サン・パウロで最近人気のイタリアンに行くことにした。
場所がなかなかわからず、車でぐるぐる回ること30分、やっと目的の店、『レリス・トタットリア』に到着した。
サン・パウロのこの辺りは脇道が全て一方通行なので、道を間違えると本当にぐるぐる回ることになってしまうのだ。
店内はかなり広く、イタリア南部のトラットリアに来たような感じ。
昼には遅く、夜には早い中途半端な時間だったので、予約なしでも入ることができた。
これが美味くて、何枚も食べてしまう。
軽快で美味いラガーである。
こちらでは、ビールはギンギンに冷やして供される。
もう初夏で気温は結構高くなっているので、この冷たさがたまらなく気持ち良い。
このお店、店内はかなり暗いので、撮影はナイト・モード。
ビールの写真がピンボケになってしまった。
私はどんどんグラスを重ねるが、友人のアンドレは車の運転があるので、ダイエット・コークで我慢。
それにしても、このグラス、何杯目だろう。
600mlのボトルがどんどん空いてしまう。
あまりに量が多く、友人達とシェアーする。
このサーモン、フレッシュですこぶる美味い。
私はフェトチーネをアラビアータで作ってもらった。
ところが、この量が半端でない。
おそらく麺は500gはあるのではないかと思う。
各自一皿頼んだことを、後悔する。
お腹がいっぱいになり苦しいので、背伸びをして上を見ると、ヴェネツィアの仮面や、色々な人形が置かれている。
ここのオーナーはヴェネト出身なのかと聞いてみると、ブラジルのバイーア出身なのだそうだ。
魚介類の美味しい地域なので、ここのシーフードも美味いのだろう。
友人達と過ごす、素敵なイタリアンでした。