ロサンゼルス空港を発ち、成田に向かう。
さあ今からは、映画の時間。
飛び立つ前から映画を楽しみ、気が付くと空の上に居た。
映画は英語で観るようにしている。
正確に言えば、一度日本語で観て、それから英語で観るとより良く英語が聞こえるようになる。
例えばアナ雪は一度日本語で観た後、英語で10回ほど観て聞き取りの練習をした。
何時も思うことだが、日本を発つ時に較べれば日本へ帰る便では英語が自然に聞き取れる。
水平飛行に移ると、シャンパーニュ・タイム。
シャンパーニュは、アンリオ・スーヴェラン、ブリュット。
格付ぶどうを95%以上使用し、リザーヴ・ワインの使用比率は35~40%。
瓶熟期間は3~4年と言う特別なシャンパーニュなのだ。
美味しいので、どんどん飲んでしまう。
機内では気圧が低いので酔いが回ると言われるが、私の場合、機内で飲んで酔ったことが無い。
急速に飲まず時間を掛けているのが良いのだろうが、以前ロンドンまでのファースト・クラスのフライトで、クリュッグ、モンラッシェ、バローロの三本を飲んでしまい、全く酔っていないとCAさんに驚かれたことがある。
アミューズは、3種のきのこのマリネ、シェリーヴィネガー風味。
チキンとセロリサラダを詰めたグジェール。
海老のゼリー寄せ、そしてモッツアレラチーズとオリーヴ。
カルフォルニア、クラークスバーグにあるボーグル・ヴィンヤーズのシャルドネ、2013年。
600haものぶどう畑を有する家族経営のワイナリー。
良質のワインをリーズナブルな価格で販売している。
このシャルドネは豊かなフルーツ香を持ち、ミネラルや酸も活き活きとしている。
フレッシュさを活かすために50%はステンレスタンクで発酵させ、より複雑で重厚さを生み出すため50%はオーク樽で発酵させている。
前菜は、マグロのミルフィーユ仕立て、サンドライトマトと柚子のオイル。
前菜とメインは、カリフォルニア料理で有名なレストラン、『パティナ』とのコラボ・メニューである。
ANAの機内食のパンはなかなか美味い。
でも食べ過ぎると、料理がお腹に入らなくなる。
パンのお供のノルマンディー産イズニーバターと、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル。
塩と胡椒は料理用だが、これもパンにつけて食べると美味い。
ANAのロサンゼルス/成田線の楽しい旅のお話しの続きは、また明日。