展示されている。


思わず足を止めて見入ってしまう。


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カウントダウンに加わるため、フェリー・ビルディングまで行く。


凄い人混み。


結局待ちきれなくなり、新年の花火はホテルの部屋から観ることに。


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ビルの陰越しではあったが、午前零時と共に始まった15分間の花火ショーを楽しむ。




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そして元旦。


夜が明け始める。




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朝日が街に射し始めた。


海が白く輝く。




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コイトタワーとアルカトラズも闇から抜け出す。





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ノブ・ヒルのインターコンチネンタルのドームに朝日が反射し、明るく輝く。


2012年の始まり。


今年も素晴らしいワインと、素敵なワイン仲間に出会えることを楽しみにしています。





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今夜は、宿泊ホテル、『グランド・ハイアット』のすぐ近くのレストラン、『ファースト・クラッシュ』でお食事。


途中に立ち寄ったギラデリのチョコレート・ショップも、セール中。


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ニーマン・マーカスのツリーは、素敵にゴージャス。


巨大なツリーを見上げると、エンタシスに囲まれたステンドグラスの天井が美しく輝く。


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ファースト・クラッシュの入口は、とっても無機質。


ここに本当に素敵なレストランがあるのかと、一瞬引けてしまう。


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店内はとても暗い。


小さな明かりを頼りに、席に案内される。



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ミネラル・ウォーターを頼んだら、ヴォスが出てきた。


ヴォスとは、ノルウェー語で滝の意味。


大好きなノルウェーのミネラルウォーターだ。


これだけで今夜への期待が高まる。









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まず、今夜のワインを選択する。


今夜はシーフードと決めていたので、店のソムリエと相談し、白ワインを選んだ。


パルミナのマルヴァジーア・ビアンカ、2010年。


マルヴァジーアは、ギリシャが起源と言われる珍しい品種。


これは面白いワインに出会った。


イタリアでは、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州やエミリオ・ロマーニャ州で作られているのを飲んだことがあるし、ラツィオ州のフラスカーティの主なぶどうだが、カリフォルニアで飲むのは初めて。


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酸とミネラルのバランスが良く、しっかりとした辛口。


オイスターにもとても良く合う。


カリフォルニアのワイン造りの奥の深さを知る、楽しい経験。











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パンに付けるオリーヴオイルには、刻んだオリーヴが入っていて、これをパンに乗せて食べると最高に美味い。



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ワシントン州のフレッシュ・オイスター。


なかなか美味いので、ハーフ・ダズンを食べた後、またハーフ・ダズンを注文してしまった。


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欧米では野菜が不足しがちなので、グリーン・サラダは必須アイテム。




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メインの前に、スタッフド・マッシュルームを頼む。


大きなキノコに、クスクスや色々な食材が詰め込まれている。



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そしてメインは、鱸のソテー。


この身の厚さには驚いてしまった。


いったいどんなに大きな鱸なのか、身が厚く、とてもジューシー。


ユニオン・スクエアは、サンフランシスコの中心部に位置し、どこに行くのも便利。


新しい店に挑戦した、楽しい夜でした。