先日友人たちと飲んだワインが素晴らしかったので、彼女を誘って再び元赤坂の『まき田』を訪れた。
今夜、女将さんが用意しておいてくれた白は、ブルゴーニュのドメーヌ・ジョブロが造る、ジヴリー・プルミエ・クリュ、クロ・ド・ラ・セルヴォアジーヌ、2009年。
ドメーヌ・ジョブロは、ジヴレーで随一と言われるドメーヌ。
ジヴレーは、コート・シャロネーズで最も小さな産地で、90%が赤。
しかし白もなかなか素晴らしいものを生み出している。
この白も、しっかりとした酸とミネラルを持つ素晴らしいワインである。
鯛と鮪の味が引き立つ。
これは美味いのだ。
彼女も好きで、追加を注文してしまう。
今夜の赤は、ちょっと素敵なもの。
トスカーナでサッシカイアを生み出す、テヌータ・サン・グイードが造る、グイダルベルト、2009年。
グイダルベルトの畑は、サッシカイアの畑の道一つ隔てた隣にある。
グイダルベルトは、サッシカイアの弟ともいうべきワインなのだ。
新樽バリック30%、セカンド・バリック30%、サッシカイアの使用樽40%で12ヶ月間熟成させたあと、グイダルベルトとセカンドのレ・ディフェーゼに選別されている。
ぶどうは、メルロー45%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%、サンジョヴェーゼ・グロッソ10%。
鮮度の良い烏賊が手に入った時にのみ造られる特別な塩辛。
彼女も美味しいと喜び、それを聞いたご主人も嬉しそう。
この味噌を付けて胡瓜を食べると美味いのだ。
『まき田』のちゃんこは最高に美味い。
何杯もお代わりをしたが、今夜はちゃんこの前に色々食べ過ぎたので、とても平らげることが出来ない。
忙しかったお店も、一組、また一組とお客さんが帰り、手の空いた女将さんが、続いてご主人が私達のテーブルに合流する。
楽しい話は尽きない。
彼女も、ご主人の相撲の裏話に大笑い。
グイダルベルトを飲み干すと、女将さんがボルドー、サンジュリアンのグラン・クリュ、シャトー・ラグランジェ、2006年を持ってきて抜栓してしまった。
もちろん美味い。
いっぱいになったお腹を伸ばすため顔を上げると、手形の額が見えた。
上は、大鵬。
下の右は、北の湖。
そして左側はご主人の親友、千代の富士。
元赤坂の『まき田』で彼女と過ごす、食べ過ぎたけど楽しい夜でした。









