ワインは素敵な恋の道しるべ -363ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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丸ビルでお買い物。

ショッピングを終え、丸の内仲通りに出て有楽町に向かうことにする。

おや、ホールに素晴らしい木彫りのカマキリ像が展示されている。

 

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3~4mの高さがあり、迫力満点。

羽根や触覚まで木でできていて、今にも飛び立ちそうだ。

 

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丸の内仲通りから、ブリックスクエアに入る。

丸の内パークビルと三菱一号館美術館に囲まれた、都会のオアシス。

時々立ち寄る美味しいお店、『A16』や『MARUGO』もここにある。

 

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大好きなエシレバターのお店、『エシレ・メゾン・デュ・ブール』もここにある。

そうだ、今度彼女にここのケーキを買っていくことにしよう。

 

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ブリックスクエアから有楽町を抜け、銀座の目的のお店に至る。

銀座三丁目にある『KAZAN』でアメブロの友人たちと待ち合わせているのだ。

ここはシーフードの名店。

キャッツアイ・オイスターと天使の海老を輸入する、荒谷公彦氏がオーナーのお店である。

 

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話しはそれるが、お隣には”champagne & glasswine comfort”と書かれた素敵なお店、『GOSS』がある。

 

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実はここは『KAZAN』のバー的な位置付けのお店で、ここでもグラス・ワインを飲みながら気軽にシーフードを味わうことが出来る。

 

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荒谷さんプロデューズのお店では、銀座の鮨店『鰤門(しもん)』や、南青山のフレンチ『CILQ(シルク)』も好きだ。

 

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メンバーが揃い、シャンパーニュで乾杯。

テタンジェ、ブリュット・レゼルヴ。

家族経営の大手メゾンで、好きなブランドのひとつ。

今夜集まったメンバーは、しづちゃん、mayuさん、エシェ蔵さんと私。

 

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しづちゃんが生牡蠣を食べたいというので、キャッツアイ・オイスターを食べに来たのだ。

テタンジェ、ブリュット・レゼルヴは瓶内二次発酵後、三年以上の熟成期間を経てリリース。

セパージュは、シャルドネ40%、ピノ・ノワールとピノ・ムニエが合わせて60%。

 

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アミューズは、渡り蟹と旬野菜のムース。

お腹が空いているので、ムースの美味しさが胃に染み渡る。

 

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キャッツアイ・オイスター。

世界でもっとも清潔と言われるタスマニアの海で養殖される特別な牡蠣。

 

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コースには1個しか入っていないので、追加で注文。

クリーミーで美味しく、まさにシーミルク。

 

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前菜は、寒鰆のカルパッチョ。

関西では春の魚だが、関東では秋の鰆が脂がのって美味い。

アメブロの友人たちと過ごす銀座の『KAZAN』での楽しい夜の続きは、また明日。

 

 

 

 

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西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』で開催されたパーティーに彼女と参加した楽しい夜の続き。

クレマン・ド・ブルゴーニュ、コート・カタランとリュリーの白を飲んだ後は、ボルドーの赤。

フロンサックのシャトー・オー・バレ、2009年。

フロンサックはドルドーニュ川の右岸、ポムロールから西に15kmほど離れた場所にあるAOC。

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一口飲んで、その力強さに驚かされる。

ビロードのように滑らかなボディはとても強いタンニンを持ち、骨太のストラクチャーをしている。

メルロー100%で造られ、アルコール度数は14.5%もある。

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合わせる肉料理は、国産牛肉のロースト、グリンペッパーソース。

この料理も二人だけの別メニューで、肉はイチボ。

他の方の料理は仔牛のムニエルだが、強いシャトー・オー・バレにはこの牛のローストの方が良く合う。

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ディジェスティフは、ポルト。

ロゼス、トゥニー。

ロゼスは1855年創業の名門で、トゥニーは樽熟成させた褐色のポルト。

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あれ、二つ目のグラスが私たちに届けられた。

何かと思ったら、「こちらも試して下さい」とのこと。

ボトルを見ると、ロゼスの2003年ヴィンテージ。

トゥニーは美味いと思っていたが、13年熟成のヴィンテージ物を飲むと、その深い味わいに驚かされる。

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デセールは、オーストラリア産イチジクのミルフィーユ、黒ゴマのアイスクリーム。

フレンチを食べた後のデセールは本当に美味い。


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ミニャルディーズもテーブルに届く。

「今夜も美味しかった。ここ、好き」と彼女。

「良い店だよね。僕も君の次にここが好きだよ」

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「もっと好いレストランが見つかったら、私はそこと第一位の座を争うことになるのね」と切り返される。

下手な返事はしない方が身のためだ。

彼女と過ごす西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』の夜は、素敵に更けていきました。




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今夜は彼女と、『キャーヴ・ド・ひらまつ』で開催されたパーティーに出席。

何時も来ているお店なのだが、今夜はちょっと雰囲気が違う。

レセプションで迎えてくれる顔馴染みのスタッフ達も、緊張気味。





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レトロなエレベーターで案内してもらった先は、三階のダイニング・ルームではなく、地階のホール。

「え、今夜は地階なの?」

「はい。参加される人数が多いものですから、結婚披露宴で使用しているこちらのホールで開催させていただきます」

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テーブルに着くと、すぐにスパークリング・ワインが注がれる。

坂本支配人、佐々木ソムリエがテーブルに次々と挨拶に来られる。

「今夜は皆さん張り切ってらっしゃるわね」と彼女はこの雰囲気を楽しんでいる。

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注がれているワインは、『ひらまつ』の定番、ヴーヴ・アンバルが造る、クレマン・ド・ブルゴーニュ、ブリュット、ミレジム、2014年。

ブルゴーニュのクレマンの元祖と言えるメゾンで、クレマン・ド・ブルゴーニュ生産量の40%のシェアーを持っている。

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親しいホール・スタッフが現れ、小声で話し始める。

「今夜の魚料理と肉料理はお二人にだけ別メニューを用意させていただきました」と言って、料理を説明してくれる。

「でも、今夜のメニューはその通りになっているよ」と私。

「このメニューもお二人だけの印刷物で、他のお客様とは違っています」

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先週もここに来て食事をしているが、その時のメニューと今夜のメニューが重なってしまったとのこと。

そこで私たちだけに別メニューを用意してくれたのだ。

「こんな配慮が出来るお店は好きだわ」と彼女も喜んでくれる。

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アミューズ・ブーシュは、トマトのスフレ。

トマトの酸味が効いたふわふわのスフレが口の中で溶ける。



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前菜には白ワイン。

洋梨や蜂蜜の濃厚な果実味。

しっかりとしたミネラルと、溌剌とした酸。

果実味、酸、ミネラルのバランスが素晴らしい。

セパージュは、ミュスカ50%、シャルドネ30%、マカブー20%。

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南仏ルーション地区のドメーヌ・ゴビーが造るヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン・ブラン、レ・カルシネール、2009年。

ゴビーは、クラスマンで南仏唯一の三ッ星評価のドメーヌ。

85haの保有地の内40haには森林、草地を残し、自然との共生を図っている。

ぶどう栽培はビオロジック。

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前菜は、フォアグラのパヴェ玉蜀黍のフランセーズ、ゆずの香るソース・オランデーズ。

フォアグラの料理には、濃厚な白が良く合う。


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魚料理に合わせて、別の白が出される。

ゴビーの白も濃厚だと思ったが、これは更に強いボディ。

熟した桃や杏の香り、香ばしいナッツも感じる。

強いミネラルと酸も持つ、素晴らしく芳醇な辛口。

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リュリー、プルミエ・クリュ、2009年。

造り手はコ-ト・シャロネーズに本拠地を置く、クローディ・ジョバール。

最も注目されている女性醸造家だ。

ムルソーを含むコート・ド・ボーヌとシャロネーズに畑を有し、2005年からはルモワスネの醸造責任者にも就任している。

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魚料理は、スズキのポワレ、磯の香る法蓮草のスープ。

他の客とは異なる料理に、彼女もにっこり。

西麻布の『キャーヴ・ド・ひらまつ』での楽しいパーティーの続きは、また明日。



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今夜はイタリア、ピエモンテ州のバローロを抜栓。

バローロと言えば、イタリアを代表する高級な赤。

それが手頃な価格で販売されていたので、普段飲み用に3本購入。

輸入業者名を見ると、今年3月に倒産した食品輸入業者の日食。

倒産後の在庫整理だったので安かったのだろうか。

 

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造り手はE.ソニアとエチケットに書かれており、EとSのイニシャルがエチケットのデザインとなっている。

調べてみると、カーサ・ヴィニコーラ・モランドが造り手のようで、モランドと言えばピエモンテのバルベーラやドルチェットのコスパ・ワインで有名。

 

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素性は藪の中だが、ネックにはDOCGバローロであることの証書がちゃんと貼られているので、問題は無さそう。

 

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グラスに注ぐと、ダークチェリー色。

華やかなベリー系の香りが漂う。

口に含むと、プラム、ダークチェリー、ブルーベリー、ラズベリー、そして炒ったアーモンドやナッツのニュアンスも。

フルボディというほどではないが、熟成感もタンニンも充分。

オーク樽で24から30ヶ月熟成させているそうだ。

ちょっと不思議なバローロを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

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東大前のニュージーランド・ワインの聖地、『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

いよいよ取り寄せてもらった赤ワインを飲むことにする。

オスラー・ヴィンヤーズのノース・オタゴ、ワイタキ、ピノ・ノワール、キャロラインズ、2011年。

オスラー・ヴィンヤーズは、南島の南方、セントラルオタゴの北側にあるノース・オタゴのワイタキ・ヴァレーにあるワイナリー。




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ワイタキ・ヴァレーは38百万年前に海底が隆起してできた場所で、ニュージーランドでは珍しい石灰質に富んでいる。

エチケットには貝殻の化石の絵が使われ、その下には小さく38百万年と書かれている。

少し濃い目のルビー色。

香はスモーキーで、チャコールを感じる。

ベリー系の果実のニュアンスを持ち、酸とミネラルが豊富。

ぶどうはオーガニック栽培されている。

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ピノ・ノワールのお供は、ロースト・ビーフ。

強いピノとの相性が良い。

このビーフはニュージーランド産と思うが、産地を確かめるのを忘れてしまった。

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今回のピノ・ノワールは取り寄せてもらったが、セラーには他にも飲みたいワインがいっぱい入荷している。

好きなドッグ・ポイントもあるし、岡田さんのフォリウムもコヤマもサトウも揃っている。

更にクスダも見付けたが、既に予約販売済とのこと。

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ロースト・ビーフに続いて、ラム・ストロガノフを作ってもらう。

普通はビーフ・ストロガノフだが、ニュージーランドは人口よりも羊の数が多い国。

やはりニュージーのラムは美味い。

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ちょっと食べ過ぎだと思うが、彼女がピッツァも食べたいという。

焼き立ての、チーズたっぷりのピッツァが美味い。

でも彼女は2切れ食べただけでお腹いっぱいでもう無理という。

結局残りは全て私のお腹に入ることに。

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デザートは、マヌカ・ハニー・アイスクリーム。

人気のマヌカ・ハニーがたっぷり入って美味い。

マヌカ・ハニーをたっぷり塗ってカマンベールを載せて焼いたバケットも時々作ってもらっているが、これも美味しい。


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〆はコーヒー。

ここはカフェでもあるので、とても美味しいニュージーランド産のコーヒーを淹れてくれる。



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お店の壁には、ここを訪れたニュージーランド・ワインの造り手たちのサインとメッセージが書き込まれている。

好きな造り手のサインを探すのも楽しい。

東大前のニュージーランド・ワインの聖地、『NZ BAR』で彼女と過ごすニュージーな夜でした。




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今夜は彼女と東大前で待ち合わせ。

向かった先は、『NZ BAR』。

ニュージーランド・ワインの専門店で、店内でワインを飲むこともできるお店なのだ。

店は本郷通に面しているが、ここに店があると知っていないと見過ごしてしまう。

私は何度来ても素通りしそうになり、彼女に呼び止められる始末である。

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店はウナギの寝床で、小さな丸椅子が6個あるだけ。

常連の皆さんは、基本立ち飲みしている。

グラスで楽しむことができるお薦めワインもあるし、ワインに合わせた料理も数種類出してくれる。

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一番奥は、大きなワイン・セラー。

店の半分の場所を占めている。

ここはニュージーランド・ワインの販売店で、買ったワインを少額のグラス代を払って飲むこともできるのだ。

中は常に18℃に保たれているので、暑い時期にはまずセラーに入り時間を掛けてワインを選んでいる。

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今夜の赤は、ノース・オタゴ、ワイタキのピノ・ノワールを取り寄せで頼んである。

そこで白は、お薦めのグラス・ワインを飲むことにする。

赤と同じ産地、ワイタキのワインがあったので、試すことにする。

ヴァリ、ワイタキ・リースリング、ノース・オタゴ、2013年。

ヴァリは、ピノ・ノワールの名手、グラント・テイラーが1998年に立ち上げたワイナリー。

グラント・テイラーはオタゴ出身で、故郷をピノ・ノワールの一大産地に育て上げた。

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1993年に20haしかなかったセントラル・オタゴのぶどう畑は、今では1,700haに拡大している。

ワイタキは、セントラル・オタゴに隣接するノース・オタゴにある新しい注目の場所。

彼女も私も、今はワイタキのピノ・ノワールに首ったけなのだ。

オタゴは、南島の南部にある、最も寒い地域のぶどう産地である。

このリースリングは予想に反し、果実味豊かでぶどうの甘い香りを持っている。

最近は辛口のリースリングが多いが、ドイツ南部のリースリングを彷彿とさせる造りをしている。

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白ワインのお供は、オリーブ。

ワインに合ってとても美味い。

彼女はオリーブが大好きなので、何処に行ってもかならず注文している。


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二杯目の白は、私が好きな造り手のものを選ぶ。

グレイワッキ、ワイルド・ソーヴィニヨン、2013年。

グレイワッキは、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの品質の高さを世界に知らしめたクラウディ・ベイで創業以来25年間にわたって醸造責任者を務めたケヴィン・ジェッドが、2009年に独立して開いたワイナリー。

ケヴィン&キンバリー・ジェッドご夫妻とは一度夕食をご一緒したことがある。

ケヴィンはとても寡黙な方で、会話のほとんどは奥様が引き受けていた。

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一番記憶に残っているのは、お会いした日がニュージーランド地震の翌日だったことだ。

ワインの話題の前に、地震へのお見舞いや、クライストチャーチでの日本人被災の話しが中心となったことを想い出す。

ケヴィンは写真家でもあり、『NZ BAR』にも彼の素晴らしい写真が飾られている。

ワイルド・ソーヴィニヨンは野生酵母を使用したプレミアムなソーヴィニヨン・ブランで、まず強い果実香に驚かされる。

強い果実味、熟成感、そして複雑なストラクチャーを持つスペシャルなソーヴィニヨン・ブランである。

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お共にはチーズの盛り合わせ。

今夜は7種類の珍しいチーズが用意されている。

ひとつひとつ説明してもらったが、ほとんど名前を覚えていない。

でも、どれも熟成が進んで飛び切りに美味い。

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セラーの中にはニュージーランド・ワインが所狭しと並んでいる。

飲んだことがあるものも幾つかあるが、ほとんどが未体験のもの。

見ているとどれも飲んでみたくなる。

東大前の『NZ BAR』で彼女と過ごす楽しい夜の続きは、また明日。



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今夜は以前ジャケ買いしたワインを抜栓。

エル・カブロン・ディグノ、レゼルヴァ、2008年。

スペインのヴァルデペーニャスのワインである。

造り手は、ちょっと不可解。

ネットで調べると、造り手は1904年設立の家族経営のワイナリー、ボデガス・ラスゴンとなっている。

ところがエチケットには、アルティーガ・フステルというワイナリーの名前と、アルティーガのワイン・メーカー、パメラ・ゲッデスのサインが入っている。

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アルティーガは2002年設立の新しいワイナリーだが、H.P.を調べると、90年代のワインも多く取扱っている。

事実はわからないが、ラスゴンのワインをアルティーガがネゴシアンとして販売しているということかもしれない。

話しはエチケットに戻るが、黄色いジャケットを着て鼻眼鏡をかけ、杖をついた山羊のデザインはとても目立つ。

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このエチケットで、テンプラニーリョ100%のレゼルヴァとなれば誰しも買ってみたいと思うはず。

更に、エチケットには三つの金賞受賞メダルが付いている。

第18回ベルリン・ワイン・トロフィー2014年、第2回アジア・ワイン・トロフィー(韓国)2014年、第15回グロッサー・インターナショナル・ワインプライズ・ムンダス・ヴィニ(ドイツ)2014年で金賞を受賞しているのだ。

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ボトルには、D.O.ヴァルデペーニャスであることを示すシールが貼られている。

カスティーリャ=ラ・マンチャ州にあるワイン産地で、リオハに似た高品質のテンプラニーリョを生産している。

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色は濃い赤紫。

プラムやカシス等の熟した黒い果実の香り。

ヴァニラや、チョコレートのニュアンスを持ち、酸とタンニンもしっかりと付いている。

これはコスパ抜群のテンプラニーリョだ。

フレンチとアメリカン・オークの樽で12ヶ月熟成させた後、瓶内熟成5年を経てリリースされているそうだ。

スペインの美味いコスパ・ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。



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高輪の『ザ・プリンス さくらタワー東京』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。

散歩から部屋に戻ると、三本目のワインを抜栓。

クルティエ・セレクション、ブルゴーニュ、1999年。

クルティエ・セレクションは、日本のワイン輸入商、ヌーヴェル・セレクションがブルゴーニュのルー・デュモンの協力を得て2007年に立ち上げたブルゴーニュ・ワインのブランド。

ブルゴーニュ・ワインが高騰する中で、優良な生産者や貯蔵されたワインを発掘し、リーズナブルな価格で日本に輸入するプロジェクトである。

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フランスの有名クルティエ4人が選んだワインを、ルー・デュモンの仲田晃司氏が品質チェックし、合格したボトルにクルティエ・セレクションのエチケットを貼って日本に出荷している。

1999年のブルゴーニュは好きだ。

ふくよかなベリー系の香り。

タンニンも健在で、酸があるのでまだまだ熟成のポテンシャルを持っている。

ACブルゴーニュとは思えない、繊細で奥深いボディ。

確かにクルティエ・セレクションはお買い得だ。

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コルクは随分濡れている。

抜栓した時はちょっと心配になったが、香りに問題はなくひと安心。


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散歩をし、三本目のワインを飲んでいると小腹が空いてきた。

庭の散策のあとに立ち寄ったコンビニで彼女が購入してきた”新商品”を試してみる。

青い方が”バジルソースとクリーミーポテト”、赤い方が”オマールソースとクリーミーポテト”。

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続いて、デザ-ト。

このホテルのルームサービス・メニューはとても充実しているが、唯一無いのがデザート。

そこでコンビニで買ってきたのだ。

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ひとつはガトーショコラ。

もうひとつはチーズケーキ、”ひとくち濃厚フロマージュ”。

私は少し味見をしただけで、ほとんど彼女が食べてしまった。

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デザートのお供は、淹れ立てのコーヒー。

香りが良く、とても美味い。



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コーヒーを淹れたのは、このマシン。

コンプリメンタリーのミネラルウォーターが二本付いている。

私もワインの保冷材として凍らせたミネラルウォーターを二本持ってきたので、水は充分にある。

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部屋に置かれていたカプセルは四個。

全て飲んでしまった。




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食後のバス・タイム。

一日の疲れを取るのに、大きなジェットバスは気持ちが良い。

このまま泡に包まれて寝てしまいたい。

でも、飲み過ぎた後の入浴は死因上位にランク付けされており、危険。



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楽しかったけど、長い一日だった。

部屋の照明を落とし、眠りに就くことにする。

お休みなさい。

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一夜明けて、今日も良い天気。

窓の外の緑が眩しいくらいだ。





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朝の飲み物は、ホテル差し入れのお茶。

遥香HARUKAという名前の、冷やして飲む玉露。



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上部のカップを外し、中のキャップをぐるっと回すと、玉露の粉末がボトル内の水に落ちるという仕掛け。

よく振って混ぜ合わせると、濃緑の冷茶となる。

香りも風味もよく、美味い。

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朝食は、・・・スマホを充電スタンドに置いたまま来てしまった。

朝食後、少し休んで再び部屋を出る。

向かった先は、サウナ&ワールプール・バス。

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中の人が写らないように、バスの隅っこを撮影。

広いワールプール・バスと、スチーム・サウナ、ミスト・サウナがある。

長椅子に横になると、ガラス張りの天井越しに樹々の緑が見える。

こんなのんびり過ごす休日も良いものだ。

彼女と過ごす、高輪の『ザ・プリンス さくらタワー東京』での楽しい一日でした。




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高輪の『ザ・プリンス さくらタワー東京』で彼女と過ごす素敵な一日の続き。

シャンパーニュを飲み干すと、ブルゴーニュを抜栓。

ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィスが造る、マゾワイエール・シャンベルタン、グラン・クリュ、2006年。

ドメーヌ・カミュ・ペール・エ・フィスは1830年設立の、ジュヴレ・シャンベルタンに居を構える小さな家族経営のドメーヌ。


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所有する18haの畑の内2/3がグラン・クリュという、シャンベルタンを代表する造り手のひとり。

決して派手ではない、伝統的なワイン造りを貫く造り手でもある。

最初口に含んだ時は、とても薄く感じる。

そしてじわじわと、ぶどう本来の旨味が沸き上がってくる。

ゆっくりと噛み締めるように飲みたいピノ・ノワールだ。

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コルクは弾力があり、状態が良い。

刻印には、”ドメーヌ元詰め”と書かれているだけで、ドメーヌ名もAOC名も入っていない。

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チーズ三種とサラダ三種でお腹がいっぱいになってしまったので、ルーム・サーヴィスではメイン料理のみ頼むことにする。

和牛ロースの網焼きステーキをレアで注文。

これは美味い。

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お腹がいっぱいなので、少し散歩したいと彼女が言い出した。

そこでホテルの庭を散策することにする。

庭に出ると、歩きやすいようにそこそこに照明が点いている。

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深夜に来ると、鬱蒼と茂った樹々が不気味だ。

石段を登り少し進むと、鐘楼に出る。

鐘を撞いてみたい衝動を覚えるが、こんな時間に音をたてるとホテルの宿泊客が驚くだろうと思い留める。

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更に進むと、観音堂がある。

前回ここに宿泊した時も深夜に散歩したが、観音堂の前に手を合わせてたたずむ人影を見付け、驚いたことを思い出す。

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庭園内を流れる小川に掛かる橋を渡ると、山門に至る。

彼女がコンビニに寄りたいと言うので、山門をくぐりホテルを抜け、品川方面に向かう。


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ホテル・エントランス前の道路にも人影はない。

樹々に囲まれた坂を下り第一京浜を渡ると、コンビニがある。


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コンビニで買い物を済ませ、緩やかな坂道を手を繋いで登る。

人気が無い都心の道も良いものだ。

ホテルのエントランスには客待ちのタクシーも居ない。

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ロビー階の長い廊下を通り、エレベーター・ホールに向かう。

また手を繋ごうとすると、「監視カメラが見てるわよ」と言って拒否された。

そうだ、もう一本ワインを持ってきているので、部屋に戻ったらそれも抜栓することにしよう。

高輪の『ザ・プリンス さくらタワー東京』で彼女と過ごす楽しい夜は続きます。


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高輪の『ザ・プリンス さくらタワー東京』で彼女と過ごす楽しい一日の続き。

テーブルにシャンパーニュをセットし、彼女の到着を待つ。


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彼女が到着し、シャンパーニュを抜栓。

持ってきたシャンパーニュは、ボーモン・デ・クレイエールが造る、ボーモン・グランド・レゼルヴ、ブリュット。

ボーモン・デ・クレイエールは、マルドゥイユ村のぶどう栽培農家が共同で1955年に設立したメゾン。

マルドゥイユ村は白亜質土壌でピノ・ムニエ最高のテロワールと言われていることから、ムニエを使った良質のシャンパーニュ造りを目指している。

ところで、ボーモンとは美しい丘、クレイエールとは白亜質土壌の意味。

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ボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュの特徴は、”クール・ド・キュヴェ”を使用していること。

第一搾汁のキュヴェを更に精製して得られる貴重なキュヴェが、”クール・ド・キュヴェ”なのだ。

柑橘系のフレッシュな香り。

熟したフルーツのニュアンスを持ち、複雑な熟成感が後に続く。

「コクがあって美味しい。黒ぶどうの比率が高いみたいね」と彼女。

「ピノ・ムニエ60%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール15%だよ」と私。

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今日のシャンパーニュは、彼女も気に入ったようだ。

ミュズレも綺麗。

コレクションに加えることにしよう。

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シャンパーニュのお供は、チーズ。

彼女が好きなフルム・ダンベール。

フランス中南部のオーヴェルニュ地方の、牛乳で造られる青かびのチーズ。

ロックフォールやスティルトンは塩分が強いので、彼女はあまり好きではないのだ。

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続いて、ベームスター・クラシック。

オランダの牛乳から造られるハード・タイプのチーズ。

熟成が進み、アミノ酸のジャリジャリ感があってとても美味い。

私の影響で、最近は彼女もハード・タイプが好きになっている。

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そして、定番のブリー・クール・ド・リヨン。

フランスの牛乳から造るクリーミーな白カビのチーズ。

あまりに普通の選択だが、個性の強い青かびとハードと合わせると、これが美味いのだ。

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チーズ用にクラッカーも買ってきた。

チーズ用には、食塩、香料、着色料等を一切使用していないものが必要なのだ。


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そしてプロシュート。

ホテルのルーム・サービスでサラダを頼み、その上にプロシュートをガバッと載せて食べるのが好きだ。


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実は、今日は大いなる勘違いをしていた。

このホテルのディナーのルーム・サーヴィス開始時間は18時だと勘違いしていたのだ。

実際には24時間サーヴィスがあり、18時開始は別のホテルだった。

勘違いのため、ちょっと重めのサラダを幾つか丸ビルで買ってきた。

この生ハムのサラダの他に、写真撮影を忘れたが、ペンネ・ジェノヴェーゼのサラダ、鶏カツのサラダも購入。

シャンパーニュの次は、ブルゴーニュを抜栓。

『ザ・プリンス さくらタワー東京』での楽しい一日の続きは、また明日。