今夜のワイン、タルマジ家、海雲台、釜山 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

海雲台のタルマジ山にある、『タルマジ家』での友人達との夕食の続き。


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セン・カルビ、セン・トンシム等がテーブルに届く。





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韓国料理の嬉しいところは、野菜が豊富なところ。


ここでも実に多種多様な野菜が出され、これに肉を乗せて食べるのだ。


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店の女性が手際よく肉をコンロ上に並べる。


その回りに私がニンニクを並べ、韓国焼肉を初めて食べる友人に、焼けたら一緒に葉っぱに巻いて食べれば旨いと教える。


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肉が焼ける前に、赤ワインを抜栓。


昨年ブラジルを訪問した時に、友人がアルゼンチンのトラピチェの最高のワインを飲ませてくれた。


ここではそんなワインは望むべくもないが、トラピチェを置いてあったので、それを注文。


トラピチェ、オーク・カスク、マルベック、2010年。


マルベックはフランス南西部のぶどうだが、今ではアルゼンチンを代表するぶどう品種となっている。


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白い皿の色が写ってしまいよく見えないが、とても濃く綺麗なガーネット。


甘い果実香を持ち、口に含むと強いタンニンと微かな樽香を感じる。


韓国の焼き肉店で良いワインを期待することはできないが、ここはイタリアンと兼業なのでワインも楽しむことができるのだ。


店の手前が伝統的な焼き肉店、そして店の奥半分は雰囲気が全く変わり、イタリアンの店になっている。


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友人達も私のワインの選択を何時も楽しみにしてくれている。


昨年ヒューストンで食事をした時には、高価なダリオッシュをガンガン飲んでしまった。


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味付けをしていないセン・カルビ、セン・トンシムのあとは、味付けしたヤンニョン・カルビを注文。


これもなかなか好評。


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〆は、ムル・ネンミョン。


伝統的な味付けが旨い。




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焼き肉の後の定番、ペ(梨)が出される。


仲の良い友人達と楽しんだ、韓国焼肉の夜でした。