ワインは素敵な恋の道しるべ -378ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は好きなカリフォルニアのワイナリーのワインを抜栓。

テッラ・ヴァレンタイン、ピノ・ノワール、2006年。

テッラ・ヴァレンタインのワインは、私のブログではナカイ・ヴィンヤードやダリオッシュと並んで常連ワインのひとつ。

でもピノ・ノワールは初めての登場。

随分以前に購入し、飲まないままセラーで眠っていた。

と言うのは、彼女はピノは基本的にブルゴーニュしか飲まず、アメリカのピノではボン・フレール位しか飲むに値しないと考えているからだ。

テッラ・ヴァレンタインについては何度も書いているので簡単な記述に留めることにする。

テッラ・ヴァレンタインのワイナリーは、ナパ・ヴァレーの西側、スプリング・マウンテンの山奥にあり、中世の城のような美しいシャトーはナパの秘宝と呼ばれている。

一度訪れたいワイナリーだ。

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間違ってボトルをどこかにこすりつけてしまい、エチケットを汚してしまった。

エチケットを良く見ると、ソノマのロシアン・リヴァー・ヴァレーと書かれている。

そう、テッラ・ヴァレンタインのピノ・ノワールの畑はロシアン・リヴァー・ヴァレーにあるのだ。

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ロシアン・リヴァー・ヴァレーと言えば、つい先日ご紹介したナカイ、ピノ・ノワールもロシアン・リヴァー・ヴァレー産だ。


ロシアン・リヴァー・ヴァレーの冷涼な気候が、ピノ・ノワールの栽培に適しているのだろう。


表面のエチケットにも、そして裏面にもトレードマークの弓を射る人とハートのマークが入っている。


愛する人の心を射止める、ロマンチックなワインである。

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抜栓しようとキャップシールを切り取ると、コルクの上部にこんなマークが刻印されていた。


日本酒の試飲グラスの底にあるマークのようだが、この真ん中にコルクスクリューを突き立てろということなのだろうか。

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コルクの状態は極めて良好。


香りも良いし、濡れ具合も適当である。


コルクにはワイナリー名が刻印されている。

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そしてアメリカのワインらしく、ネットのアドレスと電話番号が入っている。


でも、弓を射る人の刻印が無い。


この前飲んだカベルネ・ソーヴィニヨンのコルクには美しいトレードマークが入っていたのに、これはどうしたことだろうか。

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切り取ったキャップシールには、黒字に金文字でテッラ・ヴァレンタインと書かれている。


特別なデザインではないが、品の良さを感じるキャップシールである。


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グラスに注ぐと、結構色合いが濃い。


むむ、これは彼女がピノではないという"カリフォルニアのピノ"なのだろうかと一瞬不安が横切る。


恐る恐る口に含むと・・・、旨い。


ブルゴーニュのピノと比べるからいけないのであって、カリフォルニアのピノはこれはこれで旨いのだ。


ベリー系のフレーヴァーを持ち、しっかりとしたタンニンと酸が付いている。

ストラクチャーもなかなか複雑で好感が持てる。


フレンチ・オークの樽を用い、シュール・リーで熟成させている所以だろう。



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この日使ったコルク・スクリューは、テッラ・ヴァレンタインのオリジナル・グッズ。


カッターがナイフではなく、ボトルの首を挟み込んでくるっと回せば切れるようになっているので、キャップシールを綺麗に切り取ることができる。

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ついでにご紹介すると、これがダリオッシュのオリジナル・コルク・スクリュー。


横から見ると、オレンジのオウムのように見える。

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上から見ると、ちゃんとダリオッシュの名前が入っている。


ダリオッシュを飲む時には、もちろんこのコルク・スクリューを使っている。


そうだ、今度中井さんにもオリジナル・コルク・スクリューを作っていないか聞いてみよう。


カリフォルニアの旨いピノ・ノワールを味わった、今夜も楽しいお家ワインでした。






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お台場の『グランパシフィック・ル・ダイバ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

「デザートを美味しく食べるために、散歩しようよ」と彼女。

ついでにアイスクリームを買いたいと言う。

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アイスクリームはホテルのコンビニエンスストアで帰りに買うことにし、外を散策することにする。


ライトアップされたレインボーブリッジ、東京タワー、そしてお台場の自由の女神が美しい。

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フジテレビの球体も輝いている。

彼女がアクアシティで洋服を見たいという。

随分時間を使ってしまった。

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アクアシティ前の広場の人影はまばらになっている。

そうこうするうちに、照明が消えてしまった。

自由の女神も黒い影になる。

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急いでホテルに戻ることにする。

明かりが見える部屋は、窓のカーテンを開けているのだろうか。

ゆりかもめの駅だけが明るく浮かび上がっている。

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部屋に戻ると、デザート・タイム。

彼女が、銀座にオープンした東急プラザでグラニー・スミスのアップルパイを買ってきてくれた。

グラニー・スミスは人気のアップルパイ専門店で、三宿、青山、横浜赤レンガ倉庫に続き、東急プラザ銀座にも開店した。

グラニー・スミスとは青リンゴの品種名。

1868年にオーストラリアで偶発実生で開発されたリンゴの交配種。

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アップルパイに適した品種で、ビートルズのアップル・レコードのシンボルマークはこのグラニー・スミスなのだ。

このアップルパイは、ダッチスクランブル。

とても美味い。

隠し味にバーボンを使用しているのだそうだ。

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アップルパイと一緒にアイスクリームを食べたいと彼女が言うのでこれらを買ってきた。

私はハーゲンダッツの和風味を買いたかったが無かったので、季節限定のローズヒップ&ラズベリー。

彼女が選んだのはベン&ジェリーズ、チョコレート・チェリー。

アメリカのプレミアム・アイスクリームである。

ベン&ジェリーズは、1978年にベンとジェリーがバーモント州バーリントンに開いたアイスクリーム店。

フェアートレードや地球環境保護への取り組みでも知られている。

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デザートのお供は、コーヒー。

ルームサービスで、ポットで注文した。

今夜も良く食べ、良く飲んだ。

お台場の夜は楽しい。

彼女と過ごす、『グランパシフィック・ル・ダイバ』の夜は素敵に更けていきました。










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お台場の『グランパシフィック・ル・ダイバ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

シャンパーニュの次は、ブルゴーニュのピノ・ノワールを抜栓。

ドメーヌ・デュボワ・ベルナール・エ・フィスの、ショレイ・レ・ボーヌ、1999年。

「ショレイ・レ・ボーヌってどこなの?」

「コート・ド・ボーヌの北部、アロース・コルトンのすぐ南で、西側がサヴィニー・レ・ボーヌ、東側がショレイ・レ・ボーヌだよ」

「そうか、サヴィニー・レ・ボーヌは何度か飲んだけど、ショレイ・レ・ボーヌは初めて」

「1999年だから美味しいと思うよ」

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造り手のドメーヌ・デュボワ・ベルナールはショレイ・レ・ボーヌ以外にも、アロース・コルトン、サヴィニー・レ・ボーヌ、ボーヌ・プルミエ・クリュにも畑を有し、多くのバックヴィンテージを保有しているそうだ。

この1999年もドメーヌの蔵出しである。

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コルクの長さも質も充分。

何時ボトリングしたのか知らないが、濡れ具合も良い。


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色合いは結構濃い。

ラズベリー等のベリー系の豊かなアロマ。

複雑なストラクチャーを持ち、スパイスや広葉樹の朽ちた落ち葉、シガー、そしてバニラも感じる。

17年の時を経て、タンニンは円やかで酸味とのバランスが良い。

「美味しい。貴方の好きなタイプね」

「やはり99は美味しいね」

今夜は、シャンパーニュもブルゴーニュも当たりだ。

実はもしもの場合のために、キャリーバッグにはもう一本別のワインを忍ばせてあったが、今夜は不要。

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メイン料理は、黒毛和牛のフィレ・ステーキをレアーで注文。

「どんな焼き加減で来るかで、このホテルのレベルがわかるわね」

彼女の評価は何時も厳しい。

皿のカバーを開けると、実にシンプルな盛り付け。

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ソースは二種類用意されている。

説明を受けたが、良く聞いていなかった。

確か右側がドライトマトを使ったピリ辛だったと思う。

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二人に切り分ける。

おぉ、これは綺麗なレアー。

一口食べると、肉の旨味が広がり、とろけるように柔らかで美味い。

ここの厨房の実力はなかなかのものだ。

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〆は、クラブ・サンドイッチ。

私は結構お腹一杯だったのでパスタを軽く食べる程度で良かった。

でも彼女が、クラブ・サンドイッチを食べたいというので注文した。

鶏肉やハムがたっぷり入っていてヴォリューミー。

彼女はお腹一杯と言って、食べたのは一つだけ。

結局私が三つ頬張ることになった。

でも、彼女はデザートは別腹と言う。

楽しいお台場の夜は、続きます。




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彼女と過ごす、お台場の『グランパシフィック・ル・ダイバ』の夜の続き。

ルーム・サーヴィスで頼んだグラスとアイス・バケットが届くと同時に、彼女が到着。

「早かったね」

「うん、仕事を途中で切り上げて来ちゃった」

そんなことをして大丈夫かと心配すべきなのだろうが、嬉しくなる。

シャンパーニュは充分に冷えた状態で持ってきたので、早速抜栓。

ニコラ・フィアット、ブリュット、グラン・レゼルヴ。

私が好きなメゾンのシャンパーニュだ。

創設者が現存する唯一のメゾンであり、フランス国内の販売量No.1のメゾンである。

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コルクにも名前が刻印されている。


ミュズレのデザインはシンプルだが、濃緑に金の色使いが美しい。

既に持っているはずだが、一応コレクションに加えておこう。

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勢いのある泡立ち。


色は透き通った金色。


香りは濃厚な熟した果実。


柑橘類や洋梨、桃の香りも。


強い熟成感、重くて複雑なストラクチャー。


「美味しい。私の好きなタイプ。黒ぶどうの比率が高いようね」と彼女。

「その通り。ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ35%、シャルドネ25%だから、黒ぶどうが75%だね。瓶内熟成期間は36か月なんだよ」


今夜のシャンパーニュは当たりだ。


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シャンパーニュ用に、チーズとプロシュートを準備しておいた。


ルーム・サーヴィスに頼んで持ってきてもらった皿に盛り付けることにする。

生ハムは、カルディの切り落としパック。

これは美味くてお得なのだ。

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チーズは、フランスのフレッシュ・フロマージュ、ブルサン・ペッパー。

そのまま食べても料理に使っても美味しい、定番チーズである。

もうひとつは、ドイツのブルー、ベルガーダ・エーデルピルツ・ピカンテ。

エーデルピルツとは青カビのこと。


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チーズ用のクラッカーも持ってきた。

ふすま入りのクラッカーを買いたかったが無かったので、香料、着色料不使用のものを選んだ。

枚数はたっぷり入っているが、ブルサンとブルーに合わせると一箱食べてしまい、お腹がいっぱいになってしまう。

でも今夜は時間がたっぷりあるので大丈夫。

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サラダは、シェフの気まぐれサラダを注文。

どんな”気まぐれ”かと興味があったが、届いてみるとヴォリューム満点のサラダ。

茹で卵、海老のフリット、鶏のから揚げ、チェダーチーズが付いている。

シャンパーニュのお共にもなる嬉しい”気まぐれ”。


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二人に取り分けるのは私の役目。

野菜の上に色々な具材が乗った料理を取り分けて、見た目を綺麗に盛り付けるのは至難の業。

彼女はパプリカが苦手なので、彼女の皿にはパプリカを盛っていない。

お台場の『グランパシフィック・ル・ダイバ』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。





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今日は、久し振りのお台場。


ホテルにワインを持ち込んで、のんびりすることにしたのだ。


お台場名物の”自由の女神”の周りには、多くの観光客が集まっている。


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ホテルの横は、アクア・シティとフジテレビ。

夜になったらアクア・シティに買い物に行こうと思う。

フジテレビ・ビルの球体部分が光り輝くのも見ることができる。

そう言えば、この球体の中のレストランで食事をしてから、もう数年も経っている。


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この真ん中の高層ビルが、今夜宿泊する『グランパシフィック・ル・ダイバ』。

開業した時は『ル・メリディアン』だったが、撤退してしまった。

考えてみれば、『ル・メリディアン』も『カルフール』も、フランスのホテルやスーパーは日本では根付かないようだ。


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『グランパシフィック・ル・ダイバ』は、ゆりかもめの台場駅に直結している。

駅の左右にホテルがあるが、もうひとつのホテルは『ヒルトン東京 お台場』。

元の『日航ホテル』である。


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エントランスをくぐると、華やかなロビーが迎えてくれる。

ここから右手へ進むと、レセプションがあるが、ちょっとわかりにくい。

『ル・メリディアン』時代に一度泊まっただけなので、配置をもう忘れてしまった。


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今日は私が先に到着。

彼女が来るまでに、ワイン・グラスやアイス・バケットを準備することにしている。

ここのエレベーター・ホールは綺麗だ。

客室階の廊下も広いので好きだ。


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部屋は思ったより(というより価格に比して)狭い。

東京は本当にホテルの予約が大変になっている。

外国人観光客の数が過去最高を更新しているが、それに比してホテルはあまり増えていない。

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したがって、価格も上昇しているのだ。

週末を都心のホテルで過ごすことが多い私にとっては、とても迷惑な話である。



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部屋は手狭でもバスルームは広い。


アメニティも揃っている。


この辺りに『ル・メリディアン』の名残を感じる。


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おや、コンプリメンタリー・ウォーターが置かれている。

ハイアットやウエスティン等の海外の大手ホテル・チェーンでは当たり前のことだが、日本ではまだ少ない。

今回もエヴィアンを2本、ワインと一緒に持ってきている。

料理はルーム・サーヴィスで頼むので、コップに入った水も一緒に届くため食事中の水に困ることはない。

部屋でコーヒーや紅茶用に水を沸かす時に、ミネラルウォーターが必要なのだ。



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ホテル・オリジナルのボトルなので、ラベルが素敵だ。

アクア・シティ横のテラスから、レインボー・ブリッジと東京タワーの夜景を撮ったものだ。

夜に散歩に出れば、同じ景色を観ることが出来る。


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持ってきたシャンパーニュを出し、温度をチェックする。

彼女が到着する前に、ルーム・サーヴィスにシャンパーニュ・グラス、ワイン・グラス、そしてアイス・バケットを頼むことにしよう。

それとサラダは注文しておくことにしよう。

食事のテーブル用に、ワゴンも持ってきてもらおう。

こんな夜は、準備も楽しいものだ。

お台場の『グランパシフィック・ル・ダイバ』の素敵な夜の続きは、また明日。








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今夜は、気軽なワインを抜栓。

このワイン、本当に気軽に飲むことが出来るコスパ・ワインなのだ。

チリのヴィカール社が造る、デル・スール、カベルネ・ソーヴィニヨン、2015年。

ヴィカール社は1825年創業の伝統ある造り手で、今も家族経営を続けており、現在の当主は七代目になる。

コスパ・ワインだが、ぶどうはチリのぶどう栽培の中心地、マウレ・ヴァレーの自社畑のカベルネ・ソーヴィニヨンが100%使われている。


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デル・スールとは、スペイン語で”南から”の意味。

南半球で生産されていることを示しているのだろうか。

エチケットの鳥には、カルピンテーロと書かれている。

これは絵でもわかるが、スペイン語で”キツツキ”のこと。

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色合いは、ちょっと薄めのガーネット。


ブラックベリーやカシス等の黒い果実の香り。


2015年と若く熟成感は無いが、フレッシュな果実味と充分なタンニンを持っている。


若いうちに飲んで美味しい上質のカベルネである。


これは本当にコスパ抜群!


新しいワインに出会った、今夜も楽しいお家ワインでした。







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芝の『ワカヌイ・グリル & バー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


いよいよここで一番好きなメニュー、ワカヌイ・スプリングラム、骨付き背ロースのグリルが出される。


調理を始めてから出来上がるまでに45分ほど掛かるので、私達のテーブル担当のサムが私達の食べる速度を見ながらタイミングを計ってくれた。


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サムはカナダ生まれだが、日本語も流暢。


今夜はスプリングラムをフルラックで注文。


たっぷりのラムが嬉しい。


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焼き加減も抜群に良い。


このレアーが美味いのだ。


食べる前から、美味しさが伝わってくる。



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薬味は三種。


私はホースラディッシュを付けて食べるのが好き。




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飲んでいるワインは、ジョン・フォレスト・コレクション、ワイタキ、ノースオタゴ、2011年。


とても素晴らしいピノ・ノワールだ。


フォレスト・ワインズはマールボロにあるワイナリーだが、ピノ・ノワールはオタゴで造っている。


ここのワイン・リストには、ジョン・フォレスト・コレクションのセントラルオタゴのピノと、ノースオタゴ、ワイタキ・ヴァレーのピノの二種類が掲載されている。


今夜はより上級クラスのワイタキを選んだが、次回はセントラルオタゴのピノを飲んでみようと思う。


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楽しいデザートの時間。


彼女が選んだデザートは、温かい焼き生ショコラ、ジャージーミルクアイス。


盛り付けも素敵だ。


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私のデザートは、自家製ホーキーポーキーアイスクリーム。


ホーキーポーキーはキャラメルの粒が入ったアイスクリームで、ニュージーランドの定番デザート。


焼いたパイナップル・スライスが扇のようで美しい。


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食後はコーヒー。


「やっぱりワカヌイのラムは最高ね」と、彼女。


「それに、ノースオタゴのピノも素晴らしかったね」と、私。


彼女の顔が美しく輝いているのは、今夜の料理とワインに満足した証。

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満ち足りた思いで、店を後にする。


外では東京タワーが光り輝いている。


彼女と過ごす、『ワカヌイ・グリル & バー』の美味しく素敵な夜でした。






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芝公園にあるニュージーランド・ラムのお店、『ワカヌイ・グリル & バー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。


店に到着した時はまだ明るかった。


ふと気が付くと、外は既に夜の帳に覆われている。


ちょっと席を外し、テラスに出る。


目の前の東京タワーに明かりが灯り、圧倒的な存在感を示している。


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続く料理は、近海マグロの炙り、クラッシュオリーブと田倉ファーム野菜のメランジェ、ネギとバルサミコ。


なかなか手の込んだ盛り付けだ。


これを取り分けるには、技を要する。


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二人の皿に、オリジナルのコンセプトを活かすように取り分ける。


取り皿を汚さずに、何とか見栄えよく盛り付けることができた。

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続く料理は、ニュージーランド産活グリーンマッセルの香草白ワイン蒸し。


とてつもなく大きなムール貝である。


豊かな香りが食欲を誘う。


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身も大きく、口いっぱいに旨さが広がる。


この殻は、10数cmはあるだろう。


これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうだ。


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ネルソンのソーヴィニヨン・ブランのボトルを飲み干したので、ラムに備えて抜栓しておいた赤ワインを出してもらう。


この赤も白と同じく、お店の直輸入ワイン。


フォレスト・ワインズが造る、ジョン・フォレスト・コレクション、ワイタキ・ヴァレー、ノースオタゴ、2011年。


フォレスト・ワインズは、ジョンとブリジット・フォレスト夫妻が1988年にマールボロに創設した小さなプレミアム・ワイナリー。


二人は分子細胞生物学博士と薬学博士という経歴から、ワイナリー経営に転じている。


今は、マールボロで白、ホークスベイでボルドータイプの赤、そしてオタゴでプレミアム・ピノ・ノワールを生産している。


フォレスト、ザ・ドクターズ、タティボグラー、そして最高峰のジョン・フォレスト・コレクションという4つのワイン・シリーズを生産している。


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「え、これ本当にニュージーなの?」と、彼女。


「ブラインドで飲んだら、ボーヌと間違えそうだね」と、私。


濃い目のルビー色。


ふくよかな果実香。


熟したプラム、黒コショウ、腐葉土、ローズマリー、しっかりとしたミネラルと酸、タンニンも重厚感がある。


セントラル・オタゴのピノは美味しいと思っていたが、初めて飲むノースオタゴ、ワイタキ・ヴァレーの実力も大したものだ。


ワイタキは、太平洋から40kmほど内陸部に入ったところにあり、冷涼な気候の地だそうだ。


彼女と過ごす、『ワカヌイ・グリル & バー』での素敵な夜は続きます。







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今夜は大好きなニュージーランド・ラムのお店、『ワカヌイ・グリル & バー』を彼女と共に訪問した。


店は東京タワーの真ん前のビルの10階にある。


だから目の前に東京タワーがあるが、近すぎて脚の部分しか見えない。


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店に着いたのは、開店時間前。


それでも嫌な顔ひとつせずに店に迎え入れてくれる。


店の入り口近くが東京タワー側。


室内は禁煙だが東京タワーに面したテラス席は喫煙なので、人の出入りでタバコの匂いがすることもある。


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そこで、奥側の増上寺に面した席を予約しておいた。


テーブルに着くと、緑の中に増上寺の大きな屋根が見える。





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目を左に移すと、東京プリンスホテル、そして更に左には愛宕山ヒルズが見える。


今日は小雨交じりの天気。


遠方は低く垂れこめた雲に霞む。


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ここはニュージーランドのラムやビーフのお店なので、ワインも全てニュージーランド産。


最初のボトルは、ネルソンのカウランギ・エステイトが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。


ネルソンは南島の最北端で、有名なワイン産地マールボロの西隣にある。


カウランギは、1998年にグレッグ&アマンダ夫妻が始めたブティック・ワイナリーで、今は娘のサマンサが加わり、三人の家族で運営している。


設立は1998年と新しいが、ぶどう畑は1973年に植樹が始められたものを購入しているので、樹齢は高い。


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光り輝く黄金色。


柑橘類のフルーティな香り。


オレンジピールやパイナップルのニュアンス。


冷涼な気候の畑でサステナブル栽培されたソーヴィニヨン・ブランは、しっかりとした酸とミネラルを持つ、引き締まった辛口。


彼女も、「美味しい。ニュージーのソーヴィニヨン・ブランは酸があって好いわね」との評価。


「ロワールの次に好きだわ」とはちょっと余計な感想。


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アミューズは、ラム。


最初からラムが出るなんて、恐らくここだけだろう。


これが美味いのだ。


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最初の料理は、ワカヌイ・サラダ、スナップエンドウと春野菜、セロリ・ヴィネグレットを注文。


たっぷりのヴォリュームが嬉しい。


早速二人の皿に、私が取り分ける。


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フォークとスプーンを片手に持ち、盛り付けの配置を考えながら野菜を運ぶ。


バランスが取れながら、勢いのある盛り付けにしたい。


「本当に上手」と彼女に言われ、ちょっと嬉しくなる。


芝の『ワカヌイ・グリル & バー』で彼女と過ごす、素敵な夜の続きはまた明日。






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今夜は、 ちょっとヴィンテージの古いスペイン・ワインを抜栓。


セニョリオ・デ・グァディアネハ、グラン・レゼルヴァ、テンプラニーリョ、コセチャ1996年、20th・アニヴァーサリー・エディション。


ラ・マンチャのヴィニコラ・デ・カスティーリャ社の製品である。


同社は1976年設立。


高品質のワイン造りで定評があり、コンテストで多くの受賞歴を持つ。




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コセチャ1996。


1996年に収穫したぶどうで造られている。


スペインのグラン・レゼルヴァは5年以上の熟成が必要であるが、このワインはもっと長い間熟成されている。


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タンク内で10年間、樽内で5年間、そしてボトリング後も4年間熟成させ、リリースされている。


ヴィンテージは古いが、瓶詰後4年余りなので、コルクはまだ痛んでいない。


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コルクの下面は、ワインで着色されている。


濡れ具合は良く、香りも素晴らしい。


この濃い色を見ると、ワインへの期待感が膨らむ。



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注いだグラスを横から見ると、暗赤色と言えるほど濃い。


豊かな果実香を持ち、樽香も心地よい。


口に含むと、プラム、ブラックベリー、ダークチェリーのニュアンス。


炒ったコーヒーやチャコールのニュアンスも感じる。


ヴァニラは、アメリカン・オークの樽由来か。


タンニンは強いが、20年の時を経て円やか。


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グラスを上から見ても、透き通らないほどの濃さ。


テンプラニーリョと言えばリオハを思い出すが、ラ・マンチャも美味い。


スペインの素敵なグラン・レゼルヴァを味わった、今夜も楽しいお家ワインでした。