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ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。




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広尾に新しくできた『ひらまつ』グループのお店、『ソムリエズ・ハウス』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


クレマン・ド・ブルゴーニュ、アリザス・リースリング、ブルゴーニュ・シャルドネと飲み進んだあとは、赤をボトルで選ぶ。


支配人でソムリエの大池さんと相談。


選んだワインは、ボルドー、オー・メドックのシャトー・ソシアンド・マレ、2005年。


2005年と言うグレート・ヴィンテージに魅かれて選んだ。


ソシアンド・マレは、元々はクリュ・ブルジョワだった。

ところが、この格付けに納得できず、2003年にクリュ・ブルジョワ・エクセプショネルの格付けを返上してしまったのだ。

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その品質の高さは誰もが認めるものであり、格付け見直しがあればグラン・クリュ3級以上は確実と言われている。


人気は高く、ほとんどがフランス国内で消費されてしまうため、海外では入手困難なワインなのだ。


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色合いは濃いルビー色。


スミレの香り。


口に含むと、濃厚な凝縮感と強いタンニン。


10年の期間を経ながらまだまだ若く、熟成の高いポテンシャルを保有している。


30年の熟成に耐えうると言われているだけのことはある。


セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー40%、カベルネ・フラン5%。


熟成には、新樽を100%使用しているそうだ。


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コルクも、とても状態が良い。


これならセラーであと10年寝かせておいても大丈夫だろう。


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メイン料理は二皿を選び、彼女と取り分けて食べる。


一皿はビーフシチュー。


ランチ用のセット・メニューの料理だが、セットを外し、量を増やしてアラカルトで出してもらった。


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二人に取り分けても充分な量がある。


濃厚なビーフシチューは、強い赤ワインにも良く合って美味い。


彼女のわがままを聞いてくれた支配人に感謝。


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鶏のマスタードソース。


この味付けは美味い。


鶏であっても、赤ワインに負けない強さが素晴らしい。




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ナッツとマスタードソースの味の絡みが絶品。


そして肉はジューシーで、旨味が詰まっている。


ヴォリュームがあるので、もうお腹はいっぱいになってしまった。


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でも彼女は、何時もデザートを必ず食べる。


従って、私も何時も付き合って食べることになる。


ダイエットと健康のためにはデザートは控えたほうが良いと思うのだが、食べると美味しいので完食してしまう。



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コーヒーがポットで出されるのは嬉しい配慮。


熱い状態で飲みたいので、適量をカップに注ぎながら楽しむことができるのがありがたい。




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今夜飲んだワイン達。


クレマン・ド・ブルゴーニュのヴーヴ・アンバルのボトルは無いが、それでも二人のテーブルに三本の空のボトルを並べていると、目を引く。


「今夜も楽しかったね」と彼女。


「うん、ここで時々待ち合わせて一緒に帰ろう」と私。


今夜も楽しい、彼女と過ごす『ソムリエズ・ハウス』の夜でした。






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広尾に新しくできた『ひらまつ』グループのお店、『ソムリエズ・ハウス』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュを飲んだ後は、白ワイン。


最初の白は、アルザスのトリンバック、リースリング、2011年。


このワインは、『ひらまつ』のために造られたもの。


普通のボトルには上部と下部にのみ”トリンバク”のエチケットが貼られている。


ところがこのワインには、”Hiramatsu”の名前が入ったシールが真ん中に貼られているのだ。


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色合いは、淡いモスグリーン・イエロー。


ふわりとフルーティな花の香りが漂う。


口に含むと、きりりと引き締まった辛口で適度の酸が心地よい。


以前はアルザスのリースリングはあまり飲まなかったが、『ひらまつ』でトリンバックに出会ってからは、良く飲むワインとなっている。







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三皿目の前菜は、海の幸のマリネ。


このお皿、長さが50cmほどもあるので、料理の量は結構多い。



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二杯目の白は、シャルドネを選ぶ。


ジョルジュ・デュブッフのプイィ・フュイッセ、プレスティッジ2005年。


デュブッフと言えばボジョレー・ヌーヴォーばかり有名になっているが、『ひらまつ』のお店では、デュブッフの高級なワインを良く使っている。


ムーラン・ナ・ヴァンも素晴らしいし、このプイィ・フュイッセも上質のシャルドネである。









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デュブッフのプイィ・フュイッセを飲むのは確かまだ三度目。


モンラッシェやムルソーなどの格付けを除けば、普通の白で10年物の2005年を飲むことは多くない。


どのような熟成をしているのか半分楽しみで半分不安だったが、驚いたことに活き活きとした酸が健在でまだまだフレッシュ。


全く衰えを感じさせない素晴らしいシャルドネに感心してしまった。



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今夜は彼女と『ソムリエズ・ハウス』なので、ワインに因んだカフスを選んだ。


仕事中は普通のバーバリーを付けていたが、彼女に会う前に付け替えたのだ。





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ワイシャツは日本橋高島屋のオーダーメイド。


以前もスコティッシュ・テリアを刺繍した濃いブルーのシャツをご紹介したが、これはブルーのストライプ。


普段はこのシャツには黄金色のスコティッシュ・テリアのカフスを合わせているので、今夜の組み合わせは初めてのもの。


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シャツ自体は、ダンヒル。


胸にダンヒルのマークが入るので、スコティッシュ・テリアの刺繍は左腕の上部に入れてもらった。


彼女と過ごす、広尾の『ソムリエズ・ハウス』での楽しい夜の続きは、また明日。











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今夜は彼女と、広尾にできた『ひらまつ』グループの新しいお店、『ソムリエズ・ハウス』を訪問。


この場所は、以前『キャーヴ・ド・ポールボキューズ』があったところ。


当時は1階と地階を繋ぐ内階段があり、1階では気軽に、地階ではちょっと豪華にフレンチとワインを楽しむことができた。


そのお店が閉店となり、西麻布の『レゼルヴ・ド・ひらまつ』が『キャーヴ・ド・ひらまつ』に改称して現在に至っている。


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『ソムリエズ・ハウス』の店内はとてもオープンで明るい。


カフェとして利用する人も多いようだ。


そして土日には、テラス席でランチに冷えたスパークリング・ワインや白ワインを飲む客が多いのだそうだ。


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広尾と言う場所に似合う、素敵なお店である。


今はまだ時間が早いので客は少ないが、素敵な女性が一人でファッション誌を読みながら白ワインを飲んでいたりする。


絵になる風景である。


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私達も席に着くと、泡で乾杯。


ヴーヴ・アンバルの、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ミレジム、2012年。


『ひらまつ』の定番スパークリングである。


ヴーヴ、つまり銀行家のご主人が他界したことにより未亡人となったマリー・アンバルは故郷に戻り、当時としては先進的なシャンパーニュ方式によるスパークリング・ワイン専門のメゾンを1898年に設立した。


クレマン・ド・ブルゴーニュの生みの親と称され、今も3代目が高品質のクレマン造りを継承している。


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最初の前菜は、プロシュートとサラミの盛り合せ。


良く見ると、プロシュートも複数の種類が盛られている。


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一皿に盛られていると量が少ないように見えたが、二人の皿に取り分けても充分な量がある。


味の違いを確かめながら食べるのも楽しいものだ。





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アーティチョークのサラダ。


粒マスタードのソースと合って、とても美味い。


さて、クレマンを飲み終えたので、白ワインを選ぶことにしよう。


広尾の『ソムリエズ・ハウス』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。






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今夜は大好きなワインを抜栓した。


フランス、ロワールのアンリ・ブルジョワが造る、サンセール、ル・ブルジョワーズ、2007年。


アンリ・ブルジョワは、サンセールで10代にわたりワインを造り続ける名門。


サンセールとプイイ・フュメに合わせて65haのぶどう畑を保有している。


彼女も私も大好きな造り手なのだ。


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2007年のラ・ブルジョワーズは確か三本購入した。


二本は3年ほど前に飲んでしまったが、何故か1本セラーに残っていた。


他の二本を飲んでから3年、仕込みから8年の期間を経てどのように熟成しているのか楽しみだ。


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コルクは綺麗だが、結構上まで濡れている。


でも香りに問題はなく、状態はとても良さそうだ。


半面にはラ・ブルジョワーズの名前と2007年のヴィンテージの刻印。


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もう半面にはアンリ・ブルジョワの名前と、頭文字のH.B.の刻印が施されている。


弾力のある、上質のコルクだ。


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グラスに注ぐと、綺麗な黄金色。


三年前より色が濃くなっている気がする。


口に含むと、素晴らしい熟成感とミネラル感。


シレックス(火打石)土壌の畑で栽培された、樹齢50年以上の古木から収穫されたぶどうを用いているだけのことはある。


ソーヴィニヨン・ブランの甘い花の香りは控え目になり、強い熟成香と複雑なストラクチャーを持つ素晴らしいボディに成長している。


発酵後11か月の間シュール・リーで熟成させ、その後の熟成には新樽、1年樽、2年樽を三分の一ずつ使用している。


やはりアンリ・ブルジョワは美味い。


今夜も楽しいお家ワインでした。






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赤坂の『あじる亭レピス』に私のセラーからワインを持ち込んでのプチ・ワイン会の続き。


今夜のテーマは、ナパ・ヴァレーの銘醸ワイン。


スパークリングはコルカタで購入したちょっと珍しいスラ・ブリュット・ロゼを選んだが、白はテッラ・ヴァレンタインのソーヴィニヨン・ブラン、2010年。


最初の赤は、クロ・デュ・ヴァル、カベルネ・ソーヴィニヨン、2006年。


そして二本目の赤は、ダリオッシュ、ナパ・ヴァレー、メルロー、2007年。


映画「サイド・ウェイズ」にも登場する、今やナパ・ヴァレーを代表する銘醸ワイナリーである。


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ボトルに入っているサインは、ダリオッシュの社長、ダニエル・デ・ポロ氏のもので、彼とは何度か会っており、メールをやり取りする仲なのだ。


購入日を見ると2012年4月なので、3年余り私のセラーで寝ていたことになる。


そして2007年は、特に評価の高いヴィンテージでもある。


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ダリオッシュは、ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンの聖地、シルバラード・トレイルに荘厳なペルシャ神殿のようなワイナリーを保有している。


オーナーのダリオッシュ氏は、イラン革命前後にイランから米国に移住した実業家で、ロスでのスーパーマーケット事業で富を築き、最高のワイン造りを目指してこのワイナリーを設立した。


ダリオッシュ氏はシラー出身であることから、エチケットにはアケメネス朝ペルシャのダレイオス大王(ダリウスⅠ世)の肖像が用いられている。


素晴らしい果実味と熟成感、そして滑らかなタンニン。


ブラックカラント、ビターチョコレート、そしてスパイスとヴァニラ。


リッチでシルキーなボディ、長い余韻、どれをとっても最高のメルローである。


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ダリオッシュのメルローに合わせるメイン料理は、鴨胸肉のソテー。


外面は香ばしく、中はジューシーに焼かれた鴨肉は、赤ワインにも良く合う。


鴨は鳥ではあるが、赤身なので、赤ワインに合わせて美味いのだ。


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もう一皿のメインは、牛のソテー。


やはり強い赤には牛かラムが良く合う。


それにしても今夜も良く食べ、良く飲んだ。



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でも食後のデザートは欠かせない。


ちょっと欲張りのデザート4種盛。


自分のセラーから好きなワインを持ち込んで開くプチ・ワイン会は楽しいものだ。


普段はレストランでは高価過ぎて飲むことが出来ないワインを、思う存分飲むことができるのも嬉しい。


赤坂の『あじる亭レピス』で、彼女と友人たちとの楽しいプチ・ワイン会の夜でした。






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赤坂の『あじる亭レピス』で開催した、プティ・ワイン会の続き。


参加者は彼女と私と、友人二人の四人。


泡、白ワインとボトルを空けた次は、赤ワイン。


今夜は白も赤もナパ・ヴァレーで統一している。


そして『あじる亭カリフォルニア』で開催された「パリスの審判」に因んで選んだワインは、クロ・デュ・ヴァル、ナパ・ヴァレー、カベルネ・ソーヴィニヨン、2006年。


1976年のブラインド・テイスティングの会で優勝したのはスタッグス・リープ。


そして1986年のブラインド・テイスティングの会で優勝したのが、クロ・デュ・ヴァルのカベルネ・ソーヴィニヨンなのだ。


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このワイナリーは、1972年に世界最高のワイン造りを目指して米国の実業家、ジョン・ゴレとボルドーの醸造家、ベルナール・ボーデによって設立された。


ナパ・ヴァレーの当時は無名だったスタッグス・リープ地区を選定し、果実味豊かなカリフォルニア・スタイルと洗練されたボルドー・スタイルを融合させた素晴らしいワイン造りを行っている。


凝縮された果実味を持ちながら、複雑で洗練されたボディを兼ね備えた素晴らしいカベルネ・ソーヴィニヨンである。


1976年にはカリフォルニア代表の5本に選ばれながら優勝は逃したが、1986年には見事第一位に輝いた実力は大したものである。


このボトルは2006年と9年近い熟成を経ているが、まだまだ若く、成長のポテンシャルを持っているのはさすがだ。


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ふわふわの卵と、泡立てたクリームソースが口の中で美味しくとろけてしまう。


シェフにお任せで頼むのも、何が出されるかわからないので楽しいものだ。


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アスパラ・ソヴァージュは、彼女と私の好物。


大きな鉄のパンにたっぷりと出されるこのヴォリューム感がたまらなく嬉しい。



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海老のソテー。


ソースが強いので、赤ワインにも良く合う。


何時もは彼女と二人だが、今夜は2ペアーの4人なので、料理の種類も多く楽しむことが出来る。


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ここでちょっと口直しのトースト。


ブルーチーズが載っているので、これも赤ワインに合わせやすい。


さて、私のセラーからの持ち込みワインも既に3本を空けてしまった。


赤坂の『あじる亭レピス』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。






次に出された皿は、卵料理。


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赤坂の『あじる亭レピス』で彼女と楽しむプティ・ワイン会の続き。


参加者は私達を入れて4人。


私のセラーから持ち込んだワインは4本。


泡に続いて、白ワインを抜栓。


テッラ・ヴァレンタインのナパ・ヴァレー、ソーヴィニヨン・ブラン、2010年。


今夜の白、赤の3本は全てナパ・ヴァレーのワインで統一。


白はシャルドネにするかソーヴィニヨン・ブランにするか悩んだが、セラーでテッラ・ヴァレンタインを見付けて即決。


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実はテッラ・ヴァレンタインは好きな造り手で、今回調べてみると、私のセラーには白2本、赤2本が入っていた。


2010年ヴィンテージなので約5年の年月を経て熟成が綺麗に進み、色合いはソーヴィニヨン・ブランにしては濃いめの淡い黄金色。


口に含むと酸を残しながら、熟したフルーツの香りは抑え目で、干し草のようなドライな味わいとなっている。


彼女は、「美味しい。ブラインドで飲んだら、グラーヴの銘醸と間違ってしまう」と、高評価。


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料理はお任せで頼んでいる。


最初の皿は、ホワイト・アスパラガスのクリームソース。


しっかりとした歯応えがあって美味く、ソースも白ワインに良く合う。


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そしてサラダ。


若葉が柔らかい。


チーズが振り掛けられているので、ワインに合う。



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これは小烏賊。


さっと茹でて火を通しているが、身は柔らかく生のような食感。


これも白ワインに抜群に合う。



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加藤ソムリエと、今夜私が持ち込んだワインに関する話で盛り上がる。


1976年のパリスの審判、そして1986年の第二回、1996年の第三回で勝利したカリフォルニア・ワインの話しも楽しい。


以前加藤ソムリエが開いたブラインド・テイスティングの会、「パリスの審判」に参加したことがあるのだ。


そこで今夜は、「パリスの審判」に登場する赤ワインもセラーから持参しているのだ。

次回のプティ・ワイン会は、加藤ソムリエと田原シェフが所属する新しい店で開こう、その時はこんなワインにしようと、話しが尽きない。


赤坂の『あじる亭レピス』で彼女と過ごす、楽しい夜の続きはまた明日。






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今夜は彼女と、小さなワイン会を開くことにした。


友人に声を掛け、私たちを入れて男性2名、女性2名での小さなワイン会。


場所は、赤坂の『あじる亭レピス』。


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『あじる亭カリフォルニア』で開きたかったのだが、丁度改装中という事で、田原シェフと加藤ソムリエが身を寄せている姉妹店で開くことにした。


店の前は隣の店と同じくテラス席となっていて、早い時間からワインを楽しむ人で賑わっている。


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店内では、ぶら下がった多くのワイングラスが目を引く。


ここは改装中の店とは違ってカリフォルニア・ワインの専門店ではないが、今夜の趣向は私のセラーに溜まったカリフォルニア・ワインの飲み比べ。


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4本のワインを持ち込むことにしたが、困ったのは最初のスパークリング。


私のセラーにあるのはシャンパーニュかクレマン・ド・ブルゴーニュ、はたまたスプマンテばかりで、カリフォルニアの泡が無いのだ。


そこで、変わった泡を持ち込むことにした。


インドのスラ・ヴィンヤーズのブリュット・ロゼ。


昨年インドに旅した時に、コルカタで購入したワインである。


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スラはインド・ワインと言う珍しさからではなく、その品質の高さから世界中で評価されているワイン。


創業者はラジーブ・サマンドで、スタンフォード大学を卒業後、シリコン・ヴァレーでファイナンショル・マネジャーとして活躍し、財を成してインドに凱旋した。


ところがインドには美味いワインが無いことに気が付き、自ら高品質のワイン造りに乗り出したのだ。


ワイナリーの場所はインドのワインの聖地、ナシク。


ムンバイ(旧、ボンベイ)の北東約150kmの高地にある、ヒンドゥー教の聖地の街。


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スラが使用するぶどうは、ナシクの気候に適合するものが選ばれている。


白はシュナン・ブラン、赤はシラーとジンファンデル。


このブリュット・ロゼも90%余りを占めるメイン品種はシュナン・ブランで、ピンクの色付けにはジンファンデルが用いられている。


シャンパーニュ製法で造られており、瓶内二次発酵は12か月、肌理細やかで持続性のある泡が美しい。


最初の泡は珍しさもあって、大成功。


さて、楽しいプティ・ワイン会はまだまだ続きます。







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今夜は、ちょっと珍しいワインを抜栓した。


昨年、クリーヴランドでジャケ買い、いやエチケ買いしたワインである。


フリークショー、カベルネ・ソーヴィニヨン、2011年。


エチケット正面の男性は、ザ・ストロンゲスト・マン・オン・アース、地球最強の男、と書かれている。


何とも派手な図柄で、これを見て上質のカベルネを想像する人は少ないだろう。


私もギョッとして前を通り過ぎそうになったが、"ミッシェル・デイヴィット・ジョイント"の文字を見て、思わず手に取ったのだ。


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エチケットは縦にも長く、横幅はボトル一周の大きさがある。


そして裏側で繋がった、連続の絵になっている。


正面の右側には、ピエロ、チンパンジー、ライオンや多くのサーカスの登場人物達。


歴史的人物の写真も紛れ込んでいる。


真ん中の男性が座っている樽には、ミッシェル・デイヴィット・ワイナリーの名前が書かれている。




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そう、このワインは、カリフォルニア、ナパのロダイ地区にあるミッシェル・デイヴィット・ワイナリーの製品なのだ。


怪力男の右側には、カベルネ・ソーヴィニヨン、2011年と書かれている。


ミッシェル・ディヴィット・ワイナリーの創立は1984年。


オーナーは、ミッシェル・フィリップとデイヴィット・フィリップの兄弟。




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フィリップ一族は、1850年代からロダイ地区でぶどう栽培、をしていた。


そして1984年からはワイン生産を始め、2011年ヴィンテージからはサステナブル農法の認定を受けている。


エチケットの左側には、魔術師、蛇男、大砲から飛び出す女性、紳士と腕を組んで歩く虎、等々が描かれている。


そしてこちら側にも実際の人物写真がちりばめられている。



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これが裏面。


ミッシェル・デイヴィットのワインには、一度飲んだら忘れることができないネーミングがされている。


私がこのワインを手に取ったのは、かなり以前に飲んだミッシェル・デイヴィットのワインを覚えていたからだ。


それは、セヴン・デッドリー・ジンズと、アースクエイク。


何ともセンセーショナルな名前だが、どちらも飛び切りに美味しかったのだ。

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コルクは上質。


状態も良い。


コルクにH.P.のアドレスが入っているのは、いかにもアメリカ的。


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熟した黒い果実の香り。


強いがまろやかなタンニン。


複雑でしっかりとしたストラクチャー。


それでいて過度に重くなく、洗練されたボディ。


カベルネ・ソーヴィニヨンにプティ・シラーが少量ブレンドされているそうだ。


名前とエチケットに騙されるが、やはりミッシェル・デイヴィットのワインは美味いと納得したお家ワインでした。







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文京学院大学横の路地裏にずっと気になっていた天ぷら屋さんがある。


その名前は、『天清』。


間口一間半の小さな木造の建屋。


今時珍しいお店なので是非行ってみたいと思っていたが、何時も満席で、しかも閉店時間が早く、今まで行けないでいた。


今夜はすぐ近くのワイン・ショップ、『NZ BAR』で早い時間から彼女と一緒に飲んでいたので、帰り道に寄ることができたのだ。


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カウンターに8席のみで、目の前でご主人が天ぷらを揚げてくれる。


壁にはメニューの木札が掛けられているが、ご主人にお任せで揚げてもらうことにする。


『NZ BAR』で彼女と一緒にワインを二本ほど飲み、おつまみもそこそこ食べていたので量は控えてもらった。


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女将さんが、お通しのサラダを出してくれる。


ドレッシングはみそだれ。


天ぷらの前にサラダとは、嬉しい心遣い。



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ワインを十分飲んできているが、やはり天ぷらには日本酒が必要。


キンシ正宗の京仕込、生貯蔵。


京都伏見の蔵で、創業は天明元年、1781年の老舗。


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天ぷらの前に生牡蠣を注文。


彼女は生牡蠣が好きなので、どこに行ってもメニューに見つけると注文してしまう。


私は生牡蠣に4回あたっているが、それでも生牡蠣も彼女も両方好きなので、付き合って食べてしまう。


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天ぷらを食べる準備が整う。


たっぷりの大根おろしが美味しそう。


浅漬けも美味い。


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最初は海老。


ごま油を使っているので、香りが香ばしく、揚げ色も黄金色。




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烏賊の大葉巻き。


紋甲烏賊がとても柔らかい。


彼女も「美味しい」と、思わず声に出す。




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茄子と獅子唐。


野菜の天ぷらは旨味が中に閉じ込められているので、噛んだ時に口中に美味さが広がる。



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掛札には"おいも"と書かれている。


ほくほくに揚がったサツマイモが美味い。


自宅で揚げると、この厚みでは芯まで柔らかく揚げるのは難しい。



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椎茸。


ちょっとひと手間掛けているので、一層美味しく食べることができる。




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海老のかき揚げ。


中身は本当に海老だけ。


お任せはここまで。


彼女はもうお腹いっぱいだと言うが、私は好きなものをもう一つ揚げてもらうことにする。


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追加注文は、穴子。


穴子の天ぷらは私の好物なのだ。


ぱりっとした衣に、ほかほかの柔らかな身がたまらなく美味い。


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〆は天茶。


彼女は茶そばを選択。


とても懐かしい感じの美味しいお店に、彼女も満足。


「ね、また来ようね」と彼女。


「うん、ワインを飲んだ後の〆はここにしよう」と私。


美味しいお店を発見した、彼女と過ごす楽しい夜でした。