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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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ちょっと以前のこと。


”トッシ~ナ”さんからお誘いをいただき、青山のイタリアン、『アドゥ・マンマ』で開催された「納涼祭」に彼女と共に参加した。


店のオーナーのユリさんにご挨拶。


今夜は浴衣等の和装でご参加くださいとのことで、ユリさんも和装でお客様をお出迎え。


イタリアンのお店が和装の客で満員となり、いつもとは全く異なる雰囲気。


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店のスタッフも和装だが、シェフのエンリコさんはさすがに和服というわけにはいかない。


多くの客を迎えて、料理を切らさないようにてんてこ舞い。


エンリコさん、ご苦労様です。


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カウンター席の椅子が取り払われ、料理が並ぶ。


プロシュートもカプレーゼも美味しそう。


ここのモッツァレラはカンパーニャ直送で美味いのだ。


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まずはスプマンテで乾杯。


モンテベッロ・ブリュット・ビアンコは、ヴェネト州のベッレンダが造る、高品質のコスパ・スプマンテ。


ここではグラス・スパークリングとして、普段でも飲むことが出来る。


ぶどうは、シャルドネ50%、トレッビアーノ50%。


実は”トッシ~ナ”さんとも実際にお会いするのは初めて。


色々な方に紹介していただき、話が弾む。




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ワイン・グラスを片手に飲んでいると、トッシ~ナさんが「シェフの料理を食べてね」と皿を運んでくれた。


プロシュートも鰯のマリネもフリットも美味しそう。


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彼女がプロシュートとモッツァレラをもっと食べたいと言うので、カウンターから運ぶ。


脂がのったプロシュートをどっとまとめてとってしまったので、盛り付けが美しくなくなってしまった。




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「フォカッチャが焼けたので食べてね」とユリさんが運んでくれた。


熱々のフォカッチャが美味い。


彼女と過ごす、青山の『アドゥ・マンマ』での楽しい納涼祭の続きは、また明日。




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今夜は何を飲もうかと、セラーを覗き込む。


そうだ、以前買ったルチェンテがあった。


ヴィンテージを考えると、もう飲んでおいた方が良さそうだ。


イタリアの赤はボディが強い銘柄でも、寿命はそれほど長くない。


酸が少ないせいかもしれないが、8年~10年を過ぎると急速に落ちてしまうものが多い。


ルチェンテもルーチェのセカンドという事を考えると、もう9年近く経っているヴィンテージなので、飲んでおいた方が安全だ。


造り手はルーチェ・デッラ・ヴィーテ。


1995年にイタリアを代表する名門フレスコバルディのマルケージと、カリフォルニアの帝王、ロバート・モンダヴィのジョイントで創立されたワイナリー。


イタリアのサンジョヴェーゼと国際品種のメルローから”スーパータスカン”のルーチェを生み出している。


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ルーチェはメルロー55%、サンジョヴェーゼ45%で、バリック(小樽)で24か月熟成されている。


一方セカンドのルチェンテは、メルロー75%、サンジョヴェーゼ25%で、樽熟成期間は半分の12か月。


グラスに注ぐと不透明な暗赤色。


本当に濃い。


ぶどうの強い凝縮感を持ち、熟成の進んだ円やかなタンニンが心地よい。


セカンドとは言え、並みの銘醸ワインを凌ぐ素晴らしい出来をしている。


実は私の彼女は、ルーチェよりもルチェンテの方が好きなのだ。


ルカ・ダットーマのワインに関しても、ぶどうは違うとはいえ、フラッグシップのスイサッシよりもそのサードとも言えるアルトロヴィーノの方が好きだと言っている。


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価格を考えれば、私には嬉しい好みだ。


コルクも状態がとても良い。


今夜も楽しく美味しい、お家ワインでした。






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今夜はアイラ・モルトを飲みたいと、彼女が言う。


子供の頃に薬箱に鼻を突っ込んで臭いを嗅いだ想い出に繋がるのだと言う。


そこで、レアなアイラ・モルトをキープしている銀座のバーに行くことにする。


そのお店は、『バー・シェイク』。


さっそくキープしているボトルを出してもらう。


アイラ・シングル・モルト、ポート・エレン、フィフス・リリース。


1979年に蒸留され、2005年に瓶詰された5280本の内の、2834本目のボトルである。


アルコール度数は57.4%。


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ポート・エレンの蒸留部門は、1983年に閉鎖となり、その後貯蔵してある樽を毎年ひとつずつ瓶詰して売り出している。


そのため販売量は極めて少なく、愛好家垂涎のボトルとなっているのだ。


今までセカンド、サード、フォース、フィフス、シックスス、センヴンス、エイスを手に入れたが、ナインスからは価格が高騰してもう手が届かなくなってしまった。


ポートエレンは『シェイク』に保管してもらっているが、今まだ残っているのは、フィフスとセヴンスの二本のみ。


このセヴンス・リリースは、1979年に蒸留され、2007年に瓶詰された5274本の内の2200本目。


アルコール度数は53.8%とフィフスよりは少し低いが、各年のリリースの中でも一番美味いと人気である。


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ついでにもう1本キープしているのは、アイラ島のすぐ近く、スカイ島にただ一つある蒸留所、タリスカーの25年。


9700本のリミテッド・エディションの中の、6626本目のボトル。


アルコール度数は54.2%。


タリスカーも大好きなモルトで、25年だけでなく、レア物の30年もキープしていたことがある。


ポート・エレンはアイラ島のモルトで、アイラ・モルトと呼ばれている。


一方タリスカーは、スカイ島、ジュラ島、マル島、オークニー諸島のモルトと合わせ、アイランズ・モルトと呼ばれている。


これらの島には一つか二つしか蒸留所が無いが、アイラ島には多くの蒸留所が存在する。


ポート・エレンが閉鎖して7か所に減ったが、新しい蒸留所が出来て8か所となり、今年の秋には9か所目が開業する。
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私はポート・エレンのフィフス・リリースをストレートで味わう。


強烈な香りを嫌う人も多いが、これが好きになるとハイランズ・モルトでは物足りなくなってしまう。


島なのでピートに海藻が混じり、ウイスキーに強いヨード香が付くのだ。


彼女が”薬箱の香り”と呼んでいるのが、このヨード香である。


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彼女は、折角だからと三種類を比較して飲んでいる。


左端がタリスカー、次がフィフス、右端がセヴンス。


彼女はタリスカーが一番好きだと言う。


本当にヨード香が好きなようだ。


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この店のオーナーは古田土雅行氏。


資生堂のファロでバーテンダーを務め、コンクールでの優勝経験もある。


今は日本バーテンダー協会理事。


そしてもう一人のバーテンダーが若手のホープ、池上雅子氏。


2011年サントリー・ザ・カクテルアワードでオリジナル・カクテル、”玉響(たまゆら)”が最高峰カクテルの栄冠に輝いている。


銀座の『バー・シェイク』で味わう、至高のモルト・ウイスキーの夜でした。





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今夜は、気軽なシャンパーニュを抜栓。


大手メゾンのシャンパーニュも安定感があって美味しいが、小さなレコルタン・マニュピラン物もそれぞれ味わいが異なり、楽しいものだ。


ポワルヴェール・ジャック、ブリュット。


ポワルヴェール・ジャック家は、1663年から350年余りの歴史を持つ家族経営のメゾン。


初めて飲む銘柄なので、どんな味なのか楽しみ。



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エチケットは実にシンプル。


紋章のような模様を除けば、シャンパーニュとブリュットという一般名称しか入っていない。


一番下段の黒帯に小さくポワルヴェール・ジャックの名が入っているだけだ。


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グラスの中心からは細かな泡が湧き出しているが、グラスに付いた泡の粒は少し大きい。


グラスに霜が付いているので、ピントが甘くなってしまった。


色合いは少し濃い目のレモンイエロー。


リンゴや洋ナシの香りを持つ。


口に含むと、軽いトーストの香ばしさ。


セパージュは黒ぶどう比率が高い。


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ピノ・ムニエ50%、ピノ・ノワール30%、シャルドネ20%。


上から撮影すると細かな泡立ちがよく見える。


やはりシャンパーニュは美味い。


今夜も楽しい、お家ワインでした。







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ロサンゼルスから成田に向かうANAでの旅の続き。


シャンパーニュ、カリフォルニアの白ワインの次は、メインに合わせて赤ワインを飲むことにする。


選んだワインは、チリのモントグラスが造る、アントゥ、カルメネール、2013年。


アントゥは、モントグラスの上級ワイン、ニンケンのセカンド。


モントグラスは、斜面栽培の先駆者的存在である。


カルメネールはフランス南西部原産のぶどうで、今ではチリの赤ワイン用主要品種のひとつとなっている。


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メイン料理が届いた。


オマハショートリブのプレゼとポテト、セロリのムース、パセリの香る赤ワインソース。


これもカリフォルニアの名店、『パティナ』とANAのコラボ料理である。


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まだ赤ワインを飲みたかったので、食後にはチーズを頼む。


この大振りなチーズの切り方が嬉しい。




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デザートは、マンダリンオレンジとマスカルポーネのケーキ。


これが食べてみると絶品。


もともとチーズケーキが好物なので、たまらない一品である。


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ケーキのお供はコーヒー。


映画は二本目。


そこで、少し椅子を倒してのんびり映画鑑賞することにしよう。



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映画のお供は、ベイリーズ・オリジナル・アイリッシュ・クリーム。


食後にはコニャックよりも、甘いリキュールの方が好きだ。





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映画を観ていると、小腹が空いた。


一風堂のラーメン、コク極まる味噌、「大地」を食べる。


お供はもちろんシャンパーニュ、アンリオ・スーヴェラン・ブリュット。


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そして着陸前には、軽食を食べる。


今回は、フィリーチーズ・サンドウィッチ。


そしてハーゲンダッツ。


今回も食べ過ぎ飲み過ぎだったけど、美味しく楽しいロサンゼルスから成田へのANAでの空の旅でした。








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いよいよ搭乗。


ロサンゼルス空港を発ち、成田に向かう。


さあ今からは、映画の時間。


飛び立つ前から映画を楽しみ、気が付くと空の上に居た。


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映画は英語で観るようにしている。


正確に言えば、一度日本語で観て、それから英語で観るとより良く英語が聞こえるようになる。


例えばアナ雪は一度日本語で観た後、英語で10回ほど観て聞き取りの練習をした。


何時も思うことだが、日本を発つ時に較べれば日本へ帰る便では英語が自然に聞き取れる。


水平飛行に移ると、シャンパーニュ・タイム。



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シャンパーニュは、アンリオ・スーヴェラン、ブリュット。


格付ぶどうを95%以上使用し、リザーヴ・ワインの使用比率は35~40%。


瓶熟期間は3~4年と言う特別なシャンパーニュなのだ。


美味しいので、どんどん飲んでしまう。


機内では気圧が低いので酔いが回ると言われるが、私の場合、機内で飲んで酔ったことが無い。


急速に飲まず時間を掛けているのが良いのだろうが、以前ロンドンまでのファースト・クラスのフライトで、クリュッグ、モンラッシェ、バローロの三本を飲んでしまい、全く酔っていないとCAさんに驚かれたことがある。

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アミューズは、3種のきのこのマリネ、シェリーヴィネガー風味。


チキンとセロリサラダを詰めたグジェール。


海老のゼリー寄せ、そしてモッツアレラチーズとオリーヴ。


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白ワインは、良く飲むワインを選んだ。


カルフォルニア、クラークスバーグにあるボーグル・ヴィンヤーズのシャルドネ、2013年。


600haものぶどう畑を有する家族経営のワイナリー。


良質のワインをリーズナブルな価格で販売している。


このシャルドネは豊かなフルーツ香を持ち、ミネラルや酸も活き活きとしている。


フレッシュさを活かすために50%はステンレスタンクで発酵させ、より複雑で重厚さを生み出すため50%はオーク樽で発酵させている。


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前菜は、マグロのミルフィーユ仕立て、サンドライトマトと柚子のオイル。


前菜とメインは、カリフォルニア料理で有名なレストラン、『パティナ』とのコラボ・メニューである。


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パンは3種類あるが、その中からこの2種類を選んだ。


ANAの機内食のパンはなかなか美味い。


でも食べ過ぎると、料理がお腹に入らなくなる。




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パンのお供のノルマンディー産イズニーバターと、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル。


塩と胡椒は料理用だが、これもパンにつけて食べると美味い。


ANAのロサンゼルス/成田線の楽しい旅のお話しの続きは、また明日。






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ロサンゼルス国際空港のスターアライアンス・ラウンジで搭乗前のひと時を楽しむ。


マム・ナパ、ブランコット・エステイトを飲んだ後は、ストーン・セラーズ、シャルドネ。


このエチケットは、ちょっと不思議。


ストーン・セラーズといえば生産者はベリンジャーのはずだが、このエチケットには”バイ・ベリンジャー”の記載が無い。


でも、美味しいから良いとしよう。


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飲んでばかりいると酔ってしまうので、少し食べておくことにする。


どんな料理があるのか、検分。




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温かい料理、冷たい料理、フルーツ、パンと、色々な種類の料理が一通り揃っている。


どれも結構美味しそうだ。




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でも、機内ですぐに食事が出るので食べ過ぎは禁物。


このラウンジで一番嬉しいのは、料理の上にガラスの板があること。



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多くの人が行き交い料理を取るため、ほこりやごみが料理に入る恐れがある。


料理はちょっと取りにくいが、嬉しい配慮である。



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4種類目のワインは、赤を選ぶ。


映画監督のコッポラ氏が造る、フランシス・フォード・コッポラ、ヴォトル・サンテ、ピノ・ノワール、カリフォルニア、2013年。


コッポラ監督のワインには幾つかのシリーズがある。


このヴォトル・サンテ・シリーズの名前は、コッポラ監督の父方の祖母が乾杯の時に”a votre sante”=”あなたの健康の為に”と言っていた想い出によるもの。


気軽に飲むことができる、ピノである。


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それにしても、このラウンジには色々な種類のワインが置かれている。


とても試しきれないので、写真のみ撮影。


これはニュージーランドの白。


ヴィラ・マリア、ドライ・リースリング、マールボロ、2010年。


ヴィラ・マリアはニュージーランドで第三位の販売量を誇り、シェアーは10%。


プレミアム・ワインに強く、ニュージーランド最多のコンクール受賞歴を持っている。


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これはイタリアの白。


サンタ・クリスティーナ、ピノ・グリージョ、2013年。


イタリアのワイン界の名門、アンティノリがトスカーナで造るワイン。


1946年が初リリースという息の長いブランドで、世界160か国に輸出されている。


この白はピノ・グリージョ100%。


私も何度か飲んだことがある。




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これは日本のANAのラウンジにも置かれているワイン。


キャロウェイ・セラー・セレクション、カリフォルニア、カベルネ・ソーヴィニヨン、2013年。


ビッグ・バーサで有名なイーリー・キャロウェイが1968年に創業したワイナリー。


今も名前はキャロウェイだが、イーリーは1981年にワイナリーを売却している。


プレミアム・ワインの生産で有名で、私も好きなワインだ。





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ロゼも置いてある。


これは見たことがあるが、誰のワインだったか思い出せない。


良く見るとフランシス・コッポラの名前が入っている。


そうだ、コッポラ監督が愛娘ソフィアの結婚のお祝いに造ったワインだ。


フランシス・フォード・コッポラ、ソフィア、ロゼ、モントレー・カンティ、2014年。


セパージュは、シラー55%、ピノ・ノワール35%、グルナッシュ10%。


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このワインは初めて。


名前が可愛い。


カップケーキ・ヴィンヤード、セントラル・コースト、メルロー、2012年。


日本には輸入されていないようだが、結構大きなワイナリーのようで、ワイナリー・ツアーなども行われている。


飲んでみたいワインだが、搭乗時間となったため断念。



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それでは、搭乗です。


ファースト・クラスではないけど、ANAのメンバー・シップのお蔭で優先搭乗。


それでは、帰国の途に就きます。


機内のワインのご紹介は、また明日。








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いよいよ帰国の朝。


迎えの車に乗り、『ウエスティン・ロングビーチ』を後にする。


空港に着くと、周辺は大変な渋滞。


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でも早目にホテルを出ているので、乗り遅れる心配は無い。


この建物を見ると、ロサンゼルス空港に居ることを実感する。


初めて見た時から、いったいどれだけの年月が流れたことだろう。


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空港の中は、トレンディでとても綺麗。


ロスに来たのは4年ぶり。


乗換では一昨年も来ているが、こんなに綺麗だったかあまり記憶が無い。


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アメリカに来るときは、大抵はシカゴかニューヨークかサンフランシスコに到着するので、ロス空港の記憶があまり無いのも仕方がない。


この装飾は面白い。


数多い細長い画面に、次々と映像が連動して浮かぶのだ。


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免税店の上部にも映像が流れるパネルが仕掛けられている。


店よりも、その上に視線が向いてしまうのは、店にとって良いことなのだろうかと思ってしまう。



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先程まで砂漠の景色だったのが、今は海の映像に変わっている。


ラウンジに向かっているのだが、しばらく眺めていたくなる。



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エスカレーターで1階上り、スターアライアンスのビジネス・ラウンジに到着。


世界中どこの空港に行っても、このプレートを見るとほっとする。



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さすがロサンゼルス空港だけあって、ラウンジはとても広い。


ずっと奥まで進み、ゆったりとした椅子に腰を沈める。




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ラウンジ内にはバー・コーナーもある。


まだ午前のためか、バーでお酒を楽しむ人の姿は無い。




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まずはスパークリングで喉を潤す。


カリフォルニアには幾つかのシャンパーニュ・メゾンが進出し、シャンパン方式によるスパークリングを生産している。


モエ・エ・シャンドン、ルイ・ロデレールのワイナリーもある。


そしてこのマム・ナパは、シャンパーニュで第三位の生産量を誇るマムがナパ・ヴァレーで生産するスパークリングである。


マムがナパに進出したのは1979年、4年の歳月を費やして造り上げたワイナリーでは、素晴らしいスパークリング・ワインが生産されているのだ。


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スパークリングのあとは、白ワインを飲んでみる。


ニュージーランド、マールボロ地区にあるブランコット・エステイトのフライト・ソング、ソーヴィニヨン・ブラン、2014年。


ブランコット・エステイトは、ニュージーランド最大の生産量を誇るワイナリーで、日本を含む世界の多くの国に輸出されている。


フライト・ソングという銘柄は初めて見たが、エチケットの表記によるとカロリー20%オフなのだそうだ。


如何にもアメリカで売れそうなワインである。


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ラウンジの一番奥の壁は、ワインボトルで埋め尽くされている。


ボトルは全て空。


毎日ラウンジでは膨大な数のボトルが消費されているので、すぐにこの位の空き瓶は確保することができるのだろう。


ロサンゼルス空港のスターアライアンス・ビジネス・ラウンジでの搭乗前のひと時の続きは、また明日。





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ロングビーチのショアーライン・ヴィレッジにある『ヤード・ハウス』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


夜とはいえ、外はまだ温かい。


赤ワインを飲み終えると、冷えた白ワインを注文。


サーモン・クリーク、シャルドネ、2013年。


このワインはブロンコ・ワイン・カンパニー傘下の、サーモン・クリーク・セラーズの製品。


ブロンコ・ワイン・カンパニーは、セントラル・ヴァレーやナパ・ヴァレーなどに大規模なワイナリーを所有し、コスパ・ワインを製造・販売している。


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周りが暗いのでよくわからないが、結構濃い黄金色。


口に含むと果実味が豊かで、青いリンゴやマスカットの甘い香りを持つ。


フレッシュな酸と、ミネラル感のバランスも良い。


これは確かに冷やして飲んで美味い、良質なカリフォルニアのシャルドネだ。


セパージュは、シャルドネ83%、トリプレット・ブラン12%、コロンバード5%。


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白ワインに合わせ、軽い食べ物を注文する。


アヴォカドソースが美味い。


それにしても、写真で綺麗なグリーンの色が出ていないのが残念。


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フレンチポテトも注文。


日本に較べて量が多いのが嬉しい。


ソースはケチャップではなく、マスタードソース。


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ピアはすっかり夜の帳に覆われてしまった。


そろそろホテルに戻ることにしよう。


気が付くと、混んでいたお店も半分ほどの客しか残っていない。


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パイン・アヴェニューがピアに突き当たる場所にある建築物に、綺麗な照明が施されている。


あそこから階段を上れば、地上を歩くことなくハイアット、コンベンション・センターを抜けて、一段高い場所にあるオーシャン・ブルーバードに戻ることができる。


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パフォーマンス・アーツ・センターの噴水は、夜になると照明が当てられ、妖しく輝いている。


友人たちとショアーライン・ヴィレッジの『ヤード・ハウス』で過ごしたロングビーチ最後の夜は、美しく更けていきました。





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ロングビーチのショアーライン・ヴィレッジにある『ヤード・ハウス』で、友人たちと過ごす楽しい夜の続き。


美味いビール二種、ポーターとヴァイスを飲んだ後は、ワインに切り替える。


ヘス・コレクション、セレクト、ノース・コースト、カベルネ・ソーヴィニヨン、2012年。


ヘスはナパ・ヴァレーの西部、マウント・ヴィーダーにあるワイナリー。


スイス人のドナルド・ヘスが1986年にこの地の醸造所とぶどう畑を購入したことに始まる。


そして現在に至るまで、一貫して家族経営を守っている。


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色合いはとても赤暗色。


熟した黒い果実の香り。


プラムやラズベリー、カカオのニュアンスを持ち、スパイス、バニラも感じる。


円やかなタンニンを持ち、重すぎない洗練されたボディ。


フレンチオークの樽で15か月熟成され、新樽比率は35%。


セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン75%、プティ・シラー8%、メルロー8%、シラー4%、マルベック4%とのことだが、何故か1%足りない。


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ゆっくり話しながら飲んでいるうちに、ピアも夕闇に覆われ始めた。


ピア沿いの店に明かりが灯る。


明日は日本に帰ると思うと、少し寂しくなる。


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西の空が日の入りの最後の明るさに輝き、空に浮かぶ雲を照らす。


実にのどかな夏の夕暮れ。




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メイン料理は、バーベキュー・リブを1ラック注文。


骨を手で持ってかぶりつく。


ワインにも合って、これが美味いのだ。



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陽が落ちると急に暗くなった。


スマホのカメラでは色が出なくなり、画質が悪い。


隣のテーブルも女性三人で盛り上がっている。


ロングビーチ、ショアーライン・ヴィレッジの『ヤード・ハウス』で友人たちと過ごす楽しい夜の続きは、また明日。