今夜は彼女とシャンパーニュ・ディナー、ザ・テンダー・ハウス、白金台 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

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今夜は彼女と白金台に向かう。

行先は、南米料理のお店。

店の前には、竹の植樹。



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お店の名前は、『ザ・テンダー・ハウス』。

外苑西通りに面した、落ち着きのある佇まいの店である。





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テラス席もあり、ガラス戸を開け放っているのでとてもオープンな感じ。

南米料理を楽しむには最適な雰囲気。

「うゎ~、素敵!」と彼女が気に入ってくれて嬉しくなる。

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テラス側のテーブルを予約しておいた。

外から吹き込むそよ風が心地よい。

料理は、ブラジルを中心とした南米料理。

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今夜は、南米料理にシャンパーニュを合わせることにしている。

シャルル・ド・カサノヴ、ブリュット。

ランスに本拠を置く、1811年創業の大手シャンパン・メゾンである。

お店の方が、「さる航空会社のビジネスクラスで採用されているシャンパンです」と説明。

「その某航空会社のビジネスクラスで何度も飲んだことがあります」と私。

某航空会社とは、全日空である。

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余談となるが、全日空とは中国語だと”毎日空席”の意味だと中国の方から言われたことがある。

やはりANAと記した方が良いようだ。

グラスに注ぐと、透明感のある黄金色。

グレープフルーツや青りんご、ストロベリー、ハチミツのニュアンス。

酸もあり、コクのある味わい。

「美味しい。黒ぶどうの比率が高いみたいね」と彼女。

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セパージュはピノ・ノワール50%、シャルドネ30%、ピノ・ムニエ20%と、黒ぶどうが70%を占めている。

何度も飲んでいるが、このミュズレは持っていない。

コレクションに加えることにしよう。

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アミューズ・ブーシュは、ズワイガニとアボカド。

トマトの酸味とズワイガニを練り込んだアボカドが絶妙のバランスで美味い。


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続いてサラダの大皿、シュリンプとグァカモレ、パルミットのタブレサラダ。。

タブレサラダはブラジルのサラダ。

パルミットは椰子の芽で、私の好物。

キヌアもたっぷり入っている。

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サラダ・ドレッシングもたっぷり。

刻んだトマトとパプリカが入ったドレッシングは塩分控えめで酸味が効き、とても美味しく健康的。


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スプーンとフォークを片手に持ち、二人の皿に取り分けるのは私の役目。

ゲスト・サービスの方に、「お上手ですね。相当色々なお店でお食事をされている感じですね」と褒められてしまう。

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パンは、ブラジルのポン・デ・ケージョ。

ミナス・ジェライス州で生まれたパンで、ポルトガル語でチーズ・パンの意味。

ミナス・ジェライスには二度ほど行ったが、食事の度にポン・デ・ケージョがいっぱい出された。

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南米料理に豆は欠かせない。

ブラジルのフェジョアーダかと思ったが、チリコンカンとのこと。

これは南米ではなく、アメリカ南部のヒスパニック料理だ。

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美味しそうな魚介料理が出された。

ブラジル版ブイヤベースと言えるムケッカかと思ったら、マリスカーダとのこと。


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マリスカーダはスペインのガリシア料理...ま、美味しければそれで好いのです。

白金台の『ザ・テンダー・ハウス』で彼女と過ごす素敵な夜は続きます。