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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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サン・パウロを代表する人気レストランに、友人が案内してくれた。


その名は、『フィゲイラ』。


フィゲイラとは、無花果の仲間の樹。


実はならないが。樹はこんなに大きくなる。


どんなに大きいかと言うと、広いレストランの上部を全て覆い、前の道路の上もほとんど覆っているという巨大な樹なのだ。



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広いレストランのどのテーブルに座っても、上を見上げればフィゲイラの長く伸びた枝がくねくねと横切っている。


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席に着くと、アミューズが出される。


サーモン、トマト、ズッキーニ、生ハム、カッテージチーズのどれをとっても美味い。


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そしてチーズパン。


熱々のこのパンがとても美味いのだ。



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最初のワインは、ブラジルのスパークリング、シャンドン・ブリュット・レゼルヴェ。


と言っても、見た目はカリフォルニアのシャンドンと同じ。


でも、正真正銘のブラジルのエスプマンテなのだ。


フランスのモエ・エ・シャンドンがシャンドン・ド・ブラジルを設立したのは、1973年のこと。


エスプマンテ専門のワイナリーとして、5種類のスパークリング・ワインを生産している。


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切れの良い、爽快なスパークリング。


カリフォルニアのシャンドンとも、オーストラリアのシャンドンとも異なり、コクがあるのにキレがあるスパークリングである。


実は、ブラジルではスパークリングワインは高価なのだ。


酒税が、スティル・ワインの17%に較べ、エスプマンテは40%もあるのだ。




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この大きな円形のパンは、トウモロコシの粉で作ったもの。


少しバサバサしているが、味わいがある。


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前菜は、フィゲイラ・サラダ。


多くの種類の野菜が盛り込まれており、とても美味い。


さて、続きの料理とワインのご紹介は、また明日。





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バイーヤ州の郷土料理のお店での、楽しい夜の続き。


まずは、サラダ。


白いのは、パーム椰子の芽。


これが美味いのだ。


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続いて、蟹爪。


爪の上に、刻んだ玉葱とトマトがたっぷりと載っている。



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爪を取って皿に置くと、こんな感じ。


爪はそれほど大きくないが、数が半端ではない。


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白が空になったので、同じワイナリーの赤を注文する。


チリのマイポ・ヴァレーにある老舗ワイナリー、タラパカのグラン・タラパカ、カベルネ・ソーヴィニヨン・リゼルヴァ、2010年。












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色合いは、濃いめのルビー色。


タンニンがまだ少し固いが、充分な果実味を持つ。


これも、コスパ抜群の高品質ワインである。












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鱈のミートボール。


これはブラジルの定番料理。



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このソースを付けて食べると美味い。


もちろんライムをさっと搾り掛けても良い。



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これが、バイーアの郷土料理。


焼いた石鍋で、熱々のトマトベースのチリスープが出される。


スープの中には、海老がいっぱい詰まっている。


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一緒に、ご飯と豆のソースが出された。


確かに、ミナス・ジェライスの料理とは全く違っている。


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皿にご飯とスープ、海老を取り分け、一緒に食べるとなかなか美味い。


でも、量が多過ぎて食べ切れない。


初めてのバイーア料理を堪能した、楽しいサン・パウロの夜でした。





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サン・パウロに戻ってきた。


パウリスタ大通りをぶらぶらと散歩。


さて、今夜は何を食べようかと、はたと思案.


ベロ・オリゾンチで美味いミナス・ジェライス地方の郷土料理を食べて来たので、別の地方の郷土料理を食べようと言うことになった。


そこで、バイーア地方の海産物料理を食べに行くことにした。


バイーア州は、ニマス・ジェライス州の北側にある州で、ブラジル最初の首都、サルバドールがあるところである。


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店に向かっていると、ワイン・ショップを見付けた。


店のオーナーからは、フレンチやカリフォルニアを勧められたが、目指すはブラジル・ワイン。


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友人のリカルドには、「ブラジルに美味しいワインは無い。」


「こちらのワインを飲みたければ、アルゼンチンかチリのワインを飲むべき」と言われたが、やはりブラジルのワインを飲んでみたい。


そこで店主一押しのブラジル・ワインを出してもらった。


そのワインは、日本に帰り、飲んでみてからご紹介することにする。


ところで、左がオーナー、右が店員さん。


とても親切に、そして熱心に対応してもらった。


次も必ず寄ってくれ、と見送ってくれる。


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重いボトルを三本抱えて、目的のお店、『イルハ・ベラ・バー&レストランチ』に着く。



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看板の矢印の方を向くと、店を示すものは何もない。


本当にここで良いのだろうかと思いながら歩を進める。


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建物の横に入り口があり、店員が飛び出してきて迎えてくれる。


店内は広く、外にテラス席もある。


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ブラジルの夕食は遅いので、19時半だとまだこんな感じ。


これが22時になると、店は来客でいっぱいになるのだ。


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早速、白ワインで乾杯。


友人の勧めに従い、チリのワインを選ぶ。


タラパカが造る、グラン・タラパカ、シャルドネ・リゼルヴァ、2011年。


タラパカは、チリのワイン生産の聖地、マイポ・ヴァレーで、1874年に設立された老舗ワイナリーである。


2,600haの自社畑を保有し、高品質でコスパに優れたシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを生産している。


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色合いは、麦藁色と言うより、スモーキー・グリーン。


フルーティで蜂蜜の香りを持ち、爽やかな辛口。


海産物料理にもとても良く合う。


さて、バイーア料理のご紹介は、また明日。









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友人に、ベロ・オリゾンチで人気の郷土料理の店に連れて行ってもらった。


その名前は『シャプリ』。


鬱蒼と茂る南国の木々の間にこの看板。


まるでサファリ・パークにでも来たような気分になる。


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通路を進み、建物に入ると、まずキッチンがある。


伝統的なキッチンを再現したものだそうだ。


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山の斜面に造られたダイニング・スペースは、茅葺屋根の粗末なもの。


重い木のテーブルに、重い木のベンチが見渡す限り並んでいる。


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こんな建物が、右に左に続いている。


いったい何人を収容することができるのだろうか。


今日は雨だが、気温は高い。


まずは冷えたビールで乾杯。


今日は、また新しいビールを試してみる。


ブラーマ。


これも、今まで飲んだ他のビールと同じく、爽快な飲み口である。


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この熱く焼いた鉄板に乗せて出すのが、この地方の郷土料理なのだそうだ。


これは、豚のミンチを味付けし、整形して焼いたもの。


なかなか美味い。


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芋を粉にし、チーズを中に入れてフライにした料理。


中から熱々のチーズが出てきて、とてもまろやかで美味。


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牛のフィレ肉。


ミディアム・レアー位の焼き加減で、肉の旨みが詰まっている。


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これは牛の別の部位だそうだが、何なのか忘れてしまった。


手前は豆のスープで、肉と一緒に食べると美味い。


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これは、小麦粉で作った料理。


肉の付け合わせ料理も豊富だ。


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ポーク・チョップ。


やはり骨付き肉は美味い。




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さらに牛のどこかの肉が出される。


手前にあるのは、焼いたバナナ。


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お腹がいっぱいになり、デザートを断ってコーヒーを頼んだ。


すると、焼き菓子が一緒に付いてきた。


思わず口に放り込むと、とても美味い。


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これがデザート・コーナー。


伝統的な菓子が並ぶが、シロップに漬けこんだ焼き菓子が多い。


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お腹がいっぱいになったので、敷地内を少し歩くことに。


梁の上には、乗馬用の鞍がいっぱい乗っている。


この先をずっと下ったら、馬場と厩舎があった。


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出入口に向かう道は、石畳で綺麗に舗装されている。


この美味い郷土料理を味わい、店造りを見ると、人気の理由がわかる。


友人達と楽しんだ、『シャプリ』での素敵な時間でした。




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ミナス・ジェライス州の州都、 ベロ・オリゾンチに着いた時は、もう夜になっていた。


宿泊先の『オーロ・ミナス』にチェックインし、夕食を食べに出ようと思ったが、外は雨。


そこで仕方なく、ホテル内で夕食を済ませることにした。


ところでこのホテル、内部が25階まで吹き抜けになり、一面をスケルトン・エレベーターが上り下りする造りになっているのだ。


ドバイの『エミレーツ・タワー』やモントレーの『クラウン・プラザ』等、この構造になったホテルは多いが、なかなか楽しいものである。


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レストランに入った時は、夜9時。


席は半分くらい埋まっていた。


それが、夜10時になるとこんなに満席に。


確かにラジルでの夕食は夜遅くに始まり、日本人の胃袋にはちょっと堪えるのだ。


それでいて彼らの朝は早い。


強靭な体力と胃袋を持っていないと、こちらの生活は厳しそうだ。


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まずはブラジルのビールで乾杯。


こちらに来て驚くことに、本当に皆さんビールを良く飲む。


とても軽い飲み口の物が多いので、水代わりにガンガン飲んでしまうのだ。


このスコールも、軽いタッチで美味い。








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友人のリカルドは、なにやら店員と料理のことで真剣に話しこんでいる。


彼が飲んでいるのは、ボヘミアン。


同じ名前のビールがメキシコにもあるが、これはブラジルのもの。


彼は、スコールよりボヘミアンの方が好きなのだそうだ。






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前菜には、牛肉のカルパッチョを注文する。


ビールと合うかちょっと心配したが、トーストしたパンの上に載せて食べると、とても良く合う。


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リカルドの勧めに従い、二本目はボヘミアンを注文する。


これも軽めのビール。


彼はボヘミアンの方がコクがあると言い、私はスコールの方が味が強いと正反対の見解。


結局、味較べで交互に何本も飲んでしまう。








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夜遅いので、私はミネストローネで締めくくる。


野菜たっぷりのスープだが、パスタもたっぷり入っているのには驚いてしまった。


まるで、野菜スープきしめんといった感じ。


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ビールでお腹がいっぱいになったので、ナイトキャップにカイピリーニャを注文する。


カシャッサ(ピンガ)とライムと砂糖で作る、ブラジル伝統のカクテルである。


これは美味いが、アルコール度数が高く、酔いが回る。


これで時差に打ち勝って眠れそうだ。


今夜も楽しい、ブラジルの夜でした。




別にボジョレー・ヌーボーが好きな訳ではない。


特にボジョレーでなくとも、オーストリアのヌーボーや日本のヌーボーならもっと早く飲むことが出来る。


ボジョレー・ヌーボーに狂喜するなんて信じられないと、友人達には話している。


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でも、何となく飲んでしまう。


正月に美味くも無いお屠蘇を飲むのと同じことなのかもしれない。


ユリス・ジャブレのボジョレー・ヌーボーを抜栓する。


初めての造り手。


今年は、敢えて有名な造り手のものを避けた。







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おや、色が濃い。


薄めのパープルレッドを想像していたが、こんなに濃いとは。


平たくはあるが、結構しっかりとしたタンニンを感じる。


果実味も充分に持つ。


今年のボジョレー・ヌーボーも出来が良いようだ。







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二本目は、ポール・ミセレ。


ニュイ・サン・ジョルジュに本拠地を置くネゴシアンのものである。


ボーヌや、ニュイ・サン・ジョルジュでは、定評があるネゴシアンである。


でも、ポール・ミセレのボジョレーを飲むのは初めて。









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色は濃く見えるが、こちらの方が伝統的なボジョレー・ヌーボーの味わい。


タンニンは抑え気味で、すっきりとした後味。


これならいくらでも飲むことが出来る。


ボジョレー・ヌーボーを飲みたいかと聞かれれば、別に、と答える。


でも、やはり季節感を味わうと言うことは良いことだ。


今年も意図せず楽しく飲んでしまった、ボジョレー・ヌーボーでした。





サン・パウロで最近人気のイタリアンに行くことにした。



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場所がなかなかわからず、車でぐるぐる回ること30分、やっと目的の店、『レリス・トタットリア』に到着した。


サン・パウロのこの辺りは脇道が全て一方通行なので、道を間違えると本当にぐるぐる回ることになってしまうのだ。



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店内はかなり広く、イタリア南部のトラットリアに来たような感じ。


昼には遅く、夜には早い中途半端な時間だったので、予約なしでも入ることができた。


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注文した料理が届く間、ガーリック・トーストでビールを飲む。


これが美味くて、何枚も食べてしまう。


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ビールは、ブラジル産のオリジナル。


軽快で美味いラガーである。


こちらでは、ビールはギンギンに冷やして供される。


もう初夏で気温は結構高くなっているので、この冷たさがたまらなく気持ち良い。


このお店、店内はかなり暗いので、撮影はナイト・モード。


ビールの写真がピンボケになってしまった。



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私はどんどんグラスを重ねるが、友人のアンドレは車の運転があるので、ダイエット・コークで我慢。


それにしても、このグラス、何杯目だろう。


600mlのボトルがどんどん空いてしまう。











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私の前菜は、カプレーゼ。


あまりに量が多く、友人達とシェアーする。



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サーモンと海老。


このサーモン、フレッシュですこぶる美味い。



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パスタは、麺とソースを自由に選ぶことができる。


私はフェトチーネをアラビアータで作ってもらった。


ところが、この量が半端でない。


おそらく麺は500gはあるのではないかと思う。


各自一皿頼んだことを、後悔する。


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お腹がいっぱいになり苦しいので、背伸びをして上を見ると、ヴェネツィアの仮面や、色々な人形が置かれている。


ここのオーナーはヴェネト出身なのかと聞いてみると、ブラジルのバイーア出身なのだそうだ。


魚介類の美味しい地域なので、ここのシーフードも美味いのだろう。


友人達と過ごす、素敵なイタリアンでした。




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地方都市からサン・パウロへの帰り道。


空港にはプロペラ機が並んでいる。


今日は快晴、気持ちの良いフライトになりそうだ。


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ところが、サン・パウロに降り立つとこの天候。


今にも嵐が来そうな雲行きである。



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インターコンチネンタルに再びチェックインすると、今にも雨が降り出しそうなので、近くのイタリアン、『ガレトス・アレ・サントス』で食事を済ませせることに。



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このチーズパンは、イタリアンでもブラジリアンでもどこでも出される定番。


これが美味いのだ。


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暑い北部から戻って来たので、まずはビールで乾杯。


ブラジルではビールを凍らせるほど冷やすので、喉越しが爽快である。


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このお店の名物料理は、チキン。


クラシック・ローストは、1971年のレシピなのだそうだ。


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試しにブラジルのワインを注文すると、日本にも輸入されているミオーロが出された。


ミオーロ、リゼルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン、2011年。


ミオーロは、イタリアから移住したジョゼッペ・ミオーロが始めたワイナリーで、ブラジルを代表するワイナリーのひとつ。








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豊かなタンニンを持ち、ほのかに樽香も感じる。


それほどボディは強くはないが、カベルネの熟成感を味わうことができる。


以前、日本で輸入代理店に頼まれて試飲したことがある。


不思議なことに、ブラジルで飲むとその時よりもずっと美味しく感じる。


フレンチ・オークとアメリカン・オークで熟成させているとの説明を懐かしく思い出した。


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パスタは、ペンネを頼んだ。


アラビアータで食べたかったが、どうしても理解してもらえず、仕方無く普通のポモドールソースで食べることにした。


ともかく、何をしても楽しい経験となる、サン・パウロの夜でした。



早朝にサン・パウロに着く予定が、昼になってしまった。



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サン・パウロのグアルーリョス空港は厚い雲に覆われ、この時期にしては、涼しくて気持ちが良い。




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早速、パウリスタ大通りに近い、インターコンチネンタル・サン・パウロにチェック・イン。


この辺りは治安も良く、街の散歩も楽しむことが出来る。


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大通りから外れると、街路樹が茂り、居心地の良い通りが並ぶ。





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サン・パウロのご紹介は後回しにして、まずは地方都市に飛ぶことに。


プロペラ機に乗るのは、二か月前のインド以来。


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こんな小さなプロペラで、こんな重そうな機体と40数人の乗客を運ぶことができるのか、ちょっと不安。


このAR42は、100%ブラジル国産機である。


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サン・パウロから約1時間半、北に向かって飛ぶ。


降り立った街は、かなり暑い。


車から見える景色には、至る所に花が咲き乱れている。


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今は30度程度だが、2~3日前には、40度もあったそうだ。


花の色は、赤、ピンク、オレンジと明るく綺麗だが、日差しが強いので写真では色が出ない。


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街を歩いていると、こちらの友人が頭上に気を付けて、と注意する。


何事かと思って見上げると、マンゴーの実がいっぱいぶら下がっている。


上の方はだいぶ熟してきたから、落ちてくるのだそうだ。


しばらく下に立って、落ちてくる実をキャッチしたくなる。





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街かどの緑地に、籐で編んだ椅子が、素敵なクッションを乗せて並べられている。


ベンチの代わりなのだろうか、不思議な光景である。


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夜になり友人達と落ち合うと、ブラジルのビールで乾杯。


オリジナルというブランドだが、他のブラーマなどと同じく、非常にあっさりとした軽快な味わいである。


サッカー等で汗を流した後に飲むと美味いだろうな、と思ってしまう。








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ビールを大量に飲んだあとは、カイピリーニャ。


さとうきびから造られた蒸留酒、カシャッサ(ピンガ)をベースに、ライム・ジュース、砂糖を加えてシェークし、砕いた氷とブツ切りのライムと共にグラスに注ぐ。


とても美味いが、飲み過ぎると大変なことになる。


ところで、カイピリーニャとは「田舎者」と言う意味。


まさに田舎町で友人達と過ごす、楽しい夜でした。





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九日ほど前のこと、ニューヨークのJFK国際空港に降り立った。


ハリケーン、”サンディ”の爪痕がまだ残り、マンハッタンへの電車も止まったまま。


タクシーで行こうにも、ガソリン不足と激しい渋滞で向かう車が無い。


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サンパウロ行きの便の乗り継ぎには、11時間もある。


居る場所が無いので、空港近くのヒルトン・ホテルに行き、昼食を食べて休むことにした。


ホテルのバーにテーブルを取ると、早速サミュエル・アダムス・ブラック・ラガーで乾杯。


人気の高い、ボストンの地ビールであり、私も大好きなブランドである。





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お共は、いかにもアメリカ的。


オニオン・リング。



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バッファロー・ウイング。


ここの味付けは変わっていて、酢を使っている。



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続いて、バス・ペール・エール。


イギリスの歴史あるビールで、上面発酵で造られるエールは、私のお気に入りでもある。


このコクと苦みがとても美味いのだ。


聞くところによると、日本には既に明治時代から輸入されていたそうだ。







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仕上げは、ビーフ・ハンバーガー。


レアで焼いてもらう。



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さて、サンパウロへの乗継便はJFKではなく、ニュージャージー州のニューアーク空港から飛び立つ。


ガソリン不足でハイヤー出来る車が少なく、しかも大渋滞。


早めに向かい、3時間前に到着。


ところが、出発が22時から2時間遅れるとのこと。


乗客は、日付が替わった出発ゲートでお疲れモード。


サンパウロは遠いと実感した一日でした。