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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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海雲台のダウンタウンに、友人達と夕食に出た。


以前よく買い物をした市場を目指したが、こんなに綺麗に整備されていてびっくり。


以前は雑貨屋や八百屋、鮮魚店が軒を並べていたが、今では海鮮レストランが多くなっている。


買い物客も中高年中心だったが、若い人達が増えていて驚き。




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海鮮料理店の前には生簀が並べられ、食材を選んで店に入れば調理して出されるのだ。



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今夜のお店は、市場を出たところにある海鮮料理店。


こちらの路地には、ちょっと綺麗な海鮮料理店が10店ほど並んでいる。


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店の選択の決め手はこのアジュマ(おばさん)。


店頭で秋刀魚を焼いていて、その香りが良かったのだ。


店に入るから写真を撮って良いかと尋ねると、ピース・サインをして応じてくれた。










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テーブルに着くと、前菜が並べられる。


真ん中の秋刀魚は店頭で焼いていたもので、美味いのでどんどん食べたら、次々と三匹も出してくれた。


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まずは韓国ビールで乾杯。


最近はタイで濃いビールを飲むことが多かったので、ライトな韓国のビールが薄く感じてしまう。


元々のOBビール等は日本のビール会社と同じ製品を造っていたが、カスはアメリカのクアーズなのでとても軽いのだ。


一番好きな韓国ビールは、天然水醸造のハイト。


とても暑いので、ガンガンのんでしまった。



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海鮮パジョンを注文したら、店のおばさんがハサミで切り分けてくれた、


焼き肉店でも、海鮮料理店でもこのハサミは大活躍。


冷麺を切るのにもキムチを切るのにも使われる韓国料理には欠かせない道具で、箸、スプーンと共に、テーブルの必需品である。


さて、続く料理とお酒の話しは、また明日。





海雲台のタルマジ山にある、『タルマジ家』での友人達との夕食の続き。


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セン・カルビ、セン・トンシム等がテーブルに届く。





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韓国料理の嬉しいところは、野菜が豊富なところ。


ここでも実に多種多様な野菜が出され、これに肉を乗せて食べるのだ。


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店の女性が手際よく肉をコンロ上に並べる。


その回りに私がニンニクを並べ、韓国焼肉を初めて食べる友人に、焼けたら一緒に葉っぱに巻いて食べれば旨いと教える。


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肉が焼ける前に、赤ワインを抜栓。


昨年ブラジルを訪問した時に、友人がアルゼンチンのトラピチェの最高のワインを飲ませてくれた。


ここではそんなワインは望むべくもないが、トラピチェを置いてあったので、それを注文。


トラピチェ、オーク・カスク、マルベック、2010年。


マルベックはフランス南西部のぶどうだが、今ではアルゼンチンを代表するぶどう品種となっている。


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白い皿の色が写ってしまいよく見えないが、とても濃く綺麗なガーネット。


甘い果実香を持ち、口に含むと強いタンニンと微かな樽香を感じる。


韓国の焼き肉店で良いワインを期待することはできないが、ここはイタリアンと兼業なのでワインも楽しむことができるのだ。


店の手前が伝統的な焼き肉店、そして店の奥半分は雰囲気が全く変わり、イタリアンの店になっている。


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友人達も私のワインの選択を何時も楽しみにしてくれている。


昨年ヒューストンで食事をした時には、高価なダリオッシュをガンガン飲んでしまった。


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味付けをしていないセン・カルビ、セン・トンシムのあとは、味付けしたヤンニョン・カルビを注文。


これもなかなか好評。


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〆は、ムル・ネンミョン。


伝統的な味付けが旨い。




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焼き肉の後の定番、ペ(梨)が出される。


仲の良い友人達と楽しんだ、韓国焼肉の夜でした。





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今夜は友人達とダルマジ山にある焼き肉店に食事に行くことにした。


海の向こうに見える小高い山がダルマジ山。


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暮れゆく海岸線が美しい。


後ろを振り向くと、宿泊ホテルが海に向かって静かに佇んでいる。


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車に乗り、店に向かう。


低いとはいえ、山に向かうので道は上り坂。



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これが今夜のお店、『タルマジ家(チブ)』。


赤で書かれているのが焼き肉店としての名前で、緑で書かれているのがイタリアンのお店、『アレクサンダー』。


同じ建屋の中に、韓国焼肉の店とイタリア料理店が同居しているのだ。


つまり、韓国焼肉を食べながら、イタリアンのお店のワインを飲むことができるのだ。




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欧米人が居るので、椅子席の部屋を予約しておいた。


テーブル上には、前菜が所狭しと並べられている。


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コンロの中では、本物の炭が燃えている。


やはりガスや固形燃料より、木炭で焼く方が旨いのだ。


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早速白ワインを抜栓する。


選んだワインは、オーストラリアのリンデマンズ、ビン65、シャルドネ、2010年。


イギリスからの移民で元軍医のDr.ヘンリー・リンデマンが1843年に創業したワイナリー。


このワイナリーのワインは何度か飲んでいるので安心して選ぶことができた。


実はこれを選んだ本当の理由は、今夜の仲間の共通の友人にリンデマンという人が居て、彼が今回は我々の会に参加できなかったからなのだ。


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薄いレモン・イエロー。


鼻を近付けると、柑橘系と蜂蜜の香りを持つ。


酸はあまり感じられないが、上手く甘みを抑えているので、爽快な辛口に仕上がっている。


みんなの評価も上々。










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最初の料理は、ユッケ。


ここのユッケは飛び切りに旨い。



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そして、パジョン。


続いて食べた、美味い焼き肉のご紹介は、また明日。





外は真夏のような暑さ。


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そこで昼食はホテル内で済ませることにした。


レストランは、『オーキムズ・バー』。


ソウルのウエスティンにもある、アイリッシュ・バーである。


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このレストランからも、美しい海岸線を見渡すことができる。


この景色だけは、他のホテルでは得ることができないのだ。


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ここには美味い生ビールが揃っている。


何種類かの中から選んだのは、パウラナー。


ミュンヘンを代表するヴァイスビアである。


パウラナーは1634年の創業。


トレードマークは修道士の絵。


パウラナー修道院で造られていたビールを継承したことを示している。



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昼食は、ハンバーガー。


サラダとフライド・ポテトが付いている。



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ハンバーガーはとても大きく、口に入らない。


そこで上のパンを外し、ナイフで切り分けて食べることにする。


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肉は美味いが、少し焼き過ぎ。


ソウルの店では、私の肉は何時もレア。


でも、ここではそこまでの質は求めても無理なようだ。


美味いビールとハンバーガーを楽しんだ、『オーキムズ・バー』での昼食でした。




一夜明けた、朝。


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ホテル最上階の部屋から眺める朝焼けの海岸が美しい。


朝食前に、ホテル周辺をちょっと散策。


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ホテルの正面側には大きな公園があり、早朝の散歩を楽しむ人が行き交う。


韓国の人は、健康志向がとても高いのだ。


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ホテル玄関から公園方面を見ると、緑一色。


というのは10年前までの景色。



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被写界深度を調整すると、近代的なガラス張りのビル群が現れる。


最近の海雲台の発展には目を見張るものがある。


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朝早いクラブ・ラウンジに、人影はまばら。


朝日を浴びながら、ゆっくりと朝食を楽しむ。


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朝食にはサラダをたっぷり食べることにしている。


野菜に加え、スモークド・サーモンとチーズも少し加える。


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フレンチ・トーストに、メープル・シロップをかけてしまうのは悪い習慣。


でも、止められない。


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キウイの入ったヨーグルトに、プレーン・ヨーグルトを更に加える。


飲み物は、オレンジ・ジュース、ルビー・グレープフルーツ・ジュースとトマト・ジュース。


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フレッシュ・フルーツを少し。


このぶどう、かなり美味い。



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食後はカプチーノ。


もちろんシュガーレス。


さあ、今日も元気な一日の始まりです。




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久し振りに、韓国釜山の海雲台を訪れた。


宿泊先は、海雲台(ヘウンデ)で最も由緒格式の高い、『ウエスティン・チョースン』。


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今では近代的な高層ホテルが林立しているが、韓国のモナコと言われている海雲台の海岸線を一望できるこのホテルが、何と言っても最高なのだ。


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ホテルのB1からは直接海岸に出ることができる。


海岸線を向こうの端まで往復すると丁度良い運動となり、以前は早朝にジョギングしたものだ。


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チェックインした時間はもう夕方。


今夜は外に出ず、クラブ・ラウンジで寛ぐことにする。


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軽食ということになっているが、結構料理やサラダが豊富に並んでいる。


ビールやワインも飲み放題なのが嬉しい。


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折角なので、韓国製のビールを一本飲むことにする。


ハイトは天然水醸造の、私が好きな銘柄。


氷漬けだったボトルは、キンキンに冷えていて美味い。










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ナッツ類がビールのお供。


海苔を巻いたおかきも良く合う。



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次は白ワイン。


チリの、ザ・セヴンス・ジェネレーション、シャルドネ、2012年。


初めて飲むワイン。


少し果実味が強過ぎるが、氷漬けになっていたので甘みは抑えられ、爽快に飲むことができる。








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お供は、サラダ。


アヴォカド・ディップをたっぷりと付けて食べる。



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赤ワインも、初めての銘柄。


チリのオチャガヴィアが造る、シルベストーレ・カベルネ・ソーヴィニヨン、2012年。


オチャガヴィアは、チリのぶどう栽培の父と称えられるシルベストーレ・オチャガヴィア氏が1851年に創設した由緒あるワイナリー。


2012年と極めて若いが、もう充分に楽しむことができる。


タンニンは柔らかく、熟成感もライトだが、カベルネのしっかりとした果実味を持っている。


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ラウンジでは軽食しか用意されていないが、それでも牛肉のサテを何本か食べるとお腹いっぱいになってしまう。


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二杯目の赤には、チーズがお供。


暮れゆく海と灯りが点る街並みを見渡しながら、ゆっくりと寛いだ釜山、海雲台(ヘウンデ)の夜でした。






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朝早い、羽田空港国際線ターミナル。


ANAスイートラウンジで、W朝シャンを楽しむ。


シャンパーニュ・ドゥ・サン・マルソー。


シャンパーニュの名門フィリポナが造る、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネを等量に用いたバランスの良いシャンパーニュである。






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朝食をとる時間がなかったので、ここで腹ごしらえをする。


何時もはグリーンサラダとパスタサラダだけなのだが、今朝はオムレツとソーセージも食べてしまう。


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シャンパーニュ二杯のあとは、今朝は白ワイン。


フランシスカンの濃いシャルドネもあるが、朝なのですっきりとしたソーヴィニヨン・ブランを選ぶ。


サンセール・シャヴィニョール、2011年。


評価の高い、ドメーヌ・フランク・エ・ジャン・フランソワ・バイイの製品である。


薄いレモンイエロー。


グレープフルーツのような柑橘系の香り。


酸とミネラルのバランスがとても良く、余韻も気持ちが良い。


やはり素晴らしいサンセールであり、もう少し熟成させてから飲んでも美味しいに違いない。


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お供は、サンドイッチとナッツ類。


特に干無花果はサンセールに良く合って美味い。



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次に、赤も一杯飲むことにする。


これもラウンジの定番ワイン。


ドメーヌ・ブシャール・ペール・エ・フィスのボーヌ・デュ・シャトー、プルミエ・クリュ、2009年。


ボーヌの大地の恵みを体現したような、しっかりとしたピノ・ノワール。


広葉樹の落ち葉の香り、かすかな麝香臭、そしてぶどうの果実香と、複雑なニュアンスを持つ素晴らしいピノ。


やはり2009年は出来が良いようだ。


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既に食べ過ぎとは思うが、稲荷寿司と巻き寿司も食べてしまう。


赤ワインと共に食べるには・・・とも思うが、食べたいものはやはり美味く感じる。


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ここで、もうひとつの朝シャンを楽しむ。


ここのシャワー・ルームは使い勝手がとても良い。



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前回もご紹介したが、新しいアメニティは資生堂製。


今までのタン製に較べるとボディ・クリームが無くなったが、シャンプー、コンデイショナー、ボディーソープの容量は増えている。


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この容器が面白い。


蓋を開け、左右に引っ張るとこんな感じになるのだ。


今朝もラウンジで過ごす、旅の前の楽しいひと時でした。




北九州市の小倉での夜。


行きつけのバー、『UEDA』を訪れた。


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ここは、小倉に来るとかなりの頻度で顔を出すお店。


マスターとはもう長い付き合いになる。


早速、大好きなアイランズ・モルトを楽しむ。


スカイ島のタリスカ-、30年。


タリスカーはアイランズ・モルトの中でもヨード香が強いモルト。


でも、30年ともなると、実に円やか。


それでもアルコ-ル度数は57.3%もあり、飲みすぎは禁物。


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普通に手に入るタリスカーは、25年物まで。


この30年はかなり珍しく、私も輸入元の事業部長に頼んで手に入れたもの。


歳と共に円熟味を増し、しかも強さを失わない。


このモルトを飲むと、そんな男になりたいと切に思う。








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今夜はストレートで飲んだが、強く香り豊かなモルトはトゥワイスアップで飲んでも美味い。


ここでオンザロックスを頼むと、丸い氷を入れたグラスで供される。


今では丸く削った氷は一般的だが、上田マスターが氷を丸く削る飲み方を考案したのは、37年前とのこと。


溶けた氷の水でモルトを出来るだけ薄めないで、長時間楽しむことができるように考えた。


こうして丸い氷を作るのです、と実演中の上田さん。


まさに丸い氷の草分けである。


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奥様お手製のお通し。


野菜の炊き合わせが美味い。




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二杯目は、更に熟成を重ね、円熟味を増したモルトを飲むことにする。


アイラ島のモルト、ブルイックラディ、1970年ヴィンテージ、35年物の、125周年記念ボトル。


世界食後酒コンクールで優勝したモルトであり、世界に2502本しか存在しない超レア物アイラ・モルトである。


これは至極の酒というに相応しい、素晴らしいモルトなのだ。


ブルイックラディとはゲール語で”盛り上がった砂”の意味で、1881年に創設された、アイラ島の8つのモルトの中で最も洗練されていると言われている。


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アイラ・モルトをゆっくり楽しんだ後は、カクテルで締めくくる。


大好きなプレミアム・ウォッカ、ベルヴェデール。


ダウゴウスキーゴールドライ麦100%で造られる、ポーランドの最高のウォッカなのだ。


瓶の中を覗くと、ベルヴェデール宮殿が美しく浮かび上がる。


ベルヴェデールとは宮殿の名前でもあり、美しいという意味でもある。



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マスターにお願いしたのは、ウォッカ・マティーニのシェイク。


何時もはにこやかなマスターが、シェーカーを握ると真剣な顔になる。


こちらはにやにやしながら、マスターの手際の良いシェーカー捌きを楽しむ。









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この透き通った、ベルヴェデールで造られたドライ・マティーニがたまらなく美味いのだ。


ここではオリーブの塩分がマティーニに移らないように、別の皿に乗せて供される。


マスターのそんなちょっとした拘りが嬉しい。


マスターとの静かな会話を楽しみながら、『UEDA』での夜は更けていきました。







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今日はもう充分に暑かった。


そこで、強く冷やした軽発泡性ワイン、ランブルスコを抜栓した。


ランブルスコは、イタリア、エミリア・ロマーニャ州の軽発泡性ワインで、アメリカで”赤いコーラ”として人気となった気軽なワインである。


今夜のランブルスコは、サン・キリコ・ロッソ。


輸入元は、メルシャン。


ランブルスコはもともと低価格のワインだが、このサン・キリコはその中でも特に安価に購入できる。



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色は結構濃い。


口に含むと、甘みのあるベリーやチェリーの味わい。


強く冷やしておいたが、結構甘みは強い。


最近は辛口のランブルスコが増えているが、これは伝統的な甘めのもの。


ワインというよりは、アルコールを含んだ発泡性ブドウ・ジュースといったところ。


アルコール度数は8.5%と低め。


たまにはこんな気軽なワインも良いものだ。


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コスパ・ワインであるのに、ミュズレはこんなに綺麗。


シャンパーニュのミュズレ・コレクションに、加えることとしよう。


今夜も楽しい、お家ワインでした。





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今夜は気軽なフランス・ワインを抜栓。


ドラッカー・ノワール、2010年。


ドラッカー・ノワールとは、ギラロッシュの香水と同じ名前だ。


造り手は、シャトー・マルグリット。


マルグリットのワインは2~3種類飲んだことがあるが、名前もエチケットも全く異なっている。


フロントンは、フランス南西部、シュッド・ウエスト地域にあるAOC。


エチケットには、2011年のシュッド・ウエストのワイン・コンクールで金賞を受賞したと書かれている。


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色合いは、南部のワインらしくとても濃い。


口に含むと、ボディは色合いほどには強くなく、すっきりとした辛口。


それでも充分な熟成感を持ち、ブラックベリーや熟したカシスを感じる。


セパージュはわからないが、フロントンではネグレットを50~70%使用することが義務付けられている。


どんな料理にも合わせることができる、便利な赤。


今夜も楽しい、お家ワインでした。