芝の『ワカヌイ・グリル & バー』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。
いよいよここで一番好きなメニュー、ワカヌイ・スプリングラム、骨付き背ロースのグリルが出される。
調理を始めてから出来上がるまでに45分ほど掛かるので、私達のテーブル担当のサムが私達の食べる速度を見ながらタイミングを計ってくれた。
今夜はスプリングラムをフルラックで注文。
たっぷりのラムが嬉しい。
このレアーが美味いのだ。
食べる前から、美味しさが伝わってくる。
私はホースラディッシュを付けて食べるのが好き。
飲んでいるワインは、ジョン・フォレスト・コレクション、ワイタキ、ノースオタゴ、2011年。
とても素晴らしいピノ・ノワールだ。
フォレスト・ワインズはマールボロにあるワイナリーだが、ピノ・ノワールはオタゴで造っている。
ここのワイン・リストには、ジョン・フォレスト・コレクションのセントラルオタゴのピノと、ノースオタゴ、ワイタキ・ヴァレーのピノの二種類が掲載されている。
今夜はより上級クラスのワイタキを選んだが、次回はセントラルオタゴのピノを飲んでみようと思う。
楽しいデザートの時間。
彼女が選んだデザートは、温かい焼き生ショコラ、ジャージーミルクアイス。
盛り付けも素敵だ。
ホーキーポーキーはキャラメルの粒が入ったアイスクリームで、ニュージーランドの定番デザート。
焼いたパイナップル・スライスが扇のようで美しい。
「やっぱりワカヌイのラムは最高ね」と、彼女。
「それに、ノースオタゴのピノも素晴らしかったね」と、私。
彼女の顔が美しく輝いているのは、今夜の料理とワインに満足した証。
満ち足りた思いで、店を後にする。
外では東京タワーが光り輝いている。
彼女と過ごす、『ワカヌイ・グリル & バー』の美味しく素敵な夜でした。