イルハ・ベラ・バー&レストランチ、サン・パウロ | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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サン・パウロに戻ってきた。


パウリスタ大通りをぶらぶらと散歩。


さて、今夜は何を食べようかと、はたと思案.


ベロ・オリゾンチで美味いミナス・ジェライス地方の郷土料理を食べて来たので、別の地方の郷土料理を食べようと言うことになった。


そこで、バイーア地方の海産物料理を食べに行くことにした。


バイーア州は、ニマス・ジェライス州の北側にある州で、ブラジル最初の首都、サルバドールがあるところである。


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店に向かっていると、ワイン・ショップを見付けた。


店のオーナーからは、フレンチやカリフォルニアを勧められたが、目指すはブラジル・ワイン。


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友人のリカルドには、「ブラジルに美味しいワインは無い。」


「こちらのワインを飲みたければ、アルゼンチンかチリのワインを飲むべき」と言われたが、やはりブラジルのワインを飲んでみたい。


そこで店主一押しのブラジル・ワインを出してもらった。


そのワインは、日本に帰り、飲んでみてからご紹介することにする。


ところで、左がオーナー、右が店員さん。


とても親切に、そして熱心に対応してもらった。


次も必ず寄ってくれ、と見送ってくれる。


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重いボトルを三本抱えて、目的のお店、『イルハ・ベラ・バー&レストランチ』に着く。



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看板の矢印の方を向くと、店を示すものは何もない。


本当にここで良いのだろうかと思いながら歩を進める。


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建物の横に入り口があり、店員が飛び出してきて迎えてくれる。


店内は広く、外にテラス席もある。


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ブラジルの夕食は遅いので、19時半だとまだこんな感じ。


これが22時になると、店は来客でいっぱいになるのだ。


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早速、白ワインで乾杯。


友人の勧めに従い、チリのワインを選ぶ。


タラパカが造る、グラン・タラパカ、シャルドネ・リゼルヴァ、2011年。


タラパカは、チリのワイン生産の聖地、マイポ・ヴァレーで、1874年に設立された老舗ワイナリーである。


2,600haの自社畑を保有し、高品質でコスパに優れたシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローを生産している。


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色合いは、麦藁色と言うより、スモーキー・グリーン。


フルーティで蜂蜜の香りを持ち、爽やかな辛口。


海産物料理にもとても良く合う。


さて、バイーア料理のご紹介は、また明日。