今夜は彼女と素敵に、ソムリエズ・ハウス、広尾 2 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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広尾に新しくできた『ひらまつ』グループのお店、『ソムリエズ・ハウス』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


ヴーヴ・アンバルのクレマン・ド・ブルゴーニュを飲んだ後は、白ワイン。


最初の白は、アルザスのトリンバック、リースリング、2011年。


このワインは、『ひらまつ』のために造られたもの。


普通のボトルには上部と下部にのみ”トリンバク”のエチケットが貼られている。


ところがこのワインには、”Hiramatsu”の名前が入ったシールが真ん中に貼られているのだ。


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色合いは、淡いモスグリーン・イエロー。


ふわりとフルーティな花の香りが漂う。


口に含むと、きりりと引き締まった辛口で適度の酸が心地よい。


以前はアルザスのリースリングはあまり飲まなかったが、『ひらまつ』でトリンバックに出会ってからは、良く飲むワインとなっている。







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三皿目の前菜は、海の幸のマリネ。


このお皿、長さが50cmほどもあるので、料理の量は結構多い。



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二杯目の白は、シャルドネを選ぶ。


ジョルジュ・デュブッフのプイィ・フュイッセ、プレスティッジ2005年。


デュブッフと言えばボジョレー・ヌーヴォーばかり有名になっているが、『ひらまつ』のお店では、デュブッフの高級なワインを良く使っている。


ムーラン・ナ・ヴァンも素晴らしいし、このプイィ・フュイッセも上質のシャルドネである。









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デュブッフのプイィ・フュイッセを飲むのは確かまだ三度目。


モンラッシェやムルソーなどの格付けを除けば、普通の白で10年物の2005年を飲むことは多くない。


どのような熟成をしているのか半分楽しみで半分不安だったが、驚いたことに活き活きとした酸が健在でまだまだフレッシュ。


全く衰えを感じさせない素晴らしいシャルドネに感心してしまった。



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今夜は彼女と『ソムリエズ・ハウス』なので、ワインに因んだカフスを選んだ。


仕事中は普通のバーバリーを付けていたが、彼女に会う前に付け替えたのだ。





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ワイシャツは日本橋高島屋のオーダーメイド。


以前もスコティッシュ・テリアを刺繍した濃いブルーのシャツをご紹介したが、これはブルーのストライプ。


普段はこのシャツには黄金色のスコティッシュ・テリアのカフスを合わせているので、今夜の組み合わせは初めてのもの。


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シャツ自体は、ダンヒル。


胸にダンヒルのマークが入るので、スコティッシュ・テリアの刺繍は左腕の上部に入れてもらった。


彼女と過ごす、広尾の『ソムリエズ・ハウス』での楽しい夜の続きは、また明日。