ワインは素敵な恋の道しるべ -362ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

三階のメイン・ダイニングには、常に素晴らしい生花が飾られている。

中心の花材は、いつも百合。

私は百合が大好きだ。

 

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アペリティフ、白ワインのあとは、ブルゴーニュの赤ワイン。

ドメーヌ・ルイ・ジャドの、ペルナン・ヴェルジュレス、ルージュ、クロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエール、2010年。

ルイ・ジャドは1859年創業のブルゴーニュ有数のネゴシアンであると共に、ブルゴーニュに105haの畑を所有する大ドメーヌでもある。

 

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ペルナン・ヴェルジュレスは、コート・ド・ボーヌ北部、アロース・コルトンとサヴィニー・レ・ボーヌに隣接する村。

畑のクロ・ド・ラ・クロワ・ド・ピエールはルイ・ジャドのモノポール(単独所有)で、畑の入口に石の大きな十字架(クロワ・ド・ピエール)があることから付いた名前なのだそうだ。

 

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「これ、好き。やっぱりルイ・ジャドのドメーヌ物は美味しい」と彼女の評価も上々。

村名ワインだが、とてもしっかりとした骨格を持っている。

熟成期間は、オーク樽で15ヶ月。

 

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イベリコ豚のロースト、胡桃とクレソンのサラダ、栗と安納芋のキャラメリゼ、そのジュソース。

肉の美味しさは勿論のこと、野菜の使い方が上手い。

内木場料理長は、野菜への思い入れが半端ではない。

懇意にしている複数の地域の栽培農家から直接仕入れているそうだ。

 

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赤ワインをもっと楽しむため、フロマージュのワゴンを持ってきてもらう。

どれも熟成が進み美味しそうだ。

 

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ウォッシュドを2種、シェーブル、それとブルーはフルムダンベール。

赤に良く合ってとても美味い。

 

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ディジェスティフは、カルヴァドス。

ルモルトン、カルヴァドス・デュ・ドンフロンテ、リゼルヴ。

ノルマンディのカルヴァドス・デュ・ドンフロンテ地区のルモルトン農園で自家蒸留される希少なカルヴァドス。

 

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カルヴァドス界の長老と言われるルモルトン翁が造るカルヴァドスは、ノルマンディの48種類のリンゴと洋梨を用いている。

中でも洋梨の比率が80%ととても高いので、とりわけ香りが華やかなのだ。

生産量が少ないため、フランスでは超一流のフレンチ・レストランでしか飲むことが出来ないと言われている。

 

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洋梨のシブースト、アニス香るグラスキャラメル。

カルヴァドスと一緒に味わうと、禁断の美味しさ。

 

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今夜は好みのワインが揃っていたので、随分飲んでしまった。

コーヒーで酔いを醒まそうとするが、・・・無理のようだ。

「今夜は酔ってしまったみたい」と私。

「私も」とほほ笑む彼女がぼやけて見える。

 

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レセプション・フロアーでも、ジャック・オー・ランタンが見送ってくれる。

今夜の料理もワインも素晴らしかったが、飲み過ぎ。

まぁ、ハロウィンだから良しとしよう。

彼女と過ごす、西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』での素敵な夜でした。

 

 

 

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先日のこと、二人が大好きなフレンチ、西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』でのディナー。

何時もシックな装いのお店も、ハロウィンの飾り付け。

ハロウィンの仮装をして食事に来たわけではないが、飾り付けを見るだけで心が浮き立ってしまう。

 

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エントランスには、小さなジャック・オー・ランタン。

彼女の真っ黒なドレスが素敵だ。

「初めてのドレスだね。ハロウィンに黒のドレスは良く似合うよ」

「着るのは初めてだけど、覚えていないの?バンコクのスクンヴィット通りのアソークにあるブティックで一緒に買ったじゃないの」

 

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むむ、言われて思い出した。

「君が御用達のあのお店だね。また行こうよ」と場を取り繕う。

 

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二階のレセプションに向かう階段にはランタンが置かれ、何時もとは違う雰囲気を醸し出している。

 

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レセプションで支配人や顔馴染みのスタッフに迎えられ、レトロなエレベーターで三階のメイン・ダイニングに進む。

 

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何時ものテーブルに案内され、彼女が着席するのを待って腰を下ろす。

 

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アペリティフで、目と目を合わせ乾杯。

今夜のアペリティフ・メゾンは、”キティ”。

赤ワインと自家製ジンジャエールのカクテル。

ジンジャーの香りが心地よい。

 

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様々な茸のボルドレーズと秋刀魚のタルト仕立て、玉葱のコンポートとトマトのアクセント。

秋刀魚は美味い食材だが、香りが強いのでフレンチに使うには技量が必要。

数種類の茸、玉葱、トマトを上手く使い、秋刀魚を素晴らしいフレンチの一皿に仕上げている。

 

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今夜の白ワインは、ドメーヌ・フランソワ・カリヨン、ブルゴーニュ・ブラン、2012年。

ルフレーヴやソゼと並び称されるピュリニー・モンラッシェの偉大な造り手、ルイ・カリヨンの次男が創設したドメーヌ。

15代目のルイの引退に伴い、2010年に息子のジャックとフランソワ兄弟で畑を分割。

兄のジャックがルイ・カリヨンを継ぎ、弟のフランソワがフランソワ・カリヨンを設立。

 

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ぶどうはビオディナミで栽培され、発酵には自然酵母を用い、全てのワインの発酵、熟成にバリックを使用。

ACブルゴーニュにもピュリニー村のシャルドネを用い、バリックでの熟成期間は10ヶ月。

まず口に含んで驚く。

これがACブルゴーニュ・・・、少し軽めのピュリニー・モンラッシェといった風情。

熟した洋梨のような果実味、引き締まった酸とミネラル、強い熟成感と複雑なストラクチャー。

あまりに美味しいので、グラスで飲んでいたが二人でほぼ一本飲んでしまった。

 

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寒鰆のミ・キュイ、爽やかな茄子のコンポート、花穂紫蘇のブールブランソース。

関西では鰆は文字どおり春の魚。

でも関東では秋の鰆が脂がのって美味いのだ。

西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で彼女と過ごす素敵な夜の続きは、また明日。

 

 

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今夜は、ブルゴーニュの赤を抜栓。

フィリップ・シャルロパン、セレクション、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール、2012年。

フィリップ・シャルロパン・パリゾーは大好きな造り手。

そのフィリップが新しいラインナップを出したというので、購入してみた。

 

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”セレクション”は、シャルロパンがボルドーのネゴシアンと共同運営するブランドで、購入したぶどうを用いてシャルロパンが醸造するワイン。

価格は、シャルロパンの畑のぶどうを用いたワインに較べると、少し安い設定となっている。

 

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写真では濃く写っているが、実際は綺麗なルビー色。

グラスに注ぐと、ストロベリーやレッドチェリーの香りがふわりと漂う。

しっかりとした果実味を持ち、酸味とタンニンとのバランスが良い。

樽熟成されているようで、ほのかな樽香も心地よい。

これは上質のACブルゴーニュだ。

シャルロパンの新しいラインナップを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

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けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』で彼女と過ごす、素敵なランチの続き。

ランチなのでシャンパーニュだけで済ますつもりだったが、街はハロウィンの華やかさ。

つい気持ちも大きくなり、ピノ・ノワールも注文してしまう。

オレゴンでコント・ラフォンが携わったベンチャー、イヴニング・ランド・ヴィンヤーズが造る、イヴニング・ランド、ウイラメット・ヴァレー、ピノ・ノワール、2013年。

ファースト・ヴィンテージが2007年で、現在オレゴンで最も注目されるワイナリーである。

 

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コルクの状態は良く、香りも素晴らしい。

この模様はエチケットと同じで、波を表現しているのだろうか。

 

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西海岸に三つのヴィンヤードを保有するが、その中のウィラメット・ヴァレーにあるセヴン・スプリングス・ヴィンヤードの32haの畑はモノポールで、ぶどうはビオディナミ栽培。

アメリカで最も優れた10のぶどう畑に選出されている。

 

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ベリー系の香り。

広葉樹の落ち葉のニュアンス、複雑なストラクチャー。

ブラインドだと、コート・ド・ボーヌのプルミエ・クリュだと思ってしまいそうだ。

「美味しい。貴方の好きなタイプね。オレゴンだとボー・フレールの次にくるレベルだわ」と彼女の評価も高い。

 

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肉料理は、彼女も私もラムを選択。

スパイス薫る仔羊のロースト、キュウリとヨーグルト、クランチガーニッシュ。

 

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肉の上には揚げた蓮根が乗り、下にはキュウリとヨーグルトのソース。

使われている仔羊は、ニュージーランド産。

 

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肉を切ると、中は最高のレアー。

ピノ・ノワールとの相性も良く、至福のひと時。

 

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彼女のデセールは、モンブラン、栗のキャビア、みかんのディプロマ、チョコレートソルベ。

盛り付けが可愛く、色合いもハロウィン風。

 

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私のデセールは、巨峰のパブロバ、トーストしたアーモンドのソルベ、シャンパンジュレ。

パブロバはニュージーランドの伝統的なデザート。

ラムがニュージー産だったので、デセールもニュージーのものを選んでみた。

 

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お店から彼女に驚きのプレゼント。

黄金色に輝く飴細工の薔薇。

「お持ち帰りになりますか?」と聞かれたが、手で砕いて二人で食べてしまった。

 

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ミニャルディーズにも創意工夫が。

手前のフランボワーズは熱々。

その次のマンゴーは冷え冷え。

口に入れた時に驚く素敵な趣向。

 

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「やっぱりジャン・ジョルジュは特別ね」と彼女。

「料理は勿論のこと、ワインの選択も素晴らしいね」と私。

 

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ランチのあとは、東京国際映画祭を覗いてみることにする。

六本木ヒルズのTOHOも参加館なのだ。

でも、夜遅い上映まで全て満席で断念。

 

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そこで渋谷のハロウィンを見学してみることにする。

車を飛ばし、スクランブル交差点へ。

あまりに人が多いので、井の頭線連絡通路に上り、交差点を見学。

時間が早いので、まだホコ天にはなっていないが、信号が赤になってもこの状態。

 

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109に行ってみたが、人が多すぎて買い物どころではない。

それに思ったほど仮装した人が居ない。

これから更に人が増えると帰りが大変になりそうなので、早々に引き揚げることにする。

六本木、渋谷で彼女と過ごす、素敵で楽しい一日でした。

 

 

 

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彼女と六本木ヒルズで待ち合わせ。

新調したジャケットとスラックスに身を包んでお出掛け。

現れた彼女も、とても素敵な装い。

今日のお店は、けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』。

NYのミシュラン三ツ星レストラン、『ジャン・ジョルジュ』の東京店である。

店の前には”JG”と書かれた小さなプレートがあるだけなので、知らないとここが『ジャン・ジョルジュ東京』だと気が付かない。

 

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けやき坂通りを行き交う人々は、ハロウィンの装い。

マーチングバンドも現れ、街は華やいでいる。

 

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毛利庭園横でも賑やかな演奏が行われている。

仮装をした子供たちが楽しそう。

 

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こちらでは色々なパフォーマーが出ている。

お店に行く前の、楽しい時間。

 

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遅めのランチなので、お腹が空いてしまった。

『ジャン・ジョルジュ東京』は超人気店だが、席は1階のカウンターに14席、2階のテーブルに20席しかない。

今日も満席なので、ランチ・タイムを外して予約したのだ。

 

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ワインはシャンパーニュを選択。

ビルカール・サルモン、ブリュット・レゼルヴ。

ビルカール・サルモンは、1818年にアイ村に設立された家族経営のシャンパーニュ・メゾン。

高品質・少量生産で知られ、ワインの醸造はブルゴーニュ産の小樽で行い、瓶内熟成期間はノン・ヴィンテージでも3~4年、ヴィンテージ物では10年に及ぶ。

 

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熟成感の強い、二人の好みのタイプ。

「コクがあって美味しい。黒ぶどうの比率が高いみたいね」と彼女。

ソムリエに聞いてみると、ピノ・ムニエ50%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール20%。

 

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パンは、スコーンから開始。

次に出されたのは、フィグ・ブレッド。

そしてバケットと続く。

 

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彼女が選んだ前菜は、本マグロのタルタル、アボカド、ラディッシュ、ジンジャーマリナード。

ラディッシュの飾り付けが美しい。

 

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私の前菜は、林檎と柿のサラダ、パンプキンシードとヨーグルトのビネグレット。

酸味と甘みが交錯し、口を喜ばせる。

パンプキンシードの食感がアクセントとなり面白い。

 

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彼女の魚料理は、真鱈のスチーム、キャロットコンフィ、クミンとオリーブオイル。

下にはクスクスが敷かれている。

 

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私の魚料理は、大粒ホタテとカリフラワー、ケイパー・レーズンエマルジョン。

このソース、素晴らしく美味い。

こんがり焼かれた帆立は、中はふわふわ。

彼女と過ごす、けやき坂の『ジャン・ジョルジュ東京』での素敵なランチは、まだ続きます。

 

 

 

 

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今夜は冷えた微発砲ワインを抜栓。

イタリア、エミリア・ロマーニャ州のランブルスコ・セッコ、ジュゼッペ・ヴェルディ。

このワインは、駅のKALDIで衝動買いしたワイン2本の内の1本。

造り手は、パロマに本拠地を置くカンティーネ・チェチ。

パロマには一度だけ行ったことがある。

イタリア人の友人が連れて行ってくれた有名なレストランでのディナーで、前菜にプロシュートを注文した。

薄くスライスされたプロシュートが一枚ずつ巻いてバラの花のように美しく盛り付けられて出された。

ところが、量が半端ではなかった。

バラの花が32個も皿に載せられており、これだけでお腹がいっぱいになってしまった。

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エチケットにはトーン記号が描かれ、ジュゼッペ・ヴェルディの名が入っている。

ヴェルディはパロマの生まれ。

その生誕200周年(2013年)を記念して造られた特別なランブルスコなのだ。


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ミュズレには何やらわからない頭文字と数字が並んでいる。

ランブルスコの価格帯だと、ミュズレは銀色や黒の無地のコストを抑えたものが使われることが一般的だが、それに較べるとちょっとだけ綺麗。



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グラスに注ぐと色合いはとても濃く、紫を帯びたガーネット。

プラムやダークチェリーの香り。

しっかりとした果実味を持ち、柔らかなタンニンも感じる。

これは上質のランブルスコだ。

アメリカでは、発泡性でアルコール度数が低いので、若者の間で”赤いコーラ”として人気を呼んだランブルスコ。

そんな飲み方をするのは勿体無い上質の造りをしている。

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醸造家、アレッサンドロ・チェチはランブルスコの伝統に最新の技術を融合させ、一段上の品質を造り上げているのだそうだ。

それを支えているのが、ぶどう栽培。

収穫量を平均的なランブルスコの三分の一に抑え、果実味豊かなぶどうを栽培している。

使われているぶどうは、ランブルスコ・マエストリとランブルスコ・マラーニ。

上質のランブルスコを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。





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白金台の『ザ・テンダー・ハウス』で彼女と過ごすシャンパーニュな夜の続き。

シャンパーニュのボトルは二本目に突入。

シャルル・ド・カサノヴ、ブリュットは二人の好みなので、どんどんグラスが進んでしまう。

「ね、今夜は酔っても好いかい?」と私。

「どんなに飲んでも貴方が酔ったのを見たことが無いわ」と彼女。

「今夜はカサノヴと君に酔って、乱れてしまいそうな予感がする」と私。

「じゃ、もうシャンパーニュは止めたら?」とつれなく彼女。

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私たちの会話をお店の方が聞いていたのかどうか知らないが、急に照明が落とされ薄暗くなった。

先ほどまで明るかった店内。


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それがこんなに薄暗くなり、オープンキッチンが浮かび上がって見える。

「暗くなっても、君は輝いているよ」

「本当に今夜は酔ったみたいね」

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確かにシャンパーニュ2本は飲み過ぎ。

そこで、グラスで白を出してもらう。

ソル・デル・スール、ソーヴィニヨン・ブラン、2015年。

初めて見るチリのワインだ。

部屋が薄暗くなったので、上手く撮影ができない。



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淡い乾し草色。

パイナップルやグレープフルーツの香り。

ちょっと果実味は薄いが、冷やして気軽に飲むには手ごろ感がある。

でも、1杯飲めば充分。







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ついでにグラスの赤も飲んでみる。

同じ銘柄のワインだ。

ソル・デル・スール、カベルネ・ソーヴィニヨン、2015年。

カベルネの風味は持っているが、肉料理に合わせて飲むには力不足。

これも1杯飲めばもう充分。



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メイン料理が運ばれてきた。

シュラスコの飾り付け方が豪快。

ゲスト・サービスの方が串を抜こうとするのを制して、写真撮影。

露出を最大にしてみると、何とか見える画質になった。

串を刺して支えているのは、大きなパイナップル。



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「パイナップルも一緒にお召し上がりください」とのこと。

串を抜かれた肉や野菜がどっさり重なり、食欲をそそる。



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グレイビー・ソースとタスマニア産粒マスタード。

タスマニアのマスタードは粒が大きく、食感がとても良い。



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これも私が二人の皿に取り分ける。

取り分けるというより、どの肉も1個ずつなので、切り分けるといった感じ。

エビは2匹入っている。

良く焼かれているので、脳みそまでバリバリと食べることが出来る。

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シュラスコのお供は、カイピリーニャ。

カシャッサ(ピンガ)とライムジュース、砂糖とクラッシュド・アイスで作るブラジルのカクテル。

フレッシュ・ライムがいっぱい入っているのが嬉しい。

ここのカイピリーニャは甘過ぎず美味い。

ゲスト・サービスの方に、「最近飲んだカイピリーニャの中で一番美味しい」とバーテンダーに伝えてくれるように頼む。

「貴方って本当にマメね。だからいろんなお店で顔が利くのね」と彼女。

きっと褒められているのだと酔った頭で思う。

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〆の料理は、パスタ。

メインのあとにパスタと言うのは面白い。

ブラジルでは料理の順番はどうだっただろうと考えるが、思い出せない。

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デザートが届いた。

お腹はいっぱいなのに、結構量がある。

でも、彼女は「おいしそう」と言ってさっさと食べ始める。

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食べれば美味しく食べれてしまうのが、デザートの恐ろしいところ。

このタピオカのアイスクリームはなかなか美味い。


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頼んだホット・コーヒーが届く。

「これはお店からのサービスでございます」とのこと。

「バーテンダーさんがカイピリーニャが美味しいと言われて嬉しかったみたい。やっぱりマメって得なのね」と彼女が微笑む。

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「僕が一番マメなのは君に対してなんだけど・・・」という言葉は発せずに飲み込む。

次回はこのバーカウンターで食事をしても楽しそうだ。

彼女と過ごす白金台の『ザ・テンダー・ハウス』での素敵な夜は、静かに更けていきました。


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今夜は彼女と白金台に向かう。

行先は、南米料理のお店。

店の前には、竹の植樹。



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お店の名前は、『ザ・テンダー・ハウス』。

外苑西通りに面した、落ち着きのある佇まいの店である。





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テラス席もあり、ガラス戸を開け放っているのでとてもオープンな感じ。

南米料理を楽しむには最適な雰囲気。

「うゎ~、素敵!」と彼女が気に入ってくれて嬉しくなる。

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テラス側のテーブルを予約しておいた。

外から吹き込むそよ風が心地よい。

料理は、ブラジルを中心とした南米料理。

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今夜は、南米料理にシャンパーニュを合わせることにしている。

シャルル・ド・カサノヴ、ブリュット。

ランスに本拠を置く、1811年創業の大手シャンパン・メゾンである。

お店の方が、「さる航空会社のビジネスクラスで採用されているシャンパンです」と説明。

「その某航空会社のビジネスクラスで何度も飲んだことがあります」と私。

某航空会社とは、全日空である。

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余談となるが、全日空とは中国語だと”毎日空席”の意味だと中国の方から言われたことがある。

やはりANAと記した方が良いようだ。

グラスに注ぐと、透明感のある黄金色。

グレープフルーツや青りんご、ストロベリー、ハチミツのニュアンス。

酸もあり、コクのある味わい。

「美味しい。黒ぶどうの比率が高いみたいね」と彼女。

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セパージュはピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ20%と、黒ぶどうが70%を占めている。

何度も飲んでいるが、このミュズレは持っていない。

コレクションに加えることにしよう。

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アミューズ・ブーシュは、ズワイガニとアボカド。

トマトの酸味とズワイガニを練り込んだアボカドが絶妙のバランスで美味い。


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続いてサラダの大皿、シュリンプとグァカモレ、パルミットのタブレサラダ。。

タブレサラダはブラジルのサラダ。

パルミットは椰子の芽で、私の好物。

キヌアもたっぷり入っている。

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サラダ・ドレッシングもたっぷり。

刻んだトマトとパプリカが入ったドレッシングは塩分控えめで酸味が効き、とても美味しく健康的。


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スプーンとフォークを片手に持ち、二人の皿に取り分けるのは私の役目。

ゲスト・サービスの方に、「お上手ですね。相当色々なお店でお食事をされている感じですね」と褒められてしまう。

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パンは、ブラジルのポン・デ・ケージョ。

ミナス・ジェライス州で生まれたパンで、ポルトガル語でチーズ・パンの意味。

ミナス・ジェライスには二度ほど行ったが、食事の度にポン・デ・ケージョがいっぱい出された。

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南米料理に豆は欠かせない。

ブラジルのフェジョアーダかと思ったが、チリコンカンとのこと。

これは南米ではなく、アメリカ南部のヒスパニック料理だ。

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美味しそうな魚介料理が出された。

ブラジル版ブイヤベースと言えるムケッカかと思ったら、マリスカーダとのこと。


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マリスカーダはスペインのガリシア料理...ま、美味しければそれで好いのです。

白金台の『ザ・テンダー・ハウス』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。
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今夜はイタリアの白を抜栓。

このボトルの形はとても懐かしい。

若い時には良く飲んだボトルだ。

ヴェルデッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ・クラッシコ、2014年。

マルケ州を代表する造り手、ウマニ・ロンキの製品である。






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このボトルの形は、古代ギリシャの壺、アンフォラを模ったもの。

長い名前だが、カステッリ・ディ・イエージ地区のヴェルデッキオ種のぶどうを用いて造られたワインと言う意味。

ウマニ・ロンキの自社畑のぶどう100%で造られている。

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グラスに注ぐと、綺麗なレモン・イエロー。

甘いフルーツ香、黄桃やリンゴ、アーモンドのニュアンス。

ミネラルも豊富。

若い時にはこんなに味わうこともなく、がぶがぶと飲んだものだ。

久し振りにヴェルデッキオを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。


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銀座の『KAZAN』でアメブロの友人たちと過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、しづちゃん、mayuさん、エシェ蔵さんと私。

テタンジェのあとは、フランスの白ワイン。

ラングドック・ルーションのドメーヌ・ポール・マスの、イル・ラ・フォルジュ、シャルドネ、2015年。

 

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人気のジャン・クロード・マスが造るワインである。

ベーシックなラインのワインだが、樹齢30年のシャルドネを用い、発酵にも熟成にもオーク樽を使用。

発酵に用いるオーク樽は40%が新樽。

熟成は、60%がアメリカン・オークの樽(新樽比率30%)、40%がフレンチ・オークの樽(新樽比率20%)で4ヶ月。

人気の理由がわかる、高品質のシャルドネである。

 

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メイン料理の一皿目は、このお店の名物料理、ニューカレドニア産天使の海老のフライ。

頭から尻尾まで全て食べることが出来る。

身にはギュッと旨味が詰まっている。

やはり天使の海老は美味い。

 

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三本目のワインはイタリア、ピエモンテの赤を選んだ。

カーサ・ヴィニコラ・ニコレッロが造る、ネッビオーロ・ダルバ、2005年。

 

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熟成が進んだ綺麗なネッビオーロ。

ニコレッロは1900年代初頭に設立されたワイナリーで、ランゲ地区とロエロ地区に畑を所有。

このボトルは、ロエロ地区のネッビオーロ100%で造られているそうだ。

 

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メイン料理の二皿目は、近海生雲丹と直火帆立貝のミルフィーユ。

これもこのお店の名物料理。

 

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雲丹と帆立の相性が良く、見て美しく食べて美味しい料理だ。

ブロガーの集まりは面白い。

素敵な料理が出るとテーブルを暫しの静寂が包み、写真撮影。

 

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〆はパスタ。

旬野菜のフェデリーニ、鮪のラグーソース。

シーフードのお店なので、パスタのソースにも魚を使っている。

 

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デザートはとても可愛い。

これも皆で写真撮影。

 

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食後は、オリエンタル・ハーブ・ティーを選択。

どんな味かと興味津々、結果は、ほうじ茶みたいな風味で大笑い。

 

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話しは尽きないが、気が付くと既に三時間が経過している。

今夜の料理もワインも美味しかった。

そしてアメブロの友人たちとの会話は楽しく、尽きることが無い。

 

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再会を約束し、店をあとにする。

銀座の夜も涼しくなった。

アメブロの友人たちと過ごす、銀座の楽しい夜でした。