そこで、昨年5月にハンブルクで買ってきたフランケン・ワインを飲むことにした。
ヴァイングート・ツール・シュヴァイン、シルヴァーナ、フォルクアッヘル。カビネット・トロッケン、2009年。
ドイツの南部、フランケンは好きな地域。
北のプロイセンよりも、何となく親近感がある。
フランクフルト、ミュンヘン、ニュルンベルクは好きな街だ。
フランケンでは、イプホーフェンやカステル、ヴュルツブルクを良く飲んだ。
今回のフォルクアッヘルは初めて飲む村である。
これはお得なワインだ。
香りは甘い果実香。
口に含むと、ふくよかな果実味に続き、爽やかな酸が顔をのぞかせる。
あと口は、引き締まった辛口。
チーズフォンデュにはブルゴーニュの白と思っていたが、フランケンの白も充分に美味しい。
楽しかったハンブルクを思い出しながら、久し振りのフランケンを堪能した夜でした。